海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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更新遅れてすみません!この紅蘭編の後5話くらいは完全に出来上がりました。あと、バトライドウォー創生発売まであと2日、発売日に特別編を投稿いたします。今回も最後までみてください。どうぞ。


ゴジラxモスラxメカゴジラx光武二式xナポギストラー3

ー並行世界ー平成十六年

中條家

{本日午前十時すぎに八丈島周辺に現れたゴジラは海上自衛隊の攻撃をかわしながら東京湾を目指し、なおも北上しています。}TVでアナウンサーが話をしていた。

 

『ねえ、おじいちゃんもし、ゴジラが東京に来てそれで機龍が出撃しちゃったら、モスラはもう助けに来てくれないのかなあ?』TVを見ていた瞬は信一に尋ねた。

 

(五十嵐、お前は総理として国民を何としても守るのは責任を背負って大変だな、だが、彼女達やモスラの頼みも気になるんだ。)信一は石をみながら考えた。

 

数時間前、特生防衛隊基地

義人は機龍の整備を終え歩いていた。

『そんなに機龍を出撃させたくないのか?』機龍オペレーター秋葉恭介は義人に尋ねた。

 

『お前のおじさん五十嵐総理を尋ねたそうじゃないか。機龍プロジェクトを凍結してくれって、機龍を捨てれば、モスラが日本を守ってくれるだと?お前ゴジラと戦う事に怖じ気ずいたのか?』義人はとっかかりそうになり、横にいた隊員が止めた。

『やめろ中條。』

 

『お前に何がわかる!この4年間俺はずっと機龍の面倒見てきたんだ!お前なんかよりもずっと機龍の事をわかっている!』義人は止めていた秋葉の手を振りほどき突っ掛かってきた義人の足をひっかけ転ばせた。

 

『お前が整備のプロなら、こっちは前戦で戦うプロだ!』

 

『機械の気持ちもわからんやつが喋るな!あんさんはただ道具として機龍を使うとるだけや!愛情を込めな意味がないねん!』

 

『へー、じゃあ、その愛情を注いでロボットを整備していた帝国華撃団はたった一人に惨敗したってわけか。』

 

『な、なんであんたがそんな事知っとるんや!』紅蘭は詰め寄った。

 

『会ったぜ、バスコってやつに。』

 

『な、なんやてどこや!どこにいるんや!』

 

『さあな、俺は教えてもらったよお前達の世界では霊力という力で悪の組織から帝都、今の東京を守っていたが、無能な隊長が死んだだけでギャーギャー騒ぐままごと集団だったってわけだ。』

 

『なんやと!発言を撤回せい!ウチらは確かに負け、全てを失った!弱いっていわれても仕方あらへん。だけど大神はんを悪くいうのは許さんで!』殴りかかってきた紅蘭を軽くよけた。

 

『ふっ、女だらけの部隊でたった一人の敵すら勝てない奴等の隊長は無能に決まってるだろう。』

 

(畜生!うちには何もいいかえせへんわ)

 

基地

義人はモスラの紋章を学校の机を使い描いていた二人を確認し、政府上層部にモスラが来るか聞かれた、ゴジラにより危険が迫ってたからだ。

 

『彼らは機龍には反対の人々だ、モスラが機龍の代わりに戦ってくれりゃあいいと思っている。』神崎整備班長は義人の疑問に答えていた。

 

『自分の息子が機龍隊にいるのにどうして?』

 

『そやそや息子の仕事を邪魔するやなんて。』

 

『我が子を危険な前線に送りたくないんだ。』

(米田はんも…そんな気持ちやったんやろか…)

 

東京

モスラを呼ぶ事に成功はゴジラが圧倒的に勝っていた。

 

[ファイウー]モスラは足の一本をゴジラに食いちぎられ、マンションに激突した。そしてモスラは再びゴジラに向かっていき、金粉をゴジラに飛ばし始めた。ゴジラはかなり苦しむ。

 

 

地上

『モスラに死期が迫っているのかもしれない。』学校に紋章を描いた後信一と瞬は危険に関わらず近づき、信一が何かに気づいた。

 

『どうして?』

 

『金粉を使った攻撃はモスラの最後の武器だ。』だが、それもゴジラを倒す決定打にはならず、ゴジラの光線により金粉が消え、モスラはむなしく地面へ落ちた。

 

[ファー]モスラは再び起き上がろとしたが金粉の使いすぎにより飛べなくなっていた。止めを刺そうとゴジラはモスラに近づく。そこに特自の機体が現れた攻撃を始めた。それに続く形で機龍がゴジラと対峙した。

 

『攻撃開始!』隊長の声を聞き操縦者の秋葉はミサイルをゴジラに向かって撃った。身体中からミサイルを撃ちながら機龍はゴジラに向かっていく。

 

[ブァー]続けて腕のミサイルも開放した。

 

特生基地格納庫

『よおし、これで仲間を。』ナポギストラーの兵士が仲間を呼ぼうとしたつぎの瞬間!

 

『呼ぶっちゅうわけか、宇宙から。』紅蘭が物陰から出てきた。

 

『き、貴様は!いったいどうしてわかったんだ。』

 

『ふっ、整備士が自分の現場にある機械の種類を忘れるわきゃないやろ。パーティの時くらいからおったんやろ。どうせ、お前さんは、機龍を奪うのが目的やろ。今機龍はDNAの都合上コントロールが難しい。その時機龍を奪う予定ぽかったが。』ナポギストラーの部下がコントロール用に取り付けた機械を右手に持っていた。

 

『ワグ!』ドラニコフがどこでもドアから出てきた。

 

『それに、あんたらの部隊はドラニコフはんが一人で軽く捻り潰したは。』

 

『くっそー!だが、今回の戦いには念のためにナポギストラー将軍も地球に来ているのだ。将軍は強く巨大になれる!負けるわけがない!』ドラニコフは唐辛子を食べ兵士に炎を浴びせた。

 

『将軍!後は頼みました。ナポギストラー将軍に栄光あれー!』兵士は崩れさった。だが、上空から

 

〈ヌアー‼︎貴様ら!この私が直々に殺してやる!〉ナポギストラーが紅蘭達を潰そうと降ってきた。

 

『もう、誰も殺させわせえへん!誰も!』紅蘭は懐から光武二式を取りだし大きくした。

 

 

 

 




次回予告
紅蘭『謎の巨大ロボ!頼みのモスラが倒れ!機龍もボロボロ!だけどなあ、生きている限り絶対うちはあきらめへんで!』
紅蘭『次回 サクラ大戦4 海に散りし命 第十八話 ゴジラxモスラxメカゴジラx光武二式xナポギストラー4 太正桜に浪漫の嵐!』
義人『待ってろよ!機龍!』

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