ジョジョの奇妙な冒険  私が承太郎ポジとかマジかよ!?   作:Pyromane

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早めの投稿をしたい!ということでちょいと頑張ってみたよ!
・・・2次面接が待ってて辛いから現実逃避してるなんて言うんだからね!(ツンデレとか見栄を張るんじゃなくて素直かよ!ってツッコミ期待


第6話 修行、説明、旅立ち

とりあえず軽く血まみれの花京院を家に連れて帰ったもののSPW財団にも家にも一切連絡を取ってなかったにもかかわらず誰にも見つからなかったのは運が良かったと思う。

そして帰ってきたときに担がれている血まみれの花京院といきなり帰ってきた私に驚いたお母さんの様子を見る限りかなり無茶をしていることがわかる。

 

 

「お母さん、最近ちょっと体調が悪いのを無茶してるよね?私も花嫁修業を兼ねて家事を1人でできなきゃだめだと思うの。だから今日の家事は私に任せて休んでいて?」

 

 

と言ってお母さんにはさりげなく休んでもらった。実際前世は少し(最低限)しか家事をしてなかったのでできる限り炊事だけは、完璧にできるようにしたい。

 

 

「おじいちゃん、この人が花京院典明よ。肉の芽も抜いておいたからDIOの手下ではなくなっているし気絶させているから少なくとも今日はうちに泊めておくわ」

 

「完全に肉の芽を抜いたのか。抜こうとしたものに寄生しようとするということなんじゃが・・・大丈夫だったんじゃな?」

 

「ええ、『スター・プラチナ』の精密動作と圧倒的なパワーで引き抜いてすぐに放り投げて太陽光にあてたわ」

 

 

実際寄生しようと伸ばしてきた触手?は『プラチ奈』に対処してもらっていたので一切怪我も負ってない。

それに完全に引き抜いた後はすぐに紫外線にあてた。肉の芽はDIOの細胞から作られているのは知っていたのですぐに灰になっているのを見て波紋も紫外線のようなものを自分で生成してるのかな?って思ってしまった。

 

 

 

「それではジョースターさん、この子のことは明日どうするか本人に聞いた後処遇を決めましょう」

 

「私の考えとしては

1、DIOを倒すのについてきてくれるといった場合は親に会わせておじいちゃんの仕事を見て社会見学をしたいと口裏を合わせる

2、ついてこないといった場合は普通に家に帰ってもらう

3、帰りたくないと言ったら強制的に連れていく

って感じね」

 

「まあ、すでに巻き込まれているとはいえついて来たくないと言われたら家に帰してやるのがいいじゃろうなぁ」

 

 

 

 

花京院の事を(物理的に)落としたとはいえ、気絶させただけなんだから夜にでも起きると思うからその時に少しだけ話をしておこうと思うけど。

 

 

「では昼飯にするとしようかのぉ」

 

「そうね、じゃあ用意してくるわ。お母さんがかなり無茶してるから私が家事をすることになってるわ」

 

「浄華さんの手料理ですか・・・ホリィさんの手料理がとても美味しかったので期待できそうですね」

 

「あまり期待されても困るわ。お母さんに家事をある程度仕込まれてるとはいえ手伝いよりちょっと踏み込んだことをしているってくらいだから」

 

 

 

そう言って私は台所に入った。まずはジャガイモ、ニンジン、タマネギの皮むき、次に豚肉を1口サイズにぶつ切りして軽く臭み取してから少しゆでて次の作業に入った。

醤油やみりん、その他調味料を混ぜた汁でジャガイモをゆでて少し火を通して、次にニンジンを入れた、軽く焦げ目が付くように焼いたタマネギを先に少し茹でておいた肉を入れて3分後くらいに入れた。

 

ご飯はお母さんが炊いていたようで問題なくあったため、副菜をつくり始めた。

主菜が肉じゃがなので軽く酢の物とサラダを作って特製ドレッシングとマヨネーズ、どちらでも好きな方をかけられるように付け合わせにしておいた。(ちなみにお母さんには卵粥を先に作っておじいちゃんに持って行ってもらった)

 

 

 

 

 

私が作った昼食は大好評であった。お母さんにはまだ届いてないと思う。もっと頑張らなきゃいけないと思った。

 

 

 

 

 

昼食を食べ終わった後はおじいちゃんに波紋を習っていた。波紋の才能はあるはずなのだ。ジョナサンの息子であるジョージ・ジョースター2世が修行をせずとも(使えていたわけではないが)波紋の力を持っていたのだから。

そして何よりストレイツォに引き取られて波紋の修行をしていたエリザベス・ジョースターとジョージ・ジョースターの息子であるおじいちゃんは修行をせずともある程度波紋を使いこなせていたのだから。

 

 

 

「呼吸を意識するのじゃ!必要なのは呼吸を乱さないことじゃ!!」

「流石におじいちゃんが受けてた修行の再現ができるわけじゃないけどこれはこれでキッツいわね・・・!!」

 

 

 

そう、波紋の修行で今私がやっているのはあのマスクをつけて家の敷地内を走っていた・・・おじいちゃんと一緒に。

高齢とはいえ波紋使いだし若いときにはこれよりもっと酷い修行を受けていたのは知ってるけど・・・!それに100㎞位全力で走り続けられるとかって何かで見た記憶があるけど・・・!!マスクをつけてるとはいえ体力的には全盛期といってもいい私より息が切れてない・・・ってかほとんど汗すらかいてないって何!?

 

 

 

 

「そのマスクをつけてすでに30kmも走れるとは驚いたわい・・・もしかしてわしより才能があるんじゃないかのう?」

 

「前世から波紋とかスタンドには憧れて少し練習してたからジョージ・ジョースターレベルには使えてたと思うわ。おじいちゃんに修行をつけてもらってるんだしおじいちゃんと同じかそれ以上に使えないとね?それに男女の力とか体力の差って結構すごいし」

 

「だから波紋でその差を埋めようとしているんじゃな?」

 

exactly(その通り)!!」

 

 

 

そうして波紋の修行を4時間程度して、晩御飯を作って、その合間に花京院用の夕食(夜食?)を作っておいた。

 

 

 

 

 

午後の10時くらいになったころ、花京院が起きていたので少し話をすることにした。

 

 

 

 

「・・・ここは?」

 

「起きたのね?ここは私の家よ。あなたの覚えている範囲で話してみて?」

 

「私は確か・・・夏休みに家族でエジプト旅行をして・・・金髪の男に出会って恐怖を感じて・・・?駄目だ、これより後になにがあったか思い出せない」

 

「何があったか少しだけ教えてあげるわ」

 

「お願いします。恥ずかしい話どうやって日本に帰ってきたのかすらわからないのでね」

 

 

 

そして私は今まであったこと、花京院の話に出た金髪の男(DIO)について話した。

そして花京院の身に起きたこともある程度教えた。

 

 

 

 

「なるほど・・・つまり私は貴女に助けられたわけですか」

 

「まあ、端的にまとめるとそんな感じね。肉の芽は寄生主の脳なんかを餌にしているから半年くらいかしら?それくらい遅ければ私と会う前に死んでた可能性もあるわ」

 

「それは・・・運がよかったわけですね。操られていた私があなたに会えたこと、そしてあなたが肉の芽というものを引き抜けるスタンドを持っていたことが」

 

「そうね、そのどちらかが欠けていたらあなたは死んでいた。それで?あなたはこれからどうしたいの?」

 

「・・・?どうしたい・・・とは?」

 

「あなたはこれから家に帰って平和に生活することができるわ。スタンド使いとスタンド使いはひかれあう、という性質があるらしいからスタンドを見ることができる人と出会うこともあるかもしれないわ」

 

「ふむ・・・私の『ハイエロファントグリーン』が見える人がほかにもいるのか・・・」

 

 

 

 

 

花京院は思案顔で俯いた。実際ジョジョの男性キャラは主人公側だとイケメンが多いんだよなぁ・・・。こんな顔されると恋愛感情に関係なく不覚にも少しドキッっとしてしまう。仕方ない事だと思う。ただし恋愛感情はない、大事なことだから2回言った。

 

 

 

 

「まあ、夜食作っておいたから持ってくるわ。それを食べて寝なさい。明日の朝にでもどうしたいかの答えを聞くから」

「わかりました。明日の朝には答えを出しておきます」

 

 

 

そう言って私は花京院用に作っておいた冷えてもおいしい料理(前世知識)を花京院に持って行ったあと自分の部屋で寝た。

 

 

 

            ゴ

    ゴ      ゴ       ゴ

ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ   ゴゴ ゴゴ ゴゴ

        ゴ    ゴ  ゴ

 

 

 

 

「・・・ッホリィさん!!?大丈夫ですか!ホリィさん!・・・すごい熱だ、まさか!?」

 

「アヴドゥルさん、ストップ」

 

「浄華さん・・・」

 

「人妻の肌を見るのは感心しないわ。それにこの状況は分かっていたことよ。こうなってしまうことは分かっていたし、やらなきゃいけないこともはっきりしているわ」

 

「DIOを倒す・・・じゃな」

 

「・・・これは一体?」

 

「ごめんなさい、花京院。起こしちゃったみたいね」

 

「いえ、それはいいのですが。なぜこの女性は倒れているのですか?」

 

「この人は私のお母さんよ。DIOの説明は昨日したでしょ?」

 

「ええ、確かあなたのお爺さんのおじいさんの体を乗っ取った吸血鬼で私を操った張本人だと」

 

「覚えていたのね。その私のおじいちゃんのおじいちゃん、ジョナサン・ジョースターの肉体を乗っ取ったというところが問題なのよ」

 

「・・・というと?」

 

 

 

花京院が怪訝そうに尋ねてきたので詳しく教えることにした。

 

 

 

 

「私たちジョースター家の肉体は何の因果かわからないけど精神的になのかもしれないわ。感覚的につながっているのよ」

 

「それとこの女性が倒れていることの関係性がまだわからないのですが・・・」

 

「つまりDIOがスタンドを発現してから私たちジョースター家の人間も誘発的にスタンドを発現したのよ。でも、スタンドは精神で操るもの、そして強い肉体がなければ使いこなせないわ」

 

「つまりあなたの母親(この女性)は争いに向いてない性格の上に体も鍛えているわけではないために倒れたということですね?」

 

「そうよ、それでもDIOがスタンドを発現してから今まで倒れなかったのは奇跡といってもいいのよ。それだけ私たちに心配をかけたくなかったのね・・・」

 

「この状態をどうにかするためにはどうすれば?」

 

「DIOを倒す、殺すといってもいいわ。DIOを倒さなければこの状態がずっと続いて・・・完璧な医療で延命しても持って50日くらいよ」

 

「ジョースターさん!すぐにでも出発するべきです!」

 

「ちょっと待てアヴドゥル。まずはSPW財団に連絡してホリィの様子を24時間体制で見てもらうのが先じゃ」

 

「そうね、私たちがDIOを倒しに行くのだから看病する人は必要ね。・・・そういえば昨日の続き」

 

「ええ、決心がつきました。私にもこの(女性)を救う手伝いをさせてください!これで贖罪になるとは思っていませんが!それでも私は償わなければならないのです!そして報いなければならない!命を救ってくれた浄華さんに!!」

 

 

 

 

そうして花京院が付いてくることが決まり、SPW財団にも連絡が付き、財団の医療チームが来たところで私たち5人はDIOを倒すためにエジプトに向かう。まずは中国に行くために空港に行った。原作通りの通り道に沿っていった方が想定外のハプニングに見舞われる可能性が小さくて済むと思ったからだ。

 

 




というわけでタワーオブグレーの直前で止めたわけですが
なんか切りが悪い気がするけど何かあれば教えてくれると嬉しいかな
やっぱ応援コメント来るとテンション上がって速攻書き終わる気がする
料理シーンは・・・俺料理ほとんどしたことないんで許してください、何でもはしませんけど

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