ジョジョの奇妙な冒険  私が承太郎ポジとかマジかよ!?   作:Pyromane

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中途半端なタイトルに中途半端な区切り方ですまん
柱の(ような髪型の)男が仲間になった以外に変わった部分は1年早く原作が始まるくらいです

知りたい人もいると思うので『プラチ奈』とみんなの浄華さんの詳細を伝えておくことにしよう

浄華(ステータス・容姿など)

容姿:進撃の巨人のミカサ・アッカーマンのような容姿で184㎝、結構腹筋が割れてる
体力:フルマラソン程度なら息切れ1つ起こさずに全力疾走できるくらい、ランクで表すとAくらい
考え方:敵でも救える人間は救いたいと考えている、救えそうだと考えている者と打算的に救いたいと考えている者はホルホース、ボインゴ


プラチ奈(ステータス、容姿)
容姿:うろジョジョ準拠
破壊力:B(スター・プラチナのおおよそ2ランク下)
スピード:B
射程距離:C(10~30m程度)
持続力:A
精密動作性:S(スター・プラチナやTHE WORLDより上。露伴先生のインクを飛ばして絵を描くことも真似できるくらい)
成長性:発現当初はA、高校2年生時点ではC

スター・プラチナは原作準拠


第3話  邂逅、そして・・・

私が高校2年生になったあたりでSPW財団から

 

 

「貴女の言っていた男の一人、ジャン・ピエール・ポルナレフを見つけました!!」

 

 

という連絡が入った。

初めに、何という朗報だろう!と思った。続いて出てきた感情は罪悪感、そして深い後悔の念だった。

ポルナレフを見つける前に財団の諜報部の人たちは私が言っていたフランスの片田舎という情報だけで、フランス中を駆け回ってくれていたらしい。

ありがたく思うと同時に申し訳なくも思った。記憶にない情報は出すことすらできないとはいえ多くの人やお金が動いただろう。私の知っていることでこの世界でもほぼ確実に起こるであろうこと(株価の上下、さらに言うと確実に出資したら儲かるというところの情報や人気の便利アイテム)を渡しておいた。

有効活用してくれると助かる・・・あんなお金、おじいちゃんに出してもらわなきゃ払えないけど、こんなことでおじいちゃんにお金を使わせたくもなかった。

第4部主人公である、東方仗助はすでにおじいちゃんにこさえられているのだ。

それを考えるとおじいちゃんには賠償金がわりの遺産配分を仗助たちにしっかりしてもらわなきゃ困る。

まあ、それは私が考えることでもないか。

 

 

 

 

GWの時期を見計らってポルナレフとの会談場所を用意してくれたSPW財団には感謝するしかないな。

今学生なんだよな。私って・・・。昔というか前世も高校生をしたことあったから今まで基本的にテストなんかでは10位くらいには入っていたけど高校3年の就職なんかで大事な時期に学校を無断で2週間くらい休むことになるからなぁ・・・。その時にはおじいちゃんの仕事について詳しく知るために仕事についていくって言い訳しとかないとな・・・。

ポルナレフが来た時には嬉しいより申し訳ないという気持ちが大きかった。

だからこそ彼には謝りたいと思った。

 

 

 

「ポルナレフ・・・!本当にごめんなさい!!」

「お前が浄華ってやつでいいんだな?なぜ謝る?」

「だって・・・あなたの妹、シェリーちゃんが殺されることを知っていたのに何も教えてあげられなかった!!あなたに会えてうれしいより何もできなかった自分が悔しくなった!何よりもあなたに謝りたかった!」

 

 

そう言って私は頭を思い切り下げた。そんな私にポルナレフは優しい声で

 

 

「お前が謝ることはない。妹を守れなかったのは俺の力が足りなかったからだ」

 

 

と、慰めてくれた。

嘘をつくのはうまいけど裏表のほとんどない彼の言葉に涙腺が完全に崩壊してしまった。

それとほぼ同時におじいちゃんが乱入してきてポルナレフに掴み掛ろうとしたがそれは私が制した。

 

 

「ありがとう、ポルナレフ。なんか泣いてあなたに気にしないと許されて気が楽になったよ」

「本当に気にすることはない、妹を守れなかったのは俺自身のせいだ。そして俺がお前を嫌ったりお前に対して敵意を向ける気はない。それを向けるとすれば妹を殺した犯人だけだ」

「そうね、私は犯人の風貌、スタンド能力も知っているわ。でも、今のあなたには教えてあげられない。本当にごめんなさい」

「なぜだ!俺はそいつさえ殺すことができれば死んでもいいんだ!!なぜ知っているのに教えてくれない!」

 

 

ポルナレフが私の言ったことに怒気を隠さず掴み掛ってきた。

シェリーちゃんの仇の名前や風貌、スタンド能力まで知っているのにそれをまだ教えられないと言って隠匿しようとしていることに怒ったのだろう。

でも、私は絶対に教えることはできない、なぜなら・・・・・・

 

 

『浄華に手を上げることは許さないわ』

「そこよ」

「はぁ!?」

「だからあなたが『死んでもいい』と、自分の命などどうでもいいって思っているうちは教えることができないと言ってるのよ」

「俺はシェリーの仇を打つために旅をしていたんだ!そのために仇と相打ちになろうとも本望だ!!」

 

 

 

パァンッ!!!

 

 

 

「な、何しやがる!!」

「何って、あなたにビンタしたのよ。わからないかしら?なんで私がこんなことをしたか」

「ああ、分からねえな!あってすぐの女に殴られるほどのことをした覚えはねえからなあ!!」

「私は言ったわ、あなたが命を失ってもいいと思っているうちは教えられないと。私はあなたが死んでしまうと悲しいし悔しい」

「なんでだ?俺とお前は会ったばかりだろう。なぜおまえが悲しむ?」

「私の話を信じてくれるかどうかはあなたに任せるわ。あなたが信じなくても私は気にしない。でも、真実は変わらない」

 

 

 

そうして私はおじいちゃんにした話とほぼ同じ、でも過去ではなく少し未来の話をした。

 

 

 

「・・・お前の話を信じるかどうかはお前について行って決める、今言った話と同じ、もしくはそれに近いことが起きれば信じてやるよ」

「ありがとう。でも私が知っているあなたの話は悲劇的に終わるわ。だからあなたには死を覚悟するのではなく生きて生を謳歌してほしいのよ。そして何より幸福を感じてほしい」

 

「ああ、死に急ぐ気はねえ。チャリオッツ(戦車)もお前にはバレてるみてえだしな。」

「ええ、あなたのスタンド能力、『シルバー・チャリオッツ』のことは知ってるわ。それどころか敵になるであろう人間たちのスタンドも知っている」

 

「お前には情報に関しては絶対に勝てる気がしねえや。普通なら俺のことをも知るはずがないのにあの有名なSPW財団に俺を調べさせて呼び寄せるとはな。それ以上にスタンド戦でも勝てる気がしねえ。スタンド能力が完全に知られた状態ではどう戦っても勝てる気がしねえ」

「あなたがスタンド能力や剣技の鍛錬を始めたのはいつからなの?私のいた世界でマンガに描かれてたあなたは10年間鍛錬をしていたって言っていたんだけど計算が合わないのよ。貴方が生まれつきのスタンド使いだということは知ってるわ、あなたはスタンドのせいで体調を崩した時期とか今から3年以上前から修行してた理由は?」

 

「チャリオッツのこともよくわからなかった時期があった、だから意思疎通ができるかどうか試したこともあった。チャリオッツの見た目から剣術なんかの修行もしたことがある。チャリオッツ自体の修行は制御できるまでに3年はかかった。自在に扱えるようになるまでにはさらに2年かかった。自在に扱えるようになってからはシェリーのために使うことも多かった」

「剣術か・・・だからあなたは剣の達人なのね。シェリーちゃんのために使っていたっていうのは野犬に襲われかけてるときとかに守るために使ってたとか?」

 

「そうだな、シェリーが襲われてる時に守るために使ったり、10歳くらいまでシェリーをあやすためのおもちゃなんかを作ってたな」

「やっぱすっげえわ。ポルナレフが生まれつきのスタンド使いだって知ってたし修行してたのも知ってたけど精密動作がそんな頃からできてたとか・・・。私は4歳くらいの時に『プラチ奈』が発現したけど会話ができなかったらいまだに精密動作もできなかったわ。まあ、私に危険が迫れば勝手に出てくることもあるんだけどね」

 

「なんだと?お前のスタンドは会話もできるのか?」

「ええ、完全に自我を持ってるわ」

『浄華、ポルナレフたちに本当のことを教えたのはいいけどいいの?』

「うお!?・・・本当にしゃべるんだな・・・」

「だから言ったじゃない、信じてもらうためよ。弱点まで知られても私たちには対処法もあるわよ?後ポルナレフ、これで信じてもらえたかしら?」

「あ、ああ。ここまでされたら信じるしかねえよ。俺は戦いで死なねえようにあんたについて行く。戦いもするだろうが絶対に死なねえ。誰も犠牲になんてさせねえ。・・・守りたいものを守り通せない虚無感なんてものを味わうのは俺だけでいい」

 

 

 

 

 

 

そして時は流れ・・・ストーリー(幻作)は加速する。

 

 

 

 

「キャーーーーーーー!!浄華様よぉーーー!!!」

「こっちっを向いてえええええええええええええ!!!」

「キャーーーー!私に目を向けてくれたわああああああああ!!」

「違うわよ私に向けたのよ!!」

 

 

 

ブチッ!!!

 

「うっとおしい!!ちょっと静かにしなさい!!」

 

 

キャーーーーーーーーーー!!

 

 

 

ジョジョの原作の留置所から出て次の日に学校に向かった時と似たような状況だった。私は内心動揺もしていた。

 

(なんで!?この時期にこんな状況に!?確かに承太郎はモテてたんだろうけどさ!!?私はそんなにすごいことして無いじゃん!それ以上にこのメンツは本当にあの時と同じなんだけど!?しかも2か月くらい前には『スター・プラチナ』も発現しちゃったし!原作から1年も前だよ!?)

 

 

そう、原作から1年以上前に物語が始まってしまったのだ。唯一の救いはアヴドゥルが原作通りに仲間になってポルナレフも仲間にできたことだけだった。

これで花京院が出てきたら完璧にスタートだな・・・。

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 




中途半端なとこで切ってしまって悪いな
誤字報告や言い回しが不自然なところがあれば指摘してくれると助かる
評価を付けてくれる人がいるのは嬉しい、だが1つだけ言わせていただきたい

『評価を付けるなとは言わない。低評価ならそれを付けた理由を、高評価ならどこがどうよかったかなどをできるだけ詳細に書いてくれないか?特に低評価を付けた人でどこのサイトにも自分の書いたSSを載せてないような実力も全くわからない人間にそういう評価をされても何もしてやれねえ(SPW風)』

簡単にまとめると自分がSSを書いてなくてもいいから評価するならどこが良かった、どこが悪かったというのを付け加えて評価しろくださいということだ

コメントが話を書く活力(餌)になります、いいと思ったところ、悪いと思ったところすべてに対するコメントを待ち望んでいます

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