PHASE.2 出撃
アークエンジェルMS格納庫
ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスのそれぞれのコクピットでは
アスランとキラが出撃に向け待機をしていた。
フリーダムコクピットのモニターには、アスランの姿を見て彼は何かを考えているように見えた
「アスラン、どうしたの?」
「キラ、いや。この間プラントでディアッカから聞いたんだが」
彼は以前に、同じ隊に所属していたメンバーからある情報を聞いていた。
それは、数か月前に今回とオーブ襲われている未確認機がプラントにも出現
シンとルナマリアやイザーク達が迎撃に向かったが、途中でシンの乗った機体デスティニーが行方不明になったという。
「すると、シンは撃墜されたんじゃ」
キラの心配する言葉にアスランは否定する。
「 いや、突如謎の割れ目が発生しデスティニーを飲み込んだそうだ」
話を聞いただけであるとはいえ、かつては共に戦った仲間の事を不安を感じていた。
そこに、通信が入る。
「キラ君、アスラン君。」
マリューが、間もなくオーブ本島に到着となる旨を説明し発進準備を行うように指示をする。
そして、マリューの後ろにいる通信士が言う。
「艦長、オーブ本島。光学映像でます」
艦橋にある映像装置からは、撃沈されるオーブ海軍のイージス艦の横を航行する人型らしき未確認機
上空にはモビルスーツでもなく飛行機でもない物体が飛行しムラサメ並びにオーブアストレイ飛行ユニットを破壊している。
「総員、第一戦闘配備。これより人型を《ボギー1》空に浮かぶ飛行物体を《β2》と設定」
マリューの呼びかけに、通信士は諸元データを入力開始する。
「イーゲルシュテルン・バリアント起動。ゴットフリード照準ボギー1」
続けてマリューはアークエンジェルの主装を起動準備をするように命令。
一方、オーブ本島から離れた距離に複数人の人物が戦況を見ていた。
??A「キタカ、モクヒョウノキタイヲハッケン。」
??B「シカシホントウニヨカッタノカ? アイツニミツカッタラワレワレハ」
??A「カマワヌ、アノカタガドウニカシテクレル」
??B「ソウダナ。ワレワレハ2タイヲホカクダケヲモクテキニコノセカイへキタノダカラナ」
??A「ヨシ、ソロソロ。キタミタイダカラモクヒョウヲアノカンにムケヨウ」
そういうと一人の人物が、何かを指示するように手を向けるとオーブ本島へ向かったいた。
ボギー1とβ2がアークエンジェルに向かい始めた。
同時にアークエンジェルも、敵がこちらに向かっていくのを確認。
マリューは、キラとアスランに出撃を命令する。
アークエンジェルの右側のカタパルトが開くと同時に
「キラ・ヤマト。フリーダム行きます」
そういうと彼の乗る機体がカタパルトから勢いよく射出。
フェイズシフト装甲を展開今までグレーだった機体が、関節部分が黄金色と全体が白と青にカラーリングされる。
続けてアスランの乗る機体インフィニットジャスティスも出撃する。
「アスラン・ザラ。ジャスティスでる」
左側のカタパルトからジャスティスも出撃した。
一方オーブ海軍はアークエンジェルの出現を確認すると同時に無線から指示が飛ぶ。
カガリだった。
「オーブ全軍に次ぐ、一度立て直す為全軍一時撤退せよ」
(そんな、これだけやられて)
(カガリ様は何を考えておられるのだ)
無線からオーブ軍の不満の声が無線を通してカガリに伝わってくる。
「すまない、私の力不足で。だが立て直しを図り次第奴らをせん滅させる。たえてほしい」
カガリは無線を通して自分自身の力不足でオーブ軍の全滅にまで追い込んでしまった事を後悔していた。
「カガリ、そんなに追い込むな。一先ずアークエンジェルに一任するしかない」
声をかけてきたのは、トダカだった。
そしてトダカの言葉に、部屋にあるモニターにはアークエンジェルが戦闘を開始する直前であった。
さて、第2話となりますが物語上では実質第1話となります。
アークエンジェルからの視点から始まり途中で謎の人物の会話がありました。
謎の人物とは一体・・・・。
そしてそして、アークエンジェルからジャスティスとフリーダムが出撃しました。
詳細については次回に・・・・。(ヲイ
アスランがディアッカから聞いたシンが行方不明とは一体・・・