突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりました   作:真宮寺さくら

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衝撃の事実前編

「そうだね、それといざという時の為に機動六課に、こちらにきといておくべきかも知れない」

 

「うむそうですね、こちらの対応力が落ちると拙いですね」

 

「代わりに王様、レヴィちょっと来て」

 

「何じゃ」

 

「何直哉?」

 

「君達にお願いがあります。これから大神さんが率いて僕とさくらちゃん、そして紅蘭、すみれさんを除くメンバーと一緒に真宮寺直哉君の世界に行って来てくれない?」

 

「いいだろう」

 

「いいよ」

 

 

「あ、そう言えば・・・」

 

 

「どうしたの?さくらちゃん」

 

 

紫藤直哉がさくらに聞く。

 

 

「佐谷直哉君とさくらさんはどうするの?」

 

 

 

「あ、二人の事を忘れてたよ。取りあえず先発隊の皆が行ってから二人に話そうかさくらちゃん」

 

 

 

「そうねその方がいいかもしれないわね」

 

 

「そういう事だから皆真宮寺直哉君を助けよう」

 

「「「「「おうーーー」」」」」

 

 

そして先発隊は出撃し、紫藤直哉は直哉達の元に事情を説明しに向かった。

 

 

 

 

ゲストルーム

 

「直哉君さくらさん。僕達新宮直哉君の世界から救援要請を受けたんだけど、君達はどうする?」

 

 

「どうするとは?・・・直哉さん」

 

 

「君達が良ければだけど、真宮寺直哉君の世界に行かないかい?」

 

「直哉君私は、直哉君の意見に従うよ」

 

 

「さくらさん・・・」

 

 

「どうして直哉さん僕達を誘ったんですか?だって僕達には関係ないですよね」

 

 

「な、直哉君」

 

さくらは直哉の言葉に動揺する。

 

「はは、確かに君の言う通りだよ。直哉君」

 

「君の言う通りこの問題は僕と真宮寺直哉君の世界の問題だよ」

 

 

「だけど、この問題が発展し最悪君達の世界にも影響が出るかも知れないんだよ」

 

 

「「そんな事・・・」」

 

 

「無いと言い切れないんだよ」

 

 

「何故そう言い切れるんですか?直哉さん」

 

 

直哉が紫藤直哉に聞いた。

 

 

 

「何故なら・・・僕達の世界を含めた4つの世界は元々一つの世界だったんだ」

 

 

「「えええーーーどういう事ですか?それは」」

 

 

直哉とさくらは、紫藤直哉の言葉を聞き驚愕していた。

 

 

「これは僕達が直哉君達の世界から戻ってその後にある女性から聞いた話なんだ」

 

「「はい」」

 

 

回想

 

「貴女は誰なの?」

 

「?私の名前は、真宮寺桜花ですよ、さくらお母様」

 

 

「「「「「えーー」」」」」」

 

桜花の答えに驚く6人だった。

 

「貴女本当に私の娘なの?」

 

「ええ、そうですよ、そして紫藤直哉さんの母親でもあります」

 

「「「「「「えええーーー」」」」」」

 

再び6人は驚いていた。

 

 

「本当に、君が僕の母さんなのかい?」

 

「ええ、そうですよ。しかしこのままだと紫藤直哉さんの存在が消滅しますが?」

 

「ええ、それはどういう事ですか?」

 

「簡単に言えば、貴方のお母さんが、この世界に来ないと言う事ですよ」

 

「この世界に来ない、貴方のお父さんと結婚しない事を意味してるので」

 

「それじゃあ直哉君は・・・」

 

「皆さん慌てないでください。今すぐ直哉さんが消える訳ではないんです」

 

「元々貴方達が住むこの世界は、真宮寺直哉君達の世界と私達の世界が干渉した為出来た世界なのです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

「そんなにいちいち驚かないでください」

 

「「「「「「だって」」」」」」」

 

「だってもありません、元々私はこの時代から約20年後の世界から来た人間で、この世界の人間では、ありません」

 

「私の母親は、真宮寺さくらで、父親は米田健二と言います」

 

「「え、米田健二」」

 

直哉とさくらは、意外な人物の名前に驚いていた.

 

 

「お兄ちゃんとさくらさんは、米田健二という人を知ってるの?

 

なのはが直哉に聞く。

 

「そうか、しかし並行世界と言うのは、いくつあるんだ」

 

「無限だそうですよ」

 

「そうか、なら健二達の世界も、その内の一つなのか?大神」

 

「ええ、そういうことらしいですよ」

 

(ねえ、直哉君健二さんって、誰なんだろう?)

 

(多分二人の話を聞くと限り、僕達と同じ並行世界の人のことじゃないかな?)

 

「さっきなのは達に言わなかった所で、僕とさくらちゃんは、米田健二という名前を聞いた事があるんだ真宮寺直哉君の世界でね」

 

 

「やはりあなた達の世界にも、真宮寺姉弟の来訪があったんですね、だから私がこの世界に来れる様になったわけですね」

 

「え、それはどういう事ですか?」

 

「それを語る為に、まず直哉さんとさくらさんと、機動六課の皆さんには、私達の世界の事を知ってもらうために、今から行きましょう」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

「さあ皆さん着きましたよ」

 

「うーんここは・・・?」

 

「さくらちゃん無事?なのはも?」

 

「「うん何とか」」

 

「ああ、フェイトちゃん、はやてちゃん達もいる」

 

「私言いましたよ、直哉とさくらお母様と、機動六課全員を連れて行くと」

 

「所でここは何処なんですか?」

 

「ここは、1945年の東京です。皆さんの世界で言えば、20年後の未来となりますね」

 

「「「「「「ええーー20年後ーー」」」」」」

 

機動六課のメンバーは驚いていた。

 

「で、桜花さん僕達をここに連れて、来たのは何が目的なの?」

 

「それはですね、もうすぐわかりますよ」

 

桜花が言うと、桜花達を迎えに来た人物を見て桜花を除くメンバー全員が驚いていた。

 

お待たせ桜花、待ったかい?」

 

「それほど待ってませんよ、大神司令」

 

「「「「「ええーーー大神さん」」」」」

 

「桜花君この人達が君のお父さんとお母さんが、言っていた機動六課という部隊の人たちかい?」

 

「大神さん。やっと見つけてきましたよ」

 

「ああ、すまない桜花君。この任務は、君しか出来なかったんだ.君のお父さんと同じ能力を持つ君しかね」

 

(お兄ちゃんここでは、お兄ちゃんとさくらさんの事は、六課のメンバーにしといた方がいいかも?)

 

 

((そうだねそのほうがいいね))

 

(神王、聞こえる?)

 

「ああ、聞こえてるぞ」

 

「いざとなったら呼ぶから」

 

「心得た」

 

「あのー機動六課の皆さん今から大帝国劇場に案内しますから」

 

 

「「「わかりました」」」

 

そして、はやて達は大神の案内で、大帝国劇場に案内された。

 

大帝国劇場内・・・

 

「それでは部隊長さん達は、支配人室へ来てください」

 

「「「はい」」」

 

「桜花皆さんの相手をしていてくれ」

 

「わかりました。大神さん」

 

そして大神は、隊長陣3人を連れて行った。

 

その後、桜花が直哉に行った。

 

「すいません.直哉さんここでこういう扱いになりますので」

 

「嫌気にしてないからいいけど、君のお母さんとお父さんは?」

 

「あの二人なら、仙台にいます」

 

「再度確認するけど君は、僕達をここに連れてきて僕達に、何をやらせようとしてるの?」

 

「それは・・・」

 

「よう桜花、帰ってたのか」

 

「あ、隆一君」

 

「たくっ親父も凄い事言い出すよな、邪神巫女イヨを倒すためとはいえ、異世界から協力者を呼ぶなんてな」

 

そのころ支配人室では・・・」

 

大神による協力要請対しての説明が行われていた。

 

「まずは皆さんをここに連れてきたのを謝らせてください」

 

「いえそれはいいんですけど、この時代に私達を呼んで、如何するんですか?」

 

「それになうちらの知っている帝国華撃団とは、違うし上手く協力できるかわかりませんよ、大神さん」

 

はやてが大神に言う。

 

「ああそれは、わかっている。取りあえずこの映像を見てくれ」

 

そう言って、大神はある映像を再生した。

 

「これは女の子ですよね?」

 

フェイトが、大神に確認を取る。

 

「ああ、この子が、今の俺達の敵邪神巫女イヨだよ」

 

「「「邪神巫女イヨですか?」」」

 

「ああ、この子は存在するだけでも、世界に影響を与えるんだ」

 

「影響ですか?」

 

なのはが、大神に質問をする。

 

「ああ、彼女が存在するだけで、君達の世界にも影響を与える可能性があるんだ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「君たちにこの世界のイヨの影響を受けてた世界の記録があるんだ」

 

「見るかい?」

 

「「「はい」」」

 

そして、3人は映像を見ていると、知り合いが映っていた。

 

(あれなのは、あれ、真宮寺直哉君じゃない?)

 

(ほんまや)

 

(本当だ)

 

 

そして映像が終わり、大神が語りだした.

 

「この映像は、今から約20年前の物で、今の帝国華撃団にはないけどかつて特別遊撃部隊その名も、帝国華撃団空組と言うんだ」

 

「「「帝国華撃団空組ですか?」」」

 

「ああ、空組は邪神巫女に対抗する為の部隊なんだ?」

 

「それはどういう意味や?」

 

「ああ、それはね・・・」

 

 

 


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