赤龍帝は中二病【完】   作:吉田さん

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中二病(赤龍帝だからそう捉えられない)


リアス・グレモリーは恐れ慄く

中二病こと兵藤一誠は、『組織』の動きを見るために久しぶりの学校へと繰り出していた。

ジャンヌから送られてくる情報だけでは、些か判断し辛い。この土地に巣喰う『組織』の構成員が不自然な動きをしていないかどうか、一誠は駒王学園の学生という身分を大義名分として偵察することに決めたのだ。

 

向こうから接触してきた場合の対処も、曹操と議論を交わして決めている。何れにせよ、何時かは『組織』の上とコンタクトを取らなければならなかったのだから、時期が早まっただけだ。……まあ、一誠に感情論がなかったといえば嘘になるが。

 

教室のドアに手をかけ、いざ入ろうとしたその瞬間、

 

「イッセェェエエエエッ!!」

 

「久しぶりだなぁぁあああっ!!」

 

一誠の視界に映り込むのは、彼にとってかけがえのない友人二人。

『セフィロト』の面々と違い、赤龍帝やらなんやらについて一切合切知らない、ごく普通の男子高校生。

だがそれでいて、ある意味最も一誠の本質を知る二人だった。そんな彼らが自分に突貫してくるのを見て、一誠は自然と頬を緩めてしまう。――だが、それも一瞬の事。直ぐにいつも浮かべているポーカーフェイスに戻り、一誠は友人たる松田と元浜をひらりと躱し席へと向かう。

「ぐえっ!?」と壁に激突し、蛙の呻き声のような音を漏らした彼らを無視し、一誠は教科書をカバンの中から取り出し始めた。

 

「相っ変わらず淡白な反応ねー。アイツら、心配してたのよ? 確かにエロいけど、友達ならもうちょっと優しくしてあげても良いんじゃない?」

 

そんな彼に、話しかける少女が一人。一誠にとっても、聞き慣れた声だ。故に驚く事もなく口を開いた。

 

「お前も理解していないのか、俺に近づくのは危険だ。『組織』の奴等がどう出るかわからない」

 

「はいはい。そろそろ黒歴史になるからやめなさよ、それ」

 

「……? 黒歴史になるから辞めるとは、不思議な事を言う。確かに黒歴史かもしれないが、人生とはそういうものではないのか」

 

「……噛み合ってるのかしら、私とあんたの見解」

 

そう言ってこめかみを抑える少女を見て、一誠は薄い笑みを浮かべる。因みに勿論、噛み合っていない。

少女の言う『黒歴史』は知られたくない過去の事を指し、一誠の言う『黒歴史』は血塗られた歴史とかそう言うダークな道を往く生き様の事を指す。

一誠からすれば、黒歴史は恥ずべき事でもなんでもない。ていうか、彼に冷静に自分を見つめ直す日なんて来るのだろうか。現実問題、摩訶不思議な力を有した中二病にとって、それはもはや醒める事のない夢である。

 

「はあ、まあいいわ。久しぶりね、イッセー」

 

「……ああ、久しぶりだな」

 

桐生藍華。中学から連んでいた松田元浜とは違い、一誠と彼女は高校生からの付き合いだ。

女子たちからの評判があまり良くはない(一誠はベクトルが色々吹っ飛んでて参考にならないが)三人組と、何の気なしに付き合える数少ない人材である。

そんな彼女としては、根の悪くない一誠を更生させたい事この上なかった。松田と元浜も、そういう意味でも桐生との仲は良好である。

 

「あんたもさ、現実を見つめないとこの先苦労するよ?」

 

「ふっ、左様な気遣いは不要だ。現に俺は現実を見つめ、今この瞬間も前に進んでいる」

 

「あんたで現実を見つめているになるなら、この世界はもう混沌(カオス)よ」

 

一誠はある意味では現実を見つめているのだが……それを桐生や松田元浜に求めるのは酷であろう。

また何時ものように訳のわからないテンションになって丸め込まれるのかと溜息を吐きそうになる桐生だったが、彼の反応は予想していたものと大きく異なった。

 

混沌(カオス)か、確かにな」

 

神妙に頷きながら、一誠は言葉を続ける。

 

「この世界はいま、大きく変わろうとしている。これまで表立って動く事のなかった『組織』が、俺がこれまで一目見る事すらなかった『組織』が、なぜ今更になってこうも姿を見せるようになったのか。いまこの時代だからこそ、何かが起きようとしているのか」

 

「え、ちょ」

 

「俺は、自分の目で見てから初めて動く愚鈍な亀だ。組織の存在はあるのだろうと思い、その前提で計画を練ってこそはいたものの、どこか楽観視していた事は否めない。そも、『セフィロト』には組織と相対した事のある人間自体が少ない。全体の一割にも満たないほどだ。しかも、その全てが幼少期のもの。迫害の影響による夢やまやかしではないのか、と思った事すらある。構成員の大抵が一般人の未知の恐れによって迫害されたものであるが故に、寧ろそちら側に働きかけるべきではないかと曹操と共に――――」

 

そのままブツブツと顎に手を当て思案する一誠に、桐生は何も言う事ができない。頭を抱えながら、もはやそっち側から戻る事が出来ないのではないかとすら思える重症者の未来を、憂う事しかできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

時刻は、朝のHR。

旧校舎にあるオカルト研究部所有の部室にて、彼らはHRを抜けて集まっていた。

床や壁、そして天井に所狭しと描かれた魔方陣と、蝋燭の明かりだけが辺りを照らす部屋は、まさしくオカルトと言った幻想的な空間を作り出していた。

そんな部屋の中央に置かれたソファに腰掛ける、紅い髪を持つ少女――リアス・グレモリーは紅茶のカップをソーサーに置きながらゆっくりと息を吐いた。

 

「……で、ソーナ。貴方の『兵士(ポーン)』の子が例の子を知っているのは、本当なんでしょうね?」

 

「ええ、リアス。聞くところによると、小学校時代の同級生だったと」

 

「……同級生、ね」

 

リアスの瞳が、鋭く光る。当然だ。彼女の『兵士(ポーン)』の報告が正しければ、例の子――『赤龍帝』は小学校の頃よりその頭角を現している可能性がある。

この土地を任されている身としては、そんな重大な情報はもっと早く伝達されたかったところだろう。

 

「はあ、リアス。匙も悪気があったわけではありません。そもそも、彼が眷属になったのはごく最近の事ですが」

 

「……そう」

 

互いに溜息を吐き、そしてリアスの視線がソーナの後ろで控えている少年へと向けられる。

何処と無く軽薄そうな印象を受けそうな少年は、緊張感によるものか身体が固かった。

 

「緊張する必要はないわ。貴方の知っている事を、教えてちょうだい?」

 

「は、はいッ!」

 

そう微笑むリアスに少年――匙元士郎は震えながら知ることを全て語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……つまり、当時から赤龍帝は何処かしらおかしかった、と?」

 

「は、はい」

 

匙の言葉に、リアスは思慮を巡らせる。

 

曰く、兵藤一誠は小学生時代から纏う空気が独特だった。

 

曰く、兵藤一誠は周りに『命が惜しくば俺に近寄るな』と言い聞かせていたという。

 

曰く、兵藤一誠が歩けば雑踏がモーゼの如く割れる。

 

曰く、兵藤一誠の何が琴線に触れたのかは不明だが、小学校では彼を真似た雰囲気を持つ意味不明な集団が存在していた。

 

曰く、彼が怒れば部屋の気温が下がる。

 

曰く、ギターに語りかけていた。

 

曰く、威風堂々としたその姿に感銘を受けたのか知らないが土下座をしだす教師がいた。

 

――――と、荒唐無稽な話だがしかしリアス達は真剣な表情で匙の言葉を脳内で反芻していた。

 

「……どう見る?」

 

「……おそらくは、当時の『赤龍帝』が制御出来ずにに放っていたであろう龍のオーラが関係しているんでしょうね。龍のオーラは、忽ち人を魅了すると言われていますし」

 

古来よりその強大な力を恐れ、畏れられてきた龍。その中でも、二天龍は極めて強力な個体だ。

赤龍帝は、その二天龍の一角であるドライグを宿した『神滅具(ロンギヌス)』の担い手。

そんな赤龍帝。即ち、龍の力に目覚めた少年の近くにいれば、なんらかの影響を受けるのはあり得ない話ではない。寧ろ、それは当然の結果であるとすら言えるかもしれない。

 

そして、何よりも恐るべき事は、

 

「……幼少期から『神滅具』に目覚めていた。笑えないわね」

 

そもそも『神器(セイクリッド・ギア)』をその身に宿す存在自体極めて稀だ。その中でも『神滅具』となれば、この世に十種類しか存在しないレア物。更に神器を宿していたとしても、そのまま気付かずに生を終えるのが殆である。

 

それが、今代の赤龍帝はどうだ。

その本来ならば『滅多にない事』を、一体あの少年はどれだけ引き起こすつもりなのか。これはもはや偶然ではなく、必然なのだろうとリアスは思う。

あの少年は、赤龍帝になるべくしてなった存在なのだ、と。

 

そしてそんな少年が、この学園にいるのは偶然だと言い難い。

 

『俺に近寄るな』

 

この言葉には、小学生の頃より赤龍帝としての自覚があった節が垣間見られる。

来るべき白龍皇との戦いを見据えての台詞なのか、我々のような所謂オカルトな存在への警戒なのかは知る由もないが。どちらにせよ、自分が異端である自覚はあったのだろう。おそらく、封印された龍から自分達の事も知り得ている筈だ。

 

となるとほぼ百%、何らかの目的があってこの学園を選んだに違いない。悪魔が裏で経営している、この学園を。例えばだが自分達、魔王の妹の抹殺とか。

そこまで思考が至ったリアスに、匙はさらなる“脅威”を突きつける。

 

「……俺が中でも一番恐ろしかったのは、あの男の瞳です」

 

「……瞳?」

 

怪訝な顔をするリアスにゆっくりと頷き、彼は言葉を続ける。

 

「同じクラスになった時に俺、あの男に話しかけた事があるんです。……その頃の俺は、俗に言う思春期ってやつで、有名なあの男が気に食わなかった」

 

 

『おいお前、放課後屋上に来いよ』

 

 

それが匙から一誠への第一声。

小学生の時点で屋上に呼び出しとは、匙にも素質がありそうだ。

 

「……今にして思えば、なんて莫迦な真似をしていたんでしょうね、俺は。生きていたのが不思議ですよ、本当」

 

自嘲気味に笑う匙を見て、リアス含めるグレモリー眷属の顔が自然と強張る。

 

「……で。授業が終わって俺が屋上に向かったら、そこにあの男はいたんです。屋上への扉に背を向ける形で――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♦︎♦︎♦︎

 

 

 

 

「よくにげなかったな! 兵藤一誠!!」

 

「……」

 

気に食わない。そんなくだらない理由で、匙は兵藤一誠を屋上へと呼び出した。そしてその兵藤一誠は、匙から逃げる事なく屋上に手をポケットに突っ込んだ状態で佇んでいた。

 

「……」

 

匙からは、一誠の顔は見えない。

一誠は屋上から校庭を見下ろす形でその場に立っているために、匙のいる扉には、顔を向けていない。つまり、匙からは背を向ける形となっていた。

そんな彼の姿に、ビビっていると感じたのか、匙は先ほどより威勢のいい声で吠えた。

 

「おいこっち向けよ! ビビってのか、ああ"!?」

 

この時期の少年少女にとって、目立っている輩というものは自然と目に付く。そして嫉妬やらの感情が爆発し、イジメの対象とすらなってしまうのだ。――出る杭は打たれる。

 

一誠の場合は杭が飛び出し過ぎていたためか、イジメの対象にはならなかった。だがしかし、快く思わない者がいるのもまた事実。

そして、真っ先に飛びついたのが匙元士郎だった。ただ、それだけの事。

 

「……」

 

匙の挑発混じりの言葉に、しかし一誠は一切の反応を示さない。

放課後に校庭で遊ぶ子供たちの楽し気な叫び声だけが、寂しく屋上に鳴り響く。

ピクリとも動かないその様子は、一周回って匙に違和感すら覚えさせた。

 

「なんとか言えよ、おいッ!!」

 

その違和感を紛らわせるかのように、匙は声を荒げる。だが、やはり一誠は身じろぎ一つする事なく悠然とそこに立っていた。

実は感情のない人形を相手にしているんじゃないか、そんな錯覚を覚えてしまう。

 

――埒があかない。

 

そう判断した匙が、一誠に向かって一歩踏み出そうとしたその瞬間、

 

「……僅かながらにだが、似た波長を感じるな。匙元士郎」

 

「ッ!?」

 

それまで片言すら口にしなかった一誠が、漸く口を開いた。突然の事に、匙の思考と動作がピタリと縫い止められてしまう。

 

「フッ、何を驚く? お前は()()()()()で呼び出したのではないのか?」

 

心底、愉快そうな声音だった。怒りに狂った匙とは異なり、その態度には余裕が透けて見える。

これから喧嘩をするとは思えない異様な雰囲気に、匙の警戒心が自然と強まった。

 

「……そのつもり、だと?」

 

普通に考えたら喧嘩、という事なのだろう。だが、一誠の言わんとしている事はそれとは違うと匙は直感的に感じた。

だからだろうか。自然とそれは疑問口調となってしまい、

 

「なに?」

 

一誠の纏う雰囲気が、変化した。先ほどとは違い、何処と無く困惑の色を声に乗せている。

 

「能力に目覚めた自覚がない? そもそも見込み違い、か? いや、それとも――――」

 

顎に手を当てブツブツと呟いた彼は、少しするとこちらに向けていた背を屋上に備え付けられているフェンスに預けた。

自然と、匙のいる方向に顔を向ける事となる。その双眸は閉じられていて、それがまた匙には不気味に感じた。

 

「……匙元士郎。お前は俺に近寄るべきではない。『組織』以前の問題だ、お前という人間は俺という存在に近寄る事で闇に生きる事になる」

 

「なっ!?」

 

漸く此方に向けて言葉を発したと思えば、それはまた訳の分からない事だった。

 

「てめ、ふざけんなよ!?」

 

心底怒り狂ったのか、匙は一誠との距離を詰め、彼の胸倉を掴みフェンスに叩きつける。

それでも、一誠の顔に焦りの色はない。更にボルテージの上がった匙が、拳を振り上げそして――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――寸前、一誠の閉じられていた双眸がゆっくりと開かれる。

 

「……ッ!?」

 

胸倉で掴んでいたために、その瞳を真近で見た匙は心臓を鷲掴みにされたかのような錯覚に陥った。

背中からは嫌な汗がぶわっと流れ、動悸が激しくなる。視界に入る存在が、一誠を除く全ての景色が、美しい夕焼けが徐々に色褪せていき、やがて視界全てがモノクロになる。

 

時が、止まる。

音が、消える。

 

まるで異世界に放り込まれたような感覚は、匙という少年にまともな思考を許さない。目を逸らしたい――けれど、逸らせない。足はおろか、指先一つうごかせない匙にはなす術もなかった。

 

一誠の瞳の色は、普通の人間のそれではなかった。

言うなれば、反転した瞳。本来黒目の部分は白く、本来白目の部分は黒く染まっていた。

悪鬼修羅に魂を売ったかのような悍ましさを放つ狂気的なその目に、匙の戦闘意欲は一気に零に下降する。絡みつくような視線が、匙になんとも言えない悪寒を感じさせる。

 

「……どうした、殴らないのか?」

 

「……っ」

 

何も言わない匙の瞳をぐいっと、一誠が覗き込んだ。彼の瞳が怪しく光り、匙の顔を青褪めさせる。

 

「――――ぁ」

 

勝敗は、決した。匙の膝がカクンと折れ、そのまま崩れ落ちる。一誠の身体に倒れこむ形で、匙はアスファルトの地面に横たわった。

 

「……俺と同系統の力を持つお前は成る程、資格はあるだろう。だが、お前という人間は覚醒すべきではない。それでは『ラグナロク』で生き残れないだろう」

 

「ラグ、ナロク?」

 

ぎこちない動作で、匙は顔を上げ一誠へと視線を向ける。彼の視線の先にいた一誠は、何処か遠くを見つめていた。

 

「この目は、代償だ。弱かった頃の俺が、高みへと至るためのな」

 

自嘲気味な笑みを浮かべた一誠の過去とは、一体どのようなものだというのか。彼の難しい言い回しも十全に理解出来ない匙には、分からなかった。

 

「この瞳に恐れを抱いたのは、正しい。何せこれは、神をも殺す龍を宿す俺のみが発現する瞳だ。恥じる事はない、脅威に恐怖を感じないのは、ただの愚か者」

 

「……」

 

「フッ。お前は俺がもう得る事はない物を持っている。それを大切にする事だ」

 

そう言うと、一誠は屋上から去っていった。

後に残った匙の時が、一誠の姿が見えなくなってから漸く動き出す。

 

「はあ……はあ……」

 

呼吸が、荒い。先ほどまで、酸素を供給する余裕がなかったために。今から足りない分を取り込もうと身体が働き出す。

 

「……あれは、やばい」

 

その時、匙が見たのはなんだったのか、それは誰にも分からない。

 

 

 

 

 

 

 

♦︎♦︎♦︎

 

 

 

 

 

匙の話を聞き終えた時、すぐ様その場は解散となった。といっても、リアスとソーナだけは残っているが。

 

「……リアス」

 

「……」

 

彼女達の表情は、固い。匙の言葉と兵藤一誠の当時の瞳の色から、リアス達は改めて“敵”の脅威を感じていた。

 

「……ええ、ソーナ」

 

赤龍帝、人間のものとは思えない瞳の色、そして――代償これらから推測出来る可能性は一つしかない。

 

「――兵藤一誠は、ドラゴンと契約を交わしている」

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

 

「……ねえ、イッセー」

 

「なんだ?」

 

「アンタ、そんなにコンタクトある意味あるの? しかも全部カラコンじゃない」

 

「カラコンではない。邪眼だ」

 

「……」

 

「神様……イッセーを救ってくれ……!!」

 

「松田よ、案外神は死んでいるのかもしれん。ここは悪魔にでも頼もうではないか」

 

「……神は死んだ、か。成る程あり得ない話ではないな。『神滅具(ロンギヌス)』の名の通り」

 

 

 

 

 

 

 




赤龍帝の邪眼!!(カラコン)

写輪眼とかかっこいいもんね、しょうがないね?

Q.一話でイッセーめっちゃテンション上がってたけど、本当はイッセー組織を信じてなかったの?
A.信じてはいます。けど実際に見たからテンション上がってます。例えば自分が特別な力を持ってると信じているとします。そして実際炎とか出てきたらテンションあがるでしょう?
一誠の組織もそんなノリでした。いたらかっこいい的な。基本曹操に丸投げです。ついに組織を確認したので本格的に動いてますが。
そこ、最低とか言わない。
……え、そもそもテンションとか上がらない?
……君は勇者失格だ。魔王討伐は任せられない!



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