BLEACHの世界に最強になって転生   作:アニメ大好き

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初めまして。

始めての投稿作品なのであまり自信がありませんが、楽しんでもらえたら嬉しいです。

それでは、どうぞ。


原作前
1話 新たな人生の始まり


 

 俺はどこにでも平凡な社会人。

 

 毎日朝早く起きて会社に行き、仕事をして、とこんなつまらない人生をおくっていた。

 

 楽しみといえば大好きなアニメを見ること。休みの日は一週間たまったアニメを見るのが日課になっていた。

 

 最近嵌っているのは「BLEACH」である。小、中学生の頃に見ていたこの作品にまた嵌り始め、特に好きだった「破面襲来編」から見ている。でも俺が好きなのは敵、つまり破面側の方。主人公「黒崎一護」の敵なのにと思うかもしれないが俺自身他のアニメでも悪役や敵キャラが好きだったから。

 

 そんなある日パソコンをいじっていたらあるサイトが目に入った。

 

 「転生してみないか」と書かれた不思議なサイト。これはもしかして、前に友達とかに教えられた二次創作にある転生ではないのかと。普通ならくだらない等と言って無視するところだが、俺はこの言葉にひかれた。

 

 「もしこれで本当に転生できるなら、自分の人生が楽しくなるかもしれない」

 

 早速このサイトを開いて項目欄を書き込みを始めた。

 

 まずは転生先。ここは最近また見始めたBLEACHにするか。いや、一回しか出来ないとなるとここはよく考えるべきか。う〜ん。……そして散々迷った結果やっぱりBLEACHの世界に行くことにした。

 

 次に設定。自分は最上級大虚(ヴァストローデ)級の(ホロウ)。そうすれば中級大虚(アジューカス)になった時に訪れる退化の恐怖を味わなくて済むし。

 

 次に特典。破面化してのフルパワーは崩玉を従えた藍染以上、鍛えれば戦闘力がアップする体、そして自分の好きな能力や技、他作品のキャラを従属官にできるということにした。もはやチートだな、これは。あっ!後鏡花水月の能力が怖いから催眠や洗脳等の無効化も入れておこう。

 

 そして全ての項目を埋めて行って一番下まで行ったら「本当に転生しますか?」とあった。

 

 最初は戸惑った。もし本当に転生するのなら今までの普通で常識的な日常が一転してしまう事になるからだ。でもこの世界で、平凡な人生を送って何が楽しい。自分のしたい様に生きた方がいい、人生は一度しかないのだから。

 

 俺はそう決意しOKのボタンを押した。

 

 すると画面が光りだし眩しくて目を瞑った。それして次第に意識が薄れていき、気を失った。

 

そして目がされるとそこは砂一面の砂漠の世界だった。

 

もしかしてここは虚圏(ウェコムンド)なのか。

 

 自分の姿を確認したら人ぐらいの大きさで手や足があった。設定した通り最上級大虚(ヴァストローデ)級の(ホロウ)になっていた。自分は本当に転生できたのだとあまりの嬉しさに「ヤッター」と大声で叫んだ。

 

 しかし、特典の方は破面化しないと手に入らないので藍染と出会うまでこの虚圏(ウェコムンド)を歩き回りながら今の自分の最大戦闘力とかを調べるか。

 

 いざ新たな人生のスタートだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから何年、いや何十年たっただろうか?転生して10年近くたった頃から考えるのをやめた。

 

 あれからずっと虚圏(ウェコムンド)を放浪しているが一向に藍染に会えない。

 

 「当たり前だけど、この砂漠の景色を毎日毎日見ているからもう飽きたなぁ〜。それにどいつもこいつも俺の姿を見ると逃げるし」

 

 転生して虚圏(ウェコモンド)に来たばかりの頃は中級大虚とかが俺を喰おうとして襲ってきたから返り討ちにしながら、自分の戦闘力とかを調べられたから退屈はしなかった。でも、それから1、2年したら(ホロウ)達は俺が近づくとすぐ何処かへ逃げてしまうようになった。だからそれ以降退屈な毎日が訪れている訳だ。

 

 「こんな事なら転生するんじゃなかった」

 

 そんなことを考えていた時、

 

 「やぁ、そこの君」

 

 と後ろから声をかけられた。その声に聞き覚えがあった。そして後ろを振り向くと、そこにいたのは

 

 「君に少し話があるのだがいいかな」

 

 破面達のボスにして俺が探していた人物、藍染惣右介本人がそこにいた。




藍染と出会った主人公、ここからすべてが始める




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