リューさぁぁん!俺だーっ!結婚してくれぇぇ━━っ!   作:リューさんほんと可愛い

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作者びっくりだよ!なんで一月になっても感想が来てるんだよ!?ありがたいけどね!?

やはりリューさんの力は偉大という事が証明されましたね、皆さんはとりあえず原作5巻のイラストをひたすら眺めていてください。至福ですよ←


依頼

 

 

誰もいない酒場の中で、リューさんはワイングラスに手を伸ばす。真っ白な指が所々絆創膏に隠されて、残念なようなどじっ子きゃわわなような。

 

「キルさん」

 

「はい」

 

「……呼んだ訳ではありません。いいからグラスを」

 

「いや、いくらでも呼んでほしいなーなんて」

 

「……」

 

無視。ガン無視である。心が折れそう! こう、ポキッて。貴方も私もポッキー! 二人で心折れるとかリア充大爆死じゃないですかプークスクス! 

 

リューさんは俺からグラスを引ったくって、とくとくとワインを注いだ。

 

「キルさん。貴方は信用に足る人です。……公の面前であんな事を口にする薄っぺらい所はありますが、それでも私は貴方をそれなりに評価しています」

 

目を下にやりながらグラスを傾けて、リューさんは続ける。

 

「そんな貴方だから、頼みたい事があるんです」

 

「……はい。なんなりとどうぞ」

 

「貴方は、リトル・ルーキーと呼ばれる冒険者をご存知ですか?」

 

「巷で有名ですね。うちの妹の記録を抜かしたとんでもない兎だとか」

 

そこまで言って、俺もグラスを傾ける。面識はないが、白い髪に赤い瞳を持った少年だとか。金木くんかな? 東京で喰種っちゃったりするのだろうか。

 

「はい。名前をベル・クラネルと言うのですが、彼がダンジョンの……そうですね、十五層ほどで消息を絶ったらしいのです」

 

「……探せ、と?」

 

「そうです。有り体に言えば。……ロキ・ファミリアの貴方に頼むのは忍びないですが、どうか」

 

そこまで言って、リューさんはまた瞳を下にずらした。申し訳なさそうにするリューさんも可愛いが、やはりいつものリューさんが一番かわいい。

 

だけど、リューさんが俺に頼み事をするなんて初めての事だ。よほど追い詰められているのだろう。でなければ俺になど頼まない。

 

ちょっぴりだけ。いやかなり、その少年が羨ましくなった。だから、少しだけいじわるをしてみたくなってしまった。

 

「嫌だ、と言ったら?」

 

つい口を出て突いた言葉に、しまったと思った。エルフの端正な顔が歪む。リューさんのそんな顔が見たかった訳ではないのに。

 

「ッ…………仕方がありません。貴方の意思ですから」

 

「う、嘘です! ごめんなさい、からかいたくなりました。本当に申し訳ない! 受けます、受けます!」

 

売ります買いますみたいになってしまった。古本市場はジャガ丸売店すぐ側にあるから、そっち行ってください。

 

「どうして貴方はいつもそう……」

 

「や、本当にすいません。……でも、今回はリューさんも悪いですよ? 貴方に惚れてる男に男を助けてくれって言うんですから。俺だってやきもち焼きますよ? こう、ぷくーっと」

 

「面白くありません。むしろ不快です」

 

「おうふ冷たい……」

 

フグみたいに頬を膨らませたら塩対応だった。でもフグに塩ってうまいよね。つまり俺とリューさんはベストカップルの可能性ががが。

 

「……しかしまあ、そうですね。私としてもデリカシーが足りなかった自覚があります。申し訳ない」

 

「いえいえ。……でもリューさん、俺にそんな事をさせるんですから、もちろんなにかありますよね? ご褒美とか」

 

「本当に欲望に忠実ですね、貴方は」

 

半ば呆れられたような声に、思わず顔が綻んでしまう。ああ、やっぱり俺はこの人が好きなんだなあ。どんな表情をしていても、どんな声をしていても、リューさんはリューさんで、俺が好きになった人なのだ。そんな事を再確認して、さてと呟いた。

 

「リューさん、結婚してください」

 

「……ふふっ。お断りします」

 

―――でもやっぱり、リューさんは笑顔が一番かわいいと思うの。

 

 

◇◇◇

 

 

「あ"あ"あ"あッづい!?」

 

俺さ、炎……出せるんだけど、焼いてかない?

 

「ああーいいっすね……」

 

脳内補完でベートじゃないわんこと会話してみたよ! わぁい、とっても寂しいや!

 

オッスオッス、キルさんだゾ。淫夢語を使ってるけどホモじゃないって言ってるだろいい加減にしろ!

 

ケルベロ君を爆破して、鼻唄交じりに進んでいく。尚、ちょっぴりお尻が焦げて丸出しになりました。だからホモじゃないって(ry

 

「あーあー……これは後で繕わなきゃだなあ……」

 

正直嘗めてました十五層。別に耐熱の皮(名前忘れた)盛ってかなくていいかなって。だってワンパンどころかワンチョンで殺せますしおすし。その結果がこれだよ!

 

「うっわ、なんだあいつ……」

 

「え? 待ってなに怖い……」

 

「いいのか? 俺はノンケだって構わず食っちまう人間なんだぜ」

 

「ウホッ、いい男♂」

 

「朴秀!痛い痛い痛い痛いよおじさん!……ゲッ靴下もかよ……」

 

「……(野獣の眼光)」

 

「なにあいつらも怖い……」

 

「ほんとそれな」

 

「こっち来んなァァァァ!?」

 

モブ冒険者の肩に手をポンって置いたら全力で逃げられた。え、なにそれひどい。

 

それよりもどうしてホモが沸いてるんですかねぇ……。見ないふりしよ。

 

進んでくとゴラちゃんがいたのでとりあえず爆破しておきました☆ てへぺろっ!

 

 




リューさんかわいい(締めの挨拶)

すまない、本当にすまない。砂糖は売り切れなんだ……すまない……ジークフリートかな?(反省の色なし)

誰か私にリューさんをください。お願いです。誰か二次創作を書いてください。そしてガムシロで出来たコーヒーという名前のガムシロをください。もう感想欄にURL貼って宣伝してもも良いのよ?全力で補給しにいくから。ただしその作品の感想欄はリューさん信者で荒れるがな!(ゲス顔)

これ、規約とか大丈夫だろうか……(唐突のチキン)

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