「おっと」
「この時代にこんな展開あるなんて知らないわよ」
「さくらさん達は鬼王の所に」
「「はい」」
「僕達は、降魔兵器を倒します。ヴィヴィオとなのはは、さくらちゃん達の援護に回って」
「「了解」」
戦いが始まり暫くした直後・・・再び地震が起きた。
直哉達や鬼王が気が付くと、そこは直哉達からしてみれば、未来のニューヨークだった.
ありゃ降魔じゃねえか」
「ケン落ち着け、ベガがあの装置を動かしたからあいつらが来たに違いは無い」
「と言う事は今回の原因は奴か?」
「恐らくな、コジロウとレイジも居るから合流するぞ」
「ああ」
とある場所・・・
「フフ・・・漸く我の捜し求めていた力の持ち主をここに呼び寄せる事に成功したな」
「それではベガ様」
「ああ、私は行くぞ・・・破邪の力か・・・私の力の一部となるのが、楽しみだ」
その頃直哉達は・・・
「「「お父様もう止めて下さい鬼王の呪縛に負けないで下さい」」」
三人のさくらが訴えているが、余り効果が無いようだった。
「・・・破邪剣征・桜花爛漫」
「「「きゃああああ」」」
三人のさくらは鬼王の攻撃を受け吹き飛ばされた。
「さくらちゃん」
「お姉さん」
「お姉ちゃん」
三人のさくらは、三人の直哉によって救出された。
「「「ありがとう直哉君」」」
その時りゅうとケンが直哉達に合流した。
「直哉、さくら」
「「あ、りゅうさんケンサン」」
「久しぶりだな」
「はい」
その時紫藤直哉に向け放たれた悪魔の一撃だった。
「サイコウイップ」
「ギャアアなんだこれはあああ力が奪われていく」
!!
「この力の波動はサイコパワー」
「サイコパワーという事は奴か?」
「フフ、久しぶりだなリュウ」
「「ベガ」」
「そうだ、だが今は紫藤直哉の力を奪う事が重要だ」
「あがあああ」
「直哉君」
「さくらちゃん来ちゃだめだああがあああ」
「直哉君!!」
「いいぞこの力はサイコウ・・・む」
「貴様邪魔をするか?」
「破邪剣征・桜花放心」
「むう、貴様もかだが、今は退くとしよう」
そう言って、ベガは撤退したが、紫藤直哉は、霊力を奪われてしまった。
果たして直哉達はベガに勝てるのか?
ニューヨーク市街地・・・
「・・・」
「直哉君・・・」
「リュウ彼は、どうなんだ?」
「・・・駄目だ彼はもう・・・」
!!
「そんなーー」
「ただ彼紫藤直哉を助けだせるとしたら、真宮寺姉弟だが、直哉があれでは・・・」
「お姉ちゃん抱っこしてーー」
「直哉君今は駄目だよーー」
「えーーー何でーーーお姉ちゃんの意地悪ーーー」
「うがあああ」
「直哉君如何したの?直哉君?」
「リュウこれは一体?」
「拙いな一刻も早くベガから奪われた力を取り戻さないと彼は死ぬ」
「出来るかな!!お前達に」
「「ベガてめえ」」
「ショウリュウケン」
「何だその技は?行くぞサイコ爛漫クラッシュ」
「「「「「きゃあああ。うわああああ」」」」」」
「ギャアアアア」
「何だあの技は?」
「何あの小僧の力を限界を超えて使っただけだがね」
「何だと!!」
「私がこの力になじんだらその小僧は死ぬがな」
「それまでに私に一撃を与えれる事ができれば、お前達の勝ちだ」
そして直哉を救う為の戦いが始まった。
直哉の体内・・・
「このままじゃマスターが死んじゃう」
「落ち着けユーリ」
「そうだよ直哉を救う手段はあるよ」
「でも・・・」
「ユーリ、もしここでシステムUDを使うと、キリエニばれますよ」
!!
「それでもいいよ、マスターとさくらが笑顔になれるなら」
「そうですか・・・わかりました、レヴィ、王様」
「了解」
「仕方が無いのユーリが決めた事なら」
そして直哉の体が輝きだした。
「「「「「「こ、これは」」」」」」
この場にいる全員が、突然の事に驚いていた。何故なら動かせない直哉が動き出し、ベガにダメージを与え、ベガから奪われた霊力を奪いか返したからだ。
「ガアアアア馬鹿な貴様もこの私と同じ事が出来るのかーーー」
「さくらちゃん皆トドメ行くよ」
「「「「「「おう」」」」」」」
「「破邪剣征・桜花竜巻流弾」」
「何のサイコ爛漫クラッシャー」
そして二つの技がぶつかり合い、次元の裂け目が出来、すべての人間は本来のあるべき場所に戻った。
支配人室・・・
「僕は、如何したらいいんだーーー」
「直哉君」
「直哉お兄ちゃん如何したの?」
直哉の叫び声に驚きさくらとアイリスが、支配人室にやって来た。
「ああ、ごめんねアイリス、さくらちゃんこれを見てよ」
そう言って直哉は、さくらと、アイリスに2枚の紙を見せた。
2枚のうちの1枚は海軍の要請で、帝国華撃団戦力増強計画の一つ新型量子甲冑製造依頼でだった。
そしてもう一枚は、陸軍の要請で海軍の要請を受けるなという内容だった。
「「これは直哉君のお兄ちゃんの気持ちわかるよ」」
「陸軍も海軍も、私達の協力者だし」
「そうなんだよ如何したらいいと思う?二人とも」
「ごめんね直哉お兄ちゃん。アイリスには難しいから」
「直哉君ごめん私もでも、私は直哉君の事信じてるから」
そう言って二人は、支配人室を出て行った。
「二人からも捨てられましたね、直哉」
シュテルが直哉に言う。
それから数日後・・・
直哉は陸軍と海軍の間に板ばさみとなって、数日がたったある日の事帝都で海軍と陸軍の合同運動会が開かれる事となった。その結果で帝国華撃団の戦力増強をするかしないかが決まる事となった。
地下司令室・・・
「「「「「「「「「「ええーーー軍の大運動会に強制参加ーーー」」」」」」」」」」
「そうです.僕達は海軍側から出撃する事になります」
「それは僕とさくらお姉さんもですか?」
佐谷直哉が直哉に、質問する。
「ええ、そうですよ佐谷直哉君」
「直哉君頑張ろう。私も頑張るから」
もう一人のさくらが、佐谷直哉に声をかける。
「しかしよ、直哉あたい達が、海軍側で出るとしてもよ、明らかに陸軍が不利じゃねえのか?」
カンナが直哉に、質問をする。
「確かに私達が居るだけでも、海軍に有利ですわね、ねマリアさん」
「確かにそうね、すみれ」
「皆さん大丈夫ですよ、その点については」
??
「それはどういう事?直哉君」
さくらが、直哉に質問する。
「実はですね、今巴里華撃団の方々が、間もなく帝都に到着するんですよ」
「「「「「「「「「「ええーーどうしてーー」」」」」」」」」」
「はっまさか」
「マリアさん気がつきましたね」
「そうです今回巴里華撃団の方々は、陸軍の助っ人の為に帝都に来るんですよ」
「「「「「「「「「ええーーーなんだってーー」」」」」」」」」」
直哉の発言を聞いて、驚く花組だった。