突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりました   作:真宮寺さくら

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魔法の国から帝都へ・・・帝都吸血鬼騒動4 意外な協力者後編1

「皆さんこれを見てください」

 

「「「「「「「「「「コ、これは・・・降魔」」」」」」」」」」

 

「そうです、降魔が巣出現しました」

 

「帝国華撃団出撃せよ!!目標地点渋谷!!」

 

「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」

 

渋谷・・・

 

「これが本物の降魔・・・」

 

「さくらさんは降魔を見るのは初めて?」

 

「はい話では、私のお父様が、降魔戦争の時に戦ったと聞いたくらいです」

 

「うわあ気持ち悪いです」

 

 

「皆取り合えず、降魔を撃退しよう」

 

「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」

 

 

戦い自体は、すぐ降魔を、撃退する事が出来た。復活した降魔自体それほど強くなかったからだ。

 

降魔撃退後・・・

 

「直哉お兄ちゃん勝利のポーズしようよ」

 

「そうだね、アイリスしようか」

 

「?勝利のポーズ」

 

佐谷直哉は、何も知らなかったので、直哉が色々教え、勝利のポーズをして帝国華撃団は、帝劇に帰還した。

 

 

渋谷での戦いから2日後・・・

 

「直哉は外回りの仕事を一人でこなしていた。

 

「さて今日の外回りもこれで終わったな」

 

「よう直哉久しぶりだな」

 

「あ、米田さんお久しぶりです」

 

「所で、劇場の連中は元気か?」

 

「はい元気ですよ」

 

「そうかそうか、なら誰かを襲うか」

 

「え、何ですか米田さん」

 

「何でも無いぞ直哉」

 

 

「そうですか・・・」

 

米田と直哉は、大帝国劇場に戻っていった。

 

 

大帝国劇場・・・

 

「よっ皆元気だったか?」

 

「あ、米田のおじちゃん何時戻って来たの?」

 

「ああ、ついさっきな」

 

「えらい今回は早かったな」

 

「そうか?紅蘭」

 

 

「まあいいじゃないか、無事に戻って来たんだし」

 

「それもそうやね」

 

「そう言えば大神はまだ巴里か?直哉」

 

「ええ、そうですよ」

 

「・・・そうか」

 

(都合がいいな)

 

その後・・・

 

佐谷直哉と真宮寺さくらは、この世界の米田とはあまり接点を作らないでいた。その理由は、初めて出会った時の不気味な笑顔に恐怖を感じていたからだ。

 

その夜・・・

 

2人のいるゲストルームに桜花と名乗る女性が入って来た。

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私は桜花、佐谷直哉と真宮寺さくらさんの敵ではありません」

 

「僕達敵ではないですってそれは一体?」

 

「今宵はそんなことを伝えに来た訳ではありません」

 

「今宵は、私の主人から貴方達に渡してほしいといわれて来たんです」

 

そして桜花は、佐谷直哉と真宮寺さくらに二つの瓶を見せたのだった。

 

 

 

「これは・・・?」

 

「これは間もなく必要になると言ってました私のご主人様が」

 

「そうですか、桜花さんあなたのご主人様のお名前を教えてください」

 

「・・・メルク様と言います」

 

「メルクさんにありがとうと伝えてください」

 

 

「はい」

 

そう言った直後桜花は消えた。

 

 


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