ー平成二十九年ー
ー仮面ライダー次元ードライブの世界ー
ー街ー
アイリスと花火とドライブとマッハが直哉に連れられたあと大神はその場に倒れこんだ。
大神『はぁ…はぁ…所詮俺の考えは届かないというわけか…そりゃあ…そうだよな…あんなに悪いことしたんだ…仕方ないよな…』
紅蘭『……まだうちも不安なんやて…どうすればいいんや…』
大神『それでいいよ…しかし…もう…ウラを倒すだけの力は…』大神がその場で倒れこんでいると背後から何者かが現れた。
ブラジラ『ご苦労だったなあ!大神一郎!おかげで私の計画は順調に進んでいる感謝する。ウラが生き残った!だが、貴様にはまだ一つだけやってもらいたいことがあるんでな、ウラ!貴様はアブレラの所に向かえ!邪魔な記憶は消させてもらう…ふんっ!』ウラはブラジラが開けた穴に入って逃げた。
大神『ま…待て!』大神が立ち上がろうとした時
ブラジラ『ふんっ!これで貴様達の記憶を消した…さあ、始まるぞ!次元大戦計画がうわーっはっはっ!』ブラジラは笑いながらその場を去っていった。
ー別次元ー
ー秘密基地ー
ここでは、ブラジラがウラと出会っていた。
ウラ『これが頼まれていたこの世界の花組の戦闘データと人間の構造と麻呂がさっき目の前で見た破邪の力の塊でおじゃる。』
ブラジラ『ご苦労…これでついに始められる…次元大戦計画始動だ!まずはマクーや怪獣軍団、真宮寺針右衛門を真宮寺直哉の世界に送り込め!外道衆は特別な存在だからな。』
ウラ『では、麻呂はマーブロの味方でもしてくるでおじゃる…』
アブレラ『では、私も行くか…エンペラ星人の所へ。』
ー別次元ー
ーJ9基地ー
ここJ9の基地では、キッド、アイザック、ボゥィー、お町、ポンチョが話し合っていた。
J9
コズモレンジャーJ9の略称で別名宇宙に始末屋、かつてダイターン3のパイロットにして破嵐財閥のトップ破嵐万丈に雇われて未来世界での戦いにポンチョはマネージャーとして、ほかの四人はブライガーというロボットに乗り込み参加し、マリーメイア、ティターンズとの戦いにも参加し、宿敵のカーメン=カーメンを倒し、万丈から報酬を得た。αナンバーズには参加せず、別の場所にて様々な勢力と戦っていたが……封印戦争、銀河戦争を終えて平和になってしばらくして、突如依頼が現れたのだ。そう、クリム・スタイン・ベルトからの依頼…ノバショッカーの撃退という依頼が…
ポンチョ『今回の依頼はお徳でげす。別次元からの依頼ですから報酬も高上がりしていて絶対受けるべきでげす。』
お町『あらあら、簡単に信じちゃっていいのかしら?まだまだ世の中穏やかじゃないのに、連合やザフトだってまだ完全に仲良くなったわけじゃないしー木星帝国も怪しいしー。』
キッド『おいおい、ビビってんのかよ?らしくないぜ、お町さん。』
お町『あら?私がそんなにおしとやかだと思って?』
ボゥィー『ですよねー!じゃあま受けようか。』
アイザック『それにこの仕事には俺達の過去の不始末の尻拭いもあるからな。』
ボゥィー『尻拭いするなら美女に限りたいんだけどねーいったいなんなのさ?』
アイザック『今回の敵が様々な技術を使っているらしいがそのうちの一つにカーメン=カーメンの冷凍保存技術があるらしい。俺達が未来世界に来た時にカーメン=カーメンが使っていた冷凍保存技術にな。その冷凍保存技術が伝わっていたらしい。しかもカーメン=カーメンが使っていた冷凍保存技術にはムーンレイスが使っている時間を眠って待つ冷凍保存技術ではなく、眠っている間に身体能力だけ成長させていく技術らしい。』
キッド『もしかしてその冷凍保存技術のおかげでカーメン=カーメンは何人にも増えたってわけね?』
アイザック『そうだ。人間は環境が変わるたびに進化していく…だから地球に来た衝撃波の影響などにより人間の体が進化したのだろう。』
ボゥィー『でもそのノバショッカーってのはいったい何をやらかそうというのよ?』
アイザック『冷凍保存技術を何に使うかはまだわからないが…ひとつだけ何をするかはわかっている…ターンXの復活だ。』
お町『あらあらあら、そりゃあまたデンジャラスなことをしてくれるじゃないの?』
ポンチョ『こんな大仕事は絶対受けるでゲス!報酬もたんまり出そうでゲス!』
キッド『危険に大量の報酬にカーメン=カーメン関連…行かない理由が見当たらない!行くぜ!イェイ!』
『『『イェーイ!』』』四人は支度を始めた。
ーロストマウンテンー
一方その頃ロストマウンテンでは…
ベリアル『さあてと…ほらよ!さあ、蘇れ!最強の武人ギム・ギンガナム!ターンX!』ベリアルは霊力の入ったギガバトルナイザーをロストマウンテンに浴びせた!
ゴゴゴゴゴ!
ロストマウンテンが崩れ出し、地面が割れ始める。
ベリアル『さあ…はじまるぞ!次元大戦が…いや…黒歴史の再来とも言えるか!はーっはっはっはっ!残りはあいつらか…紫藤直也とニンニンジャーか。』
ー闇忍者ランドー
ここ闇忍者ランドは江戸時代の景観を森の中に作ったものであった。この闇忍者ランドを作ったのは忍者好きのシャドウラインの生き残り闇博士マーブロがいた。
シャドウライン
かつて地球を闇で埋め尽くすために活動していたが、トッキュウジャーの活躍により、本拠地は壊滅…幹部も死に、ボスも戻るべき闇に帰っていたため、事実上組織は崩壊したのだが……マーブロはトッキュウジャーとの戦いの時の前に大神一郎の次元移動技術を独学で研究して、ウルトラマン次元にて復活していた暗黒大皇帝エンペラ星人に弟子入りして闇の力の研究をしていたのだ。
マーブロ『お師匠…よーこそ、我が忍者ランドへ〜〜どうですかこの施設〜結構凝っているんですよ〜。』
エンペラ星人『ほおお…中々やるではないか…早速だが命令する…闇分身を大量によこすがいい!』
マーブロ『闇分身ですか〜〜僕が師匠の闇の力を分析し、努力して作った闇分身!もうすでに様々な応用のしかたがありますから、どうぞ持っていってください!』
エンペラ星人『そうだ…お前の計画を邪魔するためにトッキュウジャーが現れるぞ……救援を送っておく…好きに使うがよい。』
マーブロ『本当ですか!よ〜し!頑張るぞ!』
エンペラ星人『頼んだぞ…』(わざわざ貴様のために復活して過去まだ飛んだのだぞ……そういえばあいつはどうしているか…ムーンレイスのウルトラマン…)