ー昭和48年ー
ーウルトラ次元ーエースの世界ー
ー街ー
TACは街に現れた偽物の宇宙人と戦い星人が街に気を取られているうちに山にいる星人を竜隊長とすみれが狙う作戦を実行しようとしていた。
『TACも降参したと見えたな、ウルトラ5兄弟は死んだ!もうお前達地球人を守ってくれるものはだれもいないのだ!』星人はビルを焼き、風を吹かせ街をぐちゃぐちゃにしていた。
『現れたな、今回の我々の作戦はあくまで星人の注意を引き離す事だ。無茶な事はするな!』『了解!』臨時指揮官山中はファルコンとスペースに攻撃を開始させた。もちろん、今までと同じようにミサイルなどを星人に向けて撃ってもすり抜けてしまった。
『TACよ、無駄な抵抗はやめたほうがいい。潔く我々の奴隷になるがいい!』星人は余裕をかましていたが既に竜隊長とすみれは山中の星人の本体のすぐそばまで来ていたのだ。
ー山中ー
竜隊長が細胞破壊ミサイルをセットし、星人に向かって撃ち、続けざまにすみれが光武二式を巨大化するために準備していた。星人に見つからないように竜隊長は身を潜めながら星人に近づいた。
『地球人よ、我々の奴隷になるのだ!』星人はカプセルの中にいた。
『やっぱりそうか、星人はこの谷からスモッグを利用して自分を空に映しだしていたんだ。TACは幻と戦わされていたんだ。』竜隊長は星人に近づき星人がいるカプセルに向けてミサイルを撃ち、カプセルは大爆発した。それにより街の星人の映像は消えた。それを見たすみれはすぐに光武二式を巨大化し、乗り込み星人に向かった。
『今ですわ、神崎風塵流 鳳凰の舞!』すみれは光武二式のエネルギーを全て使い、星人にぶつけた!
『ギャアあああ!』星人の体は炎に包まていた。星人はかなりもがき苦しんでいた。
『も、もう光武二式は動けませんわ、ろくに修理なんて出来ませんでしたから、仕方ないといえば仕方ないのですが…でもこれで星人を倒せましたわ。まあ、帝劇のトップスターたるわたくしに倒されるとはなんて運がいい星人なのでしょう。』だが、星人は口から風を吹き体を回転させる事により自分を包んでいた炎を消した。
『何ですって!』
『甘いな、この程度の炎では俺を焼く事は出来んぞ!本気の炎を味あわせてやる!啖え!』星人は光武二式に向かい炎を放つ。
『きゃああーあ、熱い、気温調節機も壊れています…今、光武から出たら直接燃やされてしまいますわ……ど、どうすれば…す、すこしでも光武が動かせさえすれば。』
『おい、すみれさんの機体が危ない!援護するぞ!』『了解!』街から戻ってきた隊員達はファルコン、スペースで星人を攻撃し、星人の注意を離した。
『あ、ありがたいですわ。』すみれはなんとかそのすきに光武二式から出て光武二式を小さくし、すぐさま応急修理を始めた。
(なんとか……もう一度……)すみれはなんとか光武二式を再び動かすために修理していた。そのころ、ファルコン、スペースはなんとか星人を撃退しようと奮闘したが、星人のミサイルにあたり二機とも墜落し、TACは地上の竜隊長と合流しての銃を撃ちはじめたが、あたりを火で囲まれてしまった。
『隊長ー!一体どうすれば!』山中達の周りをすぐさま火が囲んだ。
『はっはっはっはっ!まあ地球人がここまでやるとは思わなかったぞ、たが、貴様らは所詮、我々の奴隷になるしかないのだ!』(このままではTACは負けてしまう!すみれさんの奮闘が無駄になってしまう、一体どうすれば)
『くそ…お、なんだあれは⁉︎』上空から緑色の玉が降りてきた。その中からウルトラの父が現れた。
次回予告
ナレーション『さあ、次回のサクラ大戦4 海に散りし命第二十七話奇跡ウルトラの父ではなんとウルトラマン達の父親ウルトラの父が現れ、星人と戦い始めたんだ、だが、長旅により父のエネルギーはほとんど残されていなかったんだ。さあ明日もみんなで見よう。』