前回のあらすじぃ・・・・
黒幕翔君説。
「フハハハハハハハッッ!!」
「どうゆう・・・・ことだ」
エドックス(岩征龍ではない)は混乱していた・・・・いや、彼の変貌ぶりを見て混乱しないものがいるだろうか。
あの生真面目で相手を尊重する男が、高笑いをしながらこちらを見ている・・・・いや、目は笑っていない、なんだあの目は。
まるで、長年追い続けた敵を前にするような目だ。
『あ~、「父さんの敵」話してる時のマスターと大体同じ目ですワ』
駄天使の話は無視する。
それに僕は仮に敵を前にしても・・・・高笑いもしないし黒装束も纏わないしわざわざ若○ボイスに入場コールを頼まない。
「ククク・・・・貴様と戦える日を待ちわびていたぞ、エド・フェニックスゥ・・・・」
「そ、それは幸栄だな、カイザー亮。僕も貴方とは戦ってみたいと思っていた・・・・だが、その服装や口調はどうしたんだ?」
「黙れ、イメチェンだ」
「どんなイメチェンだ!?」
「そんな事はどうでもいい、俺はこの日まで自分を押さえるのに疲れたんだ・・・・デュエルだ!俺とデュエルしろおぉぉぉぉぉぉっ!!」
「えぇ・・・・」
どうやら話が通じる状態ではないらしい
「まるで意味がわからんが、こうなったらデュエルで語るしかないようだね」
「そうだ、それでいい・・・・貴様のせいで味わった怒り・・・・悲しみ・・・・痛み・・・・恐怖!その他もろもろ含め全てをぶつけてやる・・・・デュエル開始の宣言をしろ!○ルバトォォォォス!!」
『デュエル開始ィィィィィィィィ!!』←○本ボイス
「あんたがやるのかいっ!?」
『司会の私とか会場の反応とかガン無視してデュエルに入ったーっ!?』
「「デュエルッッ!!」」
亮 LP4000
エド LP4000
「ふーっ、出鼻を挫いて悪いが先行は僕だ!ドロー!・・・・
『ハアアッ!(野太い声)』
《E・HERO フェニックスガイ》☆6 ATK2100
『おおっと~!エド・フェニックスの本来デッキとはもしや!先日病の床から復活したばかりの元世界チャンピオン、響紅葉と同じ「E・HERO」デッキだーっ!!』
「フン、響紅葉など僕には関係ない・・・カードを2枚セットしターンエンド!」
エド H1 LP4000
《E・HEROフェニックスガイ》☆6 ATK2100
セットカード
セットカード
この時アカデミアでは、十代君が見たことないHEROに目を輝かせてたりHEROの融合パターンうんぬんにミサなんとか君がうんちくを垂れてたりするが、まぁ些細な事だね!
「フフフフフ・・・・ハハハハハハハハハハッッ!!」
「な、なんだい?その反応は」
「貴様もHEROか・・・・貴様もHEROか!俺の障害なる男は皆HEROを使う・・・・面白い、貴様のHEROがどれ程の者かっ!この俺にっ!感じさせてみろぉーっ!!!」
「あ、はい・・・・」
同じHERO使いの十代君が亮の恋敵とは知るよしもなく、更に火に油を注いだ結果となったのだが・・・・それはさておき
「お、れ、の、タァァァァァン!!まずは《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!!」
『ギャオオゥ!』
《サイバー・ドラゴン》☆5 ATK2100
「続けて!《
《銀河戦士》☆5 DEF0
亮の説明が雑なのでこの僕、ナレーターBが説明しよう!このモンスターは手札の光属性一体をコストに守備表示で特殊召喚でき、デッキから「ギャラクシー」と名のついt「俺はぁ!銀河戦士とサイバー・ドラゴンでオーバーレィィィッ!現れろ超☆新☆星!《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!!」
《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》★5 ATK2100
まだ説明の最中なのにっ!?亮ったらせっかちさんだねぇ・・・・。
『おっとここでー!丸藤亮、過去の試合にはみせたことの無いエクシーズモンスターを繰りd
「サイバー・ドラゴン・ノヴァのモンスター効果発動!オーバーレイユニットを一つ喰らい、墓地のサイバー・ドラゴンを特殊召喚する!!」
《サイバー・ドラゴン》☆5 ATK2100
『て、展開が速いわよ!ちゃんと司会させなさいよーっ!!』
『いいぞぉヘェェルカイザァ~、もっとだぁ・・・・もっと己を曝け出せぇぇ!!』
もはや実況が煽るレベル、タイタン氏を実況にチョイスした運営は何を考えていたのやら・・・・ま、いっか。
「まだだぁ!サイバー・ドラゴン・ノヴァ一体でオーバーレイ!超新星よ、我が無限の渇望を充たす為の糧となれ!サイバネティック・エクシーズ・チェンジ!・・・・貴様を否定する《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》!!」
『ギシャアアアアッ!』
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》★6 ATK2100
「馬鹿な、自力で進化するモンスター・エクシーズだと!?」
「ククク・・・・このモンスターはサイバー・ドラゴン・ノヴァを素材に、直接エクシーズ召喚が可能なのだ・・・・そしてこのモンスターの攻撃力はオーバーレイユニットひとつにつき200ポイントアップする」
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》ATK2100➡2500
攻撃力2500、これだけなら対した驚異ではないが・・・・以前の《魔王龍ベエルゼ》みたいな例もある、攻撃力だけで判断するのは危険だろう。
とかなんかエド君は考えていた、大体察しの通りだがね!
「サイバー・ドラゴン・インフィニティの効果を発動!相手モンスター1体を、自身のオーバーレイユニットとして吸収する!その伊達男は頂いて行くぞ!!」
『破壊でも除外でもない除去能力!?』
『これでエェドのフィールドはがら空きになり、ヘルカァイザァのモンスター達の総攻撃力は4000オーバー・・・・早くも決着かぁ?』
「そうはいくか!リバースオープン!永続
「甘いわ!インフィニティの更なる能力、1ターンに一度あらゆる魔法・罠・モンスター効果を無効にして破壊できる!当然デモンズ・チェーンを無効!!」
「それはどうかな?セカンドリバース、オープン!速攻魔法《禁じられた聖杯》!インフィニティのモンスターエフェクトをエンドフェイズまで無効にし、攻撃力を400あげる!結果攻撃力2500になるけどね」
『な、なんと二重の構え!エド・フェニックス、モンスター効果に対し徹底して対策を立てていたーっ!!』
シンクロ・エクシーズにより、強力なモンスター効果が台頭してきた昨今・・・・彼はそれらに屈しないようなデッキ構築をしているようだ。
うーん、自分も素直に使えば良いのに・・・・気持ちはわかるんだけどね。
「やるな、どうやら一筋縄ではいかないようだ・・・・ならその少ない手札に圧力をかけてやろう、《幽鬼うさぎ》を召喚!」
『えっ?ボク召喚されちゃうの!?手札に握っとくもんじゃないの!?』
《幽鬼うさぎ》☆3 ATK0
精霊持ち!?・・・・いや、彼女(?)の声が聞こえている様子はない。
当然である、なにを隠そうこのぼk・・・・もとい、彼の友から借りうけた姑息うさぎなのだから。
そんな事は知るよしも無いエド君は当然困惑した、こいつ・・・・もしやあのセラとかゆう少女(!?)の仲間か?と。
「レベル5のサイバー・ドラゴンにレベル3のうさぎをチューニング。駆け巡れ、電脳の使徒。《
《PSYフレームロードΩ》☆8 ATK2800
『エクシーズの次はシンクロ召喚!?カイザー・・・・いや、ヘルカイザー亮!これまでの試合で見せなかった戦術を惜しみなく披露しています!!』
ちなみに新章突入にあたり、OCG次元よろしく新マスタールールに変更しようかとか駄作者が悩んでたけど・・・・しばらくマスタールール2のままで行くそうだよ、よろしくね!
「バトルだ!PSYフレームロードΩでフェニックスガイを攻撃!」
「ふん・・・・フェニックスガイは戦闘では破壊されない、大した被害はないね」
エド LP4000➡3300
「大した自信だ。だがいつまで持つかな?俺はカードを1枚セットしてターンを終了する」
「エンドフェイズに禁じられた聖杯のエフェクトが終了する」
亮 H2 LP4000
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》(攻2500➡2300)
《PSYフレームロードΩ》(攻)
セットカード
「全く、残念だな・・・・カイザー亮。貴方はかなりの腕前な融合の使い手と伺っていた、割りと今日の試合を楽しみにしていたんだが・・・・」
「ククク・・・・いつまでも同じ戦術だけでは前には進めん、彼女やあいつに追い付くには変わらねばならぬと悟っただけだ・・・・」
いや、うん・・・・最初に漆黒の翼翻しやがったの、ジュンコ君だしね?さらにそれを煽ったのはモモエモンだからね?・・・・僕は悪くねぇ!
「よくわからないが、またナレーションが鬱陶しいので僕の視点で行くぞ!僕のターン、ドロー!!」
え~、NEXT1羽に引き続きまたリストラかい?しょうがないなぁ・・・・間に1ゲイル挟んで視点変更とするかな。
《クルック~》←1ゲイル。
「よし、まずは《強欲な壷》を発動。カードを2枚ドロー!続いて《
「ならばこのタイミングでPSYフレームロードΩのモンスター効果発動!このカード自身と相手の手札1枚をランダムに選び、次の俺のスタンバイフェイズまで除外する!俺から見て右端のカードだ!」
「ッ!?ハンデスエフェクトか!融合が除外された・・・・」
『これはピンポイント!カイザー、いや、ヘルカイザー亮!融合回収からのラッシュを未然に防ぎましたーっ!!』
4分の1を見事打ち抜いてくるとはな。PSYフレームロードΩ、放っておいては厄介だ。早々に処理しなければ・・・・
「僕はエアーマンを召喚」
《E・HERO エアーマン》☆4 ATK1800
「モンスターエフェクト発動する。エアーマン以外の「HERO」モンスターの数だけフィールドの魔法・罠カードを破壊。狙うのは貴方のリバースカードだ!」
「チッ、《
ヴ、虚無空間・・・・最近出たはいいが永続罠による特殊召喚封じが鬼畜すぎて早々に規制されたカードだったな・・・・もし先行をとられていたら、サイバー・ドラゴン・インフィニティに破壊を無効にされ、さらには融合召喚すらさせてもらえなかったのか・・・・なんて殺意に満ちたデッキだ
「バトル!フェニックスガイでサイバー・ドラゴン・インフィニティを攻撃!!」
「クッ、攻撃力は互角だが・・・・」
「お察しの通り、フェニックスガイは戦闘では破壊されない!虚構の無限を打ち砕け!〈フェニックス・シュート〉!!」
自慢の効果を誇るシンクロ・エクシーズモンスター達を能力で劣る融合モンスター達で打ち破る・・・・これが最高に気分がいい。
「続けてエアーマンでダイレクトアタックだ!」
「ぐおおおおおっ!?」
亮LP4000➡2200
「メインフェイズ2に以降し、カードを1枚セット。僕はこれでターンエンドだ」
エドH1 LP3300
《E・HERO フェニックスガイ》(攻)
《E・HERO エアーマン》
セットカード
「そうこなくては、俺のタァァ↑ン!!このスタンバイフェイズに、除外されていたΩと貴様の融合が帰還する!《強欲な壷》による2ドローッッ!・・・・生憎、光属性は引けなかったが、手札の《サイバー・ダーク・クロー》および《サイバー・ダーク・カノン》の効果を発動ぉ!!」
なんだ?サイバー・ダークにあんなモンスターがいたのか!?
「ククク・・・・カノンの効果によりデッキの「サイバー・ダーク」モンスター、クローの効果により「サイバー・ダーク」魔法カードをそれぞれ手札に加える・・・・俺は《サイバー・ダーク・キール》と《サイバー・ダーク・インフェルノ》を手札に加え、フィールド魔法《サイバー・ダーク・インフェルノ》を発動!!」
『おーっとぉ!ヘルカイザー亮が発動したフィールドにより、会場が暗色の炎に包まれたーっ!!』
『ふぅん、実に私ごぉのぉみのフィールドだぁ・・・・』
「随分と派手な演出のフィールド魔法だ、それで?次は何を魅せてくれるんだい」
「そうあせるな・・・・《サイバー・ダーク・キール》を召喚!!召喚時に墓地のドラゴン族であるサイバー・ダーク・クローを装備!」
『ギシャーッ!』
《サイバー・ダーク・キール》☆4 ATK800➡2400
黒蛇のようなモンスターが出現し、ドラゴン族を自らに接続して力を増す。「サイバー・ダーク」の基本戦術だな。
『レベル4のモンスターで攻撃力2400!?こいつは強力ですね!』
「バトル!サイバー・ダーク・キールでエアーマンを攻撃、そしてこの攻撃宣言時に装備されたクローの効果を発動。エクストラデッキからモンスターを墓地に送ることができる・・・・《
「クッ・・・・」
エドLP3300➡2700
「更にモンスターを破壊した際、キールは300ポイントの追加ダメージを与える!!」
エドLP2700➡2400
「小癪な真似を・・・・」
「続けてPSYフレームロードΩでフェニックスガイを攻撃!!」
「おっと!そいつにまた飛ばれては面倒なんでね・・・・罠発動《次元幽閉》!攻撃してきたモンスター1体を除外する!」
これでハンデスの脅威からは逃れられる・・・・そんなに異次元が好きなら、2度と帰ってくるな!
「フン、まぁいい。こいつは十分に仕事をした・・・・リバースカードを1枚セットしターンエンドだ」
亮 H1 LP2200
《サイバー・ダーク・インフェルノ》(F)
《サイバー・ダーク・キール》
+《サイバー・ダーク・カノン》
セットカード
『このターンの攻防でライフはほぼ互角!これは勝敗が全く読めません!!』
『互角だなんてこの実況の目は節穴ネン、勝つのはマスターに決まってるのニィ』
いや、喋るなと言っただろうが駄天使。今一瞬解説がオネェになったのかと錯覚したぞ?
「僕のターン、ドロー!《天使の施し》発動、3枚ドローし・・・・2枚を捨てる。そして魔法カード《融合》を発動!フィールドのフェニックスガイと手札の《ネフティスの鳳凰神》で融合!不死鳥の炎を纏いて昇華せよ!カモン!ノヴァマスター!!」
『トアアアッ!!』
《E・HERO ノヴァマスター》☆8 ATK2600
ノヴァマスター・・・・以前偶然入手したものだが、炎属性全般を融合素材にできるのは便利だ。このように「あの人」の片見が手札にきても、腐る機会が減るからな。
『腐らせるくらいなら諦めてデッキからぬけb.....
絶対抜かん、抜くくらいならお前を破る。
『流石に酷っ!?』
「ノヴァマスター・・・・「彼女」に貰ったと、いつも誇らしげに繰り出していたな・・・・」
「?なんの話かは知らないが・・・・《ミラクル・フュージョン》発動!墓地のフェニックスガイと天使の施しで捨てたスパークマンを除外融合!カモン!シャイニング・フェニックスガイ!」
『ハアアアッ!!』
「シャイニングフェニックスガイの攻撃力は、セメタリーの「E・HERO」の数×300ポイントアップする!」
《E・HERO シャイニング・フェニックスガイ》☆8 ATK2500➡3400
「バトルフェイズ!シャイニング・フェニックスガイでサイバー・ダーク・キールにアタック!〈シャイニング・フィニッシュ〉!!」
「「サイバー・ダーク」モンスターは、装備されたドラゴン族を身代りに破壊を免れる!」
ドラゴンを露骨に盾として、「サイバー・ダーク」本体は隠れる。見ていてあまり気分がいいものではないが・・・・
「だがダメージは受けてもらう!」
「ぐおおおおおっ!?」
亮LP2200➡1200
「装備されたサイバー・ダーク・クローが破壊された場合、墓地のサイバー・ダークモンスターであるカノンを手札に加える!」
「だが君のライフもこれで尽きる!ノヴァマスターでサイバー・ダーク・キールを攻撃だ!」
先程リバースカードを発動する気配は無かった・・・・勝ったか!?
「そうはいかん、罠カード《※パワー・ウォール》を発動。デッキの上から16枚のカードを捨て、戦闘ダメージ1600を打ち消す」
そういいながら彼はデッキからカードを引き抜いて、自分の前にばら蒔いた。それらがバリアになったかのように攻撃のエフェクトは消滅した・・・・
『な、なんとヘルカイザー。自分のカードをゴミグズのように盾とし敗北を免れました!しかしこれはあまりにも・・・・』
「き、貴様・・・・カードをなんだと思っているんだ!それでもデュエリストか!!?」
「ククク・・・・強いて言うなれば、今の俺はリベンジャー、復讐者だ。貴様に奪われたものを取り戻す為なら、手段など問わん!」
「僕が、奪った・・・・?いったいなんの話だ!!」
「今の貴様に言っても無意味な事だ・・・・ほぅら、ノヴァマスターが戦闘でモンスターを破壊しただろう?」
「・・・・ノヴァマスターのエフェクトでカードを1枚ドローする。これをセットしてターンエンドだ」
エド H0 LP2500
《E・HERO ノヴァマスター》(攻)
《E・HERO シャイニング・フェニックスガイ》(攻3400)
セットカード
「俺のターン!サイバー・ダーク・カノンを捨て、デッキからサイバー・ダーク・エッジを手札に加える。こちらも《天使の施し》だ、カードを3枚ドローし、2枚を捨てる。そして魔法カード・・・・《サイバー・ダーク・インパクト!》」
「ッッ!?」
「俺の墓地にあるサイバー・ダーク・エッジ、キール、そしてホーンをデッキに戻し・・・・《※鎧黒竜サイバー・ダーク・ドラゴン》を融合召喚する!!」
『ギャオオオオオッ!!』
《鎧黒竜サイバー・ダーク・ドラゴン》☆8 ATK1000
『凄まじい覇気だぁ・・・・あれが「サイバー・ダーク」の切り札だろぅ』
『しかし攻撃力はたったの1000、いったいどんな効果が隠されているのでしょうか!』
「サイバー・ダーク・ドラゴンも融合召喚時、墓地のドラゴン族を装備し、その攻撃力を加算する・・・・レベル制限は無い。《F・G・D》を眠りから引きずり出す!更に墓地のカード1枚につき攻撃力が100ポイントアップする!よって・・・・」
《鎧黒竜サイバー・ダーク・ドラゴン》 ATK1000➡6000➡8600
「攻撃力・・・・8600だと!?」
「これで終わりだ!全世界に無様な姿を晒すがいい!!〈フル・ダークネス・バーストォォォ〉!!」
ノヴァマスターに向かい凄まじい衝撃波が迫ってくる・・・・だが、そんな単調な攻撃が通るか!
「リバースカード、オープン!」
「無駄だ!サイバー・ダーク・インフェルノの影響下でカードを装備している「サイバー・ダーク」は、効果の対象にならず、効果では破壊されない!!」
「このカードは君のモンスターを対象とするものじゃない。罠カード《ガード・ブロック》!戦闘ダメージを0にし、カードを1枚ドローする!」
すまないな、ノヴァマスター・・・・しかし危なかった、仮にまた《次元幽閉》のようなカードだったならあのバ火力をモロに食らって、吹き飛んでいただろう。
「姑息な延命カードを・・・・まぁいい、簡単に終わってしまっては俺の気が晴れん。カードを2枚セットし、ターンを終了する」
亮 H0 LP1200
《サイバー・ダーク・インフェルノ》(F)
《鎧黒竜サイバー・ダーク・ドラゴン》(攻8700)
セットカード
セットカード
『あ、圧倒的!超耐性を持つ攻撃力9000弱のモンスターを前に、エド・フェニックス防戦一方です!これはもはや成す術無しかーっ!?』
「僕のターン・・・・魔法カード《アドバンス・ドロー》。シャイニング・フェニックスガイを生贄に、2枚ドローする。更に《HEROの遺産》を発動。墓地のノヴァマスターとシャイニング・フェニックスガイを融合デッキに戻し、3枚ドロー」
「なんだ。折角の壁要員を自ら処理してしまって良いのかぁ?」
・・・・やれやれ、彼相手に使う予定は無かったのだがな・・・・だが、ここまでコケにされて黙ってやられる気も毛頭ない!
「僕は・・・・フィールド魔法《幽獄の時計塔》を発動!」
「な、なんだ!?」
かの「ビックベン」を思わせるかのような時計塔が、その町が、サイバー・ダーク・インフェルノの世界を鎮火して現れる。
「モンスターを通常召喚・・・・カモン!《
『ハアーッ!』
《D-HERO デビルガイ》☆ 3 ATK600
「「D-HERO」・・・・?」
「待たせたね、ヘルカイザー亮・・・・本当の「HERO」の力をお見せしよう!!」
続く。
思ったより文量がかさんだので前後に分けます。
ナレーターBが鬱陶しく感じたらおっしゃって下さい、リストラします。