ブランクワールド・オンライン   作:東條九音

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クエストと言いつつ、余り良い物が思い浮かびません……
さて、どしたものか………

あ、あと新キャラ出ます。




温泉

「はぁ~、癒されるかな。シンもそう思わないかな」

 

「…うん。この依頼、受けて良かった」

 

「そうだね~。でもマスターも、酷いじゃないかな。こんな依頼が在ったのを、黙っているなんて。まぁミリーシャが、『攻略を進める方が先』って言って隠したのかも知れないけれど。マスターなら、面白そうとか言って早いうちに知らせてくれた気がするもの。それにしても、ゲーム世界なのにこんなに再現度が高いなんて、どう言う事かな」

 

「…さぁ?」

 

山のふもとに存在する町、『クーヘン』。

私たちは今、ギルド所有の温泉に来ていた。

 

私の名前は、シン。天使族・天使種で、職はシスターをしている。

もう一人のよく喋る子は、雪那(ゆきな)。魔族・吸血鬼種で、職は契約者。

 

私たちは同じギルド所属で、今日はクエストで王都から、ここクーヘンに来ている。

この町の名物は、温泉とバームクーヘン。

今回の依頼は、温泉に住み着いたモンスターを退治して欲しい、と言うものだった。

報酬は、温泉の所有権。いわば、ギルド所有の別荘。

 

私たちは先程、クエストをクリアして、この温泉を手に入れた。

敵はそこまで、強くなかった。

それにも関わらず、物件付きの大きな温泉を手に入れる事が出来た。

 

「はぁ~、ホントいいお湯加減かな。これが今後も、私たちのギルド専用になるなんて、夢みたいだよ」

 

「うん、きっと先…マスターも、喜んでくれる」

 

「ねぇシン、前から聞こうと思って入たのだけど、もしかしてシンとマスターってリアルでは、知り合いなのかな?あ、もちろんリアルの事を聞くのはマナー違反だって事は分かっているよ。でもね、どうしても聞いてみたいな~って思ってね」

 

「……先輩。それだけ……」

 

別に聞かれても、困る事では無い。

けど、出来るだけリアルの話は避けたいのも事実。

 

「へぇ~、先輩なのか~。やっぱり、リアルでもあんな感じなのかな?」

 

「それは、秘密。聞きたいなら、本人に聞けば?」

 

「まぁそれは別にいいや。そう言えば無理に、マスターって言わなくても良いんじゃ無いかな。さて、私はそろそろ上がるね。シンは如何する?」

 

「私も、上がる。雪那、せっかくだから、観光して行こう」

 

先輩に、お見上げ、買って行こうかな?

 

「そうだね。せっかくだしそうしようか。マスターや皆に、お見上げに名物のバームクーヘンを買って帰ろっか」

 

「うん。それと、別荘地の事も、報告しないと」

 

「マスターや黒音さんは喜んでくれそうだけど、ミリーシャは何て言うかな?流石に、怒ったりはしないよね?」

 

「如何だろう?」

 

ミリーシャは、少し真面目過ぎる。

まぁ、曲者ばかりのギルドだから、ミリーシャが居ると、とても助かるけど。

 

「シン~、早く着替えて、観光しに行こうよ~」

 

「分かった」

 

そう答え、私は温泉から上がり、着替えて雪那と観光へ行った。

 

 

 

 

 

 




新キャラたちは、ギルド所属です。
さて、マスターは誰でしょう?
ヒントは、すでに出てきたキャラです。



アイデアがあれば活動報告のアイデア・アイデア02へと、リクエストがあれば活動報告のリクエストへと、送ってください。

~例~
    
<ステータス>
      種族「獣人種・紅狐族」能力名「白焔」
      職 「薬師」職スキル名「妙薬調合師」
      戦闘「刀術」
        「 」
      汎用「視覚強化」
<能力やスキルの効果>

<オリキャラ案>

活動報告に、さらに詳しい例があります。


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