兄と妹~ときどき妹~   作:kielly

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穂乃果ちゃん!ほのかちゃん?ホノカチャン!?(オータムver)

ということで今回は、Twitter投票によって決められたお話を投稿します。
風邪を引いた穂乃果ちゃんを看病したい・・・そして全力でなでなでしたい・・・そんな欲望を出してみました←

なお、この話は第3回話"お医者さんごっこ♪"の後日談といった形で書いているので、良ければそちらの方もお読みいただけると嬉しいです




穂乃果、風邪ひいたってよ

「おっお兄ちゃんっ!!」

「どうしたんだ雪穂!? そんなに慌てて……」

「お姉ちゃんが……お姉ちゃんが……」

「え?」

「とにかく来て!」

「お、おう!」

 

 慌てた様子で部屋に来た雪穂は、これまた慌てた様子で俺についてくるよう言いつつ、バタバタと部屋を出ていった。雪穂のただよらぬ慌てっぷりと、穂乃果に何があったのかに対する心配で、俺も慌てて雪穂について行った。

 着いたのは、穂乃果の部屋。雪穂がドアをゆっくりと開け、そのまま2人で中に入る。

 そこで、俺が目にしたものとは――――

 

「けほっけほっ……ぁ、お兄ちゃん……うぅ」

「なん……だと!?」

 

 ベッドに苦しそうに横たわり、咳き込む穂乃果の姿だった。

 

 つまりは、穂乃果が風邪をひいたのである。

 

 

 

 

 

 

 穂乃果、風邪ひいたってよ

 

 

 

 

 

 

 風邪。たかが風邪だと思うかもしれないが、俺らが風邪をひくのと穂乃果か風邪をひくのとでは全く違う。

 まず、穂乃果は風邪をひいたことがない。

 風邪をひきそうになっている穂乃果は何度か見たことあるが、風邪をひいたこと自体は今までは一度もなかった。

 それが今では

 

「へっくち! うぅ……頭痛いよぉ」

 

 こんなにも弱々しくベッドに横たわっている穂乃果を見るのは初めてだ。にしても、このタイミングで風邪をひくということは、まさか……

 

「一昨日までのお兄ちゃんの風邪がお姉ちゃんにうつったんじゃない?」

「やっぱそうだよなぁ……」

 

 そう、俺は一昨日まで風邪をひいていて完全にダウンしていた。昨日の朝には体調を戻すことに成功していたため俺はもう何ともないのだが、今度は穂乃果に風邪がうつってしまっていたらしい。というのも俺が体調を崩していた時、穂乃果がつきっきりで俺を看病してくれていたのだ。そのせいだろう。罪悪感がすさまじいぞ……

 

「うぅ~……げほっ」

「…………よし」

 

 俺は完全に弱り切った穂乃果を見て、ある覚悟を決める。

 それを実行するために、スマホを取り出し"ある連絡先"の画面を開き、穂乃果の部屋を出ながら通話ボタンを押す。

 prrrr……prrrrr……

 

『なによ朝っぱらから』

 

 明らか不機嫌そうに話す、俺のおもちゃ兼クラスメートであり、穂乃果と同じμ'sのメンバーであるこいつ。

 

『何もないんならいちいち電話しないでくれる? にこは今いろいろと準備で忙しいんだけど』

 

 矢澤にこ。

 普段は電話で話すことなんてめったにないのだが、今日は緊急事態であるがゆえにし・か・た・な・く、頼ることにする。本当は絢瀬や東條が同じクラスならよかったんだけどな、今日ばかりは仕方ない。俺は矢澤に要件を告げる。

 

「いいか矢澤? 俺は今日、17年の人生の内3本の指に入るくらいの問題に遭遇しちまったから休む。だから先生にはうまーくいい感じに休む理由を伝えといてくれ」

『は? 何よそれどういうことよ!? 何があったのよねえ!?』

「詳しいことはたぶん放課後になりゃ嫌でもわかるさ。じゃ、そういうことだからよろしくな」

『え!? いやだから何があったのかおしえな』

 

 ブチッ

 矢澤が何か吠えていたが気にせず、俺は通話を閉じた。その数秒後、メッセージアプリで『何があったのかあとでちゃんと教えなさいよね』の一文が。電話で折り返すことなく、かつしつこく聞くことなく一文で簡潔に伝えてくれるあたり、やっぱり矢澤は矢澤だな。

 ……頼りにしてるよ。言わないけどな。

 

「さて、と」

 

 要件は済んだ。俺はもう一度穂乃果の部屋に入り、雪穂と穂乃果にも伝える。

 

「俺今日学校休むわ」

「えっ!?」

「おにい……ちゃぁ……?」

「穂乃果は俺が苦しいとき、つきっきりで看病してくれてたからな。俺もやるぞ」

「っ!」

「ちょっ!? その言い方じゃお姉ちゃんしかお兄ちゃんの看病してないみたいじゃん!」

「あはは、違う違う。雪穂にも感謝してるよ、ちゃんと」

「……むぅ」

「そういうわけだから、俺は今日学校休んで看病するわ」

「……分かった、頼んだよ?」

「おう」

「おにいちゃぁ……ゆきほぉ……」

 

 仕方なく納得したような顔の雪穂と、苦しそうな顔で俺と雪穂を見る穂乃果。こうして、俺は"正式な理由"で学校を休み、穂乃果の看病をすることになった。

 

 

 

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 雪穂が学校へ行ったあとから、俺の看病が始まった。

 

「穂乃果、とりあえずは今の体温測っとこう。明らかに熱あるのは分かるんだけど、何度くらいなのかは知りたいしな」

「うん」

「じゃあ体温計を……っと、ちょっと待ってな」

「何、してるの?」

「ん、そのまま直でつけたら冷たいかなって思って、少しだけ手で温めてる」

 

 測る部分を少しだけ手で握って、直接触れても冷たくないように温める。熱出してる時の体温計の先端ってやたら冷たく感じて嫌いなんだよな、俺。だから。

 

「ふふっ、体温計なのに温めちゃだめだよぉ」

「まぁまぁ。よし、これでいけるだろ」

「えへへ、お兄ちゃんのおかげで冷たくないよ」

「そりゃよかった。で、どうだ?」

「……38度5分」

「やっぱそのくらいあるのか」

「……ごめんねお兄ちゃん」

「ん?」

「穂乃果のためにお休みさせちゃって」

「何言ってんだ穂乃果のためだ、仕方ないんだよ」

「……ありがと」

「おう」

 

 "ごめんね"だなんて言われたが、とんでもない。これは俺がやりたくてやってること、穂乃果から謝られる理由なんてない。真っ先で謝ってきた穂乃果はやっぱり、素直で優しい子だってことがよくわかって良いな。やっぱり可愛いぞうちの妹。

 

 

 

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

「プリン、食べれるか?」

 

 お昼時、眠っていた穂乃果が目を覚ましたため声をかけてみる。体温を測ってすぐ、穂乃果は眠りについてしまったのだが、高い熱のせいかなかなか寝付けえずという状況が続ている。そのたびに俺が話し相手になるのだがやはり熱で頭が働かなかったのだろう、反応が薄かった。

 今はどうだろうか?

 

「プリン……食べさせてくれる?」

「当たり前じゃねえか、いつものことだろ?」

「えへへ、嬉しい」

「え?お、おう」

 

 いつもだったら自分から「食べさせて!」と言ってくるようなもんなのに、今回に限っては遠慮がちに言ってきた。いつもとあまりに違う対応に一瞬だけ俺も困惑したが、すぐ理解した。

 俺は今、穂乃果の新たな可愛さの発掘を強いられているんだ、と。

 普段はザ・元気っこである穂乃果が風邪を引き、いつもとは違う弱弱しい一面を見せてくれている。これはすなわち、神から「ほら、穂乃果に風邪ひかせてやるからもっと可愛いとこ探せよ」っていう使命を授かったんだ。

 ここでもう一度、これを踏まえたうえで穂乃果を見てみよう。

 

「あー……」

 

 ぐはっ!? すでにあーん待ちで口を開けたまま目を瞑っているだと!? たまらんぞおい!! 神に、感謝……っていやいや、風邪ひかせやがったのになぜ感謝する必要があるのか。

 とりあえずこの訳の分からない自問自答のような何かをいったん止め、プリン待ちの穂乃果の口の中へ一口、プリンをスプーンで運ぶ。

 

「んん、もぐもぐ……えへへ、おいしっ」

「そうか、美味しいか」

「ふぁぁ……美味しいよぉ」

 

 弱弱しいながら、その微笑みはいつもとは違った魅力を放っている。俺はつい我慢できず穂乃果の頭を全力で撫でてしまった。穂乃果は気持ちよさそうに目を瞑る。

 

「……すぅ、すぅ」

「寝ちゃったか」

 

 撫でているといつの間にか寝息を立て始めた。スヤスヤと眠る穂乃果をみて一安心。そしてここでも、穂乃果の可愛さをさらに1つ発見。

 熱があるせいだというのは分かってはいるのだが、顔が赤くなっている。まるですごく恥ずかしがっているかのようなその赤さ、良き……やっぱうちの穂乃果は可愛いわ。

 

 

 

 そのころ学校では

 

「にこ~、光穂くん~、お昼一緒にどうかしら……ってあれ? にこ1人だけ?」

「光穂っちはどうしたん?」

「さぁね。なんでも"俺の人生の中で3本の指に入るくらいの異常事態だから休むわ"、らしいけど。」

「異常事態? 何かあったのかしら」

「さぁ? 教えてくれなかったし、にこの知ったこっちゃないし」

「ふふふ、にこっちやたら不機嫌やね?」

「そんなんじゃ、ないわよ」

「いつも話してる光穂っちおらんから寂しいん?」

「っるっさいわね」

「ふふっ、素直やないね、にこっちも」

「…………」

「まぁまぁ、あとで聞けばいいじゃない。さ! お昼食べましょ!」

「……あとで絶対理由聞いてやるんだから」

 

 

 

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 今はもう夕暮れ時、さっきプリンを食べさせて以来、穂乃果はぐっすりと眠り続けている。

 

「ただいま、お姉ちゃんの様子はどう?」

「おかえり雪穂。今はほら、ぐっすりだ」

「そっか」

 

 雪穂も相当気になってたのか、家に帰ってきて早々にここに来たらしい。制服姿のままでバッグも持ったまま。やっぱ兄妹って似るものなのかな。

 そんなことを思っていたときだった。

 

「光穂~、可愛いお客さんが3人も来てくれてるわよ~!」

 

 とお母さんの声がドアの向こうから聞こえた。

 

「はーい。じゃあ雪穂、ちょっとの間穂乃果を頼んだぞ」

「うん」

 

 雪穂に穂乃果を任せ、俺はその"可愛いお客さん3人"に対応するため下に降りた。

 

 

 

「誰だ~……は?」

 

 思わず「は?」などという失礼極まりない言葉が漏れてしまったが、それもそのはず。

 

「は? じゃないわよ。理由を聞きに来たわよ」

「お邪魔します、光穂くん。大丈夫なのかしら?」

「光穂っちどないしたん? 学校休んで?」

「お前らか……」

 

 μ's3年生組だったんだからな。にしても、あれだな。

 

「2人はともかく矢澤だけは残念極まりないわ」

「なんですってえ!? あんたのこと心配してきてやった相手に対してそれ?!」

「ごめんね光穂くん、本当はことりとか海未にしよって思ってたんだけど……」

「残念なことに今回は3年生組やで」

「ちょっ!? あんたらもひどくない!?」

「ありがとう絢瀬、東條。感謝するよ。ささ、あがっちゃって」

「光穂おおおおおおおおおお!!!」

 

 来て早々コント始まるとかさすがだわ。これだからこいつらと絡むのは楽しくて仕方ないんだ。何より話しやすい。そして、俺のことを心配してきてくれたらしいしな、優しいところもポイント高い。

 

「ふんっ、ところであんた、何があったのよ」

「あ? あぁ、別に俺になにかあったわけじゃねえんだよ」

「は?」

「どういうこと?」

「実はさ……穂乃果が風邪ひいちゃってさ」

「穂乃果ちゃんが!? それはまたレアやね……」

「だろ? 滅多にないことだから慌てちまってさ」

「やっぱりあんたシスコンよね」

 

 理由を話すとやっぱり3人も各々驚いたような表情で俺の話を聞いていた。それだけ穂乃果が風邪を引くなんてことはレアなんだ。

 

「にしても、風邪ひいてるんだったらそう言いなさいよ。何も用意してこれなかったじゃない」

「それは俺が隠してたからな、仕方ないさ」

「……ふんっ」

「にこっち、これでも結構心配してたんやで?」

「ちょっ!? 希!」

「光穂くんがいなくてすごく寂しそうだったわ」

「絵里いいいい!!」

「そっか、それは申し訳なかったな。明日からはちゃんと行くからさ」

「あんたもこんなときだけ素直に謝るのやめて!?」

 

 ふっ、矢澤が寂しがってたねぇ……まぁ俺も矢澤が休みだったら退屈してただろうしな。気持ちは分からんでもない。矢澤が慌てて話題を逸らそうと、口を開く。

 

「とっ、ところで! 穂乃果の様子はどうなのよ!?」

「あぁ、それなら今ぐっすり寝てるから、明日になりゃ復活してるだろうさ」

「そ、そう。それならよかったわ。」

「穂乃果が居なきゃμ'sの練習も捗らないのよね」

「さすがはμ'sのリーダー、穂乃果ちゃんやなって改めて思ったわ」

「そらうちの妹だからな」

 

 ぐっすり寝てると伝えると、3人は安心した様子で息をついた。やっぱ優しいよなこいつら。

 

「ま、穂乃果が大丈夫そうなら問題なさそうね。それじゃあ私たちはここでお暇させてもらうわ光穂くん」

「あれ? もう帰るのか?」

「穂乃果ちゃんのこと、近くで見ててあげんとな~?」

「妹バカのあんたのことだから、どうせ今晩もつきっきりで穂乃果の面倒見るんでしょ?ならにこたちは邪魔だろうし」

「おまえら……ほんとすまねえな」

「いいのよこれくらい。それに、光穂くんがいなかったら寂しいのは私も同じだし」

「もちろんうちもやで!」

「ふ、ふんっ! にこは別に「にこっちが一番寂しいやって!」ちょっとおお!!」

「ふふっ、明日は必ず行くよ。ありがとな」

「えぇ、それじゃあまた明日」

「ほな~」

「明日は休むんじゃないわよ!?」

「はいはい」

 

 話もそこそこに、3人は早々と帰っていった。俺と穂乃果に対する気遣い……ほんと嬉しいわ。3人が帰っていくのを見届けた後、俺は穂乃果の部屋に戻った。

 

 部屋にはちゃんと雪穂がいたが、未だ制服姿のままだったので雪穂と看病役を交代し、再び穂乃果の寝顔を覗う。

 

「すぅ……すぅ」

 

 可愛い寝息と可愛い寝顔で寝ている穂乃果を見て一安心しつつ、頭を再び撫でながら穂乃果を見守り続けた。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

「ん……」

 

 いつの間にか眠ってしまっていたらしい。目を覚まし、ふと顔を上げる。

 

「げ、もう朝かよ」

 

 カーテンの隙間から太陽の光が少し漏れている、どうやら昨日の夕方から今までずっと穂乃果と一緒に寝ていたらしい。

 っ!! そうだ、穂乃果は!? 風邪を引いてベッドに横になっているはずの穂乃果を見ようとした。

 しかし

 

「あれ?穂乃果?」

 

 ベッドの上には穂乃果の姿はなかった。

 

「穂乃果!?」

 

 いたはずの場所にいない穂乃果を探そうと周りを見渡そうとした時だった。

 

「お兄ちゃん」

 

 後ろから声が。俺は慌てて後ろを振り返った。するとそこには、制服姿で立っている

 

 

「おはよう、お兄ちゃん」

 

 穂乃果の姿。

 

 

「ほ、穂乃果? お前熱は?」

「うん、おかげで冷めたみたい! 今日からはちゃんと学校行けるよ!」

「……そっか、よかった」

 

 いつものような明るい笑みで、穂乃果はそう言った。それをみて、俺も安心する。

 

「ありがとうねお兄ちゃん。穂乃果のためにわざわざ学校休んでまで看病してくれて」

 

 すこし頬を赤らめた穂乃果が、俺にそんな風に礼をしてきた。

 

「何言ってんだ、俺も見てもらったんだからお互い様だろ」

「……えへへ、ありがとうお兄ちゃん」

「おう」

 

 えへへと笑う穂乃果からは、いつも通りの元気さと、ほんの少しの弱弱しさが残っていた。

 でもその弱弱しさは風邪から来たものではなく、何か別の――――

 

「さ! 復活したんだんだし、早く学校に行こうよお兄ちゃん!」

「あっ!? ちょっ、待てよ!」

 

 穂乃果が元気に下に降りていく。さっきの笑みの弱弱しさの理由は分からなかったけど、いつも通りの穂乃果に戻ってくれたみたいで一安心。

 さ、俺も学校にいくか。あいつらにも心配かけたしな。

 

「いってきま~す!」

 

 今日も俺と穂乃果の、いつもの学校生活が始まる。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

「うぃーっす」

「きたわね光穂、今日も来ないんじゃないかと思ってたわ」

「穂乃果が完全復活したからな。来ない理由はないだろう」

「そ、ならいいわ」

「……矢澤」

「なによ」

「昨日は来てくれてありがとな」

「なっ!?」

「素直に感謝してるわ、ありがとう」

「ちょっ、えっ、なになに!? 気持ち悪いんだけど!?」

「もうこれからはロリって呼ぶのやめるわ」

「えっ、えぇっ!?」

「ふふっ、にこが照れてるわね」

「うっしっし、にこっち嬉しそうやんな」

「ちょっ!? あんたらいたんなら声かけなさいよ!?」

「おまえらもありがとうな、そしてこれからもよろしく。絢瀬、東條、ロリータ。」

「言い方変えただけええええええ!!!!」

 

 




穂乃果ちゃその寝顔を録画しておきたひ・・・うぅ。

ちなみに私自身も風邪気味で、くしゃみがよく出るし鼻づまりひどいです。
みなさまもくれぐれも体調管理にはお気を付けくださいね。

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