海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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今回はバスコ・ダ・ジョロキアと海賊戦隊ゴーカイジャーについて知らない人のための解説になっております、話はあまり進みません。


第一章 帝国華撃団修行編前半
バスコを倒した男


巴里ーシャノワールー

午前10時

地下司令室

 

受け入れられない残酷すぎる現実、大神が死に、支配人達も行方不明、光武二式もボロボロになり、もはや彼女達の精神は打ち砕かれた。

 

『隊長が…私達のために…自らを犠牲に…』マリアは大神の遺体をみながら涙を流し呟いた。他の花組も…

『お兄ちゃーーん、グス、アイリスの事寂しくしないでーーまた、デートしてよーお兄ちゃん,』

『うちらがしっかり検査していれば、爆弾に気づいて、大神はんが死ぬ事はなかったさかい…』

『中尉…』

『クソ!あの野郎!汚ねえ真似しやがってよお!あたいたちもあたいたちだ畜生!隊長…』

『中尉さーん…ごめん…なさい』

『隊長…僕達の為に…』

ドラえもんズは話を切り出せなかった。ひそひそと影で話をすることにした。

 

【今は、静かにしておくしかないね、大切な人を失ったんだ…もう少ししてから話をしよう】

【そうじゃな、ドラニコフワシらはもう一度帝国劇場を見てくるかの。】

【ワグ。】

【わかったぜ。】

 

『あのーグラン・マさん、僕達、帝国劇場の周りに何かないか詳しく調べに行ってきます。ミミミの事よろしくお願いします。資料はここに置いておきます。』そう言って報告書を置きどこでもドアで帝国劇場へと向かった。

 

(こんな様子じゃあ、今日のレビューは無理か、まあ、皆悲しいんだ…だが、この資料は見ておかなくちゃな。)グラン・マは報告書を皆に配った、ドラえもん達はしっかり人数分置いておいたのだ。

 

(へー、並行世界か、信じられない事だがね、こんなにも奇妙な事ばかり起こると妙に説得力があるねえ。なになに、いくつもの可能性があり、色々な分岐があり、その数は可能性の数だけあるか、その並行世界の一つからバスコはきたってわけかい。)

 

バスコ・ダ・ジョロキア

 

2011年頃ペットのサリーを連れ宇宙から地球にきてスーパー戦隊のおおいなる力を集め宇宙最大の宝を手に入れるため、様々な卑劣な作戦を企てました。スーパー戦隊とは悪の組織を倒すべく、戦った戦士達のことです、この世界の華撃団みたいなものです。彼らは特殊スーツなどを体に身にまとい、悪の組織の送りこんでくる当時スーパー戦隊は34戦隊いて、一つの戦隊につき、メンバーは3〜10人程度でした。彼らは様々な敵と戦い地球の平和を守ってきました。しかし、宇宙から来た悪の大帝国宇宙帝国ザンギャックと34のスーパー戦隊との戦い”レジェンド大戦”にてザンギャックの大艦隊を倒すべく、34のスーパー戦隊が力を合わせ、大艦隊を倒しましたが、彼らは変身能力を失い、彼らの力はレンジャーキーとなり、宇宙の彼方へと散ってしまいました。そしてそのレンジャーキーを集め、元34のスーパー戦隊の人からそれぞれの戦隊のおおいなる力をもらい、34戦隊全てのおおいなる力とレンジャーキーを集めたものには宇宙最大の宝が手に入るからバスコは必死で手に入れようとした一部の作戦は成功したが、海賊戦隊ゴーカイジャーの妨害にあい大半の作戦は失敗した。海賊戦隊ゴーカイジャーとは34のスーパー戦隊全てのレンジャーキーを集め、バスコと同じくおおいなる力を手に入れるため地球にきたのだった。だが、その頃ザンギャックが再び地球を責めてきたのだ、レジェンド大戦で失った戦力は彼らにとってはたいした損害ではなく、準備を整え頃合いを見計らっていたのだ、地球には戦える戦士は誰もおらず、地球はザンギャックに侵略されると誰もが怯えた、しかし、ゴーカイジャーの5人のクルーはザンギャックに反旗を翻し、34のスーパー戦隊の力が宿ったレンジャーキーを使いザンギャックに立ち向かったのだ。

当初、一部の戦隊は彼らにおおいなる力を渡すのを拒んだが、彼らは地球に住むにつれ地球が好きになり、地球人を守るために、戦う様になった、その姿に感化され、彼らにおおいなる力を託す戦隊が徐々に増えていった、そんな最中バスコはザンギャックと手を組みスーパー戦隊のおおいなる力を強引に奪っていったのだった。だが、ゴーカイジャーもザンギャックと戦いつつスーパー戦隊のおおいなる力を集めていった、そして、ゴーカイジャーが29個、バスコが5個のおおいなる力を集めた所で彼らは対峙した、だが、彼らは何度も戦ったが、バスコが本気を出すとゴーカイジャーは手も足も出せなかった、だが、ゴーカイジャーはおおいなる力に加え、レンジャーキーを全て持っていたので、バスコが少し不利であった、そのため、バスコはペットのサリーを攻撃し、裏切りで捨てられたと思わせ、彼らはサリーを船に入れて看病した。それにより、サリーがレンジャーキーを盗もうとした、だが、それは偽物であった。作戦とは手当をしなければ死んでしまうくらいの傷を付けられたサリーは優しくしてくれた、ゴーカイジャーへと付くのであったが、バスコはそれを予想しており、彼にお守りとしてもたせた装飾物に爆弾を仕込んでおり、1番厄介な相手ゴーカイジャーのキャプテン・マーベラスにサリーが近づいたと同時に爆破させ、マーベラスに大怪我を負わせたのだった。ちなみにバスコが地球に来たすぐ後にゴーカイジャーには地球人 伊狩 鎧(いかり がい)が仲間に入っていて、6人であった。

今まで一緒にやってきた仲間を平然と捨て駒にした、バスコに対し怒りを爆発させた。大怪我を負ったマーベラスを除いた、ゴーカイジャーの5人がバスコに戦いを挑んだが破れてしまい彼らもレンジャーキー、彼らの船(ゴーカイガレオン)、ナビロボット トリィを奪われたが、5人は船に潜入し、レンジャーキーをとり返し、バスコに再び戦いを挑んだが、結局負けてしまったが、キャプテン・マーベラスはサリーが爆発の瞬間自分の体の空洞化した部分に爆弾を入れ傷を少なくし、なんとか一命は取り留めた。傷だらけの体でマーベラスはバスコに戦いを挑んだ

スピードで劣るマーベラスはバスコの左足を自分の右足で踏みつけそこに自分の剣を刺して動きを止めた。

『正気?めちゃくちゃ、やるねえマーベラス。』

『言ったろ、これが最後だ、絶対にけりをつける!』マーベラスがバスコを斬りつけると同時にバスコは銃をマーベラスの心臓めがけて至近距離でうった。

マーベラス(さん)!側で見ていたゴーカイジャー達が叫んだ。

 

数分間の沈黙の後バスコが目を開け立ち上がった。

『まさか…相打ちになるとはね、もっと早くやっておけばよかったなあ。』

しかし、マーベラスは立ち上がった。バスコは驚いた!

なんと、バスコの撃った弾丸はマーベラスが爆発の際に、サリーの装飾物型の爆弾を投げ捨てようとした際、装飾物の一部がとれ、その装飾物をマーベラスは胸のポケットに入れていたためバスコの弾丸からマーベラスの命を救ったのだった。それを見たバスコは

 

『なるほどね…そういう事か…』

 

『ヤッタア!』ゴーカイジャーの一人ハカセが叫んだ。

 

バスコは『フッ』と笑い膝を崩し前方へ倒れこんだ。バスコは死に遺体は赤い塵となり、空へと飛び散った。

 

以上が僕達がまとめてバスコについてです。

 

『皆、これがあのバスコについてだよ、あいつは一回死んだんだ、倒せない訳じゃないんだ!どんな事をしてくるかわからない!充分警戒しておくんだよ!』グラン・マはそう言って励ました。

 

『生きかえった事を後悔させてやるか!あのバスコって野郎に!』

『僕、イチローを殺したやつ、絶対にやっつけてやる‼︎』

『帝国華撃団!巴里華撃団!ふたつの華撃団が揃った以上私達は負けはせぬ!』

『絶対に仕留めてみせます!』

『大神さん、空の上から見てて下さいね、必ず仇うちますから!』巴里華撃団が気合いを入れた。帝国華撃団花組も大神の死を悲しむ気持ちを胸に無理矢理しまいこみ、打倒バスコを誓った。

 

 

 

ーー別世界の地球ーー

『どうして!バスコが生きているんですか!』伊狩 鎧はある男からバスコが生きている事を聞かされ驚いた。

(大神…これから花組は俺が守ってやる…任せろ。)

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告
カンナ『すごいやつだなあ、アタイ達を子供扱いしたあのバスコを倒すなんて、それに比べてアタイは…』
『サクラ大戦4外伝 海に散りし命 第八話 カンナの涙 太正桜に浪漫の嵐!』
『その涙はなんだ‼︎』

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