艦隊これくしょん!ー蒼き翼と紅き騎士ー   作:銀の匙

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キラとアスランを艦これの世界に飛ばした直後。

2人の女神たちの話。

女神B「行ってしまいましたね。
    というより、あなたの魔法で強制転送した感じだけど」
女神A「しょうがないわ
    ともかく、あの連中の思い通りにさせてはいけないから」

女神B「ところで、まさかとは思うけど。
私の統括する、世界の宇宙のコロニーで数か月前に嵐が起きて
    一人が吸い込まれて行方不明なんだけど・・・・」

女神Bが、笑顔だが笑っていない顔で女神Aに問いかける。

女神A「え~~っと、何のことかしら」

何かに察知したのか。女神Bの視線を逸らす。

女神B「そらさないで、まさか・・・・」
女神A「そーだ、まだ仕事が残っていたから私はこれで」

そういうと、女神Aは杖を掲げ消えていった。
女神B「待ちなさい、まったく・・・。でもあの2人と
    会うかもしれないわね。彼の機体の名前の通りに・・・」

溜息をつきつつ、彼女も何処かへ歩いて消えていった。

    




PHASE-4 探索と第六駆逐隊

 

キラ達が、情報収集する為それぞれの機体の換装し飛び立った頃

 

 

某鎮守府 近海

4人の少女達が海を歩いていた、というか航行しているのである。

 

雷「ねえ、暁。今日の任務ってなんだっけ?」

 

セーラー服を着た少女が、前を行く同じ服を着た仲間に尋ねる。

 

暁「もう、今日は大島近海まで遠征し、『補給に行ってきてくれ』って提督から言われたじゃない。

  それぐらいレディーのたしなみよ。」

 

暁と呼ばれる少女は、ふてくされ顔で答える。

 

雷「わかってるわよ、ねぇ。電(いなづま)」

 

雷の隣にいるアップヘアの髪型した少女に尋ねる。

 

電「わわっ、ケンカはダメなのです」

 

あわてて電(いなづま)は、暁と雷の間に割って入ろうとする。

 

電「響ちゃん、見てないで助けてなのです」

 

響と呼ばれる少女は、3人のやり取りを見てるがやり過ごす。

 

彼女たちは、第六駆逐隊所属の艦娘で遠征のスペシャリストと呼ばれる4人組

なぜスペシャリストと呼ばれるかというと、遠征にて『燃料・弾薬・ボーキ』のアイテムを

回収がうまいチームなのである。

 

暁「回収がうまいって何よ・・・・。」

 

電「暁ちゃん、誰に言ってるのです?」

 

暁の謎のツッコミに電が質問する。

 

暁「べ・・別に///////。」

 

暁は顔を真っ赤にする。

 

そんなやり取りをしているなか、上空ではキラとアスランが

自分たちがどのあたりにいるのか散策を続けていた。

 

 

キラ「どう、アスラン。何かわかった」

 

アスラン「いや、オーブに通信チャンネルを合わせてはいるが

     通信はつながらないでいた。」

 

キラ「僕もだよ、アークエンジェルにも通信チャンネルを繋げているけど

   ダメみたい」

 

彼らは、女神と呼ばれる女性から転生の手紙を受け取ったがまだ信じ切れずにいた為

オーブとアークエンジェルに通信を打電し続けていた。

 

彼らは空を飛んでいる最中に、力の操作方法を独学で身に着けていた。

MSを動かす際は操作の際はペダルやレバーなど動かしていたが、

攻撃方法や通信レーダーなどの情報が頭に映し出されるようになっていることを確認した。

 

アスラン「だが、あれだけ。苦労する操作を頭で考えるだけでいいとはな」

 

キラ「なんかあっけがない感じだよ」

 

2人は話しをしていると、頭から警告音鳴り響く。

キラ「アスラン、ここから先の海上に未確認機が何かを攻撃しているのを確認した」

アスラン「ああっ、俺も確認した。行くぞキラ」

キラとアスランは、レーダーで確認し現場に向かう。

 

そして、2人がレーダー探知した場所には

4人組の第六駆逐隊が燃料などを確保などの作業をしていた。

 

暁「じゃあ、これぐらいで十分よね」

 

雷「そうね、でも弾薬をもう少しだけ集めていかない」

 

暁「しょうがないわね、じゃあこの先をもう少し探してみましょ」

 

電「響ちゃん、どうしたのです?」

 

電は先ほどから動かない響に声をかける。

 

響「ハラショー、すでに囲まれている」

 

電「囲まれている、誰にですか?」

 

電は回りを見ると、黒い艦隊に囲まれていた。

 

雷「電(いなづま)どう・・し・・た」

 

雷は電の真っ青な顔を見て異常ではないと感じた。

 

雷「なっ、どうして。いつの間にハ級とへ級が・・」

 

暁「うそっ、なんで」

 

それは無理もない状態だった。彼女たちは補給物資を集めているのに

夢中でいたため電探(レーダー)に気付かないでいたのだ。

 

暁「でも、ビビっていたんじゃ。レディーにはなれないわ」

響「だてに、不死鳥を名乗っていない」

雷「だよね、ここでビビっていたんじゃ。第六駆逐隊の名前が泣くわ」

電「なのです。」

 

彼女らは、深海棲艦ハ級とへ級に立ち向かう。

 

 




投稿 完了。
話数は少ないですが、1時間弱で作り上げました、(個人で最短記録)

艦これからキャラを第六駆逐隊の4人組にし、セリフについても
分かりやすくするためキャラの名前を出しました。

口調などの話し方がまとまれば、キャラの名前を外す方向で考えています。

次回キラとアスランも第六駆逐隊の戦闘に援護し彼女たちが所属する
館山鎮守府で艦娘達と出会い交流を描きます。

そして鎮守府を統括する提督の名前は「飛鳥慎(アスカ・シン)」とします。

艦これの艦娘達はどの娘をだすかは、大体は決めておりますが
話のストーリーをどのあたりからだすかは未定です。

では、なんか1週間の間に4度も投稿は最速ペースかもしれない。



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