地下牢・・・
「ごめんなさいさくらお姉さん。マリアさんも僕を庇ったばかりにこんな所に入れられてしまって」
「ううん直哉君は気にしないで、私は米田司令の言葉は、正しいとは思えなかったし、直哉君に対するあれも納得出来ないもの」
「私も、そう思うわ、仮に米田司令の言うとおり、あの紫藤直哉さんの量子甲冑に戦いを挑んだら、確実に敗北してたと思うわ」
「「えええーーそんなニーー」」
直哉とさくらは、マリアの発言に対し、驚いていた。
「それに紫藤直哉さん達は、全力を出してすらなかったわ、だからなおや貴方の判断は正しいの、皆の安全を考えればね」
「マリアさん・・・」
「直哉君私は、貴方がこの短期間で、隊長代理と役職についてここまで隊長らしくなって、驚いてるんだよ」
「さくらお姉さん・・・」
そして、三人が地下牢に入って、暫くした後さくらとマリアは、地下牢から出され、紫藤直哉の追撃任務に出撃した。
「これはどういうつもりですか?帝国華撃団の皆さん」
「僕達は貴方方とは、敵対するつもりはないんですがね」
「直哉は、騙せても俺は騙されんぞ宇宙人」
「成る程あの人が、原因ですね」
「さあやるんだやらないと直哉を傷つけるからな」
米田の言葉を聞いて、さくらが佐谷直哉を守る為、神桜武に攻撃を仕掛けた。
「さくらさん。直哉君は今何処にいるんですか?」
直哉は、さくらに佐谷直哉の居場所を聞いた。
「直哉さん直哉君を助けください」
「今直哉君は帝劇の地下牢にいるんです」
「「ええ、どうして?」」
「それは、直哉君が、米田司令に背いたせいです」
「「ええーーあれだけで」」
「そうです。あれだけで、でも私達が従えば直哉君には、被害を出さずにすみますから」
「さくらさんは如何したいんですか?」
「え、それは・・・」
「今あなた達も苦しんでいるのに、何故それを言わないんですか」
「僕達決めました。本来なら関わりたくなかったけど、この世界の帝劇を破壊します」
「「「「「ええーーー」」」」」」
直哉の言葉を聞いたこちらの世界の花組が驚いていた。
「直哉さん帝劇に攻撃を仕掛けるんですか?」
「ああ、必要と感じたらね、それに最低限に抑えるし、ただこちらの米田司令に関して.病院に入院するかも知れないけどね」
「「「「「「そう言うことですか」」」」」」
「そうだからね.行こうか神王」
「さくらちゃんもごめんね勝手に決めて」
「良いよ、私もここの米田司令我侭すぎると思うし」
「心得た、直哉、瞬間移動で行くぞ」
そして神桜武は消えた。
「あーーくそ逃げられた」
「落ち着いてください。司令」
「五月蝿いぞあやめ君。わしに命令するな」
「きゃあ、やめてください司令」
「これはまた、ずいぶんと、我侭のようですね、この世界の米田一基は?」
「誰だ!!お前は?」
「私は紫藤直哉と言います。佐谷直哉君が理不尽な待遇を受けているとの情報を受けて来たのですがね」
「・・・そんなのはない・・・早く帰りたまえ」
米田は冷静になり、直哉の質問に答えていた。
「そうですか?それでも私は先程の貴方達の行動や言動を見て信じられないので、調査をさせてもらいます」
「勝手に調査するな若造がーー」
米田は、直哉に襲い掛かったが、米田は、紫藤直哉の持つ麻酔銃で眠らされた。
その後・・・
直哉はあやめによって地下牢から出され、米田一基は、傷害罪で警察に捕まったのだった。