その日、西住しほは日本戦車道連盟を訪ねていた。
「そういえば、みほお嬢様はさすがでしたね、師範」
日本戦車道連盟本部にある談話室。その中にて今、三人の女性が座ってひと時の休息を楽しんでいた。
高校戦車道連盟理事である西住しほ、大学戦車道連盟理事である島田千代、そして自衛隊の富士教導隊に席を置く蝶野亜美一等陸尉。
しほと千代は立場的に当然、亜美は成り行きもあって今回の大洗女子学園廃校に関する騒動に深く関わった。そのため、本日はその後の経過や今後の対応についての会議に呼ばれて出席していたのであった。
今はその会議も終わり、出席者はそれぞれが本部を後にしている。そんな中、三人は予定が詰まっていないこともあって、こうして顔を突き合わせてお茶をしているのだった。
そんな中でふと亜美の口から出たのが、先の言葉だった。
今回の騒動、そしてその前の全国大会優勝。そのどちらも、彼女が置かれていた状況を考えれば、通常ではありえない成果だ。そこに至るまでの決意、頑張りを純粋に称えての言葉だった。
それを受けたしほは、持っていた湯呑みをそっとテーブルに置いた。
「……そうですね。ですが、殊更に特別な扱いをする必要はありません。今の、あの子を持ち上げる風潮には辟易しています」
そう告げる表情には、全く乱れがない。
娘を褒められれば少しぐらいは表情が緩みそうなものだが、それもなかった。それどころか、みほを頻繁に雑誌などで取り上げることに苦言を呈する始末である。
しかし、それは彼女にとっていつもの事。それがわかっている亜美は、全く気にしなかった。
「あはは、師範らしいですね。でも、大洗の皆は本当に良くやってくれましたよ。私も教育局のやり方には腹が立っていましたから。仲間たちや、彼のような人がお嬢様の傍にいたことは本当に喜ばしい事です」
そこで、ぴくりとしほの細い眉が動いた。
「……彼?」
「ええ。他校の戦車道チームを味方につけ、学園艦理事を動かした人物ですよ。久東俊作さん。みほお嬢様も本当に良い人を見つけられましたよね。なにせ彼が行動を起こした理由が、みほお嬢様の涙に激怒したからだそうですから」
いまどき、そんな男はそうはいない。亜美自身、その話を聞いた時はみほのことを羨ましいと思ったほどだ。
女として、一人の男にそこまで惚れられれば嬉しくないわけがない。周囲の目を気にせず恋人の為に奔走するなど、なかなかできることではなかった。
本当にいい人を捕まえたものだ。そう心から思って、うんうんと亜美が頷いていると、しほは湯呑みから一口お茶を啜り、それをやや乱暴に置いた。
「なるほど。――どうやら、みほに聞くことが出来たようですね」
その表情は、明らかに先ほどより厳しかった。
「……あれ?」
その表情を見て、亜美は「ひょっとして、やってしまっただろうか?」と自らの失敗を悟るが、今さら後の祭りであった。
思わず固まる亜美。その横で、千代が口元に手を当てて優雅に微笑む。
「ふふ。西住理事、ちなみに私は知っていましたよ。みほさんと、その恋人さんの事。ねえ今どんなお気持ちですか? あなたがご存知ない娘さんのことを、私が知っているなんて、母親として少々ショックでしょう?」
「黙れ、千代」
「あら。素に戻っているわよ、しほ」
「お、お二人とも、落ち着いてください」
テーブル越しに、千代を睨みつけるしほと、それを受けて微笑む千代。
しかしその身に纏う雰囲気のあまりの剣呑さに、亜美はたまらず間に入って諌める役に回った。
西住流をライバル視する島田流、とは戦車道関係者の間では有名な話だ。
長く続いてきたその対立は、両家に生まれた子供たちにも少なからず影響を与えている。
学生時代、幾度となく互いをライバル視して競ってきたしほと千代。突っかかる千代と受けて立つしほ、という間柄で子供の頃から過ごしてきた二人は、今日もまたこうして些細なことでいがみ合うのだった。
二人を見た面々が、「相変わらず喧嘩するほど仲がいいなぁ」などと思っているとは露知らず。
*
そして現在。
俊作は痛む胃を必死に無視しながら、静かすぎるほどに静かな一室でしほと向かい合っていた。
現在地、九州は熊本の西住家本邸。その中で来客を迎えるための客間にて、やたらと光沢のある年季の入った木製のテーブルを間に挟み、しほと向かい合う形でみほと俊作は座っている。
一応、お茶は出されているのだが、俊作は一度たりとも口をつけていなかった。緊張のため、「あ、どうも遠慮なく」などと言いながら湯呑みを持つ気にはなれなかっただけである。
ちなみに、俊作の隣に座るみほも固くなっていた。実の親子であるはずのみほでさえこうなのだから、それだけしほという存在がこの家では大きいということなのだ。
日本戦車道の重鎮、西住流の家元。戦車道そのものを支えてきた功労者の一人。
そんな肩書きを持つ彼女は今、ただ真っ直ぐに二人を見ていた。
現在、この部屋に通されて腰を下ろし、持ってきた和菓子の詰め合わせギフトを使用人に渡した後、互いの紹介を終えてすぐの事である。
「それでは、みほ。まずは、あなたの口から彼との関係について聞かせなさい」
そのお告げのように力を持った言葉にびくりと肩を震わせたみほは、まるで小動物のようであった。
無理もないと俊作は思う。彼女と西住流の確執については知っている。母親とはいえ、やはりまだしこりはあるのだろう。黒森峰で彼女が負った傷は深いのだ。
しかしそれでも、みほはぐっと力を込めて顔を上げた。自分を射抜く母の視線に対してしっかりと目を合わせた。
その上で、ゆっくりと口を開いて、みほはこれまでのことを説明していく。
俊作との出会い、その時の気持ち、それからのいきさつ、どのような付き合いをしているのか。
それらを臆することなく伝えた上で、最後にこう言った。
「わたしの戦車道は、皆と見つけました。そして、わたしの人生は、この人と……俊作さんと見つけていきたいと思っています」
その言葉を聞いて、しかししほは何も言わなかった。
ただ今度はその顔を俊作に向けただけである。
「それで、久東さん。みほはこう言っていますが、あなたは?」
そう問われ、俊作はすぐには話し出さなかった。
一度小さく呼吸を整えた。
それは気持ちを落ち着けるためでもあったし、しっかりと自分の声と言葉に力を乗せるためでもあった。
膝の上で拳を握り締め、俊作は言う。
「彼女と同じ気持ちです。私も……いえ、僕も彼女と共に自分の人生を見つけていきたいと思っています。ずっと、死ぬまで」
隣でみほが息を呑む音がした。
その理由が、最後に付け加えられた言葉にあったことは間違いなかった。
ぴく、としほの眉が動く。
「みほは西住家の娘。まほが現状は後継者の最有力ですが、みほが西住を継ぐ可能性もあります。その場合、あなたは入り婿となる可能性もありますが」
「構いません。その時は西住のことを学び、彼女を支えます」
「社会人であるあなたに対し、みほは学生です。そのことについては?」
「……ご心配は尤もです。しかし、誓って不用意な行動はしていません。それが彼女にとって良くない事であると、理解しています」
「しかし、そもそもあなたと付き合っていなければ起こらない心配ですが」
「っお母さん……!」
「黙っていなさい、みほ」
「ううん、お母さん。これはわたしの事でもあるんだから、黙っていられないよ!」
「いや、いいんだよみほちゃん。しほさんの言う通りだ」
「俊作さん……っ」
思わず腰を浮かしかけたみほを俊作は宥める。
みほは俊作の顔を見て、その表情に浮かぶ苦笑を見て、ゆっくりと浮かしかけた腰を下ろした。
どれだけ俊作が自分の立場を気遣ってくれているか、みほは知っている。だからこそ、そんな彼の気持ちを軽んじるようなしほの発言に気を高ぶらせてしまったのだ。
けれど、当人から諌められては、みほとしても止まらざるを得なかった。彼本人がその通りだと言っていて、ある意味それはその通りだからだ。
みほはきゅっと唇を噛んで、不安そうに俊作を見た。
俊作はそんな視線に、ただ頷いて応える。
全てわかっていると言わんばかりの仕草だった。
その上で、俊作は再びしほと目を合わせた。
「……しほさん。確かに、そもそも僕と付き合っていなければ、そんな心配はありませんでした。けれど、それは“もし”の話です。もう僕とみほちゃんは出会って、知り合い、お互いを知りました」
「だから何だと言うのです。仕方がない事だと思えとでも?」
「その通りです」
きっぱりと俊作は断言した。
しほの目が少しだけ大きく開かれた。
「仕方ない事だと僕は思っています。誰も、誰と誰が出会うなんて、わからないんですから。――僕は彼女と会った。そして、幸運なことにお互いに好きになった。このことはもう覆しようのない事です。ですから、そのことを悔やんでも仕方がないと思います」
俊作は真っ直ぐにしほを見た。あれだけ胃を刺激していた緊張は、既にどこにもなかった。
「僕はみほちゃんのことが好きです。離れたくありません。愛しているのかと問われれば、はいと答えます。そして彼女の為なら、彼女が悲しまない範囲で僕は何でもする事でしょう」
俊作はそこまで告げて、勢いよく頭を下げた。
「今日は、何よりその事をお伝えしたかったのです。僕はみほちゃんのことを愛しています。彼女の事が何よりも大切です。これから、様々なことがあり、その中には問題もあると思います。けれど、絶対に彼女の傍にいて彼女のことを支えて、悲しませないようにしていきます」
そこで一度言葉を切って、俊作は己の心を叱咤した。
男なら、最後まで言うんだ。そう自分を奮い立たせて、唇を震わせる。
「なので、しほさん。――僕に、娘さんをください」
言った。言ってやった。
俊作の心の中では、そんな言葉が躍っていた。
同時に、忘れていた緊張が思い出したように蘇ってくる。どのような返答が来るのか全く分からず、その未知が恐怖と不安になって俊作の身に襲い掛かってきた。
心臓が早鐘を打つ。血が顔に集まる。反面、指先はまるで氷に突っ込んだかのように冷えていた。
反対されるだろうか。許してもらえるだろうか。一体何と言われるのだろうか。怒りを買ってしまってはいないか。
想像できる限りの事が全て今の俊作にとっては不安の元でしかなかった。いっそ今すぐに顔を上げてしほの顔を見たかった。そうすれば、その表情からある程度の推測を立てることが出来るだろう。
しかし、俊作はただ頭を下げたままでい続けた。顔を上げるように言われるまで、上げないのが礼儀だと思ったのだ。勝手に頭を上げるのは、自分が言った言葉を軽くする。そんな気がしていた。
それは恐怖だった。自分の言葉が信じてもらえないことは恐怖だった。それはつまり、みほとの仲を認めてもらえないということになるからだ。
だから、俊作は頭を上げない。ただひたすら、同じ姿勢のままでいる。
そうして、一分経ったかどうか。俊作としては数十分にも感じた沈黙は、やがて頭上から掛けられた声によって終わりを告げた。
「――顔を上げなさい」
変わらず怜悧な声で言われ、俊作はゆっくりと顔を上げた。
そして、しほの顔を見る。
俊作は、その表情に違和感を覚えた。
その原因にはすぐに気付いた。厳しかったしほの表情に、呆れにも似た色が加わっていたからだった。
「あなたの気持ちはわかりました。みほの気持ちもです。その上で、もう一度問います」
しほがきっちりとした姿勢のまま俊作を見据える。俊作は背筋を出来るだけ伸ばして姿勢を正した。
「みほのことを何よりも大切にしてくれますか?」
「――はい。誓います」
それは言われるまでもない事だった。けれど確かに確認が必要なことでもあった。
だから、俊作は視線を決して逸らさずに頷いた。少しでもこの胸の内にある真剣な思いが伝わって欲しいと願いながら。
そんな俊作の姿をじっと見つめて、しほはやがて軽く目を伏せると、ふぅと息を吐いた。
「……それならば、二人の関係を認めましょう。ただし、いくつか条件があります」
「はい」
大切な娘の事なのだから、当然だ。俊作は再び背筋を伸ばした。
「結婚の許可については、別問題とします。今後のあなた達を見て、判断します」
「はい」
「みほはまだ高校生です。節度ある行動をしなさい。これは特に、男性であるあなたの問題です」
「はい。わかっています」
「最後です。――これから二人がどう付き合っていくのかはわかりませんが、結果的にみほが傷つくこともあるかもしれません。あなたが気を付けていてもです」
「……はい」
もちろん俊作はそうならないように気を付けるつもりだが、不慮の事柄でそういった事態が起こらないとも限らない。事故や誤解など、それはあり得ることだ。そのことを言っているのだと理解して、俊作は頷く。
その反応を見届けてからしほは続けた。
「そんな時でも、常から誠意を以ってあなたがみほに対していれば、傷は小さく、癒えるのも早いでしょう。つまり、みほのことを蔑ろにせず、大切にするということです」
その後、しほが俊作を見る。その視線には、かつてないほどの力が込められていた。
「――もし無碍に扱うようなことがあれば、決して許しません。以上です」
「はい。――ありがとうございます」
絶対にそのようなことはありません、とそんなことを言おうとして俊作はやめた。口で言うことはいくらでもできる。それよりもこれからの態度で示していこうと思ったからだ。
だから、ただみほとの付き合いに許可をくれたことへの感謝を口にした。そして頭を下げる。
不意に心の奥から湧き上がってくる喜びを俊作は感じていた。体を丸ごと熱くさせるようなその熱に、顔は緩み、飛び上がってしまいそうになるが、その衝動を必死に抑えて俊作は頭を上げてしほを真っ直ぐに見つめた。
しほの目線が、俊作から隣へと移る。
「みほ」
「は、はい。お母さん」
「何かあれば頼ってきなさい。それから……」
そこで少し口ごもり、それから何でもない事のように言葉が続けられた。
「この間の試合ではよくやりました。あれが、あなたの見つけた戦車道なのね」
「え?」
その予想もしていなかった言葉に驚くみほ。しかし、それを尻目にしほは、すっと立ち上がった。
「久東さん。申し訳ありませんが、この後にも予定がありますのでこれで失礼させていただきます」
「あ、いえ、はい」
「みほのこと、よろしくお願いします」
その言葉に、俊作ははっとして、正座のままもう一度力強くしほを見ると、「はい」と真剣な声音で応えた。
それを見届けて、しほは客間から出ていく。
その姿を二人で見送った後、みほと俊作はお互い同時にしほが出ていった襖に向かって深く頭を下げた。
そして二人ともがまったく同じことをしていることに気づき、顔を見合わせて噴き出したのだった。
*
家を出たしほは、移動中の車の中でおもむろに携帯電話を取り出すと、短縮ボタンを押して耳に当てた。
数度続くコール音。そのあと、聞き慣れた声が耳に届く。
「もしもし。……ええ、いま終わったわ。ええ、みほも一緒」
頷きながら、しほは話す。その視線は遠い物を見るように車窓の外を映していた。
「ええ、認めました。悪い人ではなさそうだったし、みほも信じているようで……、そう? ……ええ、そうね。私にしては、甘い評価だったかもしれないわ」
けれど、としほは笑った。
「彼、あなたと同じことを言うんですもの。つい認めてしまったわ」
電話口から聞こえる驚く声。それに気を良くして、しほは続ける。
「西住のことを知り、私を助ける。それから、私の為なら私が悲しむこと以外で何でもする、だったかしら。懐かしいわね。……ああ、はいはい。まったく、もうそんなに恥ずかしがる歳でもないでしょう」
しほが肩をすくめる。彼女の脳裏には、在りし日の記憶が浮かんでいた。
夫が自分との仲を認めてもらおうと、西住の家を訪ねてきた日の事だ。今日の二人のように。
「自動車と学園艦という違いはあれど、同じ整備士なのだし、あなたとも気が合うかもしれないわね。……え? はぁ、まぁいいですが。あなた自ら問い質すとしても、あまり言い過ぎるとみほに嫌われるわよ?」
溜め息を吐きながら言うしほだったが、返ってきた言葉にぴたりと動きを止めた。
「……うるさいわね。西住の戦車道は勝つ戦車道。それは変わらないし、変えるはずもない。私はただ西住流の家元として正しいことをしただけよ」
ただ、それが母親として正しかったかは別だった。同時に、みほの気質に合っているかどうかも別だった。
そしてそのことにしほは気づかなかったし、気づいても意識して目を逸らしていた。その結果が、すれ違ってしまった今の二人なのであった。
それはひとえに、みほの持つ才能を知っていたがゆえだった。まほもきっと気づいていただろう。戦車道をするのならばみほのほうが向いているということに。
その才能を感じたからこそ、しほは長女であるまほだけでなく、次女であるみほにも西住流としての在り方をまほと同じレベルで頑なに求めた。その才能を西住の名のもとに開花させれば、西住流としても良い事だし、みほにとっても才能を発揮できることは喜ばしいと思ったからだ。
しかし、しほのそんな思いとは裏腹に、みほはいつまで経っても気が弱く、敵に対しても情けを見せるような性格だった。それは西住流としては間違っている。
せっかくの才能を腐らせるわけにはいかない。それはみほにとっても不幸なことだ。
その思いから厳しく西住流を求めすぎていたこと。それが過ちであったことをしほが悟ったのは、あの全国大会決勝戦を見てからだった。
そして過ちに気付いたはいいが、生来の気の強さが邪魔をしてみほになかなか向き合うことも出来ず、ずるずると今日まで来ているわけだった。
それをもちろん、電話の向こうの相手はよく知っている。知っているのに、その点を突いてきたのだ。
憎らしい事だ、としほは少しだけ眉を寄せた。
「とりあえず、ひとまず二人の事を見ていきましょう。その後については、今後の二人次第ね。……ええ。……そうね。……ええ、それじゃまた後で」
会話を終え、耳に当てていた携帯電話を下ろすとボタンを押して通話を切る。
そして車窓の向こうへと再び視線を向け、流れる景色を見つめた。
「……それにしても、やはり親子は似るのかしらね」
職業も整備士で、同じ事を母親に言う辺り、どこかしら夫とあの彼は似ているとしほは思った。そして、そんな彼を伴侶にしようとしているのだから、やはり自分とみほも似ているのだろう、と。
まったく……。そう呟きながらもどこか嬉しそうな顔のしほを乗せて、車は静かに目的地を目指して走り続けるのだった。
しほさんの行動はみほを思う愛からのものであったに違いない。
だからこそ厳しくみほに接してきたんだ、と「あれはしほさんなりの愛だったのだ」と勝手に捉えて妄想しました、今話でした。
同時に、俊作くん腹を決めるの回でもあります。
ずっと死ぬまで、というのは言葉のとおりです。まんまです。
そして常夫さんも登場。
電話越しかつ台詞もないですが。
だってどんな人なのかまったくわからないんですもん。
それでもやはり家族の問題な以上は外せないので、このような形でご登場です。
まほについては、既にみほと俊作の事は了解しているのでこの場にはいませんでした。
そして冒頭、しほと千代の関係が昔からというのは勝手な妄想です。
学生の頃から何かと張り合っているけど結局はお互いを認めていて親友と書いてライバルと読む関係だったらいいなーと思った結果です。
以上、俊作くんしほさんと対面するの回でした。