と言っても、私はあの独特の空気感が苦手で帰宅部でしたけど……
「と言っても部長はリリスさんでしょうね」
アインズがそう言うと、満場一致でリリスが部長に決まった。
「となると、副部長を決めましょうか」
「それならわたし、アインズに一票!」
「そうだな、アインズが良いだろう」
「そうっすね、他の皆さんも良いっすよね」
クロウに続くように、マニーズとエイマルも賛成した。当人を除いてほかの皆も、賛成の様でエイマルの確認に対して頷いていた。
「私なんかで良いの?スノー・プリンセスさんの方が…」
「私の事はスノーかユキと呼んで貰えればいいわ。あと、私の本当の名前はセツキ。訳あってあの人の前では、偽名を名乗らせてもらったの。それでだけどアインズさん、私は他にやる事があって、流石に副部長は出来ないわ。それにあなた、これだけ周りに信用されているのだから、もっと自信を持つと良いわ」
「…そうね。それでは副部長の役、謹んで引き受けさせて頂きます」
スノーの言葉に後押しされたのか、無事アインズが副部長となった。
「さしあたって、活動は如何する?」
「そうっすよね~、インテリジェントについて調べると言っても、具体的に如何いった事を調べるかが問題っす」
無事に部長と副部長が決まると、次に上がるのは活動内容について。マニーズ、エイマルがその事に触れると、リリスが自信満々にそれに答えた。
「それなら大丈夫。何も無計画に誘った訳じゃないよ。まずはインテリジェントの祖、インテリジェントジュエルを探そうと思うの」
「インテリジェントジュエルって確か、各国に一つずつある、あれだよね。国レベルだと流石に、交渉とか無理じゃないかな?」
「そうですね。確かにクロウの言う通り、無理がありそうですよ、リリスさん」
「大丈夫だよ。プランは二つあるから」
リリスの考えたプランは、次の二つの通りだ。
「一つ目のプランは、捜し出す」
リリスの言い切りをフォローする様に、シャロが説明を始めた。
「えーっと、補足するとね、インテリジェントジュエルは歴史書には全部で六つある事になっているんだけど、発見されているのは五つだけなの。だからリリスちゃんは、その最後の一つを捜し出して話を聞こうって」
「なるほど。しかしそれは、大変そうですね」
「いやいや、大変ってレベルじゃないっすよ、それ」
「二つ目のプランが、ティアに頼む」
「えぇ!私⁉」
周りの事を気にせずに、リリスはもう一つの意見を口にした。急に名前を呼ばれて、流石に驚きの声を上げるティア。
幼馴染の説明不足をフォローする様に、またしてもシャロが説明を始めた。
「正確に言うとね、理事長にお願いするって事なの。ほら、理事長って学園都市で一番偉いでしょ?だから身内が頼んだら、見せてくれるかなーって」
「そう言えば、理事長は五大国の代表者でしたね」
「確かに、りじちょーってより、王様ってかんじのひとだよね~。あの人」
シャロの説明を聞き、アインズやクロウの呟きに全員が納得、と頷く。
「で、どうかな?ティア?」
「一応は聞いてみます。けど、あまり期待しないで下さい」
「よーし、それじゃあグループ分けをして両プランとも進めていこう!」
アイデアがあれば活動報告のアイデア02へと、リクエストがあれば活動報告のリクエストへと、ギルド案があればアイデア03へと送ってください。
そのキャラをメインに、書かせて貰うかもしれません。
注意:BWOは基本、本編でリアル側は書く予定はありません。
なのでリクエストに要望があった場合にのみ、制作を考えたいと思っています。
~例~
<ステータス>
種族「獣人種・紅狐族」能力名「白焔」
職 「薬師」職スキル名「妙薬調合師」
戦闘「刀術」
「 」
汎用「視覚強化」
<能力やスキルの効果>
<オリキャラ案>
活動報告に、さらに詳しい例を用意しています。