「それじゃあ改めて自己紹介をお願いするよ二人とも」
「「はいわかりました」」
「私の名は、真宮寺さくらです。よろしくお願いします」
「僕は先日まで、帝国華撃団の体調をしていた佐谷直哉といいます」
「え、先日まで隊長していたとは、どういう意味だい?」
紫藤直哉の世界の大神が、佐谷直哉に聞く。
「う、それは・・・」
「ほらイチロー駄目だぞいきなり聞いちゃ」
「あいつ泣きそうになってるぞ」
「よほど辛い目にあったんだな」
「直哉君私が、代わりに言うわ」
「でも・・・」
「皆さん聞いてください。私達の世界の帝都は、黒乃巣会首領天海によって統治されています」
「「「「「何だって!!」」」」」
このさくらの言葉を聞いた、全員が驚きを隠せないでいた。
何故なら、天海に帝国華撃団が敗北したという事実を意味していたからだ。
「そんな未来が存在するなんて・・・」
「それでは僕達の事を皆さんに話しますね、僕は元々民間人で、僕の姉が東京に行くと言う事で、僕はついていくことにしたんです」
回想・・・
東京駅・・・
「お姉ちゃんやっと着いたね、東京に」
「・・・そうね・・・」
「お姉ちゃん大丈夫?どこか悪いの?」
「ううん大丈夫だからね、直哉」
「わかったよお姉ちゃん」
そして姉弟は、さくらが迎えに来たので、大帝国劇場に向かった。
「さてそれでは、直哉君と薫さんここが、目的地の大帝国劇場だよ」
そしてさくらと、姉弟は大帝国劇場に着いた。
「うわあここが去年建てられた大帝国劇場なのかあ」
「直哉君は始めてなんだね。それでは正面玄関から入りましょうか」
そして、さくら達は正面玄関か入ると、薫がさくらに聞いた。
「さくらちゃん支配人室は、何処かな?」
「あ、支配人室はこちらですよ薫さん」
「ありがとうさくらさん。直哉いい、ここからお姉ちゃん一人で行くから、貴方はさくらちゃんといるのよ」
「お姉ちゃん」
「さくらちゃん直哉をお願いね」
「はい、薫さん」
そのころ直哉は・・・
緊急サイレンがなった時、直哉は、さくらに抱っこされながら地下司令室に連れて来られていた。
「さくらお姉ちゃんここは何処なの?」
「ここは地下司令室よ」
「地下司令室?」
「直哉君実は、私帝国華撃団の一員なの」
「え、さくらお姉ちゃんが・・・」
「うん、そして今帝国華撃団の隊長が居ないの」
「え、どうして」
「2ヶ月前の戦いで、大怪我して入院中なの」
「お願い直哉君、隊長代理として、私達と戦って」
「ええーーー僕が隊長代理ーーー」
回想終了・・・
「それが僕が帝国華撃団の存在を知る切欠となり、その後僕達は、1ヶ月後紫藤直哉さんとさくらさんと出会い、そこで君の事を始めて知ったんだよ、真宮寺直哉君」
「ええーーなんで僕の事まで」
「ああ、それは僕が教えたのさ」
「ええーーー」
真宮寺直哉は驚いていた。
「僕とさくらちゃんは、ある世界から帰還中にひょんな事から、佐谷直哉君の世界に辿り着いたんだ」
回想・・・
「直哉君大丈夫なの?この世界の帝国華撃団と戦っても?」
「さくらちゃん.仕方が無いよ、向こうが襲うからね」
「何だあ敵は1機かよ」
「余裕ですわね」
「よっしゃやったる」
「皆気をつけるのよ」
「ハーイ」
「直哉君私達はどうする?」
「さくらお姉さん僕達はもう少し様子を見てみよう。本当に敵なのかがわからないから」
「了解」
「直哉君あれを見て」
「成る程、あの2機は僕達が敵か、敵ではないか、迷ってるみたいだね」
「さくらちゃん。僕達が何者なのか、教えてあげて」
「わかったわ、破邪剣征・桜花放心」
「こ、これは、私の技だよ直哉君」
「どうして、あの機体が、さくらお姉さんの技を・・・」
この世界の帝国華撃団も動揺し、神桜武への攻撃が止まった。
「よしさくらちゃん通信を繋いで」
「わかったわ」
お、繋がった、こちらはそちらと敵対する意思は無い.少し話がしたい」
「はいこちら帝国華撃段隊長代理の佐谷直哉です。貴方方は何者なのですか?」
「私の名前は、紫藤直哉私達は、ある実験をしていたら、気が付いたらこの場所に来ていた。私達のことを信じるか、信じないかは君に任せる」
「マリアさんどうしたらいいんでしょうか?」
佐谷直哉は、悩んでいた。
回想終了・・・
「これが僕と、佐谷直哉君とのファーストコンタクトで、そして・・・」
「成る程直哉君は、僕や真宮寺直哉君と違い、帝国華撃団の存在を知らないまま、帝劇に来たんだね」
「ええ、そうですね直哉さんは違うんですか?」
「僕の場合は、違うね」
「そうだね、直哉君」
「「そうなんですか?」」
「だって帝国華撃団を作ったのが、僕の両親だからね」
「「「「「「「ええーーーー」」」」」」」
佐谷直哉達は驚いていた。