ー昭和七年ーサクラ次元10
ーコクリコの世界ー
ー墓場ー
【ゼンリン!】『はあっ!】マッハはカイザに自分の武器ゼンリンシューターのタイヤ部分を擦り攻撃力を上げ接近戦を挑んだ。
『ふ、中々やる…だが!この程度では!』【レディ】カイザはしっかりとマッハの攻撃を自分の武器カイザブレイガンのブレードを展開して攻撃を止めた。
『まじやるねえ、おたく。でもさあ、こういうのはどうよ。』【シグナルバイク!シグナル交換!カクサーン!必殺!フルスロットル!カクサーン!】『ほらよ!』マッハはビームを大量に空からカイザに向かって放った。
『あまい……はあ!』全てのビームをカイザはひとたちで消し去った。
(あの技……どこかで……)鵜は墓の裏からこっそり戦いを覗いていた。
『なら、これだ!』【シグナルバイク!シグナル交換!トマーレ!シュート!】マッハはスタン効果のある防御壁をカイザに当てカイザを痺れさせた。
『くっ、動けない……っ!』カイザはなんとか銃をマッハに向けて撃ったが、全て避けらてしまった。
『さあてと、まずはてめえは誰でどこからきたか話を聞かせてもらおうか』マッハはカイザに銃を構えながら近づいたが。
『はあっ!』突如カイザは周りにビームのバリアを張りマッハを吹き飛ばした。
『な、なんだこの力は……畜生!こいつなら!』【シグナルバイク!シグナル交換!キケーン!必殺!フルスロットル!キケーン!】マッハは空中で高速回転しながらバリアへと突っ込んだ!
『その程度では、破れないわ!うおおおおお!』
『たあああああ!』シグナルバイクの力とバリアの力のぶつかり合いによってバリアは壊れ、剛はマッハへの変身が解かれた。
『ちっ!なんか俺はまだ力があったはずなんだが…』やはり剛はあまり力が出せないようだ。
『都合の悪い記憶は消してある。あと何回かは繰り返してもらうわよ、このブレスレットが完全にチャージするまではね!』カイザは逃げ去った。
『逃したか、おい、もう出てきていいぞ、ったく、にしてもお前なにブレスレットとられてるんだよ。』そろりと鵜が
『す、すみません…』と頭を下げた。
『ん?あ、あれは怪獣!おい、シャノワールに戻るぞ、さあ乗れ!』剛は自分のバイクの後ろに鵜を乗せシャノワールへと向かった。
ー車博覧会ー
『はあああつ!後はお前だ!蛮野!』大神達はなんとか怪獣軍団を全滅させ、敵は残すところ蛮野だけであった。
『くっははははっ!大神一郎、君が作りあげた華撃団はとてもすばらしい、他の10個くらいの並行世界では別の人間が華撃団の隊長になっている世界があったが、全然利用する価値すらなかったよ、やはり”希望の種”を持っていて有効活用している君だからこそ利用価値があったんだよ。』
『希望の種?一体どういう意味だ!』
『まあ、教えてやろう。希望の種とは創造主が地球と火星に生命の種を蒔いた時、生まれた生命達をリードする者が必要と考えた創造主は他の人間を惹きつける力を希望の種といい、無作為に選ばれた5人の中の一人が大神一郎君なんだよ、だが希望の種を持っているだけでは意味がない、それを持つ者が努力しなければ、人を惹きつける事が出来ない、だが、君はほぼ全ての世界で希望の種の力を発揮して、君がいなくなった後ですらも君がいたというだけで、仲間同士の絆がとても深い。希望の種の力による仲間との深い絆があるからこそ、この世界で歴史改変マシンΣを作動させる事に成功したのだよ。』
『じゃあやはり貴様が今回の事件の原因か、目的はなんだ!』大神は刀を構えた。
『私は創世王との戦いを見ていて理解した、仮面ライダーの力は脅威となる力ばかりだった、ならば私が彼らのデータを使って新たなライダーをつくりだせば、よいのだと、だが、それだけでは前に歴史改変マシンを使ったショッカーが作りだした仮面ライダー4号と同じ結果になってしまう。ならば別次元にいる仮面ライダーと同じような戦士のデータを集めて新たな仮面ライダーを作り出せばよいと考えた。まずは情報が必要だ。ヤプールのエースキラーと同じように様々な戦士の能力をコピーできるデータを使い、様々な次元に飛び様々な戦士の力を学習し最強の仮面ライダーを作り出した。他にもドラえもんズの友情テレカの信頼の力のデータを使い歴史改変マシンΣをより強化する事により、歴史の繰り返しが何回も起こり、ようやく完成したのだよ、ロイミュード012いや、仮面ライダー5号よ!』蛮野の背後から仮面ライダー5号は現れた。顔は1号〜4号と若干違いオレンジ色であり、その体にはウルトラマン80のようなラインが入っているが赤色ではなく黒色であり、両腕はドライブのタイプフォーミュラと同じ形状で、黒色ではなく紫色のラインが入っており、胸の装甲は霊子甲冑に使われているシルスウス合金を使い。体の全体的な色はドラえもんズの友情テレカの金色であった。
『俺は仮面ライダー5号、人間共恐怖しろ!』【データU.スペシウム光線】5号は腕を十字にクロスし、巨大化しているドラメッド3世に向けて放ち、ドラメッド3世は大爆発を起こした。
『ドラメッド!くそ!たああ!』大神はブースターを展開し、5号に向かっていった。
『愚かな……』【データK.電パンチ】5号は向かってくる大神に対して拳を構えた。
『はああ!狼虎滅却!疾風迅雷!』大神は刀を構える。
『うおおおお!』互いにすれ違いざまに攻撃を当てた。互いに一瞬動きが止まった。
『うっ、うあああああ!』光武Fがパワー負けし、大爆発した。勝ったのは5号であった。
『イ、イチロー‼︎‼︎』時間は繰り返す