海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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すいません!ミツキではなくサツキで時代は平成十三年に変更しました。どうぞ、


アイリスは何を頼まれたのか?

ー???ー

アイリスの前に一人の女性が現れた。

『すべてが終わってしまったはずなのに…あなたなら…』話しかけてきた女性は行方不明になった三人のうちの一人西村サツキの姉西村良子であった。

 

『お、お姉ちゃん…サツキお姉ちゃん……違う……いなくなった……一人……サツキお姉ちゃんの…お姉ちゃん…』

 

『あれは触れてはいけないものだった…でも……あなたになら……』

 

『な、何をしてほしいの……』

 

『お願い……あなたに全てを託します…彼と彼女を…救って……』

 

『サツキお姉ちゃんを……』

 

『これを渡しておくわ。』良子はアイリスに本を渡した。

 

『この本は?』

 

『それでわかるはずよ………お願い…あなたにならわかるはずよ……………愛すべき家族と別れた者…遺された者の悲しみを……』

 

『うん…すごくわかる。』

 

『お願い…彼女達にはそんな力はないの…でもあなたにはある…彼女達を…妹を助ける力がある…だから…身勝手かもしれないけど…頼んだわよ…』女性は歩き去って行った。

 

『ま、待って!』

 

 

ー過去の遺跡ー

『おい!嬢ちゃん、大丈夫か!おい!』追田がアイリスを揺さぶり起こした。

 

『おじちゃん……ここは…』目覚めたアイリスの周りには追田、鳴神、サツキがいた。

 

『嬢ちゃんは今まで夢を見ていたんだな…ここがどこなのか今、ゲキリュウケンが調べているから安心しな。』

 

『調べた所ここは遺跡らしい……南アフリカあたりのようだ。だが、不思議な場所だ…』その遺跡の周りには不思議な機械が埋め込まれていた。

 

コツコツコツコツ!

 

『ん?足音、誰か来る、隠れろ。』足音を聞き追田達は遺跡に身を隠した。するとサツキは別の場所にてある男を見つけた。

 

『え、あ、あれは!』サツキの視線の先には行方不明になった一人日高であった。

 

『こ…これは……え!サツキちゃん!なんで!』日高に向かってサツキは抱きついた。

 

『馬鹿!あんたどこに行ってたのよ!え、そ、その左手……』

 

『ヤコブの左手!どうしてそれを!』ゲキリュウケンは驚いていた。

 

『何だろ……すごく…怖い…』アイリスはヤコブの左手に触れその不気味さを感じた。

 

『この不気味なのがヤコブの左手ってやつか、でもこれ完全にこいつとくっついちまってるぞ、切り落とすか?』追田はナイフを取り出した。

 

『だめだ、追田!彼の組織とこの左手は完全に融合している。そんな事をしたら彼は死んでしまうぞ。』

 

『じゃあどうすりゃいいんだよ!この左手相当やばそうだぜ。』追田がイライラしていると遠くから光が見えてきた。

 

『あ、あれは!』サツキの視線の先には行方不明になった西村良子とサツキと良子の父と現地のガイド数名がいた。

 

『何をバカなこと言っているの⁉︎もう21世紀なのよ!タタリも呪いもないわ!これは世紀の大発見よ!人類の起源に異星人がかかわった確かな証拠をつかんだねよ‼︎さあ先に進むわよ‼︎』良子に急かされ調査隊は進んだ。

 

『や、やばいこのままだと。』日高の顔は真っ青だった。

 

『このままだとどうなるんだよ?』追田は不安そうに日高を見た。

 

ブオオオ!側にあった機械が動き始めた。

 

『ま、まただ…』日高は頭を抱えた。

 

『また?どういう事なの?』サツキは頭を抱えた日高に質問した。

 

『僕はこの時間を繰り返しているんだ。確かに僕が命を落としてこの時間の繰り返しを止めたはずなんです。あ、また!』調査隊がトラップにかかった。

 

『時間の繰り返しだと!し、しまった!彼女らが!』良子は不思議な鎧を身につけられ、良子やサツキの父親は不思議な触手に頭を突きさされ、操られてしまった。

 

『お姉ちゃん!お父さん!』サツキが飛び出しかけたが、アイリスが止めた。

 

『いっちゃ…だめ!』ミツキはアイリスに止められ仕方なく止まった。

 

『そこだ‼︎そこに神の力を持つヤコブの左手がある‼︎良子!それは幻影だ‼︎ここにヒダカ君やサツキや他の日本人がいるはずはなかろう‼︎奪え‼︎ヤツを‼︎』

 

『やめてください!僕はもう‼︎』日高はたじろぐ。

 

『黙れ!この鎧がお前を殺せとうめいているのよ‼︎』良子は日高を睨みつけた。

 

『彼女達の意識は既に何かに支配されてしまっている。戦うしかない!剣二!』剣二はバックルを取り出した。

 

『リュウケンキー!セット!はあっ!』リュウケンドーに変身した剣二対不思議な鎧に身につけた良子の戦いが始まった!

 

ー仮面ライダー次元ー

ーゴーストの世界ー

ー街ー

『はーい、おじさま。モアこっそり来ちゃいましたーそれにおじさまが気にいるスターフルーツドーナツ作ってみました、あーん。ーてゆーか意思疎通。』走り疲れたケロロをモアが膝枕をし、ドーナツを食べさせていた。

 

『美味でありまーす!モアどのありがとー!』ケロロは美味そうに寛ぎドーナツを食べる。そんな姿を奴は見逃さなかった。

 

(あの女あぁ!僕の目を盗みんで軍曹さんに膝枕アンドアーンだとぉ!しかもあの軍曹さんの笑顔、あのアマただで済まさないぞこらぁ!)タママは静かに負のオーラを貯め始めた。


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