リボーン×ニセコイ!-暗殺教室~卒業編~-   作:高宮 新太

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標的26 「Anello con scatola(リングと匣)」

 

「帰れ」

 

 開口一番に、目の前のマッドサイエンティスト。

 ”ヴェルデ”は冷たく言い放った。

「おいこら、こちとらこんな偏狭な地までわざわざ出向いてやったんだ。話くらい聞いてくれたっていいだろ」

 クロームに連れられ、寝台列車に乗り半日かけてようやくたどり着いたのはここがどこかもわからぬ田舎町。

 その何もない土地で一つ、ひどく異質な真っ白い研究室にどうやらお目当ての人物はいるようだった。

 並盛と違い、土地があまりまくっているこの場所で一体全体どんな奴がいるのかと思えば。

 

 無精ひげに丸眼鏡。とても高校生とは思えない老けた顔。身なりに気を遣うということを知らない白衣は所々汚れが目立つ。

 

 そんな男だった。

「そちらの事情などは知らんよ。私はもう金輪際六道骸とは関わらないと決めているのだ」

 強い意志を感じるその口調には過去になにかあったのだろうと予測するのはそう難くない。

 まあ、クロームが連れてこれるようなツテなんて六道骸関係しかないだろうということも、想像に難くなかったわけだが。

 連れてくる以上は、てっきり良好な関係なのだとエミーリオは思っていた。

「そこを、なんとか。お願いします」

 クロームが健気に頭を下げるものの、ヴェルデの目はそれを捉えてすらいない。顕微鏡で何かを覗くことに集中しているようだ。

 まあ、六道骸のことを少しでも知っているのなら良好な関係を築ける人間などそうはいないだろう。

 だから、エミーリオは早々に見切りをつけてクロームに小声で話す。

「なあ、もう手っ取り早く力づくでいいんじゃねえの?科学者なんて頭でっかち放っておいてよ」

「だめ」

 が、エミーリオの提案は聞いてはもらえずクロームは首を縦には振らない。

「聞こえているぞ野蛮人」

「うげ」

 一ミリもこちらに顔を向けないくせに、耳だけはあざとく情報収集をしていたようだ。

 ばつが悪い表情のエミーリオは、こうなったら包み隠さずいくしかない。

「アンタが何者かは知らんが、こちとらリングが欲しいだけだっつの。金ならあるから、さっさと出してくんね?」

 とても頼みごとをするような人の態度ではなかったが、それでも一応取引の体は保つ。

「ふん。金など腐るほどある。本当にリングがほしいなら、相手の情報くらい仕入れておくんだな」

 ぐっ。とヴェルデの言葉に奥歯をかむエミーリオ。

「・・・・もういい!別にてめえにどうしてももらわなきゃならないわけじゃねえんだ」

 言い返す言葉もなく、荒げた声とともに、どう見てもイラつくエミーリオはさっさとその場を後にしようと扉に手をかける。

 まったく、とんだ無駄足だった。最近、いや。この日本に来てから乱されることばっかりだ。

 そんなことばかり考える。今までに経験ないほどに。

 

「だが」

  

 扉を開こうとした瞬間。ヴェルデの声がそれを遮った。

「ああ!?んだよ」

 そんなヴェルデに、まるで狂犬のようなギラついた瞳で返す。  

「金などいらんが、研究者にとっては情報が命だ。情報が全てを制するのだ」

 その後ろ姿は相変わらずこちらを見もしないが、どうやら交渉する余地くらいはありそうだ。

「・・・まわりくどいことすんじゃねえよ。どうでもいいけど」

 口とは裏腹に開いた扉を今一度閉めるくらいの言葉ではあったので。

 エミーリオはイラつきながらもう一度ヴェルデに向き合う。

 とはいえ。

「なんだ。なんの情報が欲しいんだよ。俺みたいな下っ端からよお」

 こんな偏屈研究者の欲しがる情報なんぞわかるわけもないし、加えて先程のやり取りで多少口が捻くれる。

「ふん。それを提供するのがそちらの仕事だろう」

 そして口が捻くれているのはヴェルデも同じ。

「チッ」

 と舌打ちして、エミーリオは頭を動かした。 

 先も言った通り研究者が欲しがる情報などエミーリオにはわからないし、そもそもコイツがなんの研究をしているのかすらわからない。

 情報だというのなら、こちらのほうが不足している。

 そこで改めて、エミーリオは研究室の中を見渡した。

 なんに使うのか見当もつかない機材が大中小様々な形で置かれている。

「あ?んだこれ」

 その中で、一際異彩を放っていたのが今エミーリオが手にしている物体だ。

 匣兵器、のような代物だがいかんせん真っ白すぎてどの属性の匣兵器なのかがわからない。

 何にでも例外というものはあるものの、普通わかりやすいように属性の色と匣兵器の色は共通している。

 意図的に隠している、というわけでもなく元から色が付いていない真っ白い匣兵器だ。 

 これが何なのか、わかるわけもないエミーリオだが、どうやら観察した意味くらいはあったようだ。

 

「ヘルリング」

    

 試しに仮説を検証するべくボソリとエミーリオは呟いた。 

 

「・・・ほう」

 

 どうやらエミーリオの立てた仮説は正しかったらしく。 

 あれほど無反応だったヴェルデの瞳の奥が怪しく光る。

 今手元にある匣兵器がなんなのか、エミーリオには知る由もないが見てみればチラホラと匣兵器はそこかしこに転がっている。

 匣兵器はそれ一つでは何の意味もない。リングとワンセットで初めてその効果を発揮するのだ。

 と、いうことは。 

 そのリングの中でもきわめて強力できわめて特異な”ヘルリング”。 

 それに興味がない。なんてことは可能性としては低いはずだ。

「ヘルリングのことを何か知っているのかね?」

「さあ、どうだろうな」

 形成逆転といったところか、意地の悪い笑みを浮かべながらエミーリオはヴェルデの次の言葉を待つ。

「取引とは信用第一だ。君が野蛮じゃないという証拠を見せてくれないと、情報は渡せないね」

 くっ。

 今度はエミーリオの顔が歪む番だった。是が非でも先に情報を得ないと渡さない気らしい。

 信用なんざこちらにもないが、このまま硬直状態に入ったところで被害を被るのはエミーリオのほうだろう。 

 第一印象というのは大事だというが、まさかこんなところでそれを思い知らされることになるとは。

 頭で文句を言いながら、エミーリオは渋々口を開く。

「行方不明になってた最後のヘルリングをリボーンが持ってんだよ」

「なに!?リボーンが!?」

 大きな音を立てて椅子から立ち上がるヴェルデ。どうやら想像以上にヘルリングに関心があったらしい。

「そうか・・・ヘルリングが。フフフ」

 気味の悪い笑みを浮かべて、ヴェルデは思考の世界へとダイブしている。

「おい、信用云々はどこいった?」

「フン。そう焦らずともブツは逃げんよ」

 エミーリオの言葉に即座に返す当たり、思考はすでに終了していたらしい。

 変人も奇人もある程度見てきたつもりだが、目の前の人間はその中でもぶっちぎりだ。       

「ここの裏手に雑木林がある。その奥地にひっそりとした洞窟があるのだ」

 またもや研究に体は戻って、ヴェルデはそれだけを口にする。

 どうやら行って来いということらしい。はっきりと口にしないのはその性格ゆえか。

「・・・めんどいなあ」

 すっとリングだけ渡してくれりゃあいいんだよ。なんでまた移動しなきゃならんのだ。 

 ぶつくさ文句を言いつつも、それでもいくしかないのが現状で。

「いこ」

 クロームに短く促されながら、エミーリオは目的地へとトロトロ歩くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んで?本当にここにあんだろーな。リングは」

「わからない」

 素直にヴェルデの言う通り洞窟とやらに来たが。 

 雑木林のなかに、ひときわ大きく目立つ洞窟。

 こんな所に本当にリングがあるとは到底思えない。胡散臭さがMAXだ。

 そこまでわかっていながら、それでもここに頼るしかないというのがエミーリオにはどうも腹立たしい。

「まあいいさ。なけりゃあないで、あのヤローをぶっ飛ばすだけだしな」

 そう言いながらエミーリオは躊躇なく洞窟の中へと入っていく。  

「あ、待って」

 そんなエミーリオの後を付いてくるクロームに。

「いいよ。そこで待ってれば。リング取りに行くだけなんだし」

「だめ。危ないから」

 クロームの瞳は強くこちらを見返している。どうやら引き下がるつもりはないようだ。

 洞窟内をちらと覗いてみても、大した奥行もないようだし”ヴェルデ”が何か仕掛けていない限りは危険なことなどないと思うのだが。

「はぁ。勝手にしろ」

 それを説得する労力を考えれば、諦めたほうが早い。

 ・

 ・

 ・

 洞窟内を数分歩いた所で、エミーリオは口を開く。

「今更だけどさ。本当にリングなんてもんがあんの?こんなとこに」

 中は入り口で見た時よりは広く。しゃがんでいた体勢も今は人二人が普通に歩ける広さにはなってきた。

 どうやら下るにつれて深く広くなっていくらしい。 

「わからない」

 まあ、クロームがわかっているのならわざわざあんな奴に会いにはいかないが。

 そんなことはエミーリオにだってわかってる。

 わかってはいても聞いてしまうのは、この洞窟。そしてヴェルデの不気味さからか。

「・・・・おお」

 洞窟を進んで数分。

 キラキラとした細やかな光に照らされた大空洞が眼前に広がっていた。

「どうやら、ここが行き止まりらしいな」

 大空洞の先に道はなく、壁を叩くも重厚な感触が返ってくるばかりだ。壁の向こうには道はない。

 振り返っても一本道だったわけで、ここが終着点なのは誰が見ても明らかといえよう。

 と、なると。

「おいおいおい、マジでねえじゃねえかリングなんて」

 口ではとやかく言いつつも、内心では期待していた彼はそれを裏切られ呆気にとられる。

 これじゃあボスに頼んでリングを返してもらったほうが早かったんじゃなかろうか。そうだ、どうせ匣兵器だって結局は返してもらわなければならないんだから、そっちのほうが好都合だったじゃないか。

 そう考えが及んでいたエミーリオは一瞬、完全に気を抜いていた。

 

「エミーリオ!後ろ!!」

    

「ん?—————っ!」

 

 リングを見つける緊張、洞窟という限定的状況(シチュエーション)で行き止まりにぶち当たったこと。リングがないと知ったときの軽い脱力感。

 その一瞬を狙われた。得体も知れない物体に。

 思いっきり薙ぎ払われ、壁にたたきつけられる。天井から落ちる砂ぼこりに洞窟が崩れやしないかとヒヤリとするくらいの余裕はまだエミーリオにはあった。

「くそっ!なんなんだ一体!?」

 リングがない苛立ちと、修業が進まないもどかしさ。対してポーラの順調な仕上がりに沸く焦燥感。 

 様々な感情が入り乱れて、エミーリオは奥歯を噛む。

 こんな時にどうすればいいかなんて、彼には分らなかった。彼の人生は、それを教えてはくれなかった。

 だから、力に頼るしかない。感情のままに力をふるうしか選択肢がない。

 予期せぬ敵の襲来に力の限り睨み付けるエミーリオはようやく敵の姿を視認した。

「サソリ?」

 洞窟内をカサコソと動き回っているのはどうみてもサソリだ。

 ただし。

 

 全長二メートル程の常軌を逸した強大なものだが。

 

「な、なんでこんなのが・・・」

 クロームの疑問ももっともだが今はそんなことをゆっくり考察している暇はない。

「ぐっ————!」

 このサソリ、図体の割には素早く。図体通りの力があるので攻撃をかわすので精一杯だ。

 ヒット&アウェイで反撃する隙がない。

「せめて飛び道具があれば————!」

 生憎とそう都合よくはないのがエミーリオの人生で、今あるのといえば、仕込んでいた短刀が二本のみ。

 急だったことも、また、リングを貰いに行くだけということもあり武器の準備なんてロクにしていない。

「くっ!はぁ!!」

 それでもなんとか短刀二本で攻撃を凌ぐくらいはできるようで。

「オラオラオラァ!どうした来いよ!串刺しにしてやるからよ!」

 凌げるとはいってもリーチの問題は依然として片付いておらず、そのスピードと長い尻尾が厄介だ。

「クローム!お前は手を出すなよ!」

 短刀をもう一度握り直し、まるで忍者のように柄を握る。

 あいては巨大とはいえたかがサソリだ。その一匹狩れないんじゃあ、スクアーロに勝つなど夢のまた夢だ。

 それがわかっているからこそ、エミーリオの声は反響しクロームに届く。

「さて、と」

 大声に驚いたのか、わけもなく動き回るサソリに向かい直して、エミーリオは思考を回転させる。

 先程までとは違い、それは明確にこれまでの経験からくるものだったし、これまでの人生そのものだった。

「———————読めてんだよっ!」

 天井を巡り一直線に向かってきたサソリに対し、平行線上に刃を入れる。

 これまでの攻撃で分かったことは二つ。

 一つ目は相手はただのサソリだということ。何か不思議な力を使ったり、ましてや”死ぬ気の炎”なんて使わない。

 これならやりようはいくらでもある。手持ちの武器でだって十分だ。

 そして二つ目。

「ちっ!固ってえな!!」

 直線的な攻撃に刃を断ち入れるものの、そのどれもが致命傷とは言い難い。

 どうやら異常なのはその大きさだけではなく、表皮も相当にコーティングされているらしい。

 が、それもさしたる問題ではない。

 二つ目に分かったことは、このサソリは臆病であるということだ。

 今も、攻撃してくるエミーリオから逃げようとカサカサ忙しなく動き回っている。

 が、唯一の出口である道をエミーリオが塞いでいる関係上、結局はまた排除しようと攻撃してくるのみだ。

 絡め手を使うわけでも、複雑な動きをするわけでもない。スピードに惑わされそうになるが、その動きは単純明快だ。 

「刺さった!!」

 ならいくら早かろうが関係ない。その動線に合わせて刃を置いておくだけでいい。

 と、言うほど簡単ではないはずだが、その動体視力とサソリについていける体力は紛れもなく修業の成果だろう。

 本人は、そんな些細なことには気づいていないようだが。

「ギャアアアス!」

 短刀が一本もろに腹に刺さったことで、初めて奇声のようなものを発するサソリ。

 思わずサソリはそのまま仰向けに地面に倒れこんだ。

「おーおー、でけえ声で泣いちゃって」

 耳をつんざくような嫌な音に顔をしかめながら、エミーリオは残るもう一本も突き刺し、引き裂く。

「~~~~!!」

 声にならない声で、サソリは最後の抵抗を見せるが既に勝負は決している。

 ユラユラと動く尻尾以外は。

 

「危ない!!」

 

 今まで、エミーリオの言う通りにただ黙って見守っていたクロームだったが、その不穏な動きにいち早く槍で尻尾を薙ぎ払った。

 壁にたたきつけられた尻尾の切れ端。その本体は今度こそズシン!という音を立てて倒れこむ。

「大丈夫だった?」

 三つ又の槍を抱えたまま、クロームは心配そうな顔でエミーリオの髪をかき上げる。

「・・・邪魔すんな。あれくらい避けられたんだよ」

 その手を強引に払いのけ、エミーリオは呻くように言った。

「ごめん」

 そんな彼に謝るクロームを見て、ガリガリと頭をかくと。

「どっちにしろ、結局リングなんてねえじゃねえかよ。あの腐れ野郎どつきまわしてやる」

 その怒りの方向を、マッドサイエンティストに向けたところでどこからともなく声が聞こえる。

『ほお。倒したのか、存外骨のある輩だったのかもしれんな』

「ああ?」

 その声の主に、どこかで聞いたことのあるその声にキョロキョロとあたりを見まわしてしまう。

『ちなみにいうと、どつきまわすのはもう少し思慮深くなってからでも遅くはないぞ』

 ああ、確信した。このどことなく人を小馬鹿にしたような声はヴェルデなのだと。          

「・・・・これか」

 いつの間にか、ポケットに忍ばされていた小指大のスピーカー。どうやら研究所と繋がっているらしい。

「で?思慮深くっつうのはどういう意味だ?」

『その辺りで光が細かく反射しているのがわかるだろう?どれでもいいから一つ取ってみたまえ』

 どっかで見ているのかと疑いたくなるが、そんなことは今はどうでもいい。

 癪ではあるが、ヴェルデの言う通りキラキラ光る反射物を一つ掘り出してみる。

「石?って、まさかこれ」

『そう、そのまさかだ。リングの石のその原石だよ』

 これが、死ぬ気の炎をともすリングの原石。

「いや待て。これをどーしろっつーんだよ!俺がほしいのは原石じゃなくてリングそのものだっての!」

 こんな手のひらサイズの原石があるなんて言われても、それをどうこうする技術なぞあるはずもない。

『そんなものは知らんよ。約束通り、私はリングを渡したからな』

 どこの一休さんだ。この野郎、素直に渡してくるとは思ってなかったけどな。 

 にしても効率が悪すぎる。今度は何?これを加工してリングにしてくれるやつを探せって?どんな出来の悪いRPGだよ。

 なんて、ため息をついていると、悪いことというのは重なるもので。

『ああ、そうだ』

 終わったと思っていた通信がまだ続く。

「んだよ。もうお前に用はないんだよ」

『そうか、親切心で忠告してやろうと思ったのだがな』

「チッ。言えよ」

『先程倒した失敗作だがな、”まだまだいるから心してかかるように”』

「・・・はい?」

 意味がわからず、思わず素っ頓狂な声をあげてしまうエミーリオだが。

 数秒後、その真意がわかる。

「エミーリオ、何か。聞こえない?」

「なんだっていう————————」

 クロームの声に振り向いたエミーリオは、そこで目を真ん丸に見開いた。

 

 天井から床から、何から何までびっしりと敷き詰められた巨大なサソリ群を目にして。

 

『いやはや、困っていたのだよ。次世代の匣兵器を作ろうとしていたのだがね。実験に失敗はつきもの、失敗作をそこに捨てていたらとんでもない量になってしまって。君たちが来てくれて助かった』

 ヴェルデの声ももはや届かない。 

 目の前の事実に、脳の処理演算はブレーカーが落ちる寸前だ。

 

「くそだらあああああああ!!!」

   

 絶叫が洞窟内にこだまするのも、そう時間はかからないことだった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、そんな大量発生した害虫駆除にエミーリオたちが精を出している頃。

 

「さて、仕事もひと段落だな。そろそろ行こうか。日本に」

 

「ええ、そうですね。”十代目”」

 

 大きな運命の輪が、また一つ。

 動き出していく。

 

 

   To be continued.

 




どうもあえいうえおあお!高宮です。
この作品も、ようやく序章が最終章に入りそうです。ここまで長かった。月一更新だからそりゃそうなんですけど。
ということで次回もまたよろしくお願いいたします。 

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