突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりました   作:真宮寺さくら

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大帝国劇場の戦い中編

大帝国劇場・・・

 

4人が大帝国劇場の中に入るとそこには、吸血鬼化したカンナ、織姫、レニの姿があった。そして・・・

 

「気がつくのが、遅かったな直哉、さくら」

 

「米田さんどうして・・・」

 

「やはりすみれさん達4人を吸血鬼にしたのは、やはり貴方ですか、米田一基」

 

!!

 

さくらは直哉の言葉を聞いて驚いていた。

 

 

「どうして米田さんが、すみれさん達を吸血鬼に出来たの?

 

「それはな・・ワシはこの方に力を譲り受けたのだよさくら」

 

「ケッケ久しぶりだな帝国華撃団」

 

「「お、お前は黄昏の三騎士の鹿」」

 

「ほう覚えているとはな嬉しいぞ、決めた米田よ我と共に紫藤直哉を、我らの軍門に引き入れるのだ」

 

 

 

 

「はっ、他の連中は?」

 

「仲間同士でやらさせておけ」

 

鹿がそう言うと.吸血鬼化したレニ、カンナ、織姫は、二人のさくらと、佐谷直哉を添う。

 

「「「ガアアアア」」」

 

「ぐう、止めて下さいカンナさん」

 

「止めて下さいレニさん。僕はこちらの世界に来て初めて会った時、色々教えてくれました。そんな人に攻撃できない」

 

「ならばお前が・・・・死ね」

 

「嫌だ、死にたくない死にたくないーーーーーーー」

 

!!

 

「いけない直哉君」

 

佐谷直哉の霊力が暴走しかけた時、予想外な人物によって、止められた。

 

「よっと、危ないな、この子の霊力は、行くぞレニ、久しぶりの光翼斬だよ」

 

「ギャアアアア」

 

吸血レニは、気絶した。

 

 

突然直哉達の前に現れたのは、フェイト・テスタロッサのクローン体のレヴィだった。

 

「今だ米田、紫藤直哉を吸血鬼化しろーー」

 

!!

 

鹿の命令を受けた米田が、レヴィの登場で、隙を見せてしまった。

 

「し、しまった」

 

「きゃあああ。直哉君」

 

「やったか!!」

 

「鹿は内心喜んでいたが、現実は甘くなかった。

 

「させませんルシフェオンバスター」

 

!!

 

突如現れた。赤黒い砲撃に、直哉を襲う米田を包んだ。

 

「ギャアアアア。ワシの邪魔をしたのは誰じゃ」

 

「私ですよ」

 

「我も居るぞ」

 

「ええーー王様、シュテル君達も来てくれたんだ」

 

「はいお元気でしたか、紫藤直哉?」

 

「フン、我達が作戦を失敗させた男だから心配はしておらんがな」

 

「またやつらの増援か、米田俺は一度退く、ここは任せたぞ」

 

「はっ」

 

そう言って、鹿は撤退した。

 

「待たんかいコラ!!」

 

王様は文句を言っていた。

 

 

「統べる王よ今は、私をマスターの所に」

 

「チッわかったでユーリ」

 

「一体君は・・・」

 

直哉は王様が自分の所に連れてきた金髪少女の正体が気になり、少女に聞くと驚く答えが返ってきたのだった。

 

 

 


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