八幡と幼なじみの留美   作:そをじ

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~不定期更新~


やっぱり何かごちゃごちゃ~?
それでは今回もよろしく読んでください~


入学式後

入学式でぼーっとしていると聞き覚えのある名前が呼ばれた。

 

進行役 「新入生代表挨拶、新入生代表 雪ノ下雪乃」

 

雪ノ下か。

そういや新入生代表だとか言ってたな。

 

雪乃 「この晴れの日に歓迎のお言葉をいただきまして感謝いたします。」

 

どっかで聞いたようなフレーズを淡々と喋る雪ノ下。

 

雪乃 「私は新入生を代表し、この総武高校の一員として誇りを持ち、勉学に励み共にこの学舎で成長することを誓います。」

 

真顔だ。めっちゃ真顔だ。

 

雪乃 「……」

 

!?……!?

 

目があった!?

この距離であうか普通!

 

一瞬、目があったが、すぐに視線を戻して続ける雪ノ下。

気のせいだよな。うん……

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

入学式が終わり地獄の自己紹介HRを終えた俺は帰り支度をしていた

 

結衣 「ゆきのん凄かったね!」

 

八幡 「お、おう」

 

そこに由比ヶ浜が話しかけてくる。

急に話しかけるなよ。

 

南 「……」

 

ほら後ろに付いてきたであろう女子がポカーンと放心状態になってんじゃねぇか。

 

結衣 「あ、南ちゃん紹介するね!こちらヒッキー!」

 

南 「ヒ、ヒッキー??よ、よろしく?」

 

八幡 「ヒッキーじゃねぇよ比企谷八幡だ。」

 

南 「比企谷くんね。私は相模南、よろしくっ」

 

そういい手を出してくる。

 

八幡 「あ、ああ」

 

手を握る

 

結衣 「よーしこれからもよろしくっ!2人とも!」

 

握った手を包み込む様に由比ヶ浜が手を置き笑顔を見せる。

 

南 「うん!よろしくっ!」

 

八幡 「よ、よろしく。」

 

南 「そういえばさ」

 

結衣 「なに~?」

 

南 「結衣ちゃんと比企谷くんって付き合ってるの?」

 

結衣 「え」

 

八幡 「は?」

 

南 「だって仲良いからさー。そーなのかなー?って」

 

結衣 「ちちち違うし!そんなんじゃないよっ!今日あったばっかだよ!」

 

八幡 「そうだ。誰がこんな脳内お花ば

t…っと誰がこんなビッチと。」

 

結衣 「今脳内お花畑って言いかけたよね!?あとビッチじゃないし!」

 

南 「ほら仲良いじゃんw」

 

結衣 「うぅ~南ちゃんんん」

 

はぁ…これ以上は

 

八幡 「先帰るぞ。じゃあな。」

 

結衣 「あ、うん。ルミルミによろしくね!」

 

南 「ルミルミ?」

 

結衣 「ルミルミっていうのはね…………ー」

 

 

そんな会話をスルーして足早に下足へ向かう。

留美と下足で待ち合わせをしているのであまり待たせるわけにもいかないからな。

 

??? 「あっ」

 

何か声がした気がするが気にしない。

おそらく今すれ違った男子生徒からだろう背は…俺より低かったな。

どうせ俺に対してじゃないからな。

 

??? 「あ……話しかけれなかった……」

 

また何か聞こえた気がするが気にしない。

…留美のやつもう待ってるかな。

 

 

そんな事を考えていると下足に着いた。

 

留美 「すみません、待ち合わせをしているので。」

 

バカ男1 「あ、そうなんだ〜じゃあその娘も一緒に、ね?」

 

バカ男2 「ちょうど2×2でいいじゃぁん!行こうよ」

 

少し離れた所にバカ男2人に絡まれている留美を見つけた。

てか入学式から何やってんだ。

 

八幡 「留美ー」

 

カバンから眼鏡を出しネクタイを緩める。

だが別に目が悪い訳ではない、伊達メガネだ。

 

留美 「あ、八幡!」

 

留美がバカ男2人の間をすり抜け、こちらに走ってくる。

遅れて反応したバカ男2人がこっちを向く。

 

八幡 「留美、あいつら誰?」

 

睨みながら……

 

バカ男2 「あ、彼氏いたんだ~……」

 

バカ男1 「そうだったんダー……じゃ、じゃあね」

 

そう言い残すと走って下足から出ていった。

 

八幡 「疲れた。」

 

こんなの頻繁にあったらメンタル持たないわ。

 

留美 「何でソレ…男よけ持ってきたの?」

 

八幡 「いや…備えあれば憂いなしって言うだろ?」

 

まぁ中学の時にも似たようなことがあったから一応持ってきただけだし。

 

留美 「そっか!ありがとっ!」

 

あァァ笑顔可愛いなマジ天使。

 

八幡 「…帰るか」

 

留美 「うんっ!」

 

 

眼鏡を外す事を忘れていた俺はそのまま留美と学校を出た。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

その後、留美に昼飯を一緒に食べたいと上目遣いでお願いされたので今は俺の家にいる。

 

留美 「小町ちゃんはまだ帰って来てないんだ。」

 

八幡 「ああ、そろそろ帰ってくると思うが。」

 

ガチャッ

??? 「たっだぁいまぁあーーー!」

 

玄関のドアを開ける音と大きな声が廊下に響いた。

 

八幡 「帰ってきたみたいだな」

 

ガチャッ

 

小町 「お兄ちゃん!留美姉来てるみたいだから自分の部屋にいるから!じゃね!」

 

バタン

 

八幡 「お、おう」

 

嵐か、小町ってハリケーンガールなのか?

 

まぁ飯はあとで持っていくか。

 

八幡 「留美ちょっと待ってろよ」

 

そう留美に言い

 

小町が作らないんなら俺が作るしかないな〜

 

と思い、俺はキッチンで昼飯を作り出した。




眼鏡八幡←イケメン
上目遣い留美←カワイイ

……書きたかったんです。

よければ評価等お願いします~

それでは次回もお楽しみに~?~

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