海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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蛮野編、ついに決着です!明日、さらにわたしはだあれ編最終回も投稿します。お楽しみに。


並行世界シリーズ”蛮野編”33最後に出来た友情とは誰となのか?

ー昭和七年ーサクラ次元33

ー地獄の世界ー

ー帝国劇場ー地下指令室ー

そこには一人の男が待ち構えていた。

『ようやくわかったよ、何故真田鵜の愛によりマシンが動いていたのかを、なあ歴史改変マシンΣ、いやロイミュード066、ナオヤ!』剛達は慎重にロイミュード066に向かっていった。

 

『やっぱりばれていたか、そうさ俺は大神一郎に殺されかけた時に出てきた真宮寺直哉の裏人格ナオヤをコピーしたんだ、これにより100の真宮寺直哉の想いと俺の中の人格の真宮寺直哉の想いがリンクしたからこそ俺は歴史を繰り返せた。』

 

『なら、僕はお前を止める…止めてみせる!』鵜はファイズのベルトを腰に巻き、変身した。

 

『止めろ!貴様は折角、蘇れたのにその命を誰かのために捨てるのか!それに貴様の存在自体誰からも忘れてしまう!別世界の大神一郎はお前のコピー元真宮寺直哉を殺そうとしたのだぞ、だから俺は存在するんだ!』

 

『そ、そんな事を…俺は…』大神は下を向いた。

(俺はそんな事を…だから…さくら君……あんなにも俺の事を…)

 

『いいや!俺は一郎じいちゃんは正しい事をしたと思ってる!』剛は強く叫んだ!

 

『なんだと!』

 

『俺はどんな悪いやつだろうとそいつの気持ちを考えるようになった、一方的な決めつけではなく、様々な考えをした、だから俺は一郎じいちゃんがした事、全てに何かしらの意味がある!間違ってたとしても、誰かが止める!俺はじいちゃんを信じる家族だからさ…』剛は大神に向け笑顔を見せる。

 

『剛君…ありがとう。』大神は涙を瞳に浮かべていた。

 

『ちっ、ぱ、巴里華撃団!き、貴様らはこんな世界でいいのか!例え貴様らを愛しているとはいっても所詮はコクリコの次だ、俺の歴史改変能力を使えば、パリシィの戦いから始められるぞ!』

 

『いえ!もうそんな事する必要はありません!』

 

『わたくしたちはただ隊長を愛するだけ!』

 

『二番だろうが、三番だろうが!』

 

『それを受け入れます!』エリカ、グリシーヌ、ロベリア、花火の決意は既に固まっていた。

 

『ん、あ、あれは?!』なんとタケルの上空にピンク色のさくらの魂が現れた。

 

『天空寺タケルさん、鵜君、私にも歴史改変マシンを壊す手伝いをさせて、私は花組の真宮寺さくらだもん、子供の未来と夢…守らせて。』さくらの魂は魂(アイコン)となりタケルはドライバーに入れた。

 

【アーイ!バッチリミナー!開眼!さくら!邪を断ち切れ!破邪剣征!】今ここに右手に剣を持ち、体が綺麗な桜に包まれた仮面ライダーゴーストさくら魂が現れ、歴史改変マシンΣに剣を向けた。

『はああ!破邪剣征!桜回天満!』066の周りを花びらが舞い066の動きを封じる。

 

『そして、これを!剛さん!』鵜は剛に向かいUSBメモリとシフトバイラルコアを投げつけた。

 

『こ、これは、なんで、おめえが⁈』

 

『それには前の005のコア復活のさいのデータがあります、そしてシフトバイラルコアは蛮野が僕に預けてました。その二つを使えばチェイスさんは蘇れるかもしれません、コアのデータはあなたの持つシグナルチェイサーにあるはずです、それを使えば、チェイスさんは復活するはずです。』

 

『鵜…すまねぇ!ロイミュード、お前達はただの被害者だったんだな…俺達人間が互いに憎みあい、互いに傷つけあう事ばかりしちまったせいでお前達は憎しみばかり知ってしまった。俺達人間が互いに愛しあう気持ちがあればロイミュードも人間と仲良くできたはずなんだよ!それを信兄さんや姉ちゃんはハートとの戦いの後に気づいた、コアが破壊される寸前にしか気付けなかった…だが、まだお前にはまだコアが残っている、だからまだ、お前には助かる道があるはずだ…それを一緒に…探そう。』

 

『いえ……歴史改変マシンΣは……壊します、別世界のためにも…この力を悪用されてしまった、真宮寺直哉さんのためにも……チェイスさん、072さん、ハートさんの様に人間を愛する事が出来たロイミュードだっていました。だから僕はチェイスさんに蘇ってほしいんです。僕もチェイスさんの様にあなたの…人間のダチになりたかったのかもしれません。』

 

『な……何言ってんだよ…あんなに何回も自分を殺そうとした相手を………ダチだなんて……俺にそんな資格ねえよ!』

 

『いや!あなたは知ったはずだ!ロイミュードの思い、人間の思い全てを背負って仮面ライダーになったあなたとならダチになりたいんです。でも…僕はもう休みたい…お願いします…最後に皆さんと一緒に…帝国華撃団として全員で行きましょう!』

 

『わかりました…みなさん、お願いします!8つの魂を愛で…繋げる!』タケルはポケットから7つの華撃団の魂を取り出しさくら魂をベルトから出し力を込めて巨大な眼魂ドライバーになった!001との戦いでは、さくらの魂が抜けており、巨大な眼魂となっていたが、さくらが加わり、鵜と帝国華撃団のメンバーの思いが一つになりこのドライバーを生み出したのだ!

【バッチリミーナ!コッチニキナーバッチリミーナ!コッチニキナー!】

 

『変身!』

 

【ゼンカイガン!帝国華撃団!薙刀、空手に、氷弾、念力、爆発、聖剣、薔薇とヤリ!カーゲーキーダーン!】

 

仮面ライダーゴースト帝国華撃団魂その姿は帝国劇場のレンガのようなオレンジ色に包まれ、腰にはさくらのマークが追加されていた。

 

『……ありがとう…鵜…もう俺とお前はダチだよ、最後に俺も……やるぜ…お前とともに』【超デッドヒート!】マッハはシフトバイラルコアを使い仮面ライダーマッハ超デッドヒートとなった。

 

【必殺!フルスロットル!】

 

【大開眼!グレイトフル帝国華撃団!オメガドライブ】

 

【イクシードチャージ】マッハとファイズが飛び上がりゴーストは絶対正義帝国華撃団!(衝撃波)を放ちその隙にマッハとファイズはキックを決めた!066は大爆発し、周りが光に包まれる。

 

『さらば……みなさん…元気で…』静かに鵜は消えていった…記憶は全部…消えてしまう……だが…鵜は最後にある物を剛に投げつけた…全ての願いをその物に託して…剛に託して…

 

 

 

 

 

ー地獄の世界ー

『さてと、俺がやるのか…今は俺様の活躍する、タイミングじゃないんだがな、でも使わなきゃな、この秘密道具には夢がある、希望の種を持つものにのみ与えられる、夢が。』

 




ー仮面ライダー次元ー
『き、貴様は!ダークキバ!も、目的は何だ!』

『仮面ライダーメテオ、お前にはわかるまい、消えろぉ!』

『ぐわああ!』

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