ジョジョの奇妙な冒険 私が承太郎ポジとかマジかよ!? 作:Pyromane
そしたらタイトルがこんな適当な感じに・・・
まあ、ゆっくり読んで(粗探しとかを)楽しんで行ってねっ!
ちなみに中学3年生の時にジョセフへの確認をしています
『プラチ奈』が初めて出てきたときから少しづつ修行をしていた私だが・・・
やっぱり中学生になったし心機一転して『プラチ奈』が自我を持ってるのもあり自分自身を鍛えようと思った。
そう思った時に私はなぜか『プラチ奈』とスパーリング(というよりガチバトル?)をすれば強くなれるんじゃないか?とか思ってたよ。
普通に走りこみとかして体力をつけるとか、腹筋背筋とかをしっかりするとかスクワットをするとか色々あっただろうに・・・。
「ほんと・・・厨二病って怖いなぁ・・・」
そう、修行をしていた時期で一番精神的に高ぶっていたのだ。・・・中学2年生の前後あたりで。
うん、あれは怖いわ。だっていくら原作の『スター・プラチナ』と比べてパワーが(中2の時だが)2段階くらい劣っていた(おおよそCくらい)。だからと言っても破壊力がBに近い『プラチ奈』と本気で殴りあうとかいうこと――――――――かすり傷とか軽い打撲だけしかなかったから多分手加減してくれてたのだろうが私はテンションが上がりすぎててそんなことにすら気づけなかった――――――――が初めに思い浮かんだのだろうか?
『あのときは本当に驚いたわよ?それまで普通に走りこみとか腹筋とかを地道にやってたのにいきなり私と本気で戦ってみたいだなんて言ってきて。それにあの時私が本気で殴ってたら最悪あなたが死んでたわよ?運が良くても重傷を負って再起不能だったわ』
「うん、あれは忘れて頂戴。私もできるだけ早く忘れたいのよ。ただでさえ厨二病とかいう黒歴史ができたのよ?」
『ちゃんと反省してるわね?』
「安心してよ。私だって馬鹿じゃないのよ?あのころはどうしても変なテンションが続いちゃうのよ」
『はあ・・・。まあ、いいわ。生身で敵のスタンドと戦わなきゃいけないってことになったら何があっても逃げるのよ?』
「わかってるって。さすがに遠慮も何もしない敵のスタンドと戦う気なんてないわよ」
そう、
厨二病を罹患していた時期に一度だけ受け方とかが悪くて岩板(ブロリーが出てきた映画?でベジータがラリアットを食らって押し付けられたようなやつ)に背中からぶつかって骨が折れたことがあった。
幸い、腕の骨だったが、少し骨が突き出していた。だが家に帰らないとSPW財団にも連絡が取れないためそのまま帰った。・・・それがいけなかった。ホリィお母さんに見つかってしまったのだ。
「浄華ちゃん!大丈夫なの・・・!?ほ、骨が・・・皮膚の外に出てる?これって折れてない!?SPW財団日本支部のの医療チームに連絡を・・・!!」
「落ち着いて、お母さん。怪我はしてるけどそんなに慌てることはないわ。痛いのは痛いけどね?」
「そ、そうね、早くSPW財団の医療チームに連絡をして治療してもらわなきゃね」
「うん、おじいちゃんにも一応連絡を取りたいんだけど・・・」
「わかったわ。でも医療チームが来るまでに最低限の応急処置はするわよ」
うん、そこからお母さんは迅速な処置で私の怪我の応急処置とSPW財団への連絡、おじいちゃんへの連絡(日本に来てほしいというもの)を5分で終わらせるほどだった。
それほど心配させてしまったのだ。さらにおじいちゃんが来てからは酷かった。
「ホリィ!浄華は大丈夫なのか!?」
「うん、大丈夫よパパ。怪我をして帰ってきたときには驚いたけど1日でほとんど日常生活に支障がないくらいに回復したわ」
「骨が皮膚から突き出すほどの怪我をしていたのにか?」
「ええ、私も不思議だったんだけどパパも結構大きい怪我でも1日くらい出直ってたし普通なのかなって思ってるの」
「そ、そうじゃな・・・。それはそうと浄華がワシのことを呼びよせてほしいと言ったというのは本当か?」
「うん、浄華ちゃんになんでか聞いてみたら『おじいちゃんと話がしたいの』って言ってたわ」
(なぜじゃ?浄華とはたまに電話で話したり、1年に1度は会いに来ているのに今回は大きな怪我をしたと言ってもワシをわざわざ呼び寄せる必要はないはずじゃろ・・・?)
私は訝しがっているおじいちゃんを見ながらどうするべきか悩んでいた。
おじいちゃんは一人娘のお母さんと孫娘の私に年に1度は最低でも会いに来てくれているのだ。
なので私が会いたいということもほとんどなかった。大怪我をしたという理由もこじつけだった。怪我をしてしまったという事実を利用したのだ。
そんなことを考えているとおじいちゃんが目の前に来ていた。
「それで浄華。ワシに聞きたいこととはなんじゃ?SPW財団の人間たちも呼んでワシの後に話をするという話じゃあないか」
「うん、おじいちゃんに聞きたいことがあってお母さんに呼んでもらったのよ。聞きたいことはおじいちゃんとおじいちゃんのおじいちゃん、ジョナサン・ジョースターのことについてよ」
「なに?」
「だから私がききたいのはおじいちゃんたち自身がしてきたことだって言ってるの」
「ワシらのしてきたことじゃと?」
「ええ、できるだけ詳しく、正確に、嘘偽りなく教えてほしいの」
「あ、ああ。それは構わんが・・・」
それから私はおじいちゃんに聞き続けた。
ジョナサンがしたこと、DIOとジョナサンの話、おじいちゃんがやってきたこと、柱の男やシーザーの話、そしてエリザベス達やシュトロハイムのことについて教えてくれた。
「それでワシからも聞きたいことがあるんじゃがいいか?」
「うん、私の聞かれると思ってることだと思うからいいよ」
「「なぜ浄華(私)が柱の男やDIOについて知っているんじゃ?(のかでしょ)?」」
正直これは絶対に聞かれると思ってた。
誤魔化すか正直に言うか迷うところではある、有耶無耶にするという選択肢もあるがおじいちゃんから聞いた限りでは私の知っている第1部と第2部の話だった。
つまりこれから先も第6部あたりまでは私が何もしなければ私の知っている未来と同じ、もしくはそれに限りなく近いことが起きるだろう。
「私が今から言うことは本当のこと、そしてかなり高い確率で起こる未来。嘘を言ってるかどうかの判断はおじいちゃんに任せるわ」
「う、うむ」
「まず私は私が知る世界では『男のはずだった』のよ」
「何?それはどういうことじゃ?」
「私が仏教なんかでいう転生、ああ、転生と言っても輪廻転生じゃないわ。死んでほかの世界の他人なんかに転生するっていう考え方をしてもらえると助かるわ」
「それとこれとどう関係があるんじゃ?」
「
「つまりどういうことじゃ?」
「私が聞いたこともない過去の話を正確に知っているということに疑問を抱いたのよね?」
「そうじゃ、DIOやワシの爺さんであるジョナサン、そしてシーザーやスピードワゴンの爺さん、さらには柱の男のことまですべて知っているとは思わんかった」
「私はこの世界で起こったこと、そしてこれから起こることを知ってるわ。この世界がマンガやアニメになってた世界から転生したのよ。そして私はその作品のファンだったわ」
「浄華・・・頭は大丈夫か?なんならSPW財団の医療チームもいるから頭も見てもらうか?」
「私としてはそれでもいいけど至極真面目に言ってるのよ?財団の人にも話しておきたいこと、そして依頼したいことがあるの」
「一応・・・今お前が言ったことがすべて本当のことだとしよう。それとワシを呼び寄せ、さらにはSPW財団に依頼することとはいったいなんじゃ?」
「DIOはまだ生きてるわ。おじいちゃんのおばあちゃん、つまりエリナ・ジョースターが爆発した船から脱出するときに使った棺桶に入ってたのよ。あの棺桶は2重底になっていて下にDIOがジョナサンの体を奪い取ったDIOが入っていたわ。その棺桶は後3年の内に引き上げられる」
「何!?」
「そしておじいちゃんはDIOと出会い命からがら逃げてきたエジプトの占い師、モハメド・アヴドゥルと出会う。私が知っている未来通りになればそうなるわ」
「ぅうむ・・・」
「それ以上に大事なことがあるわ」
「大事なこと・・・じゃと?」
「そう、何より大事なこと。私が一番回避したいことが。ホリィお母さんがDIOの復活の影響で私が高校3年の12月に高熱で倒れるわ」
「なんじゃと!!もう1度言ってみろ!!ホリィが!ワシの愛しい一人娘が高熱で倒れるじゃと!?」
「これは私が知る未来の通りになった場合の話。もしもDIOが入った棺桶が引き上げられなかったり、DIOが私の知る、おじいちゃんも得る能力を得られなかったときやそれに至らなければお母さんが倒れることはないわ」
「ワシも得る・・・じゃと?」
「ええ、DIOの首から下、つまりジョナサンの体とリンクしているから得るのよ。それも自分の意志とは関係なしに。私たちジョースターの血統はDIOの呪縛に打ち勝たなきゃいけないの。お母さんは自分が戦うということができない、精神的には強いけどそれも我慢してるだけかもしれない。しかもDIOを殺さなければお母さんはその高熱のせいで死んでしまうわ。私はそれをどうしても避けたい!未来を知っているからこそ今からできることをすべてやっておきたい!!」
「・・・わかった、お前の知る通りになればワシもお前が本当のことを言っていたということを信じよう。じゃがこれだけは忘れるんじゃあないぞ。お前がどのようにして生まれ、どう思い生きていようと関係ない。お前はワシのたった1人の孫娘じゃ。そして何よりお前は優しい、その優しさはお前のお母さんであるホリィから受け継いでいるということを、決して忘れるんじゃないぞ」
「うん・・・わかったわ。決して忘れないしこれ以降はできるだけ怪我もしないようにするわ。お母さんに心配なんてかけたくないもの」
「うむ、分かればいい」
そういって
それと入れ替わるように入ってきたSPW財団の経理担当や、諜報部の人たちとの話し合いを始めた。
「それじゃあ、経理の人に聞きたいことがあるんですがよろしいでしょうか?」
「ええ、問題ないですよ」
「じゃあ、遠慮なく。DIOが目覚めるとわかっているのが1983年のことです、私にはそれ以上のことがわからない。そこで経理の人には、1983年以降にカイロで価値に合わないお金が動いた邸宅なんかを調べてほしいんです」
「なるほど、分かりました。それ以外に頼まれたいことなどはありませんか?」
「今のところは大丈夫です・・・あっ、諜報部と経理の人を動かすのに必要になるお金とかの代償として私は私の知る情報を伝えますのでまた後で連絡を下さい」
「わかりました」
カイロにDIOが根を張ることがわかってるんだから、そこを突かなくちゃいけない。DIOは狡猾であると同時にものすごく頭のいい男だ。動きすぎると『原作』より早くに仕掛けてくるかもしれない。だからこそ慎重にならなければならない。
「諜報部の人には、花京院典明、ジャン・ピエール・ポルナレフの両名をできるだけ監視しておいてほしいんです」
「なぜです?」
「1984年以降のことなんですけど1986年の7月までにDIOがその2人にDIOが接触します。だから、その前にこの二人を私のところへ連れてきてほしいんです」
その言葉にこの場にいるすべての人間が戦慄した。
スピードワゴンにDIOのしてきたことを聞いている人や吸血鬼や柱の男を見たことがある人ばかりだったのだろう。
それからDIOのするであろうことやディアボロのことなどについても調査してもらうように頼んだ。
「わかりました。他にやってほしいことはありますか?」
「ポルナレフの妹が殺されていてポルナレフが旅をしていればポルナレフを連れてくるときにあなたの妹を殺した人間を知っていると伝えてくれますか」
「ええ、大丈夫です」
こうして相談と依頼が終わった。
私がもう少し早くポルナレフとシェリーちゃんのことを思いついて・・・いや、どうにかしようとしていればシェリーちゃんは生きていただろう。
わかっていたのにそれをしなかった私の責任だ。
まずはポルナレフに会ったらそれを謝ろう。
・・・正直悪かったと思う
修行とかタイトルについてるのに修行中の様子を描写しているのがほとんどない上に大体が回想ですまん
そして内容が馬鹿みたいに薄いのに5000文字近くてすまん
後、この小説の改変は基本的に原作開始前にある程度終わる
そして花京院は探し当てた時には肉の目が埋め込まれている設定になる
シェリーちゃんはかわいそうだけど殺されています