海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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章によってまばらに投稿してしまい申し訳ありません。とても見づらくてすみません。それでは、どうぞ。


全滅!ウルトラ5兄弟

ー昭和48年ー

ウルトラ次元ーエースの世界

上空からウルトラ4兄弟(マン、セブン、2世、ジャック)は地球へと降り立ち、エースのブロンズ像を見つけ側により嘆き悲しんだ。

 

ー地上ー

『また…悲劇が…』すみれは死について今まで深くは考えずにいたのだが、大神の死により、残された者の悲しみを充分すぎるほど理解できたのだ。

(エース…あなたは確かに地球人を守るために命を落とした…立派です、立派ですが…あなたには残された者の悲しみはわからないのですか!どんな状況だったとしても生きて帰ってきてほしいのです!あなたは中尉と同じく誰かのために自分の命を賭けるのですね…誰かを犠牲にしてまでも生きようとする人もばかりなのに…あなた達は素晴らしいようで愚かでもあります。)

 

『はっはっはっは!はっはっはは!フフフフフフ!はっはっはっは!』4兄弟の前に星人が現れ、星人は上空から

さっきと同じカプセルを出しウルトラマンとゾフィーが閉じこめられ、セブンは星人に挑みかかった。ウルトラマン2世はなんとかウルトラマンとゾフィーを助け様とブレスレットを使おうとしたがブレスレットをかまえた瞬間上からカプセルが降ってきて閉じこめられタールを流しこまれ苦しむ。セブンはパンチや星人の頭を地面に叩きつけるなどの肉体戦で善戦したものの、途中星人は自分の手を炎でまといセブンを攻撃し、セブンの体を回し投げ、目からビームを出し、セブンを倒し、カプセルへと入れた。ウルトラ4兄弟は悶え苦しみ、彼らはブロンズ像になってしまった。勝利をえた星人をその場所から姿を消した。

 

ー地上ー

『あ、隊長。』『ウルトラ5兄弟が。』側にきたTACの隊員は目の前の現実に衝撃を受けていた。竜隊長はじっとウルトラ5兄弟のブロンズ像を見つめていた。夕陽に輝く彼らの肉体がこの世界の滅亡を証明しているようであった。

 

(中尉…この世界でも…悲劇が…私の力では…ウルトラ5兄弟…あなた方に頼りっぱなしだったために…あなた達の死は無駄にしませんわ!きっとあの星人を倒してみせますわ!たとえ光武二式が壊れていても、勝ってみせますわ!)すみれは夕陽に輝くウルトラ5兄弟のブロンズ像に誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーサクラ次元ーバスコが来た世界ー

ー地下ー秘密の部屋ー

『おお、田沼さん、無事でしたか。あやうく死ぬ所だった、他の皆さんは?』花小路伯爵達賢人機関はひそかに秘密通路から帝都東京を脱出しており、この部屋で落ち合う予定をしていたのだったが、そこには田沼晴義ただ一人しかいなかった。

 

『あ〜花小路さん、そんな心配する必要ないんですよ。だって…皆さん…地獄で楽しく暮らしていますから!』天井から黒い影が現れた。

 

『な、何を!』

 

『もう華撃団は必要ない…これからはヤフキエルが日本を支配する。私が日本の王になる!そのために他の賢人機関の皆さんには死んでもらいましたよ、さあ、次は貴様だ!やれ!さくら!』花小路伯爵の体を日本刀が貫いた!

 

『が、がは…』花小路伯爵はその場に倒れこんだ。胸から血が流れ出ている致命所であるため多分助からないだろう。

 

『私にとってはこっちの花組のほうが好きなんだがね、なあ…』

 

(ん、会話しているぞ…あ、あの集団の名は…)花小路伯爵は最後の力を振り絞って胸ポケットから紙を出して血で名前を書いた。聞こえてきた名前を聞いた。

 

『ま、まさか…』

そのメモには”さくら”、”あやめ”、

”すみれ”、”ゆり”、”らん”と書かれていた。

 

 




次回予告
隊長『我々は戦うわなければならない!たとえどんな強い相手だろうと負けを認めてはいけない!』
隊長『次回 サクラ大戦4 海に散りし命 第二十四話自分達が 太正桜に浪漫の嵐!』
バスコ『創世王…一応使えたか…』

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