ViVidかと思ったら無印でした……   作:カガヤ

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久々に投稿!
久々過ぎて長くなっちゃいました(笑)


第7話 「洗脳? いいえ、これは救済です」

「さてと、改めて自己紹介させてもらおうか。私の名は、ジェイル・スカリエッティ、しがない科学者だよ」

 

キラッ☆と擬音が聞こえてきそうな程、歯を輝かせて爽やかスマイルを浮かべる変態もといジェイル博士。

 

「私の名はウーノ。博士の助手をしているわ」

 

それを見て、体中の空気を吐きだしているんじゃないかと思えるくらいの深いため息をするウーノ。

苦労人っぽいオーラ全開だな。

 

「私はドゥーエよ。よろしくね、ボ・ク♪」

 

寒気がするほどの邪悪なスマイルを浮かべるドゥーエ。

そのスマイルを見た瞬間、全身の毛穴が開いて冷や汗がドバっと出てきた。あれは獲物を狙うハイエナの眼だ!

 

「……トーレだ」

 

トーレはぶっきらぼうな自己紹介だったけど、警戒心が丸出しと言うわけではなく、博士にちょっと戸惑ってる感じだな。

 

「私はクアットロよ。困った事があったら何でも言ってね♪」

 

メガネっ娘のクアットロ。彼女も俺が下敷きにしちゃったんだよなぁ。

スマイル全開でもドゥーエみたいな感じではなく、面倒見の良いお姉さん的な感じがしていいな。

なんかそれ見たウーノやトーレが目を見開いて驚いてるけど。

 

「わ、私の名前はチンクだ。よろしく」

 

チンクはさっきのクアットロスマイルに動揺しているようだ。

片目を閉じた彼女しか知らないけど、やっぱり両目があった方がいいな。

なんで片目になったんだっけ?

 

「セイン」

 

ぶっきらぼうどころではなく不機嫌オーラ全開のセイン。

よほど胸を触られたのが気に入らないらしい……いや、当然の事だけどさ。

 

「私はディエチ。この中では最年少、になるかな」

 

そして、最後に紹介されたのがディエチ。

彼女はさっきまで所用でいなかった。

帰ってみたら見知らぬ子である俺がいて驚いてたな。

ってか、最年少と言いつつ意外と胸大きい。

そう言えば、イノセントでは小学生ながら姉のギンガより少し大きかったっけ。

 

「将来はもっと増える予定だが、彼女たちこそ私が生み出した戦闘機人にして娘のナンバーズ達さ」

「は、はぁ」

 

まるで父親のような顔をしているスカリエッティ、もうスカさんでいいか。

イノセントで見るような表情で、とても残虐非道なマッドサイエンティストには見えないな。

って今もっと増えると言った? そう言えば、ノーヴェとかウェンディとかいないな。

 

「ふむ、そうだ。君には少し面白いものを見せようか、こっちだ。」

 

スカさんに連れられてやってきたのは、アリシアが入っていたようなポットが並べられた部屋だ。

その中のいくつかには素っ裸の女の子が浮かんでいて……素っ裸!?

 

「な、なななっ!?」

「あははは、その反応は実にいい。まだ幼いとはいえ実に男の子らしい反応だ。彼女達はナンバーズのメンバーだよ。まだ製造途中だがね。どうだい?」

「何やってるんですかドクター!!」

「へぶっ!?」

 

いきなり少女の裸体を見せられ固まっていると、ウーノが文字通り飛んできてスカさんを蹴り飛ばした。

GJ、ウーノ!

 

「いや、どうだい?って言われても何がどうなんだか……」

 

俺には少し刺激が強いです。

ってかよく見ると、浮かんでるのノーヴェやウェンディだ。

なるほど、この時代にはまだ生まれてなかったのか。

アリシアみたくロリっ娘ならともかく、見た所どれもこれも年頃の女の子らしくほどよく引きしまった肉体。

そして大きく実った2つの……いや、凝視するなよ俺!?

チンクやディエチが冷たい視線送ってきてるけど、しょうがないじゃん!

 

「さて、これを君に見せたのには理由があるのだよ。正直に答えてほしい……」

 

さっきまでの笑みをひっこめて、真剣な表情でスカさんは言って来た。

そのシリアス表情に自然とゴクリと喉がなる。

 

「男の子から見て……彼女達は魅力的かい?」

「……はい?」

 

あ、セイン達がずっこけた。

 

「聞き方を変えようか、君はどの娘が好みかな?」

「…………どういう意味ですか?」

 

聞き方変えられても何が聞きたいのか全く分からん!

 

「いやなに、こうして年上のお姉さんタイプからメガネっ娘にロリっ娘、ボーイッシュ。クーデレタイプにヤンデレ、ツンデレ、巨乳に貧乳と色々揃えたつもりだったが、これで足りているかどうか、男の子の意見が聞きたくてね」

 

スカさん、もといこの変態は何を言っているのだろうか?

さっきのようにウーノのツッコミに助けを求めようとして振り向くが。

 

「………」

 

なんか色々限界だったようで、口を大きく開けて固まってる。

よく見るとトーレとドゥーエもだった。

 

「ふむ、どうやら君にはまだ早かったようだね。しかし、先程の反応で十分だ!」

 

何が十分何だろうか。というかこの人一体何がしたいんだ?

 

「えっと……あの、博士? つまりあなたは一体何者で何をしようとしてるんですか?」

「むっ? 科学者とはさっき言ったが? そうか、君は地球人で管理局員でもなかったね。私の名前を聞いてもピンとこないか。ならば、お教えしよう! 私はアルハザードの技術によって生み出された……」

 

そこからスカさんは自分がどうやって生まれたのか、何がしたいか、とかを詳しく説明してくれた。

のは良いんだけど、専門用語多すぎて何言っているかわかんねぇ~。

 

「ドクター、ドクター、あまり難しい話しない方がいいですわよ。彼全く話についていけてないみたい」

「ふむっ、そうかいクアットロ? 子供にも分かりやすいように説明したつもりだったのだが。仕方ない。結論だけを言おう。私は……管理局の崩壊、つまり世界征服がしたいのだよ!」

 

ババーンとわざわざクアットロが効果音やら証明やらで演出して盛り上げたつもりだろうけど……

管理局の崩壊=世界征服なのかな?

 

「ドクター、世界征服って」

「本気ですか?」

 

俺はともかくチンクやディエチまで呆れかえっているのはいいのか?

 

「あれ? どうしたんだい2人共?」

「いや、私達の生み出された目的って初めて聞いたので」

「そーいえば、そうね。私も聞いてなかったわ」

「そのうち話してくれると思って、いつの間にかうやむやになってたわ」

「えっ? ウーノやドゥーエまで聞かされてなかったの!?」

 

反応を見るとトーレやセイン、クアットロまでも聞いた事がなかった様子。

せめてウーノは知っておくべき事じゃなかったのか?

 

「これはしまった。ついうっかり忘れていたよ。まぁ、そういうわけで世界征服しちゃうよ?」

「うっかりですませて良い事じゃないですし! 軽いノリで言わないでください、ドクター!」

 

ウーノの抗議に頷くナンバーズ達。

いくらスカさんに作られたからっていきなり世界征服と言われても納得出来ないのか、お前ら悪の集団だったよな?

しかし、世界征服か……このまま見過ごしてたら将来Stsの事件が起きるんだよなー

なんか、それってつまらないな。

 

「おや? その顔は何か言いたそうだね? 意見があるなら遠慮なく言ってくれたまえ。その為に君をここに案内したのだよ、少年」

「じゃあまず、いい大人が色々な美女や美少女を並べて何をするかと思えば世界征服って、なんか安っぽくて安直すぎてつまらない」

 

遠慮なく言っていいとの事なので、その通り言ったのだけど固まっちゃったな。

 

「あ、安直? つまらない……だと?」

「だっていかにも三流悪役が思いつきそうな事じゃないですか」

「さ、三流、この私が三流!?」

「じゃあ聞きますけど、世界征服してその後何するんですか?」

「何をって、それは……その、だね。世界を恐怖で支配するという」

 

スカさん露骨に視線を逸らして、汗がダラダラ流れ落ちてる。

最初は俺の言葉に敵意すら見せていたナンバーズだけど、段々と冷たい視線をスカさんに送ってる。

 

「何十億と言う国民をどう管理して、経済や外交やら治安やら色々な問題をどう取り組むとか、そういう具体的にやりたい事ないんですか?」

「うっ、うぅ……」

「……お前、本当に子供か?」

 

トーレのツッコミは無視。

 

「世界征服がしたいだけで、その後の事何も考えていない。そもそも、そういう悪巧みって大体が失敗するのが世の常です。そうなった場合、残された娘達はどうなるんですか? 罪人として捕まるか路頭に迷うしかないんですよ!」

 

まー実際は色々な所に保護されて幸せに暮らしてるけどね。

あれ? 俺今何か未来をぶっ壊す事言ってないか?

 

「し、しかしだね。これはもう最初から決めていた事で、今更どうこう出来る事では……」

「いやいや、そんな事はないじゃないですか、ドクタースカさん! まだ娘達は揃っていない準備段階! これからいくらでも軌道修正は可能です!」

 

なんか言ってて楽しくなってきた♪

 

「軌道修正……で、ドクタースカさんとは私の事かな?」

「管理局を崩壊させたい、つまり管理局が憎いって事ですよね?」

「う、うん、まぁそう……なのかな?」

 

スカさん段々と歯切れ悪くなってきた。

よし、このまま押し通る!

 

「管理局が悔しがる姿を見れれば、それはそれで満足ではないんですか?」

「そうだな。うむ、それはそれで見てみたいね」

「だったらやる事は一つ! 世界征服、ではなく世界救済を行いましょう!」

「「「世界救済?」」」

 

スカさんだけでなくウーノ達も何言ってるんだコイツ的な目をしている。

 

「世界救済、つまり世界を救って見せるんですよ。具体的には管理局が手を出せない、もしくは気付かない世界の危機をスカさん達がズバっと解決させちゃうんです!」

「それと管理局が悔しがるのはどう繋がるんだ?」

 

トーレ、いい質問だ。

 

「つまり、権限やら何やら縛りプレイで動けない、動きの遅い管理局の代わりにスカさん達が人助けなどをする。すると住民達は管理局ではなく、犯罪者であるスカさん達を絶賛。管理局立場が無く悔しー! になるんです!」

 

時空管理局って地上やら本局やら縄張り争いもあったり、人材不足やら沢山問題抱えてて迅速に動けない事が多い。

アースラにいた時、散々クロノやリンディ艦長達愚痴ってたもんな。

 

「そんな無茶苦茶な 「それはナイスアイディアだよ!」 ……ドクター?」

 

おっし、どうやらスカさんノリ気になった。

 

「管理局では解決できない問題を私達が解決する! あぁ~なんて面白そうじゃないか。悪い事をしているわけじゃないから大手を振って活動できるし、奴らの悔しがる姿も見られるしまさに一石二鳥!」

「いえ、良い事しても派手に行動して良いと言う事ではないと思うのですが?」

 

ウーノが何か言っているけど、今のスカさんの耳には入っていないようだ。

ふー、これで洗脳完了。

なんか色々未来を変えちゃった気がするけど、気にしない気にしない。

スカさんはともかく、ウーノ達までただの犯罪者にするよりは少しは善行を詰んだ方が将来のためになるよね。

 

「決めたよ、ウーノ。すぐに計画変更だ! まずは、ナンバーズ達の性格を正義の味方風に補正しなければ」

「「「えっ!?」」」

 

物凄く嫌な予感がするトーレ達。

俺は逆に面白い事が起きるような予感しかしない。

 

「あぁ、安心したまえ。君達にはそういう処置は行うつもりはないさ。しかし、まだまだ調整が必要なノーヴェ達なら時間は十分にある」

 

トーレ達は心底安心したように息をはいた。

生まれてしまったウーノ達の性格を調整するのは色々問題があるみたい。

でも、まだ生まれていないノーヴェ達ならこれから十分に調整は可能なようだ。

 

「君達には、別に正義の味方について学んでもらう事にするよ。クアットロ」

「は~い! こんな事もあろうかと、用意しておきましたー!」

 

クアットロがどこからか持ってきたのは、沢山のブルーレイディスクだ。

よく見ると、俺でも分かる日本のアニメや特撮番組のBDだ。

ホント、どっから持ってきた?

 

「君達の武装の参考になればと色々取り揃えていたのだよ。最初は、正義の味方として描かれる彼らを鼻で笑いながら見ていたが、これは立派な正義の味方の教本になる!」

 

アン●ンマンやウ○トラマン、仮◎ライダーやらを1人で観賞してたのかスカさん……想像したら笑いがこみあげてきた。

 

「ド、ドクター? まさかこれを全部見ろと?」

「あぁ、その通りさ。その間は私とクアットロで十分だからね」

「え~なんでクア姉は不参加なの~!?」

 

クアットロは観賞会に不参加と言う事で、セインが抗議の声を上げた。

 

「私はドクターと一緒に全部見ましたもの。だから、それはかなりの名作揃いなのは保証するわ」

 

あ、スカさん1人で見てたわけじゃなかったのか。

 

「はー……分かりました。ほら、行くわよ」

「……なんで私がこんな事を」

「……今日は厄日ね」

 

ウーノは色々諦めきったようだ。

納得がいかないトーレやドゥーエ達を連れて部屋に戻って行った。

その際、何人かから恨みがましい目を向けられたが、気付かないフリをしておいた。

 

「さてと、君の今後についてだが、どうだい? しばらくアドバイザーとして私達に協力してくれないかい?」

「アドバイザー?」

 

こんな子供に何のアドバイスを求める気なんだ?

 

「ほんの2、3カ月でいい。それが終わればお望みの場所に転送してあげよう。その間三食昼寝付きで、それなりに給料も出す。どうだい?」

「勿論、その間の世話は私達でするわ。文字通りイ・ロ・イ・ロなお世話をね☆」

 

色目で迫ってくるが残念、俺にメガネ属性はない!

あ、ViVidのメガネノーヴェは可愛かったな。

しかし、思わぬ展開とはまさにこれだな。

元々これからの生活をどうしようか悩んでたし、管理局でも働けるか分からなかった。

でも、短期間とはいえここで働いて収入を得れれば、最低限どうにかなりそうだ。

まー問題はスカさんが犯罪者である事もだけど、アースラに戻ったらどうやって説明しようかという事だな。

 

「そう言えば君は管理局のアースラから来たのだったね。ならば、私から連絡しておこう」

「えっ? ちょっ、待って!」

 

俺が反応するよりも先にクアットロが空間モニターを操作し始めた。

ヤバい。この流れはヤバい!

 

『はい、こちらアースラですが、どなたですか?』

 

時既に遅く、どうやらアースラと繋がったようで、空間モニターにはエイミィの姿が映し出された。

おい! 仮にもエイミィは管理局員だぞ! あんたの顔見たら一目で犯罪者スカリエッティってバレちゃうだろ!

と、言おうと横を向いたら……噴き出しそうになった。

 

「もしもし? こちらで1人迷子を保護したのだが、その件で責任者の方はいるかな?」

 

なんとスカさん、この短時間で変装してましたよ!

膝まである銀髪のカツラを被って、額に月の形の紋があり、頬に2本の文様、おまけに衣装は戦国武将風……

ってそれ思いっきり殺●丸!?

ご丁寧に天○牙っぽい刀も腰に差しちゃってるし!

 

『えっ? 迷子? えぇ~!? 健人君!? ちょっ、ちょっとクロノ君。大変大変!』

 

俺の姿を見たエイミィは慌てた様子で席を離れ、クロノを呼びに行った。

どうやらリンディ艦長はいないようだな。

 

『健人! 今どこにいるんだ!? 艦長から転送中に行方不明と聞いて皆心配してたんだぞ!』

「あーいや……気が付いたら、変な所にいて……えっと、今この人のお世話になってる」

 

どう説明しろっつうねん!

そんな俺を見かねてスカさん、もとい殺生○が前に出てきた。

 

「失礼、私はちょっと人里離れた地で研究をしている者なのですが、彼を3カ月の間私の助手として雇いたいのですよ。勿論その間の彼の身の安全は私が保証します」

『なっ、いきなりそんな話をされても困ります。あなたの名前は? どの次元世界にいるんですか?』

「これは申しおくれました。私はブライト、ドクターブライトと呼んでください」

 

ちょっとー!? 何伝説のガンダム部隊の艦長さんの名前出しちゃってるんだ~!?

そう叫びそうになったけど、俺はモニターの映らない所でクアットロに抱き止められてて何も言えない。

ってかクロノもエイミィも、スカさんの服装についてのツッコミはなし?

思いっきり時代錯誤な衣装だよ!? 刀も差してるよ!?

あ、そう言えば、ミカヤみたく戦国武将っぽいバリアジャケットもあるから気にしないのか?

 

「シーッ、大丈夫よ。ここはドクターに任せておきましょう?」

 

ドクターブライト、スカさんは俺を保護した経緯と3ヶ月間助手として手伝う事になった経緯を説明した。

曰く、誰にも干渉されない辺境の地で人知れず研究していたが、流石に人手が欲しくなり、そんな時に俺が現れた。

と、真実と嘘をごちゃまぜにしながら、クロノとエイミィを説得していた。

最初は警戒していた2人だけど、段々とスカさんの話術にハマって納得した表情を浮かべ始めてる。

って、背中になんか当てられてるけど、そんなの気にする余裕なし!

このままじゃ下手すれば俺犯罪者の仲間扱いになるんですけどー!?

 

『では、ドクターブライト。3ヶ月後にアースラに彼を転送させると言うのですね?』

「えぇ、すでに彼には了承を得ています。そうだね、健人君?」

 

◎生丸の格好でそんな爽やかスマイルをするな、似合わないにも程がある!

しょうがない。ここは腹をくくるしかない。

 

「はい。ドクターブライトの研究、俺も興味があるんでしばらくここでドクターの手伝いをしながら、色々と考えたい事もあるんで、だから3ヶ月間だけ、俺、ここにいます!」

 

ハァー、言っちゃった。

自分でも予想外にスラスラとはっきりここに残りたいと言ったな。

背後でクアットロがパチパチと拍手してる。

脅されてるわけでも、洗脳されてるわけでない俺の様子にクロノもエイミィも困った顔を浮かべた。

 

『分かった。艦長には僕から話しておく。3ヶ月後、アースラに戻ってきたら詳しい話を聞かせてもらうよ』

「ありがとう、クロノ!」

『では、ドクターブライト。彼の事を頼みます』

「あぁ、任せてくれたまえ。傷一つ付けずにお返しするよ」

 

こうしてアースラとの通信は終わった。

クロノ達はこちらの発信元を逆探知しようとはしていたみたいだけど、最後に俺と話して危険性は少ないと判断したのかやめたらしい。

一先ず、これでしばらくの衣食住とバイト先はゲットできた。

 

で、今更だけど、スカさんがいるとはいえ、美少女だらけのここに3カ月もいるのか……色々ともつかな、俺。

 

 

 

続く




スカさん洗脳完了!(爆)
これからナンバーズはどうなるのかなー(棒)

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