エグゼイド…面白いなー!
キュウレンジャー…惑星ジャグジャグのインパクトつえー!
どうぞ、
ー太正十五年ー
ー7人世界ー
ー大帝国劇場ー
ー指令室ー
この指令室にて、二人の人物が話しをしていた。
直哉『あなたは一体…僕に何の用があってきたんですか?』
アブデラ『教えにきたのだよ、君の未来を…これから起こるであろう華撃団のことをね。』
直哉『未来…どういうことですか?』
アブデラ『君達華撃団の未来は二つある……まず第一にこの世界には戦争が起こるだろう。なあに生物は争い奪い支配することを絶対に忘れられない存在だ。だが、君達の力は圧倒的だ。この力は世界中のバランスは崩れる。それにより、光武を所有している華撃団がいる日本とフランス、この二か国が世界の全権を握っているようなものだよ。』
直哉『確かに日本とフランスの力が使いですね、そういうことはわかっていますが…でも、そんなことは米田さんに任せているので大丈夫だと思います。それが僕たちの未来にどう関係あるというんですか?』
アブデラ『ふ、君達は生きた爆弾みたいなものなのだよ?それがわからんわけではないだろう?つまり日本やフランスからは巨大な戦力であると同時にいつ自分たちに刃向かうかわからない存在なのだよ。』
直哉『そんなことは!』
アブデラ『巴里の悪魔ロベリア・カルリーニ…ドイツの実験動物レニ・ミルフィシュトラーゼ…人とは違う回復能力を持つエリカフォンティーヌ…超能力者イリス・シャトーブリアン…忌むべき存在真宮寺姉弟…どれだけ反抗理由があると思っているんだ。わかるだろう力があるものは誰かから必ず恐れられる。そのうちにそういうものどもは群れて力をつけて君達を滅ぼすだろう?人間は癌があったら取り除くだろ?君だって自分の部屋に埃が溜まっていたら取り除くだろ?この世界にとっての埃や癌は君達なんだよ!』
直哉『そ、そんなことはない!僕達には未来があるんだ!変わらない未来!』
アブデラ『はっはっはっ、未来は変わらないか…だったら私はここに存在していないな。』
直哉『どういう意味だ!』
アブデラ『私がいた世界では元々私は死ぬはずだったんだ。”大消滅”という超災害によって死ぬ運命だった…だが、”未来戦隊タイムレンジャー”というお前が知っている大神一郎の作ったスーパー戦隊の一つがその超災害を食い止めたのだよ。だから、君達があったことのある子孫たちも誕生しなくなるかもしれないし、君達も病気になるかもしれない!未来は変わるのだよ、いや変わろうとしているのだよ。正しく性格なる時を刻まなければならなかった。だが!剛が君達のもとに現れただろう?あれにより人々に不信感が現れたのだよ!たったそれだけでも歴史は変わるのだよ!』
(最も剛を操っていたのは我々なのだが。)
直哉『あれは仕方なかったんだ…あれは…』
アブデラ『ふ、仕方なかったか…そんなことが通るほど人間は優しくないのだよ。このままだとこの世界には君達を亡き者にしようとする勢力の勢いが増すばかりだよ!わからないかね!君達に反抗する勢力は凄まじい!君にはそれに対抗する力がある。だが、他のメンバーはどう思うのかな?』
直哉『相手は人間…』
アブデラ『予想通りに何も出来ずにただ殺されるだろう。だったら君はどうする?彼女達を守るために君はどうしたい?』
ナオヤ『だったら直哉…どうするかわかっているよなあ?どうしたいんだ?愚かな人間どもか、華撃団の仲間か。』
直哉『ま、待ってよ!僕達は何のために戦ってきたとおもっているんだよ!僕だって死ぬのは嫌だけど…それに急にこんな話しを信じろと言われても…』
ナオヤ『今回の作戦には、オヤジが…ズールが参加している。それにこいつは剛の敵だ!敵の敵は味方だろ!』
直哉『僕は…』
ナオヤ『選べないのか!情けないぞ!お前は大神一郎みたいな優柔不断じゃないはすだ!答えは決まっているだろう。お前の守る人間にはお前の親みたいなのがいるということを!』
直哉『僕はみんなを守りたい…そのために他の人間はいらない!僕は救う価値のある人を助けたい!そのためにあなたは何をしてくれますか!』
アブデラ『この世界に戦争を起こして人間のほとんどを滅ぼす。そのためにこの世界に兵器をばら撒く…そして戦争を起こす…そうすれば戦いが起きてほとんどの国が滅びる。そして貴方は巴里華撃団をこの帝国劇場に釘告げにしていてほしい。そうすれば人間は互いに同じ力同士でぶつかるために滅ぼしあう…どうだろうか?あなたにとってもこれはいいビジネスのはずだかね?お二人さん。』
ナオヤ『ほー、よく俺のことがわかったなぁ?乗ったぜその提案!俺とこいつは絶対にみんなを守りてぇ!未来を掴みとるためにもなぁ!』
アブデラ『本当にいいのかな?』
直哉『お願いします。僕は僕自身…いやみんなのために戦います。例えそれが誰かにとっては間違いだったとしてもだ!』
イルイ『これが直哉さんの…思いです。』
これを見た剛はバイクにまたがった。
剛『やつの言い分がわからないとは言わない…だが、それでも俺はやつを倒す…愚かな人間は確かに多い…だが、それを受け入れてこそ人を愛するべきだ…殺し合いをした相手とだって仲良く出来るやつだっているんだ!それをじいちゃんのスーパー戦隊は証明してくれた!俺は人間を守る…人間の愚かさを一番知っているからこそ…例えこの考えを否定されたとしても…俺は戦う。』
タケル『ならば、俺たちの代わりに彼等を頼みます。』
タケルとアランとマコトは三人の英雄の眼魂を渡した。
風花『私は悲しいよ…なんで私達スーパー戦隊と同じようにみんなを守っているのに…なんで…私にだって華撃団と同じように不思議な技を持っているのになんで!』
さくら『ありがとう…そんなことを言ってくれる人がたくさんいる世界なら良かったのにね…』
紫藤『生まれた世界が…生まれた環境が…あなたが生まれた世界には…大神さんが作ってくれた思いやりがあったから…』
剛『風花…俺は強制はしない…イルイたちはこれからウルトラマンベリアルのところへ仲間を救いに行くから行けないが、俺だけでも行く…』
風花『……』
天晴『決めるのは風花…お前だ。』
風花『…私は行きたい…そこで何かを見つけたい…私は真宮寺直哉さんを知りたいから!』
剛『俺は…お前が見ているだけでもいいからな…行くぞ!』
こうして真宮寺直哉のことを知ってなお剛と風花は7人世界に向かった。