ー平成二十九年ー
ー仮面ライダー次元ー
ーゴーストの世界ー
ー街ー
ここでは大量発生し、ビームを出しながら暴れる072軍団と武器の刀を振り回し暴れ回る金属獣バギラがいた。
『おらおらおらおらおらあ!軍曹さん、多すぎです!』タママは必死に072軍団を倒しまくるが、数があまりに多かった。
『ク、クルル!分析出来たでありますか!』ケロロはガンダムのビームを撃ちまくりながらクルルに通信した。
『ああ!一番信じたくなかったんだが
あの銀色に輝く化物、あん中にはドロロ先輩が吸収されているみたいだぜぇ〜』クルルはパソコンを触り、ケロロ達に伝えた。
『な、なんですと〜〜は、早く助けに行くであります!』ケロロのガンダムはビームサーベルを構え、バギラに向かおうとしたがクルルのウィングガンダムゼロに止められた。
『ちょいと、待ってくれ、あの化物名前は金属獣…相手のすがたをコピーし、自分の体と融合出来る…だが、今現在融合した物体と金属獣を分離させる技術はここにはねぇんだよ!』
『そ、そんな……ど、どうすれば!』
『戦場では傷ついた仲間は見捨てる。これが基本だ!』
『確かに…そうだ…そうしなければ部隊は全滅する…』レニは泣きながら通信した。
『ふざけんな!!ダチを見捨てるなんて選択肢!俺には存在しねぇ!ドロロ絶対助けてやる!うおおお!』【ロケットオン】フォーゼは右腕をロケットにして、バギラに突っ込んだ!
ギャアアアア!フォーゼに向けてバギラが刃物を飛ばした。
『危ないでゲソ!』イカ娘は弦太郎をターンエーガンダムのハンマーで突き飛ばし、バギラの刃物投げを回避させた。
『ほんじゃま、こいつで行きますか!』【シグナルバイク!シグナル交換!トマーレ!】マッハはバギラの動きを止めた。
『よし!クルル!今のうちにバギラから細胞をとり、助ける方法を調べるであります!』ケロロはビームサーベルでバギラの体の一部を剥ぎ取りクルルに投げた。
『ああ、ん……と。』クルルの操縦席の電気が急に落ちた、
『さあて!どんどんこいです!テェイ!ん?あれ?おかしいな、あれ?』タママの機体は動かなくなった。
『タママ、どったの?』ケロロは動かなくなったゴッドガンダムを不思議に思いタママに通信した。
『な、なんかおかしいです…機体が動かなくなってるんですー』
『こ、こっちもだ…』
『だめでゲソー!』タママ、ギロロ、イカ娘、ケロロのガンダムは動かなくなった。
『た、確かに…く、クルルい、一体これはどうしたんでありますか!』
『スカンクの野郎…マグネットガンダムが置いていったそのアニマキャノンから強い磁力を発生させ、現れたバギラがその磁力を増幅させて、俺たちのガンダムだけを磁力で動けなくしたようだぜー、俺たちが使っているガンダムは最新式だからな、色々な回路があるんだ。それに比べて花組の霊子甲冑は蒸気のみで動いているから大丈夫なんだ。』
『だから私達の霊子甲冑には何も変化がないのね、ならば、剛、弦太郎さん!レニ!私達が頑張るわよ!きっと、さくら達がなんとかするわ!頑張るわよ!』
『任せときな!マリアばあちゃん!』
『おお、いくぜ!俺はダチを信じる!』
『了解!大丈夫、頼むよみんな。』剛達は増え続ける072軍団に敢然に立ち向かっていった。
(ん…なんだこのプログラム…別次元からのようだな…AYOKOR…なんだこりゃ?)クルルはさくら達のいるプログラムに何か入っていったのを確認した。