ハリー・ポッターと生き残りのお嬢様   作:RussianTea

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※注意

原作キャラクターとオリジナルキャラクターの恋愛要素が含まれております。そういった描写が苦手な方、嫌悪を覚える方はご注意下さい。ページを中程まで飛ばして頂ければ、そのシーンはスルー出来るかと思います。ストーリー上そこまで重要ではないので、問題はありません。
また、これからも原作キャラクターとオリジナルキャラクターの恋愛的な絡みはあります。あらかじめご了承頂けると幸いです。



恋の予感と第一の課題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『貴方のあり方は美しい』

 

 こんなことを言われたのは初めてだった。

 ワールドカップの話をすると、大抵の者は勇敢だと言い、自分のことを褒め称える。だから、彼女もきっとそうだろうと思っていた。だが、違った。

 

『私には、美しく思えます』

 

 鈴の音のように澄んだ声で、彼女はそう言ったのだ。

 薄い桜色の唇に、優しい笑みを浮かべていて。

 珍しい紫色の瞳は、宝石のように輝いていて。

 その瞬間、こんなにも美しい少女が、他にいるのだろうかという気になった。

 敢えて言おう。ビクトール・クラムは、彼女に―――ペルセフォネ・ブラックに恋をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 秋にしては暖かく、清々しいほどに晴れた休日。見上げる空には雲1つなく、生徒たちは課題も忘れ、思い思いに過ごしていた。

 大半の生徒が外に出ている中、城内の、しかも図書館にいる者はほんの一握りである。余程勉強熱心か、かなりのピンチか、インドア派か。それとも目当ての人がいるのか。

 ビクトールは朝食後、真っ直ぐに図書館にやって来た。かなりのピンチ、ではないが、火曜日には3校対抗試合の第1の課題が控えている。それに対する備え、詳しくは対ドラゴン戦の為の知識を、正確に頭に入れておく必要があったからだ。

 図書館には全然人が居なかった。棚と棚の間に設置されている机はがら空き状態だ。

 目当ての書籍を探しに、"魔法生物"の棚まで行き、題名を見て何冊か選ぶ。そして、適当な席に座ろうかと、辺りを見回すと、少し離れた一角に目が止まった。

 遠目でも分かる、同年代の少女とは一線を画した大人びた美貌。しかし、それは少し鳴りを潜めている。

 セフォネは机に本を広げ、頬杖をつき、目を閉じていた。首が船を漕ぐ度に、髪はふわりと揺れ動く。その様子は、年相応かそれ以下に幼く見えたのだ。

 何故だろうか。たったそれだけなのに、ビクトールの胸は激しく波打つ。

 取り敢えず、気持ちの高鳴りを抑えつつ、彼女の近くまで歩いて行った。

 互いに知らない仲ではない。それどころか、ホグワーツに来てからの1、2週間で、最も親しくなったといえるだろう。城の案内をしてもらったり、ホグワーツの教員に関する独断と偏見の入り混じった解説をしてもらったりと、親善試合の名に相応しい交流をしている。

 そして、彼女に会う度に、彼女のことを好きになる自分がいた。

 そんなことを思いつつ、彼女の寝顔を見ていると。

 

「…ぅん……」

 

 ゆっくりと瞼が開かれ、紫色の瞳が、ビクトールの姿を捉える。

 

「こんな所で寝てしまうとは……おはようございます、ビクトール」

「おはよう、セフォネ。寝不足かい?」

「ええ、まあ」

 

 寝不足に加え、この過ごし安い天気。静かな図書館。惰眠を貪るには御膳立てが完璧だろう。

 

「いつもいるあの娘は?」

「エリスですか? クィディッチ競技場の使用許可が降りたそうで、チームメンバーで遊んでくる、と」

 

 3校対抗試合開催による都合上、例年行われている寮対抗クィディッチ杯は中止となっている。とはいえ、競技場の使用許可さえとればクィディッチそのものは出来るらしい。

 

「貴方はどうして朝早くから図書館に? ドラゴン関連の書籍ばかりですが」

 

 机においた本の表紙を見てセフォネが尋ねてきたが、その指摘に内心焦る。

 

「えっと……そう、ドラゴンについて調べたくなったんだ」

「何故?」

「あーそれは……同じ空を飛ぶ者として興味があるというか」

 

 公式的にはビクトールら選手には、第1試合の課題は知らされていない。これは不正、カンニングである。他の選手にも既に伝わってはいるだろうが、それを知られるのはよろしくない。

 もっとも、ジュニアと裏で繋がっているセフォネは既に色々と知っているのだが。

 

「ふふ……そうですか」

 

 何やら含みのある笑みを浮かべるセフォネ。彼女には何か色々と見透かされているような気になってしまう。

 

「おーい、ビクトール。カルカロフ先生が呼んでたぞ」

 

 遠くからダームストラングの同級生が呼んでいた。

 

「だ、そうですよ」

「みたいだね。じゃあ」

「ええ、ではまた」

 

 もう少し彼女と話していたかったのだが、校長が呼んでいるというのなら仕方がない。

 ビクトールは本を抱え、図書館を後に――

 

「そこの貴方! 貸し出し手続きはまだしていないでしょう!」

「す、すみません」

 

 司書に怒られ、手続きをして、図書館を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぁぁ……」

 

 セフォネは寝不足だった。それというのも、深夜に城を抜け出してドラゴンを見に森に行っていたからだ。別に動物好きという訳ではないのだが、ドラゴンは希少種であり、それが3頭。好奇心が疼いて仕方が無かったのだ。セフォネはさらにドラゴンの血を採集しようとしたのだが、そんな大仕事を見つからないように出来るわけがなく、暫く四苦八苦してそれは諦めた。

 

(ドラゴンの血は貴重なので、少しばかり欲しかったのですが)

 

 ツテを辿れば入手出来なくもないだろうが、使用用途は決まっていないので、そこまでする必要性はない。

 

「そこの貴方!」

 

 入り口付近でマダム・ピンスが叫んでいる。恐らく、先程別れたビクトールが本を持ち出そうとし、手続きを忘れたのだろう。

 

「おはよう、セフォネ」

「あら、ハーマイオニー。ご機嫌よう」

 

 朝食後から図書館にいるが、それはそれで色々な人と合うものだ。ハーマイオニーの後ろには、ビクトールのようにドラゴン関連の書籍を抱えたハリーがいる。

 

「そうだわ。貴方に聞いて欲しい話があるのよ」

「何ですか?」

「はい、これ」

 

 そう言ってハーマイオニーがおもむろに取り出したのは、"S・P・E・W"と書かれたバッジ。

 

SPEW(反吐)……? 非常に反応に困るのですが……何を吐けと?」

「ああ、もう! 貴方までそんな反応しなくてもいいじゃない! S・P・E・W(エスピーイーダブリュー)! しもべ妖精福祉振興協会のことよ!」

「はぁ……そのような団体、聞いたことがありませんが……」

「それはそうよ。私が始めたばかりだもの。一先ずの短期目標は、 屋敷しもべ妖精の正当な報酬と労働条件を確保すること。長期的には 杖の使用禁止に関する法律改正と屋敷しもべ妖精の代表を一人、"魔法生物危機管理部"に参加させることよ」

「はい?」

「だって、おかしいじゃない。屋敷しもべ妖精の奴隷制度は何世紀も前から続いているの。彼らには権利も何もあったものじゃないわ」

「……その、何から言えば良いのか……」

 

 ブラック家は中世より続く家柄であり、当然ながら、その長い歴史の中で屋敷しもべ妖精を従えてきた。今現在も、セフォネにはクリーチャーがいる。そして、屋敷しもべ妖精を従えている身としては、それ以前に一般の魔法界住民としては、ハーマイオニーの言う事には賛同しかねる。

 

「いいですか、ハーマイオニー。彼らは屋敷しもべ妖精。彼らにとっての労働奉仕は至上の名誉であり、自由になることや対価、つまりは報酬などを求めることは不名誉とされます。彼らが主人に仕え、労働をするのは本能であり、レゾンデートルなのですよ。ですから……」

「だから! それが間違っているって言ってるのっ! 何世紀にも渡って魔法族に受けた洗脳なのよ。これは非人道的な奴隷制度よっ!」

「…ええと……」

 

 困りに困ったセフォネは、救いを求めてハリーに視線を送るが、サッと目を逸らされる。ハーマイオニーが突き出している会員名簿には、彼の名や数人の生徒の名が載っているが、その面子を見るに、この勢いに押された人々だろう。

 

(何というか……手に負えませんね、これは…)

 

 開心術を使うまでもなく、彼女は本気でそう思っていることが分かる。そしてこの手合は、口で言っても無駄だ。とすれば、話を逸らし、逃げ切ったほうがよい。

 

「名簿にはハリーと……ミスター・ウィーズリーなど……そういえば、今日は彼とはご一緒ではないのですか」

「あ…うん…そ、そうなの…」

 

 2人して表情を歪めたということは、どちらかと、もしくは2人と喧嘩中。一気に気不味い雰囲気を漂わせたこの際に逃げようかと、セフォネは本を抱えて立ち上がった。

 

「まあ、人それぞれ事情はありますものね。それでは、ご機嫌よう。試合頑張って下さいね、ハリー」

 

 ハリーを見て柔らかく微笑み、1,2秒間目を合わせる。そして、ハーマイオニーのマシガントークが再開する前に、図書館を立ち去ろうと―――

 

「そこの貴方! 本を持ち出す時には貸し出し手続きをしなさい!」

「あ、申し訳ございません」

「まったく! 今日は2人目ですよ! だいたいですね――」

 

 ビクトールと同じようにマダム・ピンスに怒られ、手続きを済ませて図書館を出た。

 

(しかし……あのままで大丈夫でしょうか?)

 

 軽く掛けた開心術で読み取ったものは、ドラゴンに対する恐怖。死ぬのではないかという恐怖。勝ちを狙いに行けるか怪しいものだ。

 しかし、彼は第3の課題で優勝杯を掴み取らなければならない。そうでなければ、かの闇の帝王の復活は成り立たない。

 

(ミスター・クラウチ・ジュニアに発破を掛けさせる必要があるかもしれませんね)

 

 とはいえ、第3の課題で予定されている迷路で最終的に彼が優勝杯に辿り着けばいいだけの話で、それまでに死ななければいいだけの話ではあるのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レディース&ジェントルメン……さあ、ついにこの時がやってまいりました! 3大魔法学校対抗試合(トライウィザードトーナメント)の開幕です!」

 

 魔法で拡大されたバグマンの声が会場に響き渡る。

 

「3人の勇敢な選手たちが挑むのはドラゴン! 彼らは、ドラゴンを出し抜き、金の卵を手に入れなければならない! さあ、トップバッターは……ボーバトン代表、フラー・デラクール!」

 

 彼女が競技場に入ってくると、大歓声が上がる。特に男から。聞くところによると、どうやら彼女にはヴィーラの血が流れているようで、そこに立っているだけでも異性を魅了するのだろう。

 彼女は遠目には毅然とした態度で普段と変わらないように見えるが、よく見ると顔色は良くない。それもそのはず、ドラゴンといえば、言わずと知れた魔法生物の最強格。その鱗は容易に魔法を通さず、数人がかりでなければ太刀打ち出来ない。そんなもの相手に、たった1人で挑めというのだ。ダンブルドアなど、一部の人間になら可能だろうが、彼女は成人したばかりのただの女子学生。死の危険すらある。

 

「ねえ、セフォネ。貴方だったらどうする?」

「私ですか?」

 

 エリスは隣の友人、恐らく自分が知っている中で一番強いであろう彼女に聞いてみる。

 1年の時にトロールを灰にし、2年の時には教師と互角に打ち合い、3年の時には政府に圧力をかけた規格外。言わばダンブルドアと同じような人種である。そんな彼女だったら、どうするのだろうか。

 

「そうですね。正攻法ならば、弱点の目に向けて結膜炎の呪いでしょうが……敢えて火に強いドラゴンを燃やすというのも楽しそうですね」

「……ドラゴンって燃えないんじゃないの?」

 

 そもそもが火を吐くドラゴン。可燃性はゼロに近い。

 

「だからこそ、です。火を武器とする生物が、逆に炎に呑まれる姿……見てみたくないですか?」

 

 知ってはいたがこういう性格だった、とエリスは苦笑する。競技場では、丁度フラーのスカートが燃えているところだった。彼女はドラゴンから距離をとるとすぐに火を揉み消す。しかしスカートは少し焼け、白い足が剥き出しになりかけている。ギリギリ下着は見えていない。その様子に、男性陣から嬉しいやら惜しいやらの歓声が。

 

「男ってホント馬鹿ね」

 

 前の席の男子が「あとちょっと」と騒いでいるのを見たダフネが、生ゴミを見る目になる。

 

「これがサービスシーンというやつですか」

 

 セフォネはセフォネで1人で頷きながら変なことを言っていた。

 そうこうしているうちに、フラーが卵を手に取った。

 

「やりました! デラクール選手が卵を取りました! さあ、得点は――39点!」

 

 観衆の拍手が鳴り響き、その間にドラゴンが入れ替えられる。フラーと対戦したのはウェールズ・グリーン普通種だったが、次に入れられたのはチャイニーズ・ファイヤボール種。ウェールズ・グリーン普通種は比較的扱い易い部類だが、チャイニーズ・ファイヤボール種はさらに凶暴で、殆どの哺乳類を餌にしてしまうらしい。

 

「次に参りましょう。2人目の選手は、ダームストラング代表、ビクトール・クラム!」

 

 流石は世界的に有名なスター選手。歓声はフラーの時よりも大きくなっている。気がしたが、今度は女性諸君が黄色い声を上げているせいかもしれない。

 彼は観客席など気にもせず、ドラゴンに向けて呪文を放つ。それは見事眼球に直撃し、ドラゴンは呻き声を上げて暴れ始めた。先程、セフォネが言っていた正攻法である結膜炎の呪いだ。これを受けたドラゴンは、視界も奪われる為、近づいてくるビクトールに気づくことが出来ない。ビクトールは暴れて爪を振り回すドラゴンに突っ込んでいき、それをなんなく交わす。そして、暫く経った後、タイミングを見計らいクラムはドラゴンの足元に滑り込んだ。

 

「なんと大胆な! いい度胸を見せてくれました!――そして……やった! 卵を取りました!」

 

 しかし、暴れたドラゴンに踏まれ、卵は半分潰れてしまっていた。こればかりは不幸というほかないが、減点対象となるのは確実。

 

「得点は―――40点!」

 

 やはり卵が割れたのが響いたのか。カルカロフはあからさまな贔屓で10点を与えていたが、本来なら38か37点ほど。ビクトールも納得がいっていないようで、終始むっつりとしたまま表情を変えなかった。

 

「さあ、最後は今大会最年少選手、ホグワーツ代表、ハリー・ポッター!」

 

 スリザリンが座っているスタンド以外からは歓声が上がる。レイブンクローも抑えめな感じだ。

 というのも、ハリーが代表に選ばれて以降、ホグワーツの生徒の殆どが彼に対して敵意を抱いていた。祝福していたのは彼と同じ寮のグリフィンドールと、ハッフルパフの半分くらいだろう。スリザリンは言わずもがな、レイブンクローはハリーがさらに有名になろうと躍起になったのだと思い込んでいた。

 レイブンクローは勉学を優先する者が集うという都合上、比較的に冷めたところや、ともすれば捻くれたところがある。全員が全員そうでないにしろ、少なくともハリーの同学年の生徒は彼を忌避した。

 ハッフルパフはというと、彼らは代表にセドリック・ディゴリーが選ばれると思っており、その活躍を奪ったと最初のうちは冷たく当たったが、元々彼らは概ね寛容な性格であり、然程酷くはなかったし、今では応援もしている。

 周囲がサイレントモードの為、気の毒だとは思いつつもエリスも静かなまま、ハリーが競技場に入ってきたのを見守っていた。対するはハンガリー・ホーンテール種。最大15メートルまで炎を吐くことができ、尚且つその殻は頑丈。手強い相手だ。

 

「第3試合、開始いぃ!」

 

  バグマンの号令と共に、ハリーは杖を掲げ、呪文を唱えた。

 

「アクシオ! ファイアボルト!」

 

  ドラゴンは杖を掲げたままのハリーを警戒している。数十秒後、ホグワーツ城がある方角の空から、何かが飛んでくるのが見えた。

  それはファイアボルト。世界最高峰の箒であり、去年の冬に彼の名付け親、シリウス・ブラックから贈られたものだ。

  ハリーは目の前で止まったファイアボルトにサッと跨がると、地面を蹴って飛翔する。そこから先は彼の領域だ。1学年時、100年ぶりの最年少シーカーとして名を馳せた彼は、空を飛ぶことに関して天賦の才を持っているのだから。

 

「いや、たまげたな! クラム君、見ているかね? なんたる飛びっぷりでしょう!」

 

  誰もが予想出来なかった箒という手段を取ったハリーに、会場は圧倒される。乗り手としては格上であり、世界的なクィディッチ選手であるビクトールだが、箒を使用するなど考えていなかっただろう。

  ハリーはドラゴンの周囲を飛んで威嚇する。ドラゴンはそれに火を吹いて対抗しているが、ハリーはその射程外ギリギリのラインで飛び回っている。

  そして、遂に業を煮やしたドラゴンが飛翔し、その為に守るべき卵がある足元が留守になる。ハリーはその隙を突いて、目標を目掛けて一直線に下降した。

 

「やりました! 最年少の代表選手が、最短時間でクリアしました! 」

 

  最後のスパートで肩に怪我を負ったが、それでもハリーは卵を掴み取った。

  会場は今までにない歓声に包まれる。スリザリンでさえ半数以上の生徒が拍手を送っているのだから、いかにハリーが観衆を賑わせたかは、語るに及ばない。

 




第一課題………ほぼ変更なし。セドリックがいなくなっただけですね。



今回はフラグ建設と3校対抗試合だったのですが……わりと書き辛かったです。というのも、ハリー以外の選手の試合の模様って、原作ではロンの台詞に出てるだけで、後は想像するしかないという……。他の作品を参考にしたので、何かデジャブを感じていれば、そのせいです。
書き辛かった最大の理由は他にもあり……リア充爆発しろ。その予備軍も(ry
でもハリー・ポッターって学園ファンタジーだからね。恋愛絡むのは仕方ないよね。

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