ランスロット
湖の騎士で知られる皆ご存じの円卓最高(最低)のNTR騎士。起源:傍迷惑。
しかし乳上の世界線では少々事情が異なり、その女誑しのスキルを見込まれ、乳上により対貴婦人用ハニートラップ要員としてとことん利用される羽目に。
抱いた女の数はそれこそ100では聞かないとされる。
それでも何だかんだで正確かつ正当に評価してくれるので、割と良好な関係だった。
しかし、「あ、此奴そろそろ刺されるわ」と乳上に判断されたのが運の尽き。
モーさんの反乱の契機とするため、退職金代わりに手を出してたギネヴィア王妃と共に乳上=国側に過失の無い形で円満退職させられた。
そしてフランスで王妃と共にどげんせんといかんと頭を悩ませていた所に乳上死亡とモーさん即位の知らせを聞いて激怒。
モーさんに復讐をと思うが、王が余りにアレだったので、それを終わらせてくれたと言う点は評価している。
唯一の悔いは自分が王の拠り所になれなかった事、でも王の事は最高の王として認めていた。
聖杯への願いは「王ともう一度話をしたい」と言う、本音トーク苦手なこいつとしては極めて異例なものだったりする。
後、出来れば一度位王の肢体を堪能したいのと、モーさんを一発殴りたいというのがある。
恐らく、円卓勢の中で最も乳上の恩恵に預かった奴。
なお、息子との仲は最後まで史実程ではないが、最後まで疎遠だった。
また、聖剣は味方殺しをしなかったので聖剣のまま、対人でも対城でも使えるという至れり尽くせり具合。
ただし、本編では狂戦士として召喚されてしまい、モーさんは兎も角乳上のSAN値を大幅に削るという大失態をやらかす。
宝具やスペックはほぼ原作のままだが、スキルに女誑しAと性技Aが追加され、アサシン適正も獲得した。
オルタランサー(龍形態)
ブリテンの守護神たる赤竜の因子を持つアルトリア・ペンドラゴンがその因子を意図的に暴走、竜種としての側面を最大限に発揮させた形態。
全身の鎧は竜種の鱗になり、赤い鱗の尾と翼が生え、八重歯が伸長し、瞳孔が縦に広がる。
外見的特徴で言えばジークフリート(最終再臨)に、竜種への変化で言えば清姫に近いが、ファフニールや清姫があくまで呪詛や妄執で竜となった人間であるのに対し、アルトリアは神性を備えた龍種を祖とするため、純粋に霊格が違う。
ウラド三世の吸血鬼化が汚名が原因なのに対し、アルトリアはその出自と自身の悪名の二つが原因である。
この形態になれば筋力・耐久・敏捷のステータスが通常時から1ランク上昇し、魔力放出の延長としてドラゴンブレスを使用可能になる。
デメリットとして騎乗・軍略・魔術・カリスマスキルに言語能力を喪失し、知力も低下する上、元に戻る事は出来ないし、対竜スキルや宝具によるダメージや影響が大きくなってしまう。
だが、完全な狂化とは異なり、思考自体は残るし、一応宝具の解放も可能(人語として聞き取れないが)。
魔力放出と翼により、飛行を得意とするライダークラスにも匹敵する飛行能力を獲得している。
これに更に常時回復し、呪詛や毒を防ぐ鞘と対界宝具として覚醒した聖槍、呼吸するだけで魔力を生産する龍の心臓、三画分の令呪のブーストにより、有名所の神話でも屈指の大怪獣並のスペックを獲得した(例:テュポーンやヒュドラ)
その最後は本気になった英雄王ギルガメッシュとの戦闘中、2度目の乖離剣が放たれる寸前、セイバー=モードレッドに鞘の発動を相殺され、諸共に消滅させられた。
ただし、寸前に聖槍を投擲する事で小聖杯の破壊に成功、人類の滅びは免れた。
だがしかし、街全体の三分の一という、史実よりも甚大な被害が刻まれ、彼女自身も自身を止めるために大切な跡継ぎが目の前で蒸発する光景を見る結果となった。
同格のスペックを持つのは最古の二人を除けば、尾が6本以上の九尾の狐、ヘラクレス(弓枠)、クー・フーリン(アイルランド限定)といった超級のサーヴァントのみである。
また、この形態に限り、狂戦士としての適性を持つ。
ステータス…筋力A+、耐久EX、敏捷B(飛翔時A、魔力放出も合わせるとA+)、魔力A、幸運E
スキル…魔力放出A+、直感A、竜の心臓、無辜の怪物
宝具紹介
ロン・ゴミニアド(最果てにて輝ける槍)
レンジ…対人~対城宝具
ランクA++
ブリテン発祥以前より存在した聖槍。
嘗てウォーティガーン討伐に用いられたが、その余りの重要性と影響力から使用は可能な限り避けられ続けた曰く付きの代物である。
通常は長いのでロンと呼称されるが、真名解放時には本来の名を呼ぶ。
13の拘束(棘)が存在し、これを半数以上解放する事で漸く真名解放をする事が出来る。
ロン・ゴミニアド(神代回帰し光輝の柱)
レンジ…対軍~対界宝具
ランクEX
13の拘束全てを解放した真の姿。
槍としてのロン・ゴミニアドは世界に刺さる本体の陰に過ぎないため、こちらが本物である。
その正体は現実である表の世界と神代たる裏の世界を繋げる楔としての役割を持つ光の柱である。
これが引き抜かれた時、世界は神代へと遡ると言う。
そのため、一度床や地面に刺して引き抜くという動作が要るものの、ランサーはこれを周辺の空間を自身の故郷である嘗てのブリテンへと逆行させ、相手の知名度補正や土地の補正を最低にし、自身は最大限に受ける事で、常に最適な状況で戦闘が出来る。
また、その性質上、対界宝具にもなっており、英雄王の乖離剣と撃ち合う事も出来る上に、後世において彼のロンギヌスと混同される事が多かったため、弱いながらも対神兵装としての力も持っている。
ただし、余りに長期間解放し続けると、世界そのものが神代に巻き戻りかねない(=神秘に耐えられない人類絶滅の危機)。
騎士王がこの槍を持つのは、幻想と現実の狭間に立った最後の王であったから。
正直、ここまで乳上強化しても、我様には最終的に負けちゃいそうなんだよね、うん。
我様の光速移動宝具で宇宙の彼方に飛ばされれば、流石にどうにもならないし。