やはり、戦闘シーンはうまく書けていないと思いますので、皆さんの想像力でカバーしてください。
シロと話してから、二時間ほど経ったが、手に入れた引換券は0。
「畜生、大半狩る側しか残ってねえな」
とった奴相手に、うまく立ち回れるとは考え難いしどうするか…
「残り時間も少ないし、次のやつに掛けるしいかないか…」
このまま、楽しめずに終わるのだけは避けたい。
そう思って探していると、前方に人影を見つけた。
「お、人発見。にしても、随分と目立つ格好だな」
よく見ると、着物を派手に着崩して着ている、獣人族の女だった。
おそらく、猫がモデルなのだろう。黒の猫耳としっぽが見える。
着物は着崩して着ているせいで、胸が見えそうになっていた。
「かなり、自分に自信があるんだろうな。大胆な格好で、あれじゃあ動き難いだろ」
あれなら、こちら側の人だとしても、勝てそうだ。
まずは、気配を消して近づかないとな……。
こちらの間合いギリギリまで近づくと、何かを言っているのが聞こえてきた。
「まったく、歯ごたえが無い奴ばかりだにゃん。もーっと、強いか面白い奴はいないものかにゃー」
前言撤回していいだろうか。
聞こえてくる内容からすると、色々やばい類の人物だろ……
やっぱり、逃げなきゃ…
「そこに居るのは分かっているにゃん。小細工なんて考えないで、出て来る方が身のためよ?」
おまけに、動物的直感の持ち主かよ………
見た目は美男子ね、どうやら狐がモチーフぽいにゃ。
「ふ~ん、意外と素直ね。お姉さん、素直な子は好きよ」
「そりゃどうも」
ほんと、今までの人たちはすぐ、逃げていくし弱いし、つまらなかったのよね。
「それでどうするにゃ。私と戦ってみる?」
「アンタみたいなのとやり合うのは、正直賢いとは言えないだろうな」
良い判断するにゃ。
でも、面白みには欠ける展開にゃ。
「でも、あえて挑ませてもらいたい」
ふふ、変わった子ね、挑んでくるなんて。ちょっと興味湧いたにゃ。
「キミ、名前は?」
「ジーク、ジーク・レイアだ。種族は、獣人種・白狐族だ。アンタも獣人種だろ?」
残念、私が求めているような、面白い人ではないにゃ。
でも、勝ったら教えてあげようかにゃ~。
「一撃でも、お姉さんに当ててみるにゃ。そしたら、教えてあげるにゃ♪」
「なら、やらせてもらう」
言うと同時に、動き出し右袈裟切りを放つ。
が、動きを読まれていたのか、あっさりかわされた。
思った通り、かなり強い。
次に放った斬撃も、その次も全てかわされた。
「まだまだだにゃ。次はお姉さんの番にゃん♪」
そう言うと、相手のしっぽが二つになった。
それと同時に、手に何か闘気の様なものも纏っていた。
「お、これを感じ取れるって事は、素質有りそうだね。でも、耐えられるかな?」
「一体な……⁉」
聞き返そうとした瞬間、打撃が打ち込まれた。
ギリギリのところ直刀で防ぎ、反撃をしようとした。
が、直刀に罅が入っている事に気付いた。
一般のもので初期にしては、耐久度が高かったのだが、見事に罅が入ってしまっている。
これ以上戦闘をするのは、危険と判断し降参する事にした。
「参った」
「にゃはは、中々楽しかったよ♪」
「今のはいったい……」
「楽しめたから、特別に少し教えてあげるにゃ」
勝つ事は出来なかったが、教えて貰えるらしい。
「私の種族は獣人じゃなくて、妖怪よ」
妖怪なんて種族が在ったのか。
「さて楽しめたし、そろそろ行こうかにゃ」
「名前は、何て言うんだ?」
「うん?私は、
そう言うと、どこかへ行ってしまった。
それにしても、得体の知れない奴に出会ってしまったな。
っと、そう言えば時間は…駄目か、もう広場に行かないと。
結局、一つも手に出来なかったうえ、武器を無くすか。
アイデアがあればぜひ、活動報告のアイデア・アイデア02へと送ってください。
~例~
<ステータス>
種族「獣人種・紅狐族」能力名「白焔」
職 「薬師」職スキル名「妙薬調合師」
戦闘「刀術」
「 」
汎用「視覚強化」
<能力やスキルの効果>
<オリキャラ案>