今まで出ていた謎の男の正体がついに判明します。
太正十六年
大帝国劇場前
青色の巨大人型兵器6機が劇場を囲んでいた。
『帝国華撃団、参上!』
『みんな、充分気をつけて相手は花やしき支部を数分で壊滅させたのよ、今回は劇場を守るのが優先されるわ、一機につき一人が相手して、アイリスと レニは劇場を守り、1時の方向の敵はさくら、3時の方向はすみれ、5時の方向は織姫、7時の方向はカンナ、9時の方向は紅蘭、11時の方向は私が担当するわ、迅速に各個撃退を勤めて、持久戦はこちらが不利になるわ、わかった?』
『了解‼︎』すぐに分かれて撃退に迎った。
『避難なさっている帝都の人のためにも、早く倒さないと、破邪剣征・桜花天昇!』
『スゴーー』さくらの放った一撃により兵器は爆発した。
『あれ?こんなにあっさり、勝てるなんて、おかしい?』さくらは不思議に思った数分で花やしき支部をあんなにしたのにも関わらずここまであっさり勝てるなんて。負けじと他の花組も
『熱く!激しく!輝け!オーソレ・ミーオー!』
『常に進化を求める!それが発明や!チビロボ二式!』
『桐島流!最終奥義!公相君!』
『神崎風塵流・孔雀之舞!』
『静寂が支配する!銀の楽園リディニーク!』織姫、紅蘭、かえで、すみれ、マリアが続けて技を出し、人型兵器を倒した。皆さくらと同じく不思議に思っていた、この程度なのかと?
『椿、他に敵の反応は?』マリアが聞いた。
『はい、他に兵器の反応はありません。』椿が冷静に言った。
『皆、戻るわよ。』そう言い基地へと戻っていった、しかし、次の瞬間⁉︎
『ドン‼︎』その音が聞こえたと同時にアイリスの機体から火花が散った。
弾が飛んできた方へ皆目を向けた。
『ヤッホー、帝国華撃団の皆さん。こんにちは、バスコ・タ・ジョロキアだよー、皆に俺からの最高のプレゼントを届けにきたぜ。』建物の屋上でこちらに銃を向けているバスコを見た誰もが警戒していた、だが、すぐ、姿が見えなくなったと思ったら、すみれ機が急に火花を散らしていた、
『くっ!いったい何が起こったんですの?』誰も何が起こったのか理解出来なかった。だが、カンナ、織姫、レニ、紅蘭、マリアと続けて火花が散った。
『バスコ!ど、どこにいるの?』さくらはそこら中を見回したが、どこにもいなかった。しかし、
『きゃあ‼︎』さくらの機体も攻撃を受けた。
そこら中から火花が飛んでいた、『光武動いて!光武!』なんども、動かそうとしたが、動かそうにも動かせなかった。他の光武もそうだった。
『まさか、降魔を倒した奴等がこの程度とはね、つまんないなあ、盛り上がらないなあ、モン、もう仕掛けたかい?』表れた猿にバスコが聞くと。
『ウキ!』と聞いたバスコが笑い。
『はーーい、注目、帝国華撃団の皆さーーん。』そう言うとバスコは尻ポケットからボタンを取り出した。
『このボタンを押すと、劇場に仕掛けられた、爆弾が爆発しまーす。』
『くっ!なんて事をやめなさい‼︎』マリアが怒りを込めて、言った。するとバスコはマリア機に凄い早さで近づき
『普通、そんな事、敵に言ったって聞くわけないでしょ。はい、おしまい。』バスコはボタンを押した。
ドッコオーン!
光武は風圧で吹き飛ばされた。
『キャアアアア!』全員吹き飛ばされた。
次回予告
グラン・マ『皆よく聞きな、帝国華撃団の本部、大帝国劇場が敵の襲撃にあって爆破しちまった、帝国華撃団隊員とも、連絡げつかない、状況は最悪だ、敵の正体すら、わかってない、皆警戒をするんだよ、そんな中、シャノワールへある物が投げ込まれた、皆の心を打ち壊す最悪の物が…
次回、サクラ大戦外伝海に散りし命第七話砕かれし希望
ムッシュ、あんた、最低な隊長だよ!