さてそんな前置きは置いて、新章開幕です!
予告通り今回は、ゲームマスターとAIの会議です。
現状と新世界の設定
「ついに次のエリア開放か。此処まで長かった様で実際、予定より早く解放されたな」
『そうですね。でも大した問題でもないですよね』
『だね~。あ、そう言えば次のエリアは何にするの?』
そう言えば候補はあるけど、決めてなかったな。
「そうだな~、何か意見は無いか?」
『次に実装するエリアを、決めていなかったのですか?』
「候補はあるけどな……決めてなかったんだよ。どちらも、キークエストが決まらなくてな」
『一つは科学が舞台。もう一つは魔法が舞台でしたね』
『あ、ナナ姉!遅かったね。何して居たの?』
『マスターに頼まれて、色々と調節して居たのですよ。それよりキキ、あなたは何方が良いと思いますか?』
『私?んーそうだなー。マスターやナナ姉に任せるよ。私のやる事は変わらないからね。ルルはどう思う?』
『そうねぇ。私は魔法の方が良いと思うわ』
「ほぉ、そう思う理由は何だい?」
『はい。第一世界のテーマが『人間の世界』でした。キークエストとして人間ではなく獣人たちも居ましたが、世界観的に科学寄りで魔法の要素が余り存在していませんでしたので、今回は思い切って魔法をテーマにしてしまうのが良いかと』
成る程、確かに魔法は余り発達せず武術の方が一般的な世界設定だった。
多少は在るにはあったが、要素としてはかなり薄いものだったからな。
『そうですね。でしたらルルの言う通り、次は魔法世界にしては如何でしょう』
「ナナも良いのか?」
『はい、問題ないですよ。私は全体の管理を任されていますが、基本マスターのサポートが第一ですので』
「そ、そうか」
ほんと何で、こんなに優秀な子に為ったんだろ。
何か、泣けてくるな………
「まぁそれじゃあ、次の世界のテーマは『魔法世界』だ。あとは、キークエストをどうするかだな」
『でしたら、各地から回収し収めると言うのは如何でしょうか?』
「良いアイデアだ、それで行こう。アレも実装するいい機会だ。ナナ、調整は済んでいるか?」
『勿論終わらせています。直ぐにでも使えますよ』
「ならルルとキキは、先に準備に入ってくれ」
『分かりました』
『りょーかいだよ』
「さて、ナナ。神シリーズの現在の状況は如何なっている?」
『前回の確認から、さらに一人決まりました』
「呪い・天秤・書庫に続いて、何が決まったんだ?」
『今回決まったのは「女神の祝福」 です。残り六枠とは、予定より早いですかね?』
「いや、それは問題ない。それよりも実装するアレは……」
『そちらは先程も申し上げた通り、何時でも実装可能ですよ。と言いますか、既に一つは実装しております。勿論例の仕様は封じてですが』
「流石だな。それでどんな具合だ?」
『固有名《レーヴァティン》です。現在は通常の武器と変わりはありません。実装してからの、持ち主の反応が楽しみですね♪』
「そうだな。そう言えば、持ち主はどんな奴だ?」
『「神の天秤」の保持者です。まぁ本人はまだ、アビリティには気づいていませんけど』
「そうか保持者が持っているのか。こりゃあ、面白い事になりそうだな」
『そうですね。私も楽しみですよ♪』
「さて、そろそろ本格的に準備に入ろう」
『はい、マスター』
この章から、今まで皆さんから戴いたキャラを本格的に活躍させていきたいと思います。
もしかしたら今まで以上に時間がかかるかも知れませんが、どうか気長に待っていただけると嬉しいです。
アイデアがあれば活動報告のアイデア・アイデア02へと、リクエストがあれば活動報告のリクエストへと、ギルド案があればアイデア03へと送ってください。
そのキャラをメインに、書かせて貰うかもしれません。
~例~
<ステータス>
種族「獣人種・紅狐族」能力名「白焔」
職 「薬師」職スキル名「妙薬調合師」
戦闘「刀術」
「 」
汎用「視覚強化」
<能力やスキルの効果>
<オリキャラ案>
活動報告に、さらに詳しい例があります。