原作の進展がない上に最近ssも減ってきたからつい自分で書いちゃったZE☆
あんまり先の事を考えずに勢いで書いていくつもりなので、更新頻度は分からんけど、なるべく頑張る。
時期はマラソン終わった数日後くらいからのスタートです。
話はちょっと重い目な話になってます。
駄文ですが、暇な方は是非どうぞ。
校内マラソンでの三浦からの依頼も無事終了し、葉山と雪ノ下の噂でざわついていた学校もいつもの平穏な日常に戻った。
今日も社畜よろしく奉仕部に出勤する俺。やっぱり帰っていいですかね? よし帰ろう。本当に帰ると平塚先生にどんな目にあわされるか分からないから帰らないけどね。
「うぃ〜っす」
「こんにちは、比企谷くん。あら? 仕事に疲れた40代独身男性の様な腐った目をしているけれど、どうかしたのかしら。……ああ、ごめんなさい。よく考えたらいつも通りだったわね」
部室に入った途端に罵倒してくる雪ノ下。本当に帰りたくなったんですけど、帰っていいですかね? ダメですね、ハイ。
「なんで来て早々に貶められてんの? あと一緒にするなよ、俺は40代になる頃にはバリバリの専業主婦だから仕事なんてしてる訳がない。はい論破」
「貴方そんな事言いながら、結局周りより人一倍働いてるタイプじゃない。……それに彼女も一生出来ない貴方が専業主婦なんかになれる訳がないじゃない。はい、論破」
ここまでいつも通りのやり取りをしていても、以前と違う事がある。
基本的に雪ノ下は人と会話する時には人の顔をしっかり見て話すタイプだが、この間のマラソン大会の後の保健室での一件以降、お互い微妙に意識してしまい、今も顔を背けたままで会話していた。
「……」
「……」
いつもの定位置について小説を読みだしても、微妙にソワソワとしてしまう。
おかしいな。いつもならお互い無言でもまったく気にならないんだが。
「…由比ヶ浜さんは一緒じゃないの?」
「あ? ああ、あいつは三浦たちと喋くってたからもう少ししたら来るだろ。っていうか一緒に来る事なんか殆どなかっただろ」
せいぜいクリスマスイベント前の奉仕部全体がギクシャクしていた時期ぐらいのものだ。
「なら少し話しておきたい事があるのだけれど、いいかしら?」
ようやくこちらを向き、佇まいを直す雪ノ下。
「…なんだよ、改まって。由比ヶ浜が居たらマズい内容なのか?」
「そうね、由比ヶ浜さんには後で私から話すわ。別々に話しておかないと、絶対に喧嘩になってしまうもの」
…何か不穏な単語が聞こえた気がする。
「雪ノ下が由比ヶ浜と喧嘩? 想像も出来んが、内容を聞かんと話が進まねぇな。言ってみろよ」
そこで、雪ノ下にしては珍しく、一瞬目を逸らし、言いにくそうに唇を震わせた。
しかし、直ぐに覚悟を決めたように、こちらに向き直った。
そして、その決定的な言葉を発した。
「比企谷くん。奉仕部部長として、貴方に無期限の活動停止を命じます」
勢いで書いたから短い!
プロローグはここの引きしか考えられないので、次からはもう少し長めに書きます。