突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりました   作:真宮寺さくら

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暴走軍人を止めろ4

「すみれさん、カンナさん、織姫さん」

 

「それに直哉お兄ちゃん。さくらはどうするの」

 

!!

 

「それに神桜武もつかえなくなるな」

 

!!

 

「でもこれを受けないと軍からの援助が打ち切られるんだよ皆」

 

「「「「「「「「ええーーーー」」」」」」」」

 

直哉の言葉を聞いて驚く花組だった。

 

「この件は僕達帝国華撃団と巴里華撃団共に日本政府及びフランス政府から同様の条件が、出されていて、巴里華撃団はそこまで説明しないで、参加が決まったそうだよ」

 

「さあ僕達はどうする?、レニ、織姫さん、カンナさん、すみれさん、マリアさん、紅蘭、アイリス、さくらちゃん?」

 

直哉の質問に代表してさくらが答えた。

 

「直哉君私達は、運動会の参加を辞退するわ」

 

 

!!

 

 

幼馴染の花組の答えを聞いて、佐谷直哉と真宮寺さくらは驚いていた。

 

「さくらさんその答えの意味を十分に理解した上での答えなのかな」

 

「ええ、知ってるわ」

 

「直哉お兄ちゃん。アイリス達は、一度軍の手助けなしでいけたよね」

 

「そうですわ、いまさら軍の手助けなんていりませんわ、いざとなったらあの予算を使えばいいのですから」

 

 

「さくらさん、アイリス、すみれさん、そして花組の皆さん、どうして苦難の道に進むんですか?」

 

「「「「「「「「それは、私達は家族だから」」」」」」」」

 

「まったく呆れてしまいますよ、これに参加すれば、戦力増強が簡単に出来るのに」

 

 

「わかりました。今から僕は、海軍大臣の所に行きますね」

 

「待って直哉君私も、護衛として付いていくわ」

 

「確かにそのほうがいいかもね、海軍本部で何も起きないとは限らないし」

 

「はい、マリアさん」

 

そして直哉とさくらは海軍本部にある街まで向かって行った。

 

 

そしてその場は解散となった。

 

 

そして数日後・・・直哉さんとさくらさんは正式に海軍に運動会の不参加を伝えるとそこで何やらトラブルがあったようだった。

 

 

そして二人は数日間旅行に出発した。そして僕達は後に知る事になる。

 

 

「さくらさん直哉さん達どうしたんでしょう?」

 

 

「ええ、そうね海軍本部に行ってから様子が気になるわね旅行から帰ってきたら聞いてみましょう」

 

 

 

「そうですね、でも何だろ?この胸騒ぎは」

 

 

 

佐谷直哉は、何かを感じていた。これからの事に・・・

 

 

そして紫藤直哉達がいない時に事態が起こったのだった。

 

 

1階ロビー・・・

 

「早くさくらさんに合わせろー」

 

「駄目ですお客様今日は休演日なので駄目です」

 

「貴様ワシを誰だと思ってる?」

 

「ええ、唯のエロ親父でしょさっきから聞いてて気持ち悪いのよ貴方は」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「由里さん言いすぎですよ」

 

「いいのいいのこんな親父に好かれるさくらさんも災難だわね」

 

!!

 

「もういいワシはかえる」

 

「もう二度と来るなエロ親父」

 

 

帝劇・・・

 

「何故総司令のワシがこんな雑用をしなければならないんだ」

 

「あら、園部司令この仕事は前司令は文句を言わずしてくれましたけど」

 

「・・・ググ」

 

「何故ワシがもぎりをせねばならんのだ?」

 

「それは今回が特別公演だからですよ」

 

「特別公演なぞ止めるぞ」

 

「何だと!!新米の支配人代理がそんなこと言うな」

 

「ワシに逆らうのか?」 

 

「お前は、紫藤支配人の代理だろうが、お前にそんな事言える立場じゃないだろうが」

 

 

等とお客とのトラブルが絶えずに起こっていた。

 

 

それを直接見ていた佐谷達は・・・

 

 

 

「「はあ、いずれこの人何かをしそうだ」」

 

そしてそれが現実となる。

 

 

帝都東京では・・・

 

「コラ帝国華撃団早く、園部大臣を止めろ!!」

 

「ああすいません山根陸軍大臣」

 

「貴方方が園部大臣を総司令に指名したんですよね?」

 

「そ、そうだが」

 

「とう言う事は、私達には園部大臣を止める権利はありませんね」

 

「何だと!!」

 

「お前達は帝都を守る事が仕事だろうが」

 

「ええ、ですが総司令の命令が無ければ動けませんよ」

 

「ググ貴様等、巴里華撃団も巴里ではないから、動けないとか言いやがって、大神一郎は日本人だろーが」

 

「無駄な話のようなので通信は切ります」

 

「ちょ、またん・・・か」

 

 

マリアは山根陸軍大臣との通信を切った。

 

 

「マリアはんも過激な事をするな、火に油を注ぐとは」

 

「あら、紅蘭失礼ね、私は直哉がする事を真似したのよ」

 

「確かに本気で怒ったら直哉お兄ちゃんは怖いね、ねレニ」

 

「・・・そうだねアイリス」

 

「でもどうすんだ、あの馬鹿大臣の暴走は?」

 

「そうですわ今は何も無い所に、砲撃してますけど」

 

その時、シュテルと、レヴィ、王様の3人が、大帝国劇場に戻って来た。

 

「それなら問題ありませんよ皆さん」

 

「あっシュテル、王様、戻って来たの?」

 

「そうですよ、アイリス少し向こうに顔を出してきたんですよ」

 

「そうなんだヴィヴィオちゃん元気だった?」

 

「はい、とても」

 

「いい加減止めぬか、シュテル、アイリス」

 

「「ごめんなさい」」

 

「貴女達がここに来たという事は、直哉達も帝都に戻ってきてるの?レヴィ」

 

「いいやいないよマリア、でも仕事はあるよ、マリア達をミカサ内部に送るという仕事がね」

 

「「「「「「「ええーーー」」」」」」」

 

マリア達は、レヴィの言葉を聞いて驚いた。

 

 

そしてシュテル達は、マリア達を魔法でミカサ内部へ転移させた。

 

 

 


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