色々残念な高校一年生が幻想郷入りしているが大丈夫なのか? 作:優楽
色々と大変な事がありまして書ける時間があまりにも少なかったためここまで遅くなってしました
ホントに申しわけないです
幻想郷に行く事を、決めたのは良いが...向こうでの生活とかどうすんだろ?スマホ使えんのかな?
「なぁ紫、俺は幻想郷に行ったらどこで生活するんだ?後スマホ持ってっても大丈夫か?」
「住む場所は、あなたの好きにして、構わないわ。私の気分が乗ればあなたの願いを、聞いてあげるかも知れないわね。」
気分が乗ればなのか...まぁだと思ったけど
「それなら景色の綺麗なとこが良いな」
都会みたいに、人がいるところは、もうこりごりだ。
「わかったわ気が乗ったらそこにおろしてあげる」
「だからって谷とかに落とすなよ?」
なんとな~く、この人殺りそうで怖い、そんな事されたらマジで、人間不信になるな
「まさか!そんな事しないわよ。こちらから招いているのに」
今、心底安心している俺ガイル。マジこの人なにやるかわからん
「後スマホ?だったかしら、それは持って行くのは、構わないけど、他の人にここの世界の、話をしない事」
まぁいいかどうせ話しても信じちゃもらえないだろうしな
「そういや紫、出発はいつだ?」
「そこはあなたに任せるけど、そのかわり幻想郷の話は...」
「わかってるって。でも俺、紫と連絡が取れないけど、どうすんの?」
「大丈夫よ、あなたの事は、常に監視してるから。幻想郷の話をしてないか、確認のためにね」
「なに?常に監視されんの、俺?」
マジかよ...人に生活見られるとか、ストレス溜まるわ
「監視とは名ばかりよ。幻想郷の事を言ってないか、確認するだけよ」
「俺が幻想郷から戻ってくる事はできないよな」
「ええ」
って事はもう家族とか友達に会えないのか...友達いないけど...
「そっか...なら幻想郷には明日、出発する。時間にすると、9時半な」
「あら?ずいぶん早く決めたわね」
「だって、こっちの世界に用事ねぇもん。」
「そうならいいのだけど、こちらの世界で人がいなくなったら大事になるからどうしましょうか?」
「それなら俺に、良い考えがある」
──────翌日──────
私、白石 黎美は恋をしている。
私の好きな人は、多分私の気持ちに、気づいてない...多分
私と彼は小学校1年生の時から中学校3年生までの9年間それなりの"友達"だったと思う。でも私はもう"友達"の関係は嫌だ。
彼、松浦 優陽の特別な人、彼女になりたいと思うようになった。
(今日は土曜日だから会えるかな...)
「優陽に会いたいな...」ボソッ
そう独り言を言った。
つもりだった。
「お前が俺を優陽と呼ぶなんてな。驚いた」
私は、優陽の事を考え過ぎて、すぐ後ろに想い人がいることに、気づかなかった。というよりもさっきの聞かれてた!!
「よっす」
優陽は昔のように挨拶をするが、私はそれどころではない。顔が赤くなってるのが、自分でもわかる。
「ん?顔赤いぞ?大丈夫か?」ピトッ
バカ〜今おでこ触んないでよ!恥ずかしいじゃん///
「熱はねぇみたいだな」
「だっ大丈夫だから!気にしないで///」
会えて嬉しいのに恥ずかしくて顔見れないよ///
「そっそれよりさ、松浦はこれからどこか行くの?」
半ば強引に話を逸らした
「なんだ、もう優陽って呼んでくれねぇんだ」ハァ…
なんて言いながら、顔はイタズラする子供の様な、笑顔をしている
多分、私はこんな子供っぽい笑顔に、惹かれたのかな...なんて思う
「それより、あなたは「優陽」...松浦「優陽だって」......ゆっ優陽はどっか行くにょ?」///
すると優陽は、少し子供っぽさの残る笑顔で「東武練馬」と答えた
それより最後噛んじゃったよ恥ずかしい///
「じゃあ、向かう場所は同じだね」///
やった、優陽と少しでも一緒にいられる
「んじゃあ行くか」
そう言って優陽はさりげなく私の手を握って歩き出す
─────紫side─────
彼が幻想郷の事を話さないか監視してたら、わかりやすいくらい彼の事を好いている子がいた
しかしなんで彼はそれに気付かないのかしらね?自分はボッチなんて言っていたけどそんな事ないじゃないの...鈍感過ぎじゃないかしら?でもちょっと困ったわね...
彼の計画した作戦を行うとすると彼女には残酷過ぎる
どうしましょう......ん?別に彼1人じゃなくてもいいんじゃないの?
そうよね!?さっすがゆかりんあったま良い〜
彼の反応が楽しみね♪
─────優陽side─────
困ったな...まさか黎美に会うとは...めんどくせぇ事になったなぁ...紫はどうするんだろ
まぁいいか丸投げで...触らぬ神に祟りなしって言うしね
しかしめちゃくちゃ恥ずかしいよぉ〜もうお家に帰ってオフトゥンにこもって発狂したいよ...やっぱりオフトゥンには魔物が住んでるよね絶対!冬とかオフトゥンから出たくないもんなんならオフトゥンと結婚したいまである...気持ち悪いねわかってる
まぁいいやめんどいから考える事を放棄しよう...
さてさてホームに着きましたが作戦開始はまだかな...計画立てたの俺だからどのタイミングとか知ってるんだけどねwww
マモナクニバンセンニキュウコウガツウカイタシマスキイロイセンノ──
おっと作戦開始の合図だ...それじゃ始めますかね
快速電車が近づいてくる、運良く人は少ない
俺と黎美は黄色い線の上に立っている
電車が自分達の側まで来た時、後から強い衝撃が襲ったつまり誰かが突き飛ばしたのだ
察しの良い人ならもうわかってる事だろう、そうです突き飛ばしたのは紫です
そんな事をすれば間違いなく快速電車の迫って来てる線路に落ちるわけで電車が目の前まで来ている、その直後”軽い”衝撃が襲った
さて見事なほど作戦は上手くいったな、我ながら即席で作った作戦だからグダると思っていたがそんな事がなかった事にホッとする
今俺の回りには無数の目玉らしき模様がそこらじゅうにある、ここは紫の能力である”境界を操る程度の能力”で作り出したスキマの世界らしい、本人がそういうのだから信じるしかないよね?てかもう程度じゃないと思うだが、普通に凄いよな、これで程度とかこれより凄い能力とかあるのかよ...っべーわ...気持ち悪いねやめるわ
そんなアホみたいな事を考えていると1つだけ作戦と違う部分にすぐに気がつく
俺の隣には黎美がいるのだ
アイエエエ\( 'ω')/ナンデェェって的な気分、ホントになんでコイツがいるの?驚いて2度見しちゃったよ
「あら大丈夫だったかしら」
そんな事を考えてると紫さんが出てくる、つーか俺考え過ぎじゃね?
「つか紫さんなんでコイツが居るんッスか?計画外なんですが...」
「だって面白かっ...面白そうだったから」
ゲスいゲスいよ紫さん、しかも言い直したよ絶対面白かったからって言おうとしたよね!?多分俺の反応見て楽しんでたよね!?
「んでコイツはどうするんですか余りにも想定外なのですが...」
「一緒に幻想郷に連れていくわ、面白そうだもの」
デスヨネーわかってた、優陽はお荷物1を手にいれた、今すぐ捨てたい
「うっう〜ん」
どうやらお荷物が目を覚ましたらしい...耳塞いどこ
「ひにゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
なんで耳塞いでるのに頭に響くくらいバカデカい声出してんだよ、つかなんだよ「ひにゃぁぁぁぁぁ」ってそして何よりうるせぇよ!!
「うるせぇよバカ野郎」
思わずツッコンじゃったよ、まぁしゃーないよね?
「優陽!?ここどこ!?私達駅に!?電車に!?ねぇ優陽なんで!?」
コイツ驚き過ぎて俺の事を優陽って普通に呼んでるししかも気づいてねぇ
「とりあえず説明してやるから落ち着け」
というわけで黎美に幻想郷に行く事などを説明したしっかり説明しろぉ?そんなの前回の話数で説明したから割愛だわ!おぉメタイメタイ
「ってわけだオケ?」
「わかったけど...もうお母さん達に会えなくなっちゃうんだ...」
そう言うとうつむいてしまう、まぁこれが普通だよな...
「でも、私頑張る」
そう言うと顔を上げ覚悟を決めたという目をしていた
とりあえず大丈夫そうだな
「それじゃあいいかしら?」
紫が聞いてくる
「はい!もう大丈夫です!紫さん」
黎美は答えるが笑顔が無理をしてるよりはこれからの世界を楽しみにしてるように見えた、コイツスゲェな...あんなショッキングな事をカミングアウトされたのに現状を楽しんでやがる
「それじゃあ優陽との約束でも叶えてあげましょうかね」
「約束って景色の良いとこって奴か?」
「そう、あなた達はこれから妖怪の山で生活してもらう事になるわいいわね?」
「俺は別に問題ないがコイツはどうすんだよ?」
同じ所はマズくないか色々と
「私も大丈夫です!問題ないです」
お前なんで言い方がイー●ックみたいになってるの?あれ声優見たら三木●一郎さんだって知って驚いてたわっとそれどころじゃねぇな
「黎美お前俺と同じ所で生活するんだぞ?良いのか?」
「うん!大丈夫だよ?」
なんだろ超心配まぁいいか
「んじゃあ紫さんお願いします」
「それじゃあ優陽達を妖怪の山の入口に連れていくからそこで門番をしてる椛って白狼にこの手紙を見してちょうだい」
そう言って俺に茶封筒を渡す
「了解ッス」
「でも白狼って人じゃないんじゃ...襲って来たりとかしないですか?」
黎美は少し怯えながら聞く
「問題ないわ白狼と言っても見た目は人間だしわかりやすく言うなら獣耳っ娘かしら?」
あっ(察し)ってなる俺等だった
「それじゃあ行ってらっしゃい」
「うっす」
「はいいってきます」
そして目の前が光に包まれたあまりの眩しさに目を閉じてわずか3秒ほど目をふたたび開けると
「すっげぇ...」
目の前には大きな山があった
「あなた達何者ですか?」
後から聞きなれない女の子の声が聞こえた多分その声の主が先ほど紫の言っていた白狼なのだろう
振り返って見るとまさに獣耳っ娘が立っていた
「あなたが妖怪の山の門番の白狼で違いないか?八雲
紫から手紙を預かっている」
さてこれからどうなることやら
この白狼との出会いはこれから先どう影響するのやら...
今回やっと幻想郷入りしましたがタイトル詐欺感じしかしないです
そして新キャラ登場(多分東方分かる人はわかりますよね)
次回はオリキャラを出そうと思ってますのでお楽しみに多分また投稿が空いてしまうと思いますがよろしくお願いします
色々残念な(以下略)略して色入りですがこれからもどうぞよろしくお願いします