海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

119 / 241
今回、出てくるマッハは蛮野編のあとのマッハであります。どうぞ、


白仮面走者

ー平成二十三年ー

ースーパー戦隊次元ー

ーゴーカイジャーの世界ー

ー志葉家ー庭ー

ジョーと薫は互いに走り込み、剣を交えた!互いに斬りつけようとするたびに攻撃を剣で止める!ジャキン!ジャキン!と金属音が鳴り続ける。足をとろとしたら、ジャンプでかわされ、後ろから斬りかかっても、手を後ろに回し剣を止めた。

 

(ジョーさんの剣、荒技だけど中々すごいわ…でも、何故かあの薫さんとかいう人の剣…どこか懐かしいような。)さくらは薫を見ていたが、そんな時!

 

ズギュン!ズギュン!少し離れた場所の上空からザンギャックの艦隊が現れ街を破壊し始めた!

 

『いかん…勝負は預ける。』薫は颯爽とザンギャック艦隊の真下に走って向かった。

 

『な、なんなの、あれ…か、薫さん!私も行きます!』

 

『姫!さ、さくら殿!』丹波と黒子達もさくら達に続いた。

 

『あれを片付けねえと勝負は再開出来ねぇなあ。』マーベラスは腕をくみザンギャック艦隊を見つめる。

 

『行きましょう。』ルカにそくされ、マーベラス達は艦隊に向かっていった。

 

『待て、真宮寺さくら。一般人のお前を連れていくわけにはいかない、避難していろ。』

 

『いえ、私にだって刀の心得ぐらいあります!連れていってください!』さくらはじっと薫を見つめる。

 

『………』(この目…間違いなく師匠の真宮寺一馬の目だ!ならば絶対に死なせるわけには…それに…もしかしたら…奴に…外道に落ちた真宮寺針右衛門が…いるやもしれん…だが…)薫はさくらの目を逸らす。どうしようか悩んでいたそんな時!

 

ブロロロロロロロ!凄まじいバイク音が鳴り響いた!白い仮面ライダーがさくら達の目の前に現れた!

 

『ちょっち待ってくんない。』その白い仮面ライダーはさくらの側にバイクを止めた。

 

『誰だ!』薫は腰の剣に手をかける。

 

『俺は仮面ライダーマッハ。そこにいる真宮寺さくらさんに話があるんだ、あんたは先にザンギャックの所に行きな。』

 

『わかった。』薫はそのまま走り去っていった。

 

『あなたは誰なの?』さくらはマッハを見つめる。

 

『俺はドラえもんズの仲間だ。あんたに合わせたい人がいてな、その人と会ってほしいんだ。』

 

『会わせたい人?』

 

『別世界にいる、あんたのいる世界にはいない存在あんたの義理の弟、真宮寺直哉そいつに会って欲しいんだ。』

 

『別世界にいる、私の弟!!!』

 

『ああ、急にこんな話を聞かされて驚いてるかもしれないがな…別世界には色々な可能性がある、そう考えればおかしな話ではない。』

 

『あ、あなた本当にドラえもんズさん達の仲間なの!まさかバスコの!』さくらは霊剣荒鷹を抜いた。

 

『わかった、わかった。変身を解くよ。』【オツカーレ】『ほら、これならいいだろ。ほら、これを預かっていたんだ、ほれ。』マッハは変身を解き、スモールライトをさくらに投げた。

 

『これは……スモールライト…私が忘れていった。あなた本当にドラえもんズの仲間なのね。』

 

『ああ、頼む信じてくれ、俺はあんたの助けになりたい、それにあんたらの世界では巴里華撃団が壊滅させられてしまったんだ。』

 

『そうなの…わかったわ、あなたを信じてみるわ、じゃあ早速その別世界の私の弟の所に連れて行ってくれない?』

 

『いや…残念ながら俺は真宮寺直哉の事が大嫌いだから会いたくねえんだ!理由があってな…聞かないでくれ…』(少し前にあいつの世界を見た時、全員直哉派だった…気にいらねぇ。)

 

『じゃあ、私はどうやって彼に会えば?』

 

『連れて行くのは俺じゃない、そろそろ来るはずだ、お、キタキタ!おーい!ここだぜ本願寺さん!』パトカーがすぐそばで止まった。

 

『はーい、どうもー本願寺純ともうしますーよろしくー。』パトカーから出てきた。

 

『その人に連れて行ってもらってよ、じゃあ俺はやる事があるから、じゃあな。』マッハはバイクに乗ってその場を走りさった。

 

『本願寺さん…連れて行ってください。別世界の私の弟の元へ。』

 

『わかってますよー、ほらほら車に乗って、占いでもやって待ってくださいよー。』本願寺はさくらをパトカーに乗せある場所に向かった。

 

(真宮寺…外道に落ちた一族ですか…でも私は信じていますよ。だってあなたは英雄大神一郎の妻で…剛君のおばあちゃんなんですから…)




ー仮面ライダー次元ー
ーゴーストの世界ー
ー月面ー
黄昏の三騎士は宇宙空間を魔装機兵を使いケロン軍から奪ったデータを持ち帰るため地球へと向かっていた。
『ふっふっふっ…あと少しで地球だわ。これで又丹様に良い報告が…ぐわっ!』蝶は謎のミサイルに当たり、月面に叩きつけられた。

『誰だっ!』『姿を現しやがれぇ!』鹿と猪は月面に降り立ち回りを見回す、そこには白い仮面ライダーがいた。

『てめぇら!よくも流星を酷い目にあわせてくれたなあ!この借りはきっちり返す!仮面ライダーフォーぜ!タイマン張らせてもらうぜ!』

『タイマンなんてするわけないでしょ!それにあんたみたいなチビが私を落とすとは…猪、鹿こいつを片付けるよ!仮面ライダーメテオのようにね!』仮面ライダーフォーぜ対黄昏の三騎士の戦いが幕を開けた!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。