遊戯王GX レイヴンズ-鳥使い共   作:トランス・D

75 / 83

この二次小説は、ノリと勢いの提供でお送りします。


Next15羽 「「そうだ」」

前回のあらすじ

 

ロケッ○団、再襲来。

 

 

 

 

僕は、十代に負けた…クソッ。まぁ少しばかり認めてやらんこともないかもな…

なんて思考をする間もなく、謎の真っ白な趣味の悪い制服を来た、どう考えてもヤバい二人組、三人組?

 

 

「「「「「「万丈目、ホワイトサンダーッッ!!!」」」」」」

 

 

増えた。なんだこの学園。

 

 

「なんであんたら制服真っ白だとか明日香が○ャースポジは無理しかないとか今の爆発どうやって起こしたとか色々言いたい事しかないけどいきなり取り囲んでなんのつもりよあんた達!!」

 

「姐さん、気持ちはわかるけど落ち着いて下さい。句読点が無いので読みづらいです」

 

「なんか説明するのも馬鹿馬鹿しいけど、今学園の生徒達が白く染まっていってるドン…」

 

 

「「「「あの二人のせいで!!」」」」

 

 

「フゥン、我らが光の結社の…否!俺とハニーの進撃を止める事は不可能!!」

 

「その通りですわ、ダーリン。もはやわたくし達光の結社は、学園の50%を越える最大勢力となっております」

 

「えぇ…つまりあんたら二人組が真っ先に白くされたってコト?精霊補正とかどこ行ったのよ…」

 

 

会話が微妙に噛み合ってなさそうだが姉さんはなんだかんだで理解したらしい。

ネタバレ絶許を食らった僕とは違い、原作知識(笑)とは便利なモノだな…もはやかなり曖昧らしいが。

 

 

「とりあえずさ万丈目、また俺達を取り囲んで今度はなんの用だ?勧誘ならお断りだぜ」

 

「ホワイトサンダー!…フン、我々より先に光の洗礼を浴びたハズの枕田を迎えに来たのだがな…」

 

「どうやら十代様の熱いアレのせいで解除されてしまったみたいですわね。やはり愛の力は偉大ですわ」

 

「アレってなんすか?ジュンコの姉貴」

 

「なにされたドン?ジュンコの姉貴」

 

「……ご想像にお任せするわ…」

 

アレは激しく気になるが、つまり姉さんの状態異常の原因は…

 

 

「つまりジュンコを、なんかただのデレコにしたのはお前達のボスの仕業か!」 

 

「デレコってなんじゃい!あたしどんな感じだったの!?…いや、やっぱ言わないで怖いから」

 

 

あ、自覚は無かったのか?記憶はありそうだったが…

ただの世話焼きお姉ちゃん()で逆に怖かったのは黙っておこう。

 

 

「勘違いをするなよ?光の洗練とは、基本的にはただの「いてつくはどう」だ」

 

「どうゆうことだ、まるで意味がわからんぞ!」

 

「なんだ三沢…いたのか」

 

「影の薄さに磨きがかかってきましたわね、三沢様」

 

「ちゃんと呼んでくれてもこの仕打ちかチクショウ!!」

 

 

あいつ…なんかかわいそうな奴だな。

 

 

「つまりは人が普段被っている仮面を剥がし、本性を露にしそれを受け入れた上で光の結社に集うのだ!!」

 

「何っ!?つまりお前達の本性は、ただ二人でイチャこらしたかっただけのバカップルだというのか!!」

 

「「そうだ(ですわ)!!」」

 

「言い切りましたよこのバカ二人!!?」

 

 

なんだそれ、ある意味恐ろしいな。ん?つまり姉さんは…

 

 

「つまりジュンコはただのブラコン+俺のことが大好きってことでいいんだな!?」

 

「「そうだ(ですわ)!!」」

 

「ちゃうわー!あんたも人前で何を大声で口走っとんじゃいボケーッッッ!!」

 

 

「つまり…明日香さんは、アレが本性、と…」

 

 

「十代十代十代十代十代十代十代十代十代十代(ry」

 

 

「「……そうだ(ですわ)」」

 

 

「「「「「「「・・・・・・・・・・・」」」」」」」

 

 

 

「よ、予定が狂いましたが…十代様の持つ強大な力、超融合!」

 

「それを我らが盟主に捧げれば、この学園どころか世界を白く染め上げることも可能だろう…そいつを頂戴するぞ!」

 

 

白目剥いてる女子の事はいいのか!?よく見たら鎖付きブーメランならぬ鎖付き首輪で抑えられてるぞ…

しっかしバトル後に現れて、消耗したピ○チュウをかっさらいにくるロケッ○団みたいだな。懐かしいにもほどがある…なんて思ったが黙っておこう。

 

 

「へっ、この前俺に瞬殺されたのを忘れたか?また返り討ちにしてやるぜ」

 

「ククククク、強がるなよ?十代ィィ…」

 

「この光の結社製デュエル力測定器、通称デュカウターによれば…貴方様の決闘力はすー君…もといエド様とのデュエル前に比べて3割減。今なら二人がかりで潰せますわ!(多分)」

 

「クッ、エドがあまりにカッチョイイHEROを出すから釣られて調子に乗りすぎたか…」

 

 

ん?今なんか違和感あったぞ?

それよりクッ、じゃなくてな十代…今浜口女氏が顔に装着したアレ。あれどうみてもス○ウター…

 

 

「あんたっ、それカイバーマンがつけてたスカ○ターのパクりのじゃん!色々問題になるから返してらっしゃい!!」

 

「以前も登場したんですかアレ!?」

 

「えー、ジュンコさんお堅いですわー。それに光の結社製って言ったじゃないですかー」

 

「や・か・ま・し・い・わ!つーか消耗したところを狙ってかっさらうとか、発想がピカ○ュウを狙うロケ○ト団かっつーの!!」

 

 

いかん!脳内とはいえツッコミが被った、流石姉さん!!

 

 

「フ…流石は我が心友、【電光のツッコミ】のジュンコさん。復帰早々キレッキレですわね」

 

「その恥ずかしい二つ名まぁだ有効だったんかい!」

 

「大丈夫ッス!【ゲテモノ魔王】のセラ様よりは可愛い気があるッス!!」

 

「翔君…あとで体育館裏まで来てもらえます?(ニッコリ)」

 

「ヒィィィィ!僕が言い出したんじゃないのにぃぃぃ!!」

 

 

あいつそんな通り名あるのか…まぁ僕が戦った時もイロモノばかりだっだから不思議じゃないな。

メールで多少やりとりしたが「え?ベエルゼ可愛くないです?」は返事に困ったぞ…

 

 

『(何気にあのコと仲いいわよね、マスター…)』

 

あ、駄天使(D-Hero ダーク・エンジェル(笑)さん)。いたのか。てっきりD.D戦で成仏したものかと。

 

『(三沢クン以上の扱いの悪さ!)』

 

 

安心しろ、お前のことなど誰も知らないし覚えていまい。

 

『(この辛辣がクセになるぅ!)』

 

 

 

「ともかく、タイマンを仕掛けようってならまだしも数人がかりで十代を倒そうだなんて黙ってられないわね…つーか情けなくないのかあんたら!」

 

「ぐぬぬ…なんとでも言え!俺とて光の結社を救わねばならん!!」

 

「どこのブックス(ドルベ)よ!!もぅ…十代と闘りたきゃあたしが相手になるわ!勝ったら超融合でもなんでも持ってけぇ!!」

 

「俺のカードなんだけど!?まぁ…俺もさっきジュンコの大事なモン奪ったからいいか」

 

「ッッッ!?ばーか!ばーか!!ばーーーか!!!」

 

「姐さんが幼児退行を!」

 

 

十代…それ詳しく。場合によっては戦争だ。

しかしディスクを構える姉さんも素敵だ…じゃなくて絶対にうさ晴らししたいだけだあれは。

 

 

「いいだろう。ならば…」

 

「いいえダーリン。ジュンコさんが相手ならわたくしが参りますわ。光の結社の素晴らしさ、心友たるわたくしが教えて差し上げましょう」

 

「ハンッ、だ~れが悪徳宗教もどきなんかに入りますか!完膚無きまでに派手ぶっ飛ばしてあんたを正気に戻してあげるわ、モモ!!」

 

 

「「デュエルッッ!!」」

 

 

ジュンコ LP4000

 

ももえ LP4000

 

 

 

 

 

「先行はわたくしですか、残念…ドローッ」

 

 

先行を残念がるなんて珍しい…いったいどんなデッキなんだ?彼女のデータは駄天使リストにはほぼ無かったしな。

 

 

「まずはこの方ですわよね。おいでませ!《深海のディーヴァ》さんを召喚!」

 

『はぁ~い、おっ久~』

 

《深海のディーヴァ》☆2 ATK200

 

 

「げ、出た!」

 

 

あれは…シンクロ召喚普及と同時に登場したはいいがいきなり制限カードに指定された、強力なチューナーモンスターか。

ナチュラルに会話してる点は指摘しなくていいのか?

 

 

「モンスター効果発動!デッキからレベル3以下の海竜族モンスター…」

 

「だが断る。手札から《増殖するG(姑息な手)》を捨てて効果発動!特殊召喚する度に手札1枚ドローするわよ!!」

 

「何っ!枕田は極度のG嫌いではないのか!?」

 

「ばっか。つい最近までそこのプロ様のトレーナーも兼任してたあたしが、多少の好き嫌いで妥協するわけないでしょーが!あいつ何気に展開力高いし!(当然エフェクトはOFF)」

 

「エドぉ…その話詳しく聞きたいんだが…」

 

「ちょ、プロとしてシンクロやらエクシーズとやらに慣れたかっただけだ!せいぜい100戦くらいしかしてないぞ!!」

 

「ジュンコと100戦もしただぁ!?羨まけしからんぜ!!」

 

「どこに嫉妬してんのあんたは!あとで相手したげるから大人しく見てろっつーの!!」

 

「ちぇー、絶対だぜ?」

 

 

自然と二人になる状況を作るとは、やるな十代…絶対邪魔しよう。

 

『(どこに関心してるノン…)』

 

 

「むむ、ハンデスルートまで行きたかったのですが…とりあえず《海皇子ネプトアビス》をデッキから特殊召喚しますわ」

 

『はい、お久しぶりィ』

 

《海皇子ネプトアビス》☆1ATK800

 

 

「こっちは出来れば会いたくなかったわよ…とりあえず1枚ドロー!」

 

「ネプトさんの効果!デッキから龍騎隊を落として龍騎隊をサーチ、更に龍騎隊の効果でメガロさんをサーチですわ」

 

「モンスター召喚して何故手札増える」

 

「鬼ッス」

 

「えぐいドン」

 

 

なるほど、彼女は海皇と水精燐のデッキか。普及率の問題でまだあまり見かけないが、強力な展開が出来るのは把握している。

 

 

「そんくらいは承知の上よ。あんたがここから強力なモンスターを並べるためには、特殊召喚の連発が必須。このターンは大人しくしたら?」

 

「フフフ、光の結社の力をなめちゃ困りますわよジュンコさん…開け!わたくし達を導くサーキット!!」

 

「へっ?」

 

 

聞き覚えの無い口上と共に、浜口女氏の前に《ワーム・ホール》のような穴が…

 

 

「召喚条件は、水・魚・海竜族のモンスター2体!サーキット・コンバイン!!」

 

「はいっ?」

 

 

それに合わせるように2体のモンスターがホールに吸い込まれ、やがて光を放ち…

 

 

「リンク召喚!おいでませっ、リンク2!《水精燐―サラキアビス》!!」

 

『やあっ!』

 

 

《水精燐―サラキアビス》L2 ATK1600 左下/右下

 

 

「な、」

 

「な、」

 

「なんじゃぁそりゃああああああ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「あんた正気でしょ?」

 

 










ももえ「モモエモン」

吹雪「吹雪の」

モ&雪「「誰得おまけコ~ナ~」」

ジュンコ「どこの劇場番ど○えもんじゃー!!」

も「はい。ジュンコさんも復活したことだし、サクサクいきますわよ~」

吹「僕は復活してないけどね?あとリンク召喚出しちゃったことに対する姑息な言い訳したかっただけだからねコレ」

ジュ「うん。リンクは出さないとか言ってたわよね…」

も「でも展開抑制のつもりで新マスタールールっぽくしちゃいましたし?」

吹「OCGやってる人とかは?最近のカードがブイブイやってるとこも見たい可能性があるじゃないか?」

ジュ「知らんわ!(最近鳥少ないし)」

も「そんなわけでわたくし達転生組(笑)は本来リンク召喚のことを知らず」

吹「光の結社の崇高なる力(苦笑)って設定で登場させる感じになりましたとさ」

ジュ「どこのハノイ?!いいのそれで…」

も「まぁ、皆が皆はいはいトロイメアトロイメア。なーんてことは嫌ですし…デッキに合うものを1~2枚ずつ出していくくらいの予定らしいですわ」

吹「本来GXだしね?駄作者的には融合儀式アドバンスでいっぱいいっぱいだからね?」

ジュ「あたしとモモ全否定じゃねーか!どーりでBFに儀式ぶっこんでくるわけだよ!!」

も「海皇に融合もぶっこまれてましたわ、わたくし的には構いませんが…」

吹「そんなわけで次回があれば、また見てねっ!」

ジュ「ぐだぐだする前に強引に〆やがった!?…ま、いいか。」



▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。