ストライク・ザ・ブラッド ~紅蓮の熾天使~   作:舞翼

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れ、連投です。今日で、この章を終りにしたいなぁ。

では、投稿です。
本編をどうぞ。


冥き神王の花嫁Ⅺ

 不吉な音が、神殿内を満たしていた。 空間そのものが激しく震えているのだ。

 広大な遺跡が消滅を始め、巨大な石造りの神殿が呆気なく揺らいで消えていく。

 古城たちの目の前では、アンジェリカが姿を変えていく。 全ての色を失くして、夜の闇にように黒く染まった人間の輪郭を失った体が、膨張しながら形を変える。

 それは、巨大な鳥のようであり、同時に蛇のようでもあった。 或いは、禍々しい卵から孵ったばかりの、狂獣の雛のようにも感じられた。 人間だった頃の面影は、黒曜石の鱗に包まれた三本の腕だけだ。

 翼を広げたその姿は、全長七メートルを超え、尚も成長を続けている。

 全身を覆う黒い鱗には、精緻な電子回路に似た黄金の魔術文様が浮かんでいる。

 回路の中枢に居るのは、セレスタだ。 怪物の額に四肢を埋め込まれたような姿で、彼女は恐怖に目を見開いたまま彫像のように固まっている。

 アンジェリカは“女王の抱擁”を使ってセレスタを自身の中に取り込み、邪神の寄り代を手に入れたのだ。 形はどうあれ、アンジェリカは任務を完遂したのだ。

 

「ザザラマギウの“花嫁”と融合したか……」

 

 古城たちの背後から、少し舌知らずな声が聞こえてくる。それは、南宮那月のものだ。

 豪奢なドレスに日傘を傾けて、那月は、変貌したアンジェリカを哀れむように見上げている。

 

「……なるほどな。 最初から、シアーテ神殿に刻み込まれていた魔術装置を自身の体に埋め込んでたのか……」

 

 悠斗が呟いた。

 セレスタが“卵”を召喚しても、邪神は実体化する事ができなかった。 何故ならば、絃神島には魔術装置が――いや、シアーテ神殿は存在してないのだ。

 だからこそ、邪神は異世界を創り出し、絃神島を浸蝕してまでも神殿を再現しようとした。 古城たちは、セレスタを遺跡から救出し“仮想(偽物)”を破壊する事で邪神の実体化を防ごうとした。 いや、防いだはずだった。――アンジェリカ・ハミーダという不確定要素(イレギュラー)が介入しなければ。

 那月が悠斗の問いに答えた。

 

「悠斗が思ってる通りだ。 アンジェリカ・ハミーダは、自身の体内にシアーテの神殿と同じ魔術装置を埋め込んでいたのだろうな。 一センチ四方の集結チップに凝縮してな」

 

『その通りだ。 紅蓮の織天使、空隙の魔女』

 

 異形の怪物が、アンジェリカの声で話し出す。

 それはアンジェリカが、邪神の力を完全に制御している事を意味していた。 “花嫁”であるセレスタを取り込む事で、邪神を支配してるのだ。

 崩壊が加速し、邪神の魔力によって維持されていた結界が消滅し、現実世界へと復帰する。 通常空間に放り出された古城たちは、重力に引かれて絃神島の岸壁に落下した。 邪神の“卵”によって浸食された岸壁は、ボロボロの廃墟となっている。

 那月は空間を操り安全な場所へと瞬間移動し、雪菜も危なげに着地する。 古城は海に落ちそうになりながらも、剥き出しの構造材にしがみつく。 悠斗は、紅蓮の翼を羽ばたかせ安全な場所へ着地した。

 そして、邪神と化したアンジェリカは、闇色の翼を広げ、上空から古城たちを睥睨している。

 

『しかし、“冥き神王”の降臨に対する我が国の関与が公表させるのは、望ましくない。 故に、目撃者の抹消を行う』

 

 黒曜石の鱗に覆われた邪神の腕が漆黒の炎に包まれ、凄まじい熱量が大気を揺らぐ。

 ザザラマギウは死を司る夜の神だ。 この炎を浴びれば、絃神島の殆んどの住民が殺されるだろう。

 そして、黒い輝きの炎が落とされるが、それが絃神島に落下する事はなかった。

 

「――飛焔(ひえん)!」

 

 朱雀の守護の焔と、邪神の死の炎が衝突し、空中で相殺したのだ。

 邪神を止める方法は、二つしかないとヴァトラーは言った。 セレスタを殺して邪神の実体化を防ぐか、或いは、降臨した邪神を倒すか。の二つだ。 邪神が降臨すれば、セレスタの肉体は衝撃に耐えられず消滅するとも。

 しかし、アンジェリカとセレスタと融合した事で、条件に狂いが生じた。 アンジェリカは邪神化したが、セレスタの自我は失われていない。 だとすれば、セレスタの意識や肉体も破壊されず取り込まれている可能性がある。 ならば、やるべき事は一つだ。

 古城と悠斗は並び立ち、

 

「……古城、準備はいいか」

 

「……ああ、いつでもいける」

 

「そうか。 んじゃ、やりますか」

 

「ああ、オレたち(・・・・)邪神(あいつ)をぶっ倒してセレスタを助ける。 ここから先は、オレたちの戦争(ケンカ)だ――!」

 

 古城が宝石の壁を展開する。 邪神が再び黒炎を放ち、両者の魔力が激突した。

 砕け散った壁の破片が無数の弾丸と化して、邪神へと反撃を仕掛ける。

 だが、炎を放ち終えた邪神の姿は、古城の視界から消えていた。 古城の背後に回り込んだ邪神が、死角から新たな炎を撒き散らす。

 古城の死角からの攻撃なので、悠斗の飛焔(ひえん)で相殺するのは間に合わない。 放った場合、古城も焔を浴び気絶してしまう。

 ――だが、悠斗に変化が訪れた。 紅蓮の翼が氷の翼に。 髪は黒色に戻り、瞳は蒼くなる。

 死の黒炎は氷の壁に阻まれ、 冷気を浴び、氷の壁の中に吸収され完全に消し去った。

 その時、悠斗の頭に声が届く。

 

「(我の全てを悠斗に預ける。 我との融合(憑依)はあまり時間を食うなよ、悠斗の体が持たん)」

 

「(わかってる。 その時は黄龍か朱雀の力を借りるさ。 だが、今の状況ではお前との融合が適切だ)」

 

「(……そうか。――――悠斗、死ぬなよ)」

 

「(大丈夫だ。 俺には待ってる人が居るしな)」

 

 妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)は苦笑した。

 

「(そうだな。お前の帰りを、暁の巫女は待っているからな。――武運を祈るぞ)」

 

「(ああ、サンキューな)」

 

 妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)は再び苦笑。

 まあ確かに、眷獣と分け隔てなく話す事ができるのは、凪沙と悠斗くらいだろう。

 

「いいえ、先輩方。 わたしたち(・・・・・)戦争(ケンカ)です――!」

 

 雪菜は雪霞狼を翻し、古城たちと背中を合わせるように立ち、雪霞狼を構える。

 そして、古城たちは頷き、古城は右手を高々と掲げる。

 

焔光の夜伯(カレイドブラッド)の血脈を継ぎし者、暁古城が、汝の枷を解き放つ――」

 

 古城が撒き散らした瘴気は鮮血が、閃光と共に巨大な獣へと姿を変える。

 それは、濃密に渦巻く魔力の塊。 金剛石(ダイヤモンド)の肉体を与えられた、巨大な大角羊(ビックホーン)。 第四真祖の新たな眷獣だ。

 

「――疾や在れ(きやがれ)、一番目の眷獣、神羊の金剛(メサルテイム・アダマス)!」

 

 宝石の結晶を撒き散らして神羊が咆哮した。 神羊の能力は、自分を傷つけた者にその傷を返す。 吸血鬼の不死の呪いを象徴する眷獣だ。

 空を舞う怪物を封じるように、神羊が生み出した無数の宝石の障壁が空一面を覆い尽くし、その障壁に攻撃すれば、攻撃の威力はそのまま邪神に返る。

 最早、絃神島を破壊する事は出来ず、逃亡する事も不可能だ。

 古城を睨んで、邪神と化したアンジェリカが吼えた。

 闇色の翼を羽ばたかせ、怪物が降下する。

 迫り来る漆黒の巨体を見上げて、古城は表情を硬くする。 邪神は、己の体を使って古城を踏み潰そうとしているのだ。

 邪神の逃亡を防ぐ為に、眷獣を使用している古城は新たな障壁を展開できない。 魔力を纏わない物理攻撃は、雪菜の雪霞狼では防ぐ事ができない。

 だが――、

 

「俺を忘れんなよ。――氷結の絶壁(アイス・ウォール)

 

 突如、古城たちの目の前に美しい氷の壁が召喚され、邪神の物理攻撃を弾き返す。

 

「た、助かった。 悠斗」

 

「気にすんな。 てか、眷獣が倒せないんだから、宿主を狙ってくるに決まってるだろ」

 

 古城は、うぐッ、と唸る。

 

「ま、まあそうなんだが。 つ、つか、眷獣と融合とか、悠斗が規格外すぎんだろが……」

 

「……まあ俺も否定しない。 眷獣と融合する吸血鬼とか、イレギュラーすぎるもんな。 まあいいや、行くぞ」

 

「ああ!――疾や在れ(きやがれ)双角の深緋(アルナスル・ミニウム)!」

 

「――降臨せよ、黄龍!」

 

 古城と悠斗は眷獣を召喚し、黄龍は左から稲妻の槍を。 右方向は、双角の深緋(アルナスル・ミニウム)が凶悪な高周波振動を撒き散らし、衝撃波の弾丸となって襲い、黄龍の、一槍に力を凝縮した稲妻が左方向から邪神を襲う。

 回避不可能なはずの攻撃を、邪神は躱し、或いは自身の攻撃で相殺した。

 黒曜石の腕から放たれた黒炎が、悠斗と古城の眷獣を撃ち落とす。

 

「――なッ!?」

 

「――避けた、だと!?」

 

 古城と悠斗は眷獣たちに再び攻撃を命じるが、結果は同じだった。

 邪神化したアンジェリカは、ザザラマギウの力を完全に引き出している訳ではない。

 本来、地脈から遠く離れての実体化。 魔具による強引な融合など、不完全な儀式が原因で本来の力を僅かにしか再現できていない。 セレスタが人間の姿を保ち、アンジェリカの自我が残っているのがその証拠だ。 今なら、邪神を倒してセレスタを救い出す事ができる。

 だが、攻撃が当たらないのでは如何にもならない。 こうしてる間も、邪神は龍脈から力を吸い上げて徐々に力を増している。

 

「……先読みして避ける……アンジェリカの魔具……。――――成程な」

 

「ゆ、悠斗。 何か解ったのか!?」

 

「まあな。 奴に攻撃が当たらないのは未来予測だ」

 

「未来予測?」

 

「そうだ。 解りやすく言うならば、獅子王機関の剣巫の力だな」

 

 獅子王機関の剣巫は、一瞬先の未来を霊視する事で、魔族を上回る速度で動く。

 アンジェリカも、魔具の能力によってこの力を持っているのならば、攻撃が当たらないのも当然だった。

 

「そうか! 姫柊と同じって事か!?」

 

「ま、そういうことだ。 んじゃ、行くぞ。 那月ちゃんも頼んだ」

 

 悠斗がそう口にすると、古城と雪菜は頷き、那月も、わかったよ。という風に頷いた。

 ここから先は、言葉は要らなかった。 古城たちは、これから何をすべきなのか。が意思疎通してるように。

 

「――闇の渦(ブラック・ホール)

 

 黄龍が空間に歪みを創り出し、そこからの引力で邪神を引き寄せる。 邪神は引力により、自由が利かず制止してる状況だ。 これならば、アンジェリカが先の未来が見えても意味を成さない。

 この状況に陥ったアンジェリカは、初めて恐怖を覚えた。

 

「上出来だがやりすぎだ、悠斗」

 

 那月が足元から放ったのは、戦艦の錨鎖(アンカーチェーン)にも似た、巨大な黄金の鎖だった。 神々が鍛えた呪いの縛鎖(ドローミ)――黄金の魔具に繋がれて、邪神が地面へと引きずり落とされる。

 

「――獅子の神子たる高神の剣巫が願い奉る!」

 

 その瞬間、雪菜は雪霞狼を握って走った。 祝詞と共に流し込まれた膨大な霊力が、神格振動波を生む。

 

「破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威をもち、我に悪神百鬼を打たせ給え!」

 

 雪霞狼が、黒曜石に覆われた邪神の肉体を貫いた。

 狙っていた場所は、ただ一点。――アンジェリカの体内に埋め込まれた魔術装置のチップの場所だ。 一センチ四方の小さな集結回路を、雪菜は一撃で正確に破壊する。

 その瞬間、邪神を実体化させていた力は失われた。 残るは、異形な怪物の姿だけだ。

 邪神と融合していたアンジェリカの肉体は吐き出され、同時に、空に吐き出され降下するセレスタを、待機していた黄龍が背で受け止めこの場から離脱した。

 空間を揺るがすような咆哮と共に、邪神の力が暴走を始める。

 凝縮された膨大な神気が解放されようとしているのだ。

 

「――疾や在れ(きやがれ)龍蛇の水銀(アル・メイサ・メルクーリ)ッ!」

 

 古城が召喚した双頭龍が、暴走寸前の邪神への肉体へと食らいつく。 龍たちに食われた邪神の肉体が、空間ごと削られたように消滅する。 邪神の神気が解放させる前に、次元食い(ディメンジョン・イーター)である双頭龍が、神気そのものを食い、異世界に飛ばしたのだ。

 肉体を食われ続ける邪神が、苦悶の咆哮を上げながら荒れ狂う。 残された最後の力を振り絞り、邪神は自らの下半身を切り捨てて、双頭龍の顎を振りほどいた。

 

「やばッ!」

 

「なッ!」

 

 千切れた邪神の肉体の一部が、地上へ向けて落下してくる。

 それを見ていた古城たちの表情に焦りが浮く。

 古城は無数の障壁を展開し、光に触れる度に、邪神の体は削がれて力を失っていくが、実体を失いつつある邪神全てを防ぎきるのは不可能だった。

 細かな破片と化した邪神の残骸が、流星雨のように絃神島に降り注ぐ。 僅かに残された神気だけでも、絃神島全体を消滅させる程度の威力はあるはずだ。

 雪菜の雪霞狼でも、全てを撃ち落とす事は不可能だ。

 だが、莫大な魔力が周囲を埋め尽くした。 その発信源は、古城の隣に立つ悠斗だ。 吹雪が舞い散り、吹雪たちが、邪神の破片を包み込む。

 

「――氷華乱舞(ダイヤモンドダスト)

 

 包み込まれた破片は、吹雪と共に消滅し、光輝く粒子が空を舞う。

 世界から邪神の神気が消えた事で、空の色も戻っていた。

 古城は眷獣召喚を解除し、悠斗は片膝を突き、眷獣憑依、召喚を解いた。

 悠斗は荒い息を吐き、

 

「……マジできつかった」

 

 こう呟くのだった。

 まあ確かに、連戦に眷獣憑依に眷獣召喚、莫大な魔力の放出と。 このようになるのは必然だった。

 ともあれ、セレスタは黄龍が安全な場所まで運んだので、無事である。

 と、その時、黄龍が安全な場所に下ろしたセレスタを、青年貴族が優しく上体を起こしていた。――その青年とは、アルデアル公、ディミトリエ・ヴァトラーである。

 融合した際に衣服を失ったセレスタは、生まれたままの姿だ。 また、肌には目立つような大きな怪我はない。 酷く消耗しているが、記憶の混乱もないようだ。

 そんなセレスタに、貴族青年は優雅に微笑んだ。

 

「無事だったようだね、セレスタ・シアーテ。――おめでとう、と言わせてもらおう」

 

 ヴァトラーは、自らのスーツの上着を裸のセレスタにかけてあげた。

 セレスタは驚いたように顔を上げ、半ば無意識に貴族青年の名前を呼ぶ。

 

「ヴァトラー……様……」

 

 セレスタの呼び掛けに答えずに、ヴァトラーは歩き出した。

 傷付いたジャガンを労うように微笑んで、ヴァトラーはジャガンを連れて行く。

 

「ヴァトラーの野郎……。 今頃出てきやがって……」

 

「何で蛇野郎がセレスタを助けたようになってんの? あいつ、何にもしてないよね……」

 

 だがまあ、ヴァトラーはセレスタに何もしなかった。 それ所か、ヴァトラーは途中でセレスタを見捨てようとしたのだ。

 セレスタと同調(シンクロ)していた邪神の神気は、実体化した事でセレスタの元から離れ、古城たちに食い尽くされた。 セレスタは、もう邪神の“花嫁”ではないのだ。

 なのでヴァトラーは、セレスタに興味を失くしたのだろう。 セレスタに対する優しい振る舞いは、ヴァトラーの無関心の表れだ。 尤も、セレスタがそれを理解しているとは思えないが。

 『納得いかねぇ』、と古城と悠斗は呟き、顔を歪めた。

 

「……まあいいや、俺は帰って寝る。 疲れたし、風呂も入りたい」

 

「ちょ、オレも帰る。……つか、オレたちの家は直ってないからな。 てか、先に風呂いいか?」

 

「いや、家の主である俺が先だろうが」

 

「じゃ、じゃあ、ジャンケンで決めようぜ」

 

 古城と悠斗は、那月ちゃん。後は頼んだ。と言い、この場から離れていく。 那月は呆れたように古城たちを見て、雪菜はその背を必死に追う。

 そんな古城たちのやりとりを見て、セレスタは小さく噴き出した。

 目の端に浮いた涙を拭って笑うセレスタの横顔を、絃神島の夕陽が明るく染めている。

 

「ありがとう……古城……悠斗……雪菜……」

 

 彼女の呟いた短い言葉は、海風に攫われて消える。 古城たちの耳には届かないままに――。




うむ、悠斗君は妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)との憑依で自我が保て、妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)の技も眷獣召喚(+自身の力)の威力です。
憑依中でも、眷獣召喚が可能なので、眷獣憑依に召喚、……チートですな(笑)

ではでは、次回もよろしくお願いします!!

追記。
朱雀や妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)の融合時のイメージは、BLEACHの氷輪丸の卍解ですね。まあ、翼は二対四枚ですが。

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