ご了承ください
「「「「「「ええ――謎の怪物を簡単に倒した――」」」」」」
「そうなんです。あれは倒すと言うより浄化をしたと言う感じでしょうね」
「「「「「「浄化?」」」」」」」
「はいそうです。僕達が降魔相手にしている浄化とは違うんですけどね」
「「「「「「「成程」」」」」」」」
「直哉は新たな2つの世界の内の1つが異界事変で出会った謎の敵と救援者の世界と考えてるの?」
レニが直哉に聞く。
「ええ、僕自身はそう考えていますが、その為の調査任務ですので皆さんよろしくお願いします。大神さん帰って来たら出撃です」
「「「「「「「了解」」」」」」」
暫くして・・・
帝国華撃団は調査任務を開始した。
「何だこの夢は?夢の世界は、どうやら7人世界で起きた異界事変ぽいけど、僕の知らないキャラ達が出ていた。あの子達は一体何者なんだ?」
そして再び真宮寺直哉の意識は夢の続きを見るのだった。
「貴方達は誰?」
「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」
!!
「どうして私の名前を知ってるの?」
「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」
「え、そうなの?」
「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」
「そうねわかったわ」
千明が説目を始めた。
「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」
「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」
!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」
「ええ、わかったわ」
「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」
だが、前鬼の封印は解けなかった。
「何で、封印が解けないの?」
千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。
「「大神さん」」
「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」
「ええ、そうです」
「見つけた・・・直哉君」
そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。
そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。
「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」
「何ですって」
「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」
「貴様らには無いだろう。死ね」
「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」
「「わかったわ」」
「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」
「鬼神ZENKIここに現臨」
「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」
「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」
何だと!!」
「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」
「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」
「五大招来」
ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」
「ね、出来たでしょ」
直哉は、笑顔で言う」
「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」
「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」
「覚悟しろよ、憑依獣」
そして戦いは始まった。
「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」
憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。
「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」
「「「「成程」」」」
「気がついたらここにいたと言う事ですね?」
「そうなの」
「え、何で夢の中に千明お姉ちゃん達が?それに僕達の事も言っていると言う事は僕達が会っている千明お姉さんで・・・」
「ウオオオオおお」
「久しぶりだな、異界の鬼神使いと、役千明よ」
「「お前は、まさか、真電なのか?」」
「ああ、そうだ懐かしいな、そこにいるのは、わかっているぞちはや」
「なッ貴方はお兄様、どうしてここに」
「「ええーーこの真電の素体の男がちはやのお兄さん?」」
「お兄様何故、憑依の実の誘惑に乗ったんですか?」
「ちはやよお前に俺の気持ちなどわからぬわ」
「お兄様」
「同じ兄妹なのに、何故こうも、ちはやと俺は差別されるんだ」
「お兄様私は・・・」
「お前はそんな事をしなかったが、回りの連中の差別が酷かった、だから俺は・・」
「ふーんたかがそんなことで、憑依の実に頼るとはね」
「何だと!!ガキ」
「今から僕たちが教えてやる、本当の強さをな」
「行くよ!!千明姉さん」
「うん、直哉君」
「前鬼召還」
「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」
「鬼神ZENKIここに現臨」
「千明に直哉、これはどういう事だ、何故ここに、真電がいるんだ」
「前鬼詳しい話は、後よ真電を倒して」
「あの時一緒に跳ばされた千明お姉ちゃんなのか?」
真宮寺直哉は疑問に感じながら夢を見る。