とある中佐の悪あがき   作:銀峰

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シリアス?が最近多い気がします・・・
相変わらず口調が不安、、、


それぞれの針路へ

「デラーズ閣下!」

 

「おお、ガトーか!どうした」

 

会議終了から半時エギーユ・デラーズ大佐の発言によって会議は収束。

抗戦派はデラーズ艦隊に併合されることになり、それ以外の艦隊はアクシズへの針路をとる事が決定した。

会議出席者は配下の者にその旨を伝え、おおよその者がどちらかの道を選択するものとなった。

 

そんな中、俺_ユーセル・ツヴァイはデラーズ大佐の好意によってグワジンの医務室まで運ばれた。

今回の顛末を通信で三艦長や副官に話しすぐ艦に戻ろうとしたのだが、もう腹は決まっていたようで地球に残るそうだ。それならと全体の行動が決まるまでと部下に断って、少し話したいというデラーズ大佐の提案を受けることにした。

医務室で少し休息を取りつつデラーズ大佐と過去の経歴(ドム開発に携わっていたことや、ギレン総帥の親衛隊にドムを新規開発して納入したこともあるといったら、どうやら知らず知らずのうちにデラーズ大佐の専用機の開発に携わっていたことが判明したり)今後の方針について話しつつ、親睦を深めていた頃に一人の武人が飛び込んできた。

 

「それが・・・っ失礼しました!」

 

 

もう一人室内にいた士官服を着た男とその男が着けている中佐の階級章を見て、少し慌てた様子でいたがすぐにきれいできちっとしたとした敬礼をしてくる20代くらいの男性。大尉の階級章をつけている。軍服を見事に着こなしていて、侍の髷を髣髴させる長い銀髪を後ろで結ったヘアースタイル。まさに武人といった雰囲気の男だ。

俺がベットに腰かけている姿と怪我人だとでも思われたのだろうか?

 

「いや、いいぞ。別に怪我をして寝ていた訳では無いからな」

 

腰掛けていたベットから立ち上がり、平気だと言う様に軽く体を動かす。実際少しむせただけで、なんで居るんだお前らレベルである。医者からも異常なしといわれたしなんとなく居座っているだけだ。医者は流石に気まずいのか、診察した後奥に引っ込んでしまった。

男は、それでもともう一度謝罪し、敬礼する。ビシッとでも聞こえてきそうな敬礼だ。律儀な性分なのだろう。

 

武人調の男はアナベル・ガトーと名乗った。

 

「ほぅ。あなたがあのソロモンの悪夢、兵たちから噂は聞いています。なんでも戦艦8隻を沈め、MS200を撃破したとか・・・私はユーセル・ツヴァイ、階級は中佐。よろしく」

 

これからは長い付き合いになるだろう。これからよろしくという意味合いを兼ねて手を差し出す。

ガトー大尉はこちらの腰の低さに驚いたのか、少し驚いた様子を見せたが最後にはきっちりとした態度で返してきた。握手の時までまじめな人だな、と苦笑する。たぶん見た限りでは年も近い、これから仲良くしていけたらと思いつつ、ソロモンの悪夢アナベルガトーとの初対面を終えた。

 

 

 

 

 

「それで、ガトーよ。なにか大事でも起きたか」

 

「いえ、閣下。大事というほどではないのですが一部の兵、海兵隊の者が騒いでおり、それに影響され兵達が浮足立っています。MSまで動かそうとする動きがありましたので、早めに指示を仰ごうかと」

 

「うむ・・・すまんが、ここに外の様子が見れるものがあるか、様子が見たい」

 

老将は少しうなり声をあげ、奥にいた医者に声をかけた。こちらからでは見えないが、奥でもぞもぞと何かが動くような気配がした。

少しした後、外部へと繋がっているモニターが映った。

艦船の姿が映る。茶色の大きい弾頭の先端をくりぬいてロケットエンジンをつけたような形、あれはザンジバル級だ。わが艦隊の旗艦チベや、今乗っているグワジン級とは違い大気圏内(いわゆる地球の空)でも活動できる優れた船だ。あれはもしかして・・・

 

『・・っ・ざけるな!!俺たちをなんだと思っていやがる!!!』

 

「うぉっ」

 

男の叫び声が医務室に響き渡る。少し音量が大きい。少しずつ叫び声が小さくなっていく。

大方奥にいる医者が気を利かせて下げてくれたんだろう。

男の声が後ろに下がり、今度は別の叫び声が割り込んできた。

20代後半ぐらいの女の声だ。

 

『なぜであります!?我々海兵隊にはアクシズへ脱出の権利がないのでありますか!!』

 

『何度も言った通りだ!貴様らは軍紀を逸脱しすぎた!栄光あるジオン軍にお前たちはふさわしくない!』

 

『逸脱!?我々の行動はすべて、本国からの命令です!それがなぜ_』

 

『知らんな!戦死なさったキシリア様の独断かもしれん』

 

しばらく言い争う声。女の相手はどうやら上官のようだ。

聞き覚えがある、確かアサクラとかいう情報部の人間だったか?

ちなみに原作にもコロニーレーザーを撃つときに、そこのムサイどけ、ソーラシステムの出力が下がる!とか言ってたやつもアサクラという関連性は分かってない。

女性は何とか言い募るが、上官らしき男は一向に認めようとはしない。

同じようなやり取りを繰り返すのに飽きたのか、男は一方的に話を切り上げにかかった。

 

『ともかく迷惑だ!お前も軍人なら自分の事ぐらい自分でどうにかするんだな!!以上だ!!』

 

『アサクラ大佐!!』

 

女性は通信を切った上官の名をほとんど悲鳴に近い声で叫ぶ。

その声には、自分たちを捨てた上官への憎しみと世の中の理不尽さがこもっていた。

ふざけるな。すべてお前たちの命令だろう。自分の立場を守るためにトカゲの尻尾きりかい!ふざけるんじゃない!

艦の側面部についているカタパルトが開いていく。

出撃する気か・・・・

とめんと大事になる。

今の彼女は正常な状態ではない。

行かねば。

 

「申し訳ありません。デラーズ大佐この艦にある機体をお借りしてよいですか」

 

「・・・行くか中佐」

 

「彼女を止めねばならんでしょう」

 

「ふむ。まぁ仕方あるまいな、儂の機体を使え、といいたいがガトーが飛び出して行ってしまってな。無い」

 

「えっ」

 

少し周りを見渡す。

そういえばいつの間にか居なくなってるな。

 

「ふはは。あやつめ。ガトーめ、やりおる。先手を取られたな中佐?貴公がモニターに食いいるように見ておったときにな。機体を借りると言って出ていきおったよ」

 

「・・・」

 

何がおかしいのか若人が肩を落とす様子を見て、豪快に肩を動かしつつずいぶん年を重ねたが老人が笑う。

空いたままのドアをちらりと見つつ、云う。口ぶりは困った部下に苦労をかけさせられて困っている上司といった感じだが、その目は孫を見る叔父のようだ。

まぁ、彼女・・・シーマガラハウの機体を止めれるのは、大尉ぐらいだしな・・・うん。

 

「知り合いかね?」

 

「いえ。こちらが一方的に知ってるだけです。向こうは・・・多分知らないと思います。こっちが勝手に親近感を感じてるだけで」

 

俺が彼女について知っているのはこのくらいだ。シーマガラハウ中佐。性格は大胆不敵で、非常に好戦的、らしい。モビルスーツのパイロットとしても非常に優秀な腕を持っており、一年戦争時の撃墜スコアは56機。

0083の妙齢の美女でヒロイン的存在とも呼ばれる。

一年戦争時は主に破壊工作を行っており、一年戦争緒戦において、スペースコロニーへの毒ガス注入、いわゆる「コロニー潰し」に従事していた。

シーマとその艦隊は破壊活動や虐殺など公国宇宙軍の「汚れ仕事」の実行者であったという。

その後何らかの出来事がきっかけで海賊稼業をすることとなる。

なお海賊稼業は好んでしていた訳ではなく生きる為に必死だっただけだろう。

彼女はいわば時代の被害者だ。俺やクーディのように・・・俺だって一歩間違えたらシーマ・ガラハウのようになっていただろう。記憶が来たからうまくいっていただけで。本来なら鉄砲玉で死んでいたか、それこそサイド3の薄暗い路地で冷たくなって、今でも鮮明に思い出せる。そうだ俺は、いや僕はあの男につられて・・そう。あの場所はとても暗くて、寒かった。そうだよ。待ってて言ったから僕は・・・

・・・僕・・・いい子で待って・・ら!・・絶対だ・・・よ。あぁ・・絶対だ。僕待ってるから。ずっと、ずっと・・・

 

「・・・ちゅ・・・い・・・中佐!しっかりせんか!」

 

「・・・っ!」

 

「…大丈夫か?」

 

「・・・ええ。すいません」

 

「誠か?儂には貴公が脆い泡沫のように見えるぞ」

 

「え、ええ。大丈夫です」

 

「何かあったら言いなさい。出会ったばっかりだがな。貴公と儂は・・・そうだな。これから共に戦場に立つ。いわば戦友だ。先ほども大事な事を思い出させて貰ったばかりだ。借りたままではどうも納得いかない性分なのだ。なんでも言ってくれ。力になろう」

 

そう心配そうに顔を覗きこんでくる顔に不意に、昔にがある優しい男の顔が重なりかけ・・・

頭を振って考え直す。何考えてんだ。あったばかりの上官に失礼にもほどがあるだろ。

ただ自分だけの為にぶった演説がそんな風に思ってくれているとは、申し訳なくなるな。

だが・・・ありがたい。

 

「・・・じゃぁお言葉に甘えて・・・」

 

「おや、中佐。目が赤く・・・」

 

「頼みがあります!」

 

急に叫んだ彼に少し驚いた老人は、その後にされた「お願い」を聞き、少しまた驚いた後笑ってその「お願い」を聞いてやるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シーマ様!?」

 

「直に談判してくるだけだ!お前たちはここを動くんじゃない!手も出させるんじゃないよ!」

 

身を翻してザンジバル(リリーマルレーン、昔の曲名からとったこの船の名前だ)の艦橋から出ていこうとする彼女・シーマガラハウ中佐を、彼女の部下デトローフ・コッセルが呼び止める。が、彼女は短くいこうとする場所を伝え、格納庫への道を急ぐ。何百回と通った道が今は遠く感じる。なぜ。上官のアサクラに疎まれているのは知っていたし、あたしもアサクラをはっきりとは言わないが嫌いだった。が、アクシズ行きを資格がないなどと言うとは予想していなかった。格納庫についたころにはあたしの機体、Ms14Fe(一般的にはゲルググといわれる機体がいつでも出撃できるような状態にされていた。コッセルが根回ししてくれていたのだろう。

すぐさま乗り込み、機体を発進口に向かわせる。本来なら出撃前にしなければならない点検項目も武装もすべて蚊帳の外だった。

 

「知らなかったんだ・・・あたしはただ催眠ガスとだけ」

「きかされていなかったんだよ!あれが毒ガスだなんて!」

アサクラの乗るムサイめがけ一直線に機体を動かす。

 

『下がれ中佐!何をする気だ!』

 

異変を察知した偵察機かそれともアサクラの私兵か旧式のザクⅠが1機と、ザクⅡが一機接近してくる。

取り押さえる気だ。

 

「この手で毒ガスを・・・あの時コロニーの内部で見た阿鼻叫喚・・・気が付けば大量虐殺を強いられ・・・」

 

倒れていく兵士、いや兵士だけでないコロニーにいた女子供も。全員・・・MSのコクピットに座っていると思い出す。その時乗っていたのはザクⅠのコクピットだった。あの頃の若き自分何も知らずに軍に志願し海兵隊の司令にまでのし上がって、突然の命令。特務だ中佐。

 

取り押さえる気か、それとも返事がない相手を心配してだったのか、旧ザクが手を伸ばしてくる。

『しらなかったんだっ!毒ガスだなんてしらなかったんだよおぉ!』

 

「その後も汚れ仕事ばかり散々やらされて・・・」

 

『返事をしろ!シーマガラハウ中佐!』

 

「その結果が・・・!その結果がこれかい!」

 

伸ばしてきたザクⅠの腕をつかみ、もう一機の並行して飛んでいたザクに投げるようにして叩きつける。

前方のムサイあれがアサクラの乗る艦だ。MSの腕を艦に向けスラスターを全開にする。

 

「すべて軍が、貴様が命じてきたことだろうが!!!アサクラァ!!!」

 

ガンッ!

機体が揺れる。ぶつかってきた機体はあまり強い勢いではなかったが、高速移動中のMS同士がぶつかったのだ。

反動がある。

 

「くっ」

 

誰だ!乱入してきた機体を睨みつける。ずんぐりとしたシルエット。武装はしておらず丸腰の機体ドム、か?

だが細部が異なっている。MS09F・・・ドムトローペンといったか、いや脚部が少しスリムになっているMS10の・・・いやそんな事はいい問題はこの乱入してきた機体をどうするかだ。

この堂々とした威圧感、ただ者ではない。

小さく舌打ちをする。先ほどのザクのようによそ見をくれながら突破できる相手ではなさそうだ。

通信が入る

 

『このような大事の時にご乱心か!?』

 

「なんだキサマは!?」

 

『アナベル・ガトー大尉です。中佐殿には軍人としての節度を持っていただきたい」

 

「ガトー?噂は聞いている。アナベルって名前で生粋の軍人を気取った鼻持ちならない奴がいるってさぁ」

 

ソロモンの悪夢、アナベル・ガトーか。

 

『・・・武装をつけずに飛び出してきたのは正解でしたな。今なら引き返せましょう』

 

「なめるなよ・・・大尉!」

 

腰にマウントされているビームサーベルを引き抜き、目の前にいるドムへと突きつける。

狙いはコクピット上の精密機械が詰まっている上胸部だ。動きさえ止めればいい。

並みのパイロットなら反応できないほどの速度でサーベルが振るわれ、狙い通りコクピットのやや上の部分へと命中・・・しなかった。鈍重な外観に似合わず軽やかに自機を狙ってきた刺突を、上半身を捻って躱し後部バックパックに装備されているヒートサーベルを引き抜いた。相手の機体と自機のサーベルとの間に、ヒートサーベルを潜り込ませ自機から離れさせる。ドムが握っているヒートホークは、本体からの膨大なエネルギーが流れ込み眩い光を発していた。

 

「ガトー!あたしらは貴様の背にいる奴らに…顎で指示だけ下す上官どもにこき使われてこのざまなのさ!」

 

ドムの力が強い。相手にとって自分の胸のあたりという、MSという人体構造上力を入れにくいところで鍔迫り合いをしているというのにこちらがやや押されている。パワー負けしているのだ。有利な位置を取るように剣を押していなかったら、とっくの昔に払われて押し負けていただろう。ガトーもこの状態の不利は分かっているのか位置取りを変えようとしているが、そうはさせない操縦桿を動かし、相手が嫌がるところに機体を滑らせる。もはやほとんど押し付けるような体勢になっている。

 

「さぞ滑稽に見えているだろうさねぇ!」

 

『上官とはいえあえて言わせてもらおう・・・それが軍人だろうがっ!』

 

「あたしらの特務任務は・・・自分は軍人ですと、胸張って答えられるような綺麗な物ばかりじゃなかったのさ・・・」

 

ここまで機体ポテンシャルが違うとは・・・だが黙って負けてやるつもりはない。

 

この世界では、どこぞの士官が関わったおかげでビーム関連やエンジン開発がドムの方がゲルググより圧倒的に早かった。バリエーションが多く派生機も山のように出ている。

生産数はザクには及ばないが、多い。ようはゲルググは出来てからの日が浅いのだ。

ゲルググの開発理由が、大っぴらにされてないがドムのコストパフォーマンスの軽減の為だとか。

口の悪い兵たちの間で、ゲルググがドムの劣化機などと言われているが、シーマが搭乗しているゲルググマリーネも悪くはない。

ただあちらの方が図体が大きいおかげで大規模な機関を積むことができ、パワーがあるというだけだ。

対してゲルググは細身で、機関部の大きさはドムに比べると流石に劣る。その分軽いから素早く移動でき、ドムが大衆機だとしたらゲルググはエース用の機体というわけだ。

 

 

 

『剣を収めよ!ガトー!』

 

デラーズ大佐といったか、ガトーが尊敬する閣下の声に従いヒートサーベルの光を消す。先ほどまで鬱陶しいぐらいに光っていた剣が力を失い、シーマは動きを止めたドムの肩にサーベルを当てる。

 

「上官の命令一つで死ぬことも厭わないって言うのかい?」

 

『デラーズ閣下は思慮深いお方だ。この命は閣下にお預けしている』

 

ガトーの声は落ち着いていていた。

一歩間違えたらサーベルの光に焼かれるというのに。死ぬのが怖くないのか・・・

まるでデラーズの為ならいつ死んでも構わないといった構えだ。

シーマはその物言いに、この男の危ういものを感じた。それと同時に、少しほんの少しだけ・・・

自分にはそう感じる人間に巡り合えなかった・・・

っ!あたしは何を考えている、信頼できる上司?仲間?いらないね。あたしは孤独だ。これまでもそしてこれからも。

 

「っ・・・汚らわしい言い方はやめろ!」

 

『シーマ様・・・』

 

「コッセル?」

 

「もうこんな艦隊なんて知らねえ!いや、逮捕されたって構わねえ!帰りましょう俺たちの故郷マハルへ!」

 

コッセルがそう提案する。ほかに道もない。行くも地獄行かぬも地獄とは誰の言葉だったか。

 

「アクシズなんかの辺境に導かれた日には商売あがったりさね!お宝はこの地球圏にいてこそさね!」

 

そう笑って自らの母艦へ帰還していくシーマ・ガラハウ中佐。

 

この後彼女、シーマガラハウ率いるシーマ艦隊はジオン軍艦隊から離脱。

 

アクシズに向かうものはアステロイドベルトで時期をうかがい。

 

エギーユ・デラーズ率いる艦隊とユーセル・ツヴァイ中佐率いる艦隊は地球圏へと残り、来るべき時まで牙を研ぐ。

 

宇宙世紀0080、1月3日終戦条約が結ばれて2日後の事であった。戦争はまだ終わっていない__

 

 

 

 

 

 




ガトーは初めから少佐説と一年戦争は大尉でデラーズともに階級を上げた説が自分の中ではあります。
でもガトーは作中ではデラーズの右腕的存在であり、デラーズが階級を上げるのにその右腕的存在の人の階級を上げないのはおかしいかなと思い、今は大尉にしました。

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