ジョジョの奇妙な冒険  私が承太郎ポジとかマジかよ!?   作:Pyromane

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遅くなってマジすんませんした
正直サボってただけです
いろんな作品読んだり、ハイDのやつ書いてみたりね。あとはWoTしてた。
オランウータン船がこの回です。戦います。あと、少しピンチ?に陥ります


第10話 ストレングス(2)

「それじゃあ、オランウータン?討伐を開始するわよ」

「それで俺たちはどうしたらいいんだ?」

「ある程度時間がたったら私がおびき寄せるわ。さすがに少し危険だし私以外は2人1組で移動すること。これだけは絶対に守ってね?」

「ええ、わかりました。ですがどうやって敵のスタンド使いをおびき寄せるんです?」

「・・・花京院、世の中には知らないほうがいいこともあるのよ?」

「ッ!す、すみませんでした。配慮が足りませんでしたね」

 

 

 

私が不機嫌になったことからどうやっておびき寄せるのか大体察しがついたようだ。

流石におじいちゃんなら(家族だから)まだしもほかの人にそこまでサービスしてやるつもりは一切ない。まあ、おじいちゃんは(知らな方とはいえ)自分の母親のお風呂を必死にのぞいてたし微妙だけど。

・・・おじいちゃんと花京院、アヴドゥルは察しているのにポルナレフだけは察しがついていないようで花京院に聞いているが花京院は突っぱねている。

 

 

 

「じゃあとりあえずある程度探索しておきましょうか。絶対に甲板に行かないこと、いいわね?」

「ああ、わかった」

 

 

 

・・・あっ。よく考えたらこの船全体があいつのテリトリーなんだから先に伝えておくべきだったわね。もしかしたら盗聴器か電話みたいなものとか仕掛けられてて既に自分の配下の情報が漏れているとバレてるかもしれないわね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ・・・よく考えたらなんでこの船って、スタンド能力で作られてるようなもんなのにお湯とか出るんだろ?便利だなぁ」

 

 

 

うん、正直思うよね。なんでボロ船がスタンド能力で作り替えられた?だけでなんでろ過された状態でお湯が出るようになるのかってさ。まあ、正直また濡れるからあんまり意味はないっちゃないんだけど。体を温めておくだけでも体力の消耗とか少なくなるでしょ。

 

 

 

「ウホッウホウホウホホーーーー!!」

 

「あら、やっぱり来たのね。でも残念」

 

 

『オラァッ!!』

ドゴォッ!!!

 

 

「--------ッ!!?」

 

 

 

 

DIOから私もスタンド使いだと聞いていたのだろうがほぼ野生の動物と同じなのだ。人間以外のスタンド使いは頭がよくなっていることが多い。だが、哺乳類、それも霊長類であるオランウータンであるフォーエバーは、思考能力が普通の個体とほとんど変わらないのだろう。人間が万年発情期と言われるように。まあ、死に瀕したら人間でも性的興奮はしないだろうけど。その点雄であるフォーエバーは私の裸に興奮していた。スタンド使いとはいえ、女である私には生物的にも、スタンド的にも抗う力がないと思っていたのだろう。

 

 

「私は油断も慢心もしないわ。自分のテリトリー内に敵が入ったうえ、メスが単独行動したからと言って慢心している、アンタみたいにはね」

 

「ウヒヒィーーーヒィーヒィウホホホウホウホホ!!」

ブチブチィッ!!

 

 

 

あ、あら?1発入れただけで降伏する?全力のパンチが決まったとはいえ、スタンド使いはその程度では死なないし、骨にひびが入ったとしても敵対している者に憎悪なんかを向けるはずなんだけど・・・。まあ、自分では確実に勝てないと思ったら逃げを選ぶ人もいるし、隠れてやり過ごす人もいる。仲間を集めて復讐するなんてのも選択の1つだ。

 

 

 

ズブズブ・・・ガキン!シュルシュル

 

 

「はあ・・・やっぱりこうなるのね」

 

「ウホホ!!ウホー!ウホー!」

 

 

やっぱりアニメの承太郎が壁に磔にされた時みたいになるのね・・・。正直あの時は承太郎だったから無事だったのだと思う。磔にされてしまったのは私だ、女なのだ。波紋の呼吸をして身体能力の強化をしても全然足りない。波紋自体は使えなかっただろうが、承太郎の力で抜け出せなかったのだ。それにスタンドの暗示がストレングス力なのだ。力ずくで抜け出すことは不可能に近いだろう。圧倒的絶体絶命だ。確かスタンドを出し入れできなかったはずだ。捕まった後の話ではあるのだが。

 

 

 

「私を捕まえて何をするつもりかしら?まあ、わかってるけどね」

 

 

 

今、奴の思考はエロでいっぱいだろう。正直私の胸や下腹部の辺りに視線が集まっている。これほどわかりやすい視線だと怒る気すら失せるというものだ。私につかみかかろうとはせず、むしろ私を厳重に拘束し始める。スター・プラチナだけでなく私自身の力も侮れないと考えているのかもしれない。スター・プラチナを出すタイミングを間違えると私は死ぬ可能性がある。それに甲板にいないはずだとはいえ、花京院や、おじいちゃんたちが確実に助けに来れるとは言えない。とはいえ、捕まっていなければ、もしくはハイエロファントグリーンなら、この状況をどうにかできるだろう。

 

 

「一か八か・・・!」

 

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!!』

ドゴドゴドゴドドゴォッ!!!

 

「ウホ!ウホホwwwウホーウホホー!!」

 

 

 

原作の様に辞書?を見せてきた!そこには、ストレングス、力、タロットカードの8番目のカード、そう説明がされている。正直バカにしているようにも感じる。それもそうだろう、空振りした挙句床を思いっきり殴っていたのだから。さらにスタープラチナも捕まり、出し入れができなくなった。大ピンチなんてものではない。でもなんでこれって出し入れできなくなるんだろう?敵のスタンドに捕まっているからなのだろうか?

 

 

 

「これから私を犯すつもりかしら?できるものならやってみなさい?愚かな慢心したオランウータン」

 

 

 

そう、私がよけられたにもかかわらずスター・プラチナで地面を攻撃し続けた理由はただ1つだ。

 

 

『赤いレッド・荒縄バインド!!』

 

「エメラルドスプラッシュ!」

 

『オラァッ!!』

 

『大丈夫じゃったか!?浄華ァ!』

 

 

 

 

酷いリンチを見た、おじいちゃんは攻撃に参加せず私の方に来たけど。アヴドゥルが炎で捕まえて、花京院がそこにメロンの種スプラッシュを打ちこみ、ポルナレフがバインドの炎を巻き込みながら切りかかっていた。そのせいでフォーエバーの体毛はほとんど燃え尽きていた。スタンド使いじゃなかったらすでに死んでいただろう。正直、少し可哀そうだなと思う。ただ、おじいちゃんに返事しておかないとどうなるかわかんないからちゃんと言っておかなくちゃね。

 

 

『大丈夫よ、捕まってただけで痣にもなってないし。攻撃も特に受けてないから』

 

『そうか・・・ならいいんじゃが』

 

『あ、そういえばそろそろのはずね』

 

『何がだァ?』

 

 

ポルナレフが聞き返してきたと同時に船が大きく揺れた。おそらくフォーエバーが息絶えたのだろう。そのせいでゆっくりとだが、船が崩れていく。元のボロ船に戻っているのだろう。

 

 

『このために用意していたのか』

 

『ええ、これを知ってたから先に準備していたのよ。できる限り濡れたくなかったからね』

 

「未来を知っているというのは伊達じゃないですね」

 

「そうでしょう?」

 

 

フォーエバーは倒せたのだが、最悪の場合DIO達に私の情報が伝わっている可能性も考えなければならないと思う。




どうでしたか?ピンチなく進んでいるというコメントがあったのでピンチっぽくしてみましたが。ピンチになるところはちゃんとエジプト編とかにちゃんとあります。安心してください
後、誤字報告とか、応援コメントとか、矛盾とかの指摘とか本当に感謝しています。毎回不定期更新になっていますが、失踪はしません。これからもどうぞよろしくお願いします
あ、あとアンチよろしくすべての作品に面白くないとかっていう一言しつけて評価1をつけている方がいます。ちゃんと読んでくださっている方には関係ございませんがこの場を借りて言っておきます。そういうことをする方は自分の作品をだれにでも読めるようにして投稿してからやりなさいと

愚痴のような、八つ当たりのような、作品に関係のないことを後書きに書いてしまったこと。陳謝いたします。本当に申し訳ありません

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