やっほ~♪読者の皆元気してる?工藤愛子だよ♪今回のお話はボクがたまたま目撃した今だにあれは本当にあったことなのか分からない出来事を紹介するよ♪
え?優子達の日常じゃないのかって?ごめんね、作者が「ネタが、ネタが出ない!!」てことになってこうなったんだ。
それじゃあ始めるよ♪
あれはとある放課後の出来事
ボクが優子と何気ない雑談をしていると代表が何やら便箋を持って現れた
「代表それ何?」
「…靴箱の中に入ってた」
そう言って代表が便箋を開くとそこには手紙が入っており手紙の内容は代表に宛てたラブレターだった
「相変わらず男子にモテモテだね♪代表♪それでどうするの?」
「…雄二以外の人には興味ないから断ってくる」
そう言って代表は教室を出ていった
実は代表はずっと前からFクラスの坂本君に想いを寄せているのだ。でもこの事はボクと優子の二人しか知らないこと
時たま流れてくる代表が同性愛者じゃないかと言う噂は坂本君に興味を持った女の子がいないか見ている所から出たデマなのだが…
「本当に坂本君以外全然興味ないよね代表」
「でもそこが一途で可愛い所じゃない♪」
「そういえば優子は靴箱にラブレターとかなかったの?結構もらってそうだけどな~?」
「そんなの全然ないわよ。一度だってそんなのなかったわ」
「ええ!!それは予想外だな~、てっきり貰ってる物かと思った。あwもしかしたら弟くんが…」
妄想
「ムッ!また姉上の靴箱の中にどこの馬の骨とも分からぬ男からラブレターが入っておる!しかもまたこんなに!全くけしからんのじゃ!これはワシが丁重に処分しようかのう」
妄想終了
「……な~んて弟くんが密かに処分してたり、ね♪」
「な~にバカな事なってるのよ、アイツがそんなことするわけ無いでしょ」
「アハハ、だよね~♪」
そんな風に話していると
「すまぬ!待たせたのじゃ姉上」と秀吉君がやってきた
「もう遅いじゃない!今日は食材が安い日だから早く行くって行ったじゃない」
「すまぬのじゃ、ちと帰る準備に手間取ってのう」
「もう、ほら急ぐわよ!それじゃあまた明日ね愛子」
「うん♪またね~」
ボクはそう言って急いで出ていく優子達を見送っているとふと弟君のポケットから破かれたような数枚の紙切れが落ちたのは見つけた
「うん?何だろうこれ」
その紙切れには
「優子様」 「……好きです」 「付き合って」
と辛うじてこの三つの文字だけ読み取れるものだった
「え!?こ、これって、…まさか?」
するとこっちを見る視線が!振り向くとそこには
急いで出たはずの弟くんが立ち止まりニヤリと笑っていた……
「何してるのよ~秀吉!急ぐわよ~!!」
「分かったから待つのじゃ姉上~」
何もなかったかの様に受け答えして去っていく弟君
「え!?えええ!?ま、まさか本当に?……ま、まさか、ね~?あ、あはは、あははは…」
その同時刻に使われていない焼却炉の中に沢山の便箋が燃やされていたという……