ラブウィザード! 〜希望の柱〜   作:しょくんだよ

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ミニミニタイム!

【ウィザードリングの紹介!その2】


コヨミ「晴希君の持ってる指輪って
まだ沢山あるのね‥。
他にはどんなの持ってるんだろう‥‥?」

海未「それなら私が説明してあげましょうか?」

コヨミ「あ、海未。晴希君の指輪の種類知ってるの?」


海未「はい、色々見させていただいたので
説明くらいでしたら出来ますよ。
では、んんっ!」



《エンゲージ》


海未「ウィザードの顔をイメージしたこの指輪は
人の中にある精神世界、アンダーワールドに
入ることができます。これまで晴希は
この指輪で絶望した人々を沢山助けていましたね。」

コヨミ「へぇ〜‥。(一歩間違えれば
この指輪色々とあぶないかも‥。)」


《ドラゴライズ!》


海未「晴希の魔力の源、〝ウィザードラゴン〟を
呼び出すことができる指輪です。
ドラゴンの力を使って巨大なファントムと
戦ってくれる頼もしい味方です。
ただし、呼び出せるのはアンダーワールド
だけだそうですよ。」


コヨミ「は、晴希君ドラゴン飼ってるの!?
しかもすごい必殺技!?ドラゴンの足??」


《スモール》


海未「文字通り身体を小さくする指輪ですね。
まだ使ってるとこ見たことありませんが。」


コヨミ「あ、知ってるわ。
〝スモールライト〜〟って言うのよね?」


海未「それはドラ○○んですね。」


《スリープ》

海未「この指輪をはめられた人に発動すると
その人が眠ってしまう指輪です。
自分に使うこともできますよ。」


コヨミ「あ、この前穂乃果に使ってた指輪だわ。」

海未「それは騒がしかった時ですね。
私がお願いしました。」


《ビッグ》

海未「魔法陣に身体の一部を入れると
その部だけ巨大化することができる指輪です。
腕だけを大きくして敵を一掃することができますよ。」


コヨミ「うわぁ‥‥大きな手で握手できるのねっ。」

海未「私なんか目の前で顔を
巨大化させてきました。」

《ライト》


海未「ライトリングが強く光り、
周囲を照らしたり闇に隠れたファントムを
見つけだすことができる指輪です。
晴希いわく、前に進むための指輪だそうです。」


コヨミ「‥‥‥前に進むための指輪‥‥ね。」


コヨミは海未の言葉を聞いて、
不思議とその言葉に違和感を覚えていた。


ー続くー



第43話 キボウノユクエ

 

 

音ノ木坂学院屋上にて。

 

 

 

 

「1、2、3、4、5、6、7、8!

1、2、3、4、5、6、7、8!」

 

 

 

曲作りの為の合宿を終えたμ`sは

仲間達との絆が深まり、今日も

園田海未の指導で練習に励んでいた。

隣では珍しく二藤攻大も練習を見ており

(鼻提灯を膨らませながら)

海未の掛け声と奈々城コヨミの手拍子で、

南ことり、星空凛、西木野真姫、東條希、

矢澤にこは、生き生きとダンスの練習に励む。

 

そんな中、シートの上でパソコンを立ち上げ

高坂穂乃果、絢瀬絵里、小泉花陽、

そして俺こと、操真晴希はその画面を

マジマジと見ていた。

内容は、ラブライブ予選のサイトだった。

 

 

「これが、ラブライブ!予選の専用のサイト‥?」

 

 

「ん?絵里は初めて見るのか?」

 

 

「えぇ、ごめんなさい。

詳しいところは見てないから‥‥。」

 

 

「あ、これは‥‥?」

 

 

「予選が行われる各地のステージだよ。

今回の予選は参加チームが多いから

会場以外の場所で歌われることが多いの。」

 

 

詳しく見てないのか絵里はラブライブ!の

予選内容サイトにマジマジと見つめている。

俺はいつも念入りに見ている為、

大抵は熟知しているが、穂乃果も案の定

内容を知らず数枚の風景が写されている

画面へと切り替わり、穂乃果は花陽に聞くと

花陽(スイッチが入ってる)は淡々と説明していた。

 

 

「えっ?そうなの?」

 

 

「穂乃果、それはルールブックにも記載されてるぞ。

何でリーダーのお前が驚いてんの‥。」

 

 

「え!?えと、い、いや〜はは‥‥。」

 

 

驚く穂乃果に逆に俺が驚いてしまい

穂乃果に聞くが、笑って誤魔化され

俺と絵里は小さくため息を吐いていた。

するとまだ説明が終わってなかったのか

花陽は話の続きを話し出す。

 

 

「もし場所を決めた場合、ネット配信で

ライブを生中継、そこから全国の人に

ライブを見てもらうんです。」

 

 

「全国‥‥すごいや!」

 

 

「あぁ、そうだな。」

 

 

その内容に穂乃果は目を輝かせ

俺はその笑顔に頷いていた。

いよいよ近付いてきた予選。

ここからが勝負っと言った所だな‥。

俺はそう思いながらゆっくりと立ち上がると。

 

 

「会場どこでもいいのか?うっへ?

うっそマジ?どこでもいいの?

なあ‥『ドゴッ!』シルベ!?」

 

 

「お前は黙ってろ。早く持ち場戻れ。」

 

 

いつから話を聞いていたのか練習していた

攻大はぐいっと顔を寄せ俺たちの話に

混ざりこもうとするが、鬱陶しいので

俺は彼の顔面に裏拳を入れ一喝したのだ。

全く、この馬鹿だけは‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

UTX学園、スイートルームにて。

 

 

 

「‥‥‥。」

 

 

「あら?貴方がそのサイトを見てるなんて珍しいわね。」

 

 

「わりいか?」

 

 

「ううん、全然。」

 

 

 

コーヒーをすすり、机に肘を置きながら

ラブライブ!の専用サイトを見ていた

生徒の藍崎秀夜に声をかけてきたのは

A–RISEの綺羅ツバサだった。

ツバサの言う通り秀夜がラブライブ!のサイトを

見てるのは今まで一度もなかったのだ。

ラブライブの話をしても興味ない、知らないなど

散々言っていたのだが、、、

 

 

「‥‥‥。」

 

 

今秀夜は、そのサイト、主にμ'sの詳細を見ており。

 

 

「‥‥始まる。」

 

 

同時にツバサも、窓の外を見ながら

そうつぶやいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

音ノ木坂学院、アイドル研究部にて。

 

 

 

 

「‥各グループの持ち時間は5分、

エントリーしたチームは出演時間が来たら

自分達のパフォーマンスを披露、

このパソコンの画面から全国に配信され

それを見たお客様が、よかったなら

そのグループに好評、そして順位が決まるのです。」

 

 

「その中から上位4組が、最終予選に決まるわけね。」

 

 

「4組‥、狭き門ね。」

 

 

「特にこの東京地区は一番の激戦区や。」

 

 

練習を終えたμ'sらは1度部室へと集まり

予選に向けてのミーティングを行っていた。

会場のあらすじ、ながれを説明し終える海未の後に

絵里、真姫、希が口を動かす。

ラブライブ!の出場グループは数多く、

希の言う通りここ東京地区は他県に比べて

参加希望が比較的に多い。

その言葉を聞いた後、更に問題なのを

花陽は言おうとした。

 

 

「それに何と言っても‥‥。」

 

 

「皆まで言うな花陽。A–RISEだろ。」

 

「ちょい晴希、俺の台詞を素でとるな。」

 

 

花陽の向けた視線の先にはA–RISEの

映像が流れ出したパソコンだった。

重々承知している皆、そして俺は

誰かの台詞をとり、そう言うと

隣の攻大は軽くツッコミを入れながら

声をかける。本当に素で言ってしまったので

俺はそのまま黙っていた。

 

 

「A–RISE‥かなりの強敵ね。」

 

「そう、既に彼女達の人気は全国区。

上位の4組の中に入るのは当然よ。」

 

 

「えぇえっ!それじゃあ凛達

あと3つの枠に入らないといけないの!?」

 

 

コヨミが呟くとにこは当たり前だと言わんばかりに

腕組みをしながら語り、それを聞いた凛は

にこに聞くと彼女は当然よと言って頷き

更に驚く凛。

 

 

「でも!ポジティブに考えよう!

あと3組も進めるんだよ?

今回の予選は会場以外で歌うことも可能なんだよね?」

 

 

「んまあ、確かに。」

 

 

「えぇ。そうよ?」

 

 

「だったら!この学校をステージにしない?

ここなら緊張しなくてすむし!

自分達らしいライブができると思うんだっ。」

 

 

ここぞとばかりに穂乃果は声を上げ

ポジティブらしい言葉を口にする。

そう、1組はA–RISEにとられたとしても

あと3組にはμ'sが入る可能性もある。

人気上昇中の彼女らにはまだ希望が残っている。

穂乃果の問いに俺と絵里が頷くと

珍しく提案してくる穂乃果。

 

 

「確かにありかもしれないな‥‥。」

 

「いいかも☆」

 

 

「えへへっ。」

 

 

「甘いわね穂乃果!」

 

「にこちゃんの言う通りです!」

 

 

「へ?」

 

 

その提案に俺とことりは参道するが

にこと花陽は即拒否をしてきた。

まぁ実は俺も引っかかることがあったのだが

その考えは的中していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

「中継の配信は1回きりの真剣勝負!

やり直しはきかないの!失敗すれば

それがそのまま全世界の目に晒されて‥」

 

 

「うぁ‥!」

 

 

「それに!画面の中で他のグループより

目立たないといけないから、目新しさも必要よ!」

 

 

「目新しさ‥‥。」

 

 

場所は中庭に移動し、花陽は部室のカメラを

セッティングすると、さっそく穂乃果を撮影しながら、

中継の厳しさをにこと共に説明していた。

俺の思惑通り中継でどんなに笑顔で歌っても

この世代のお客はインパクトや新しいのを求めてくる。

普通に歌って踊ってちゃ4組どころか

2桁の順位にいくことも難しいだろう。

 

 

「奇抜な歌とかにゃ?」

 

 

「可愛い衣装とか?」

 

 

「変わったダンスとか‥?」

 

 

「うふっ、例えばセクシーな衣装とか?」

 

 

「なに‥セクシー!?《ガゴッ!》あだっ!?」

 

 

「顔が気持ち悪かったわよ攻大君?」

 

 

凛、ことり、コヨミはそれぞれの目新しさを

考えると希は悪戯な笑顔を浮かべ真姫を見ながら

そう言うと、なぜか攻大が反応し、

鼻息を荒くして言うと少し頬を赤めらせながら

頭を叩き、軽く怒っていた。

すると、少し離れていた海未が突然

しゃがみこみ、体育座りをして頭を埋め出したのだ。

 

 

「せ、セクシードレス‥。」

 

 

「海未ちゃん!?」

 

 

「こうなった海未ちゃんも久しぶりだね‥。」

 

 

久々に人前でそうなるのは嫌だみたく

しゃがみこんでしまう海未に穂乃果は驚き

ことりは苦笑しながら呟いていた。

 

 

「えりちのセクシー衣装が見られるかもよ〜?」

 

 

「お!それってどんな『ギュ〜!』いでででででで!?

はにふんだひほひゃん!?」

 

 

「うっさい!鼻の下伸ばしてんじゃないわよ!」

 

 

希が絵里を見ながらうししと笑いそう言うと

攻大がくいついてくるが、にこにほっぺを

つねられ怒られてしまっていた。自業自得だ。

 

 

「‥‥セクシー‥ドレス‥‥。」

 

 

 

『みんなのハート撃ち抜くぞー!☆バーン!』

 

 

「‥‥!」

 

 

「あ、海未逃げて行ったぞ。」

 

 

「あぁ!海未ちゃん!?」

 

 

海未は何を想像してたのか

突然立ち上がると全力でその場から逃走してしまい、

俺が気付くと穂乃果とことりは急いで追いかけて行った。

 

 

「あ〜、全く。」

 

 

「てゆか、こんなところで話てるよりも

やる事あるんじゃないの?」

 

 

「やる事?」

 

「なになに〜?」

 

 

その後ろ姿を見送る俺はにやけながら

ため息を吐いていると髪をクルクルといじりながら

真姫が俺たちに聞いてきたのだ。

それに花陽、凛はそう言ってハテナマークを

浮かべながら他の皆も反応していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

音ノ木坂学院 放送部にて。

 

 

 

 

『みなさん!こんにちは‥‥だっ!?

い、いったぁあい!?』

 

 

 

「あぁ、何やってんのっ。」

 

 

穂乃果は放送で学校全員に挨拶をし、

何故かその場で思い切りお辞儀をしてしまい

穂乃果はマイクに向かって頭をぶつけたのだ。

それに痛がるがまだ放送は切ってないので

慌てて穂乃果は改めて自己紹介をしだす。

 

何故、俺たちが今放送部にいるかというと

真姫の提案で放送を使ってアピールをすれば

恥ずかしがる必要なく、増して学校の人達を

応援してもらい、勧誘することができる。

仮にさっきみたいに失敗しても外に漏れる

心配もないのでかなりいい手段だと思っている。

 

また、もう一つ驚いたのは、真姫が

積極的に他の人達と話て許可をもらっていたことだ。

前は1人でいることが多く友達もいなかった

はずなのに、今では自ら話しかけて行っている。

その行動に感動したのか先ほどから凛と花陽は

天真爛漫な表情だ。

 

すると、一緒に覗いていた他のメンバーの中、

コヨミがクスクスと笑いだしたのだ。

 

 

「どしたコヨミ?」

 

 

「こういうの、ちょっと楽しい。」

 

「ああね、そうだな。」

 

 

海未と花陽も誘いマイク越しで喋らせる

穂乃果を見ながらコヨミはそう言って

俺も頷いていた。‥‥本当に、この充実した

生活、本当に今一番の幸せかもしれn

 

 

 

 

 

 

『イエーーーイ!そんなわけで

みなさんμ'sをよろしくーーーーー!!!』

 

 

 

 

 

突然だった。

 

 

 

 

 

マイクの音量を上げたのか

穂乃果の大声で鼓膜が破れそうなほど

大音量の声が耳に響き、俺たちは

すぐに耳を塞ぎその場にしゃがみこんでしまう。

い、今の音量は学校どころか近くの家まで

響いたんじゃないか‥‥!?

 

 

「み、耳が死ぬ‥‥!」

 

 

「もぉ!穂乃果!」

 

 

「あ、あはははー、ごめんごめん。」

 

 

攻大は目を回し、にこが叫び

俺たちはほぼ満身創痍で倒れているのを

穂乃果はやっちゃったという顔で言ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

音ノ木坂学院 再び屋上にて。

 

 

 

「あー‥まだ耳がキンキンする‥。」

 

「え?なんて?聞こえねぇぞにこちゃん。」

 

 

「まあ、少しは練習になったんじゃない?」

 

「ウン、もうむやみに大声出さないっ。」

 

 

「あ、そこ?」

 

 

放送室を後にし俺たちは再び屋上へ。

まだ耳鳴りがひどいのかにこは言うと

攻大はにこに耳を傾けながらそう言っていた。

それを見ながら真姫はいうと

思ってたのと違う練習の感想を言われ

思わず俺はボソッと呟いてしまう。

 

 

「前途多難やね。」

 

 

「さぁ、後は場所ね。」

 

 

「カメラで中継できるところであれば

場所は自由なんだけど‥‥。」

 

 

「でも花陽。もう音ノ木坂学院で

ライブ中継できるとこあるの?」

 

 

希、絵里の言葉に皆は注目すると

花陽が独り言の様につぶやき、

それを聞いたコヨミは困った顔で

その通りのことを口にする。

今まで音ノ木坂学院を使って

ライブをしてきたのだが、

屋上、講堂、学校内、校門前、グラウンド、

使える場所はほとんど使ってしまい

ライブをやることが難しくなっていた。

仮に使ってない場所でやっても

先ほどのにこたちが言っていた

目新しさが欠けている為、少しやりづらい。

 

 

「同じところでやってもなぁ‥‥。」

 

 

「晴希。俺たちの魔法かなんかで

何とかできねぇか?」

 

 

「衣装とかCGっぽいことなら出来るけど

場所を変える魔法はないな‥。」

 

 

腕組みをし考える俺の横に攻大が来て

案を出して話しかけてくるがあいにく

場所替えの魔法は持ち合わせていない。

俺たちは必死に考え、気付けば

時間は刻一刻と過ぎて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

秋葉原、街中にて。

 

 

「ここは?」

 

「流石にここは‥‥‥。」

 

 

「こ、こんなに人がたくさん‥‥‥。」

 

 

太陽が沈んでいき夕方の時間。

俺たちは制服へと着替え帰宅途中に

穂乃果が秋葉原ならと言って

そのまま街中へと向かったのだが

人が多い上に

ここも一度ことりのライブをしたので

また使うのは難しい判断だろう。

 

 

「それに何より、ここはA–RISEのお膝元やん。」

 

 

「前にも使ったし、下手に何度も使うと

喧嘩売ってるように思われるわよ?」

 

 

「‥‥そっか‥。」

 

 

希、にこの言う言葉はまったくの正論で

穂乃果、俺たちは言葉を失ってしまう。

 

しばらくほぼ会話無しで俺たちは

秋葉原を歩いていると中央通りへと辿り着き

そこには人が集まりちらほらと歓声の声が聞こえた。

何事かと思い目を向けると、ビルについてある

巨大なモニターの画面にA–RISEの

宣伝映像がうつっていた。

 

内容は新曲が完成したらしく、同時に

ライブ配信の宣伝もしていた。

 

数日前、秀夜が暴走した時にツバサらと

出会い軽い顔馴染みになってしまったのだが

実はそのことをまだ穂乃果達には言っていないのだ。

いろいろと面倒だからな‥。

攻大は言いたそうにたまにモジモジするが

一応口止めはしておいた。

 

 

「やっぱりすごいねA–RISE。」

 

 

「堂々としています‥。」

 

 

「‥‥‥でも、負けないぞ‥!」

 

 

ことり、海未、穂乃果はA–RISEの映像を見ながら

それぞれの言葉を口にする。今回の予選の

最終目標は優勝。同じ地区のA–RISEに

負けるわけにはいかない。

俺は別の場所から他の人に紛れて

そう思っていたその時だった。

 

 

皆がモニターに注目している間、

コツンコツンと靴の音が穂乃果達の

元へと近づいて行く。そして、、

 

 

「高坂さん。」

 

 

 

「え?」

 

 

 

その少女、、、否。

なんとA–RISEの綺羅ツバサが

穂乃果の目の前へで立ち止まり声をかけたのだ。

彼女はニコリと笑うと数秒思考が停止していた

穂乃果は段々とその表情が変わり。

 

 

「あー!A–Ri‥」

 

 

「シーッ、来てっ。」

 

 

「うわちょちょちょっ!?」

 

 

「「穂乃果(ちゃん)っ!?」」

 

 

大声を上げようとした穂乃果の口元に

人差し指を置いたツバサは穂乃果の手を掴むと

そのまま引っ張り、何処かへと連れ去ってしまう。

海未、ことりも驚き、その場の光景を

ほかのμ'sのメンバーもちらちらと気付き、

彼女らの後を追っていく。

 

 

「晴希!晴希!穂乃果ちゃんが

ツバサちゃんに攫われたぞ!」

 

 

「え?ツバサ?‥‥‥マジで?」

 

 

俺は気付かずモニターを眺めていると

攻大が真剣な表情で俺に伝え

状況が読めなかった俺は頭の中を整理して

答え、彼女達の後を追ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

UTX学園にて。

 

 

 

「はぁ‥!はぁ‥、はぁ‥‥‥ふぅ。」

 

 

「初めまして、そしてようこそ。

UTX高校へ、高坂さん。」

 

 

「は、初めまして‥‥!」

 

 

いきなり走らせ着いた場所はなんと

UTX学園だった。穂乃果は息を整えると

それを待っていたのかツバサはそう言って

その後ろに統堂英玲奈、優木あんじゅもいたのだ。

そして後から追ってきた他のμ'sのメンバーは

ツバサらの顔を見るなり驚いていた。

そしてもうひとつ、ツバサは俺と攻大の顔を見て、、

 

 

「数日振りね、操真君、二藤君。」

 

 

その爆弾発言により、μ'sのメンバーは

え?っと声をそろえてこちらに振り向いてしまう。

参ったな、思わぬ形でバレちゃったか‥‥。

俺は観念して苦笑しようとした時だった。

 

 

「んだよ騒がしいなぁ、、、あ?」

 

 

そこへ、缶コーヒーを持って

眠たそうに入ってきたのは

制服姿の藍崎秀夜だった。

その姿を見てμ'sは

まぁ、かなり驚いて当然だったろう。

何せこいつは一応ここの生徒なんだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

UTX学園、食堂にて。

 

 

 

 

「ぉおいテメェクソ秀夜!

こんな美味しいもん

毎日食べてるとかお前羨ましすぎるぞ!!」

 

 

「んだよ!でけー声だすなうっせぇな!」

 

 

「うっせぇっつったほうがうっせぇっつーの!

てか、これうめーなおい!」

 

 

「テメッ!?刺身にマヨネーズかけるか普通!?」

 

 

 

A–RISEのツバサに連れてこられ

ついてきたμ'sは食堂へと連れてこられた。

ちょうどディナータイムらしく

学園の生徒達は食事をもてなしている。

生徒の視線を気にしながら俺たちは

別室のお客様用のカフェスペースへと座るが

攻大と秀夜は早速と言わんばかりに

バイキングの様に並べられてる品をとっては

言い合いをしていた。

だがあの光景を見ると、なんだろう‥。

 

 

 

「ほんとあの件以来から、秀夜まるくなったわね。」

 

 

「え‥‥‥。あぁ、そうですね。」

 

 

ボーっと見ていた俺に話しかけてきたのは

ツバサだった。彼女の言う通り、

俺の知る秀夜は感じ悪く人と接することなんて

見たことないのに、今ではあの攻大と

普通に喋っている。あの戦いで

心のなにかが解けたのだろうか?

‥まぁ、何にせよ今の秀夜は前より

明るくなったのは間違いない。

 

 

そして。

 

 

 

「晴希君、いつからA–RISEと友達になったの?」

 

「晴希、後でたっっっぷりと教えてもらうわよ?」

 

「晴希君☆後でちょっといいかな?☆」

 

 

μ'sの皆さんは大変お怒りです。

A–RISEと交流があったのをいうのは

少し躊躇いがあったんだけど、

自分が悪いよね、はい、後で罰受けます。

 

 

「あ、あの‥‥さ、さっきはうるさくて

すみません‥‥‥。」

 

 

「いいのいいの、気にしないでぇ。

貴方達、同じ地区のスクールアイドルでしょう?」

 

 

「一度、挨拶をしたいと思っていたの。

高坂穂乃果さん。」

 

 

「えっ?」

 

 

μ'sの皆は緊張感が走るが、

それを花陽は断ち切り口を動かすと

優木あんじゅが髪をいじりながら答え

ツバサも後から入り、穂乃果の名を呼ぶと

穂乃果はきょとんとした顔で反応する。

 

 

「やっぱり映像より実際に見た方が

遥かに魅力的ね。下で見かけてすぐ気付いたわ。」

 

 

「そ、そんなこと‥‥。」

 

 

「恥ずかしがる必要はない。

素直に喜べばいいだろう?」

 

 

トップアイドルに褒められ

恥ずかしがる穂乃果だが統堂英玲奈は

それを受け入れろと言わんばかりの眼差しを向ける。

英玲奈さん、うまく立ち直れたみたいだな。

 

 

「‥実はね、前のラブライブ!の大会の時

もしかしたらμ'sは一番のライバルに

なるんじゃないかって思っていたの。」

 

 

「えっ‥‥?そうなんですか‥?」

 

 

あんじゅの言葉に穂乃果が返し、

皆は驚いていた。あの大会に参加できなかったのは

俺のせいと言いたいが、自分ばかり責めちゃダメと

そこのリーダーに言われるんでな。

それに、参加できなかった分、

もっと大切な物を得た気がするから。

あの時のことは皆はいい思い出になっただろう。

 

 

「晴希君、貴方の見ているμ'sは、

これだけの個性的なメンバーが揃って

人気上昇のグループはそうはいないの。」

 

 

「‥‥‥。」

 

 

「だから、注目もしていたし、

応援もしていた。」

 

 

トップアイドルにここまで評価されるとは

思ってもなかっただろう。この前話した時は

そんな話などしなかったはず。

今、穂乃果達がいるからこそ目の前で

言いたかったのだろうか。

ツバサの言葉を俺は真剣な表情で聞くと、

彼女もまた、真剣な表情へと変わっていく。

 

 

 

「そして何より、

負けたくないと思ってる。」

 

 

「っ!」

 

 

最後のツバサの一言にメンバーは驚愕し、

穂乃果はそれとは別に何か思ったのか

ツバサをジッと見ていた。ツバサもまた、

穂乃果をジッと見つめている。

 

「で、でも、貴方達は全国1位で、

私達は‥」

 

 

「それはもう過去の話。」

 

 

「私達はただ純粋に、今この時、

一番お客様を喜ばせる存在になりたい

‥‥ただ、それだけ。」

 

 

海未が自分らの実績より遥かに上の

A–RISEにライバル心を抱くのはおかしいと

思ったのかツバサ達にそう言うと

間入れず、あんじゅ、英玲奈が口を挟む。

そして彼女達の目は真剣そのものだ。

その言葉、表情を見たμ'sは、

改めてA–RISEがプロアイドルと

自覚させららてしまい、見惚れてしまう

メンバーもいれば、俯いてしまうメンバーもいる。

 

 

「‥‥言いたかったのはそれだけ。

今日はありがとう。μ'sの皆さん。

ラブライブ!予選、お互い悔いのないよう

全力で頑張りましょう。」

 

 

しばらく沈黙が続くと、間が悪かったのか

ツバサはゆっくりと立ち上がりながら

そう言ってあんじゅと英玲奈と共に

カフェスペースから出ようとする。

 

 

 

「‥‥あの!」

 

 

が、出ようとした瞬間、

声を上げて立ち上がり

それを引き止めたのは

なんとコヨミだった。

 

 

 

「コヨミ‥‥?」

 

 

「‥‥あの、ラブライブ!の予選!

私は出ないけど‥、μ'sも絶対に負けない!

たとえプロのアイドルでも‥‥!」

 

 

 

「‥‥‥‥。」

 

 

その行動にメンバーの視線はコヨミに

向け、コヨミはツバサ達に精一杯言い放った。

あんな態度を取られて

負けたくないと思ったのだろうな。

コヨミもマネージャーだが、立派なμ'sの一員だし。

 

 

「‥‥奈々城コヨミ。

アイドルではなくマネージャーとして

μ'sを引っ張っていき、μ'sにとって欠かせない存在。」

 

 

「ふふっ、やっぱり面白いわね。

‥ねぇツバサ?」

 

 

「‥‥えぇ。」

 

 

英玲奈はコヨミを見るなり説明し、

あんじゅは何か思いついたのか

ツバサに声をかけると、ツバサは

一歩前に出て口を動かした。

 

 

 

「μ'sの皆さん、提案があるんだけど

いいかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

日は流れ

予選当日、UTX学園屋上にて。

 

 

 

 

「うっわ、すげぇな‥。」

 

「わぁー!かよちん見て見て!

すごい綺麗にゃー!」

 

「うちらの学校とは大違いやね〜。」

 

 

UTX学園の屋上に着いた俺たちは

屋上の夜景の景色を見るなり

声を上げて驚愕していた。

 

あれから2週間、俺たちはツバサ達と出会い

ラブライブ!の優勝を目指すために

日々練習と努力を重ね、ついに予選の日が来たのだ。

何故UTX学園にいるのかは、実は

あの後、ツバサさんに()()

歌を披露してくれないかと提案されたのだ。

プロアイドルと同じ場所でやるのは

圧倒的に不利な予感がしたのだが、

それを了承してくれやがったのが

まぁ、うちのリーダー穂乃果だったわけ。

「同じ場所でも関係ない、全力でやり遂げよう!」

っと、自身ありありで言われた時は

不安だった皆の気持ちはいつの間にか

なくなってたし、練習も十分に取り組めた。

 

 

「ほーら、凛、希。

今日は観光しに来たわけじゃないのよ。

早く衣装に着替えないと。」

 

 

「えーっ、いいやんえりちー。」

 

 

「そうにゃっ。少しくらい、いいにゃ!」

 

 

「そうだぞ絵里〜。」

 

 

「ダメ!何で晴希までそっち側なの。」

 

 

窓の外を眺めていた3人に指揮を取る絵里は

凛と希に声をかけるが2人(+1人)は

3の唇にしながらブーブーと嫌がる。

俺が嫌がるのが珍しいのか絵里は呆れるよりも

驚いた様子で困り顔をする。

‥俺は滅多に見れない景色とか高級品には

目がないのだよ。

 

 

ーーーー

 

そんなこんなで数十分後、

μ'sのメンバーは衣装を着替えに別室へ行き

俺と攻大は来客用の部屋へと待機していた。

攻大は緊張してるのかテーブルの上にある

高そうなお菓子を口に入れながらそわそわし、

俺はラブライブ!予選の生中継を

テレビで見ていた。

そういえば、ここに来る途中

下でテレビ局の人が大勢いたな‥‥。

本当有名だなぁ‥‥。

 

 

「けっ、暇そうにしてんなおめぇら。」

 

 

「ん‥?何だ秀夜か。」

 

 

「おい秀夜、お菓子おかわりねぇか?

緊張しすぎて空腹がやべぇんだよ。」

「黙ってろカス死ね。」

 

 

そう思っていた時、ノックもせずに

入って来るなり嫌味な感じで言ってきたのは

秀夜だった。彼もツバサ達の着替え中で

待機中なのだろう。

そんな秀夜に攻大はあれだけあったお菓子を

もう食べたのかおかわりを催促するが

秒で断られ秀夜は俺と向かい側の椅子へと座る。

 

 

「‥‥‥いよいよだな予選。」

 

 

「ふん、どーでもいいわ。」

 

 

「そうか?俺にはやっとか、

みたいに見えるぜ?」

 

 

「いちいち感に触る事言うなぁテメェ。」

 

 

「その言葉そっくり返す。」

 

 

無言が続き、俺から話しかけると

秀夜は肘をテーブルに付き、テレビを見ながら

返してくる。本当にどーでもいいのなら

ここにいないだろうに。

 

すると、また誰か来たのか

扉のノック音が聞こえ、

失礼しますと若い女性が入ってきた。

服装からしてどうやらスタッフの人みたいだ。

 

 

「秀夜様、予選ライブが間もなく始まります。」

 

 

「あぁ、俺はこっから見るからいいわ。」

 

 

「かしこまりました。」

 

 

女性スタッフは秀夜にそう告げ

パタンと扉は閉められた。

 

 

「テメェらはどうすんだ?」

 

 

「ん?あぁ、俺はちょっと見に行くよ。

あいつら放っておけないし。攻大は?」

 

 

「お、おう!も、もちろろん、いくぜ?」

 

 

「はっ。ガチガチじゃねぇか。」

 

 

準備ができたのだろう秀夜は

俺たちに聞くが俺は当然見に行く。

攻大はまだ緊張してるのか震えながらも

立ち上がり、それを見た秀夜は

少し笑いながらそう言った。

 

 

 

「‥‥‥人の顔みんな気持ち悪りぃ。」

 

 

「‥あ、悪りぃ。お前そう言えば

ここの生徒だなぁっていうの思い出して

思わず可笑しくなっちまった。」

 

 

「殺すぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

UTX学園、屋上にて。

 

 

 

 

『Dancing,dancing! Non-stop my dancing!

 

Dancing,dancing! Non-stop my dancing!

 

Dancing,dancing! Non-stop my dancing!

 

Dancing,dancing! Let me do!』

 

 

 

俺と攻大が屋上に来た途端に

A-RISEの曲が始まっていた。

曲名は確か『Shocking Party』。

‥‥さすがA-RISEだ。ダンスも歌もキレがあり

誰もが魅了されてしまいそうなパフォーマンスを

見せつけてくる。その場にいた俺や攻大、

そして衣装に着替えた待機中の

μ'sメンバー全員も釘付けになっていた。

 

そしてあっという間に、曲は終わってしまい

学園の下の観客から感激の声があげられていた。

 

俺と攻大は終わったのを確認し、

μ'sの元へ行くと、彼女らの顔は沈んでいた。

 

 

「やっぱりA-RISEには…。」

 

「敵わない…。」

 

「認めざるを得ませんね…。」

 

 

ことり、凛、海未と、次々に

弱音を吐いてくメンバー。

このままじゃ自信をなくした状態で

舞台に立ってしまう。

リーダーの穂乃果は皆に振り返り

すうっと息を吸い込む。

 

 

「そんなこ『そんなことねぇぞ。』‥攻大君?」

 

穂乃果の言葉にのせてきたのは

なんと攻大だった。

 

 

「上手く言えねぇけど、

A-RISEがいたからお前ら頑張ってこれただろ?

ここで見せつけねぇと一生後悔するぞ。

皆まで言わなくていい、自信を持て!」

 

 

「攻大君‥‥。」

 

「あんたが自信気にそう言うと

逆に自信なくすわね。」

 

 

「んん〜〜?にこちゃんひどくない?」

 

 

攻大の言葉にμ'sメンバーは元気付けられ

にこはジト目で言い返していた。

そのミッキーヘア、悪くないぞにこ。

 

 

「‥‥攻大の言う通りだな。

A–RISEが凄いのは俺も分かってる。

でも、凄いからこそ今まで沢山練習してきたんだ。

お前らも凄い。だから胸を張れ、みんな!」

 

 

俺も攻大の波に乗り、言い放つと同時に

ピースを作った手を皆の中心に当てた。

それを見たメンバーは次々と周りに

ピースを重ね、いつもやる円陣へと変わった。

 

 

「いけるな?穂乃果。」

 

 

「‥‥‥うん!もちろん!

A-RISEはやっぱり凄い。だけど!

こんな凄い人たちとライブができるんだから!

私達も全力で、精一杯やろう!」

 

 

『おーっ!』

 

 

「よぉし、皆んな行こう!」

 

 

最後に、リーダーに確認を取り

穂乃果の合図でメンバーは大きな返事と共に

9人は舞台へと上がっていく。

それを俺と攻大、コヨミ、そして‥‥‥。

 

 

 

「穂乃果ーー!私達も応援してるよー!」

 

「頑張れーーー!!」

 

 

 

「‥‥皆んな‥‥!」

 

 

いつからいたのか、音ノ木坂学院の生徒と、

ヒデコ、フミコ、ミカの3人が中心となり

来てくれていたのだ。

応援してくれている仲間に

思わず涙を零しそうになるが、

俺は振り返り、今舞台に立つμ'sを見守った。

 

 

 

 

 

合宿に行って、、、

 

 

『ユメノトビラ』

 

 

皆の絆を深め、、、

 

 

『ずっと、探し続けた

君と僕の』

 

 

そして、完成した曲。

 

『繋がりを探してた』

 

 

 

 

『ユメノトビラ』

 

 

 

 

 

 

曲は始まり、

A-RISEとは違う、

μ'sのパフォーマンスを披露し、

無事に終了。

 

結果は、、勿論。

 

 

予選を突破したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

とある洞窟にて。

 

 

 

 

「よっと、‥‥‥こんなところにいたんだ〜。」

 

 

 

人気の全くない場所にある洞窟に

ソラはスキップをしながら中へと入ると

そこには両手両足に鎖で繋がれた人間がいた。

ソラはその人を見るなり笑顔で答え

その姿をファントム、グレムリンへと変える。

 

 

 

 

 

「会えて嬉しいよ♪内藤さん!フフフッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、仮面ライダーウィザード

 

 

「レギオンが脱獄した‥‥?」

 

「厄介なのが脱獄したのか。」

 

 

とある洞窟にて地面に楔が落ちている。

メデューサ、タキシムが言うレギオンとは!?

 

 

「やっと‥!会えたね‥‥!」

 

 

「人を守るその心、実に美しい。」

 

 

鎖で繋がれるソラの前に現れたのは

ワイズマン!どうしたのか‥。

 

そして街で次々とゲートでもない人が

襲われる。元凶であるファントムに

ビーストとダークウィザードが戦う!

 

 

「お、俺の心の中に‥‥‥!!」

 

 

 

「晴希君っ!!?」

 

 

「ぐぁああああああっ!!!!」

 

 

突然と倒れた晴希の身体に亀裂が!

花陽達の声は届かず晴希は絶望の叫びを上げた。

 

 

 

 

第44話 魔法が消える

 

 




はい、久々のラブウィザですね(>_<)
どもしょーくんです!
いや〜やっと進めたです(;_;)
ほんとすみません(>_<)
そして感想がだいぶ遅れてしまって
そちらも申し訳ありません!_| ̄|○

ちゃんと見てはニヤニヤしてますので
書いてくれたら嬉しいです!(>_<)

さてさて、今回はラブライブの本編!
久々に本編でしたな(^^)
次回は遂にあのお話です。
主は今色々と目覚めたので
進行が早いかもしれません。
ですのでもしかしたら早めに投稿できそうです。

それでは、感想と評価があれば是非お願いします!

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