「偽骸神龍
『グギャオオオオゥゥ!!』
「なんなんだよ、こいつは・・・・」
「フフフ。このモンスターの攻撃力は0だが、戦闘で発生するダメージは全て、相手プレイヤーが受けることになる・・・・先程のように迂闊に攻撃はしないことだ」
「またダメージの反射、これじゃ十代は手がだせないんだな!」
「けど、もう1体のモンスターも攻撃表示のまま。その攻撃力はたった800!そちらを狙えば・・・・」
「好きにするがいいさ、私は手札から魔法カード《強欲で貪欲な壺》を発動。デッキトップを10枚除外し、カードを2枚ドローする!!ターン終了だ」
レイヴン H6 LP6000
《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》
《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH dragon》
「また手札が初期枚数、ライフも6000・・・・あれだけ好き勝手やっているのに万全の状態を保つなんて」
ふっ、フフフフフフッ!アッハッハッハッハッ!!
・・・・やばい、やり過ぎたかも。
アセンブリーだけで終らせとけばいいものを調子乗って《No.92》!!(ドヤァ)とかしちゃったよ必要なかったわよね?!
あーもー十代これ勝てんのかなー、デュエルは一応手加減情け一切無用のバリバリ全力投球でやってんだけど、十代に勝ってもらわないとあたしの努力が無駄に・・・・
はい?お前正気じゃんって?
ったりめーだこらー、誰がすき好んで闇堕ちなんかするかよあたし一応この小説の主人公ですからね?!
じゃあなんでこんな事してるかって?うーん・・・・話すと長いんで回想はいるわね。
《クルック~》
回☆想!これは34羽のラスト辺りまで遡る!!
「具現せよ神聖なる光の翼!!《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》!!」
『グオオオオオッ!!』
アムナエル
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》
《アルティマヤ・ツォルキン》
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
《メタルフォーゼ・ゴルドライバー》(
《メタルフォーゼ・スティエレン》(PS8)
セットカード
セットカード
セットカード
「ど、どうしろってゆうのよ、こんなの・・・・」
先行クリスタルとインフィニティってなんだよ!メタルフォーゼなんか聞いてねーよ!錬金繋りだからって使用デッキ可笑しすぎだろガチすぎるんじゃー!!
「フフフ、私はこれでターンエンドだ。さぁ、君は力をみせてくれたまえ!!」
ち、力をみせろいわれても、封殺されてたらなにも出来ないじゃないですかヤダー。姑息な壊獣でも入れとくんだった・・・・えーい!もうやけだなんとでもなれー!!
「あたしのターン、ドッロォォォォ!!・・・・あっ、勝ったんじゃね?」
「・・・・えっ?」
クリスタル出したときに伏せたカード次第だけどね、どーせこのままじゃ負けだし・・・・出し惜しみは一切無しよ!!
「手札から、魔法カード《月の書》を発動!対象はもちろん、サイバー・ドラゴン・インフィニティ!」
「クッ、インフィニティのモンスター効果!ORUをひとつ使い、カード効果の効果を無効にし破壊!」
「知ってる。けどこれであたしを阻むのはクリスタルウィングのみ!あたしの[
説明しよう!ジュンコ殿がキレ気味の場合・・・・《黒い旋風》が大体2枚以上来るのだ!!
「おいこらナレーション混ざんな混乱する。おいで!《BF-精鋭のゼピュロス》!!」
『トォウ!』
「・・・・召喚時にはなーんも無いようね、だったら好き勝手やるわよ!黒い旋風の効果でゲイルとグラディウスを手札へ!そしてフィールドにゼピュロスがいるから《BF-黒槍のブラスト》を特殊召喚!」
『シャーッ!』
「レベル4のゼピュロスとブラストでオーバーレイッ!漆黒の闇より、愚鈍なる力へ抗いし反逆の牙!エクシーズ召喚!《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》!!」
『グガァァァァァッ!!』
《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》★4/闇/ドラゴン/2500/2000
「効果発動!ORUを2つ使い、クリスタルウィングの攻撃力を半分奪って自分の力に替える!〈トリーズン・ディスチャージ〉!!」
「甘い!クリスタルウィングの能力を知らんようだな・・・・相手モンスター効果の発動、効果を無効にし破壊!破壊したモンスターの攻撃力をクリスタルウィングは得る!!」
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》攻3000➡5500
知らないわけがない。シンクロモンスターの中ではトップクラスの能力を誇る、もはや代表的なモンスターとも呼べるドラゴンだもの・・・・ごめんね、囮のような使い方して
「ふふっ、これで妨害効果は使いきったわね・・・・ゼピュロスの効果発動!旋風を1枚手札に戻して墓地より特殊召喚!400ダメージを受けるけどどうでもいい!」
『フンッ』
ジュンコ LP4000➡3600
「[BF]が1体だけいるんでグラディウス!そしてゲイルも特殊召喚!ゲイルの効果でインフィニティの攻撃力を半分にする!からのこの2体でチューニング!レベル6、《BF-星影のノートゥング》!!アンタとインフィニティに800ダメージ!!」
「グッ!?まさかあの2体の能力を掻い潜るとは・・・・」
アムナエルLP4000➡3200
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》攻2500(ORU2)➡1250➡450
「戻した旋風張り直し、ノートゥングの能力によりブリザード召喚!旋風効果でオロシとハルマッタンを持ってきて、ブリザードの力でゲイル復活!またインフィニティの攻撃力を半分にしたげるわ!」
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》攻450➡225
「ハルマッタン特殊召喚!その効果によりゲイルのレベル分レベルを上げて5にして、ブリザードをチューニング!漆黒の翼翻し、雷鳴と供に走れ!電光の斬撃ィ!!来なさいエース!《
『うおおおお!久しぶり過ぎる出番!!』
《A BF-驟雨のライキリ》星7/攻2600/五月蠅い
「オロシを特殊召喚して、ライキリの効果発動よ!あたしのフィールドにはライキリ以外にゼピュロス、ノートゥング、ブリザード、オロシの4体の[BF]がいる!よってアンタの目障りな2枚のペンデュラムカードとクリスタルウィング、そして最後に伏せたカードをぶった切る!〈驟雨電神剣〉!!」
『ついに技名まで雑にされたでござ・・・・でやぁぁぁぁ!!』
「ばッ、ばかな!?私のあの万全の布陣がこうもあっさりと・・・・」
伏せカードは《くず鉄のかかし》だったか、タクシーと相性はいいけど今欲しいカードじゃなかったわね残念でした~。
「ガンガン行くわよ!レベル4のゼピュロスにレベル3のゲイルを、レベル6のノートゥングにレベル1のオロシをチューニング!!漆黒の翼濡らし、そぼ振る雨に響け雷鳴の一撃!!漆黒の翼率い、我が友たちの導となれ!!連続シンクロ召喚!降り注げ、《A BF-涙雨のチドリ》!もひとつ!《BF
『待たせたな姐さん!』
『んもぅ、乙女の恋路を邪魔する奴は成敗よっ』
《A BF-涙雨のチドリ》星7/攻2600/脳筋
《BFT-漆黒のホークジョー》星7/攻2600/おネェ
「チドリの攻撃力は、墓地に存在する[BF]の数×300上昇する・・・・現在8体だから攻撃力2400アップ!」
「ちょっ・・・・攻撃力5000だとぉ!!」
「メタルフォーゼなんとかって罠あった気がするけど知らんわ!バトルよ!チドリでサイバー・ドラゴン・インフィニティを攻撃ィ!雷鳴の一撃、〈ライトニング・スラッシュ〉!!」
攻撃力の差は歴然・・・・勝った!
「ワーッッ!?ちょっと・・・・ちょっと待つのニャー!!」
『ああん?』
「んだこら今更命乞いですかコノヤロー。ボスキャラの風上にもおけないわね」
「ち、違うのニャ!私です私!大徳寺だニャー!!」
そういって誘拐犯が仮面を外すと確かに・・・・いつのまにか行方不明になってたオシリスレッドの元寮長の大徳寺先生だった・・・・思い出した、アムナエルって先生だったのよねなんで忘れてたんだろ・・・・がっ!
「オロシの墓地効果でこっそり攻撃表示にしてたツォルキンにライキリで攻撃!!」
『チェストォォ!!』
「ぐわああああああっ!?」
アムナエルLP4000➡1400
タクシー撃☆破!う~ん、ライキリ今輝いてるわよ~口にはしないけど
「こ・・・・ここは動揺して攻撃をやめるなり私の話を聴くなりするとこじゃないですかニャ・・・・」
「はっ?人の恋路(?!)を邪魔しといて実は先生でした~、程度で手加減してくれるとでも思ったんですか馬鹿なの?制圧クソゲーガチデッキ使いやがって盤面崩されたらはい投了ってそれでもアンタデュエリスト?・・・・つーかあたしアンタとほぼほぼ接点ないし、
『姐さん容赦ねー・・・・』
「だ、だからちょっと待ってくださいニャ、こっちにも事情とゆうものが・・・・」
「問・答・無・用。はいチドリとどめー・・・・」
「クッ、ならば・・・・これを十代に見せると言ったら?!」
あたしが話に応じないとみるや懐からなにやら紙切れを取り出して・・・・
「わー!!!?ちょっ、それ・・・・十代ブロマイドじゃん!なんでアンタが持ってんのよ!!」
※説明しよう!ジュンコ殿は遊城十代のあんな姿やこんな姿を隠し撮りしたブロマイドを大量に所持しているのだ!もちろん本人には内緒だぞ!(撮影・丸藤 翔)
『ライキリ、急にナレーション入るのやめなさいよ』
「フフフフフ、こんなモノを沢山集めていけないコだ・・・・私を始末するのは勝手だが、私が消えたらこれの一部が十代の元に届く手筈になっている・・・・君の物とゆう証明付きでな!流石にそれは困るだろう!?」
「こっ、こっ、こっ・・・・姑息な手を・・・・」
そんなわけで下手に逆らえなくなったあたしは大徳寺先生の話を聴くことに。
まぁ細かい事情は原作を見ろって感じですが・・・・そこから十代の成長の為にあたしに目を着けたらしく、あたしが敵の手に落ちたとなれば十代の力がより本気で引き出せるやもしれないから、闇のデュエルで倒して洗脳して手駒にしようとしてたらしい、洗脳っておいこら・・・・んで、写真を楯に結局逆らえなくて協力する羽目になって今に至ります、回想終わり!
いや~大変だったねみんなの目を誤魔化すの、つーか鍵の守護者全員あたしに倒させるってなんなん?いじめ?あたしとのデュエルに力使いすぎたせいらしいけど.....んじゃー究極神とか使うなよ馬鹿なの?!
まったく、モモと
《クリクリッ》
「俺のターン・・・・ドロー!」
「いかに攻撃を反射する能力を持っていても、傍には攻撃力800のモンスターが棒立ち!」
「付せカードもない、あれに攻撃を集中させれば勝機はあるッスよね・・・・セラさん!」
「なんでわたしに聞くんですか・・・・正直そんな事を見逃すとは思えませんね、学園最強と謳われた貴方のお兄さんや天上院吹雪すらも倒した相手なのですよ?」
「うっ、確かに・・・・」
セラちゃん先輩、口調が段々素になってきてる・・・・てかその冷たい目線やめて。解ってるから、やってるこっちも滅茶苦茶恥ずかしいんだからそのまま気付かないフリしててよ・・・・言っとくけど、アンタのプラナも似たようなもんだったからね?
「《E・HERO エアーマン》を召喚!効果を発動しネクロダークマンを手札へ!手札より《
「愚かな・・・・手札より《D.D.クロウ》の効果発動!このカードを捨てる事で、シャドーミストのカードを除外する!!・・・・これで融合も回収出来まい、残念だったな!」
「しまった、あのモンスターに気取られてすっかり忘れてたぜ・・・・だったら手札の《融合》を発動!スパークマンとネクロダークマンを融合し、来い!ネクロイドシャーマン!!」
『イヨォッ!!』
《E・HERO ネクロイドシャーマン》星6/闇/戦士/攻1900/守1800
って最初から持っとるんかい!紛らわしいことすんなや!!って言いたい、すっごく言いたい・・・・
「ネクロイドシャーマンのモンスター効果!特殊召喚時に相手モンスター1体を破壊し、相手の墓地のモンスター1体を特殊召喚する!」
「ふぅん、面白い効果だ。けど、アセンブリー・ナイチンゲールは破壊耐性を加えることができるが?」
「わからってらぁ!破壊対象はその馬鹿デカイ龍、 Heart-eartH dragonだ!」
『グギャアアアアッ!』
でかいから断末魔も派手ねー・・・・
「そして墓地のモンスター、サファイア・スワローを特殊召喚してもらうぜ!!」
『むぅぅ・・・・』
《
「やった!」
「これで反射ダメージを気にせず攻撃できるんだな!」
「ククク、一見正しいように見えるその行動・・・・だがそれは、大いなる間違い!蘇れっ!Heart-eartH dragon!!」
『グガアアアアアッ!!』
《No.92偽骸神龍 Heart-eartH dragon》攻0➡10000
「ふ、復活しただとぉ!?」
「しかも攻撃力が一万!どうなってんスかぁ!!」
「ハハハハハハハ!!このモンスターがORUを持ったまま破壊された場合、自らを復活し除外されている私のカード1枚につき1000ポイントの攻撃力を得るのだ。残念だったなぁ?」
「《強欲で貪欲な壺》はその為に使ったのですね、どうりで発動タイミングがおかしいわけですよ・・・・(姐さん、口調が安定してないです)」
「くっそ・・・・だったらバトルだ!ノヴァマスターでアセンブリー・ナイチンゲールを攻撃!〈ブレイジング・ノヴァ〉!!」
「無駄な事を!アセンブリー・ナイチンゲールの効果を再び発動!ORUを消費し[LL]を戦闘・効果破壊から守る!この効果は戦闘ダメージをも無効にする!!」
《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》攻800➡600(ORU3)
「まじかよ、これじゃ手が出せねぇ・・・・カードを1枚伏せてターンエンドだ!」
十代 H1 LP1000
《E・HERO ノヴァマスター》(攻)
《E・HERO エアーマン》(攻)
《E・HERO ネクロイドシャーマン》(攻)
セットカード
「それで終りか?つまらんなぁ・・・・私のタァーン!バトルだ!ハートアースでノヴァマスターを殲滅する!魂ごと消し飛ぶがいい、ハート・ブレイク・キャノン!!」
「(姐さん、ノリノリ過ぎです・・・・)」
「と、
まぁ、攻撃力10000を前に棒立ちなんてするからには和睦くらいあるわよね。
さてどうしよっかな、まだ2体とも健在なのにこれ以上布陣築いてもねぇ・・・・大徳寺あのやろー教諭はできるだけ十代を追い詰めて成長させて欲しいつってたな、引いちゃったしやれる事はやりますか気は乗らないけど・・・・
「嘘ですよね?ノリノリですよね?!」
「いきなりどうしたんっすか!?」
「《死者転生》を発動。手札のカード1枚を捨て、墓地の《金華猫》を手札に戻し召喚。再び《
『キュオオオオッ!』
《RR-サテライト・キャノン・ファルコン》★8 守2000
「またあの効果で出したってことは・・・・」
「《
『ピュオオオオオッ!!』
《RR-アルティメット・ファルコン》★10/闇/鳥獣/攻3500/守2000
「あ、アルティメット・ファルコン!?そんな奴俺は知らねぇぞ!!」
「攻撃力3500!10000の隣じゃちょっと霞むけど・・・・充分ヤバいッス!!」
いや~、あたし的に[RR]でラストリアルティメットするの好きじゃないのよねぇ。相続続かないし能筋には弱いし突破されたら建て直し辛いもの、ある程度布陣固めてからしか出したくない・・・・って理由でいままで出す機会がありませんでした、ごめん!頑張って攻略してね(ハート)
ってキモイな、あたしが(ハート)はキモイな。自重しよう。
「サファイア・スワローを守備に変更。エンドフェイズに《金華猫》が手札に戻り・・・・この瞬間アルティメット・ファルコンの特殊能力が発動する!エンドフェイズごとに相手モンスターの攻撃力を1000奪う〈スプレマシー・プレッシャー(適当)〉!!」
『『『うがあああああっ!?』』』
《E・HERO ノヴァマスター》攻2600➡1600
《E・HERO エアーマン》攻1800➡800
《E・HERO ネクロイドシャーマン》攻1900➡900
「ああっ、ただでさえ攻撃力差が絶望的なのに・・・・」
「これじゃあ融合モンスターでさえ下級モンスターと代わらないんだなぁ」
「くそっ、なんて奴だ・・・・」
「己が無力を知るがいい、虫ケラ共め!ターンエンドだ!」
レイヴン() H5 LP6000
《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》(攻600)ORU3
《No.92 偽骸神龍Heart-eartH dragon》(攻10000)
《LL-サファイア・スワロー》(守)
《RR-アルティメット・ファルコン》(攻)ORU2
「俺のモンスターに虫ケラなんか居ない・・・・あいつはそんな事言わねぇ!・・・・やっぱりお前は、あいつじゃない!!」
「アニキ・・・・」
「レイヴン、お前は許さない・・・・皆を陥れ、あいつを侮辱するような発言ばかりして・・・・許しておくかぁ!」
「・・・・だったらどうすると?この状況でいくら吠えようが、負け犬の遠吠えにしか聞こえないぞ」
「(ぜ、絶対無理してますよね。あの仮面の下涙目なんじゃ・・・・)」
うるせーぞちゃんセラー!顔で大体なに考えてるかわかってきたわその哀れみの表情をやめなさい!!
そーだよ涙目だよ今すぐ謝って抱きつきたいわよ(欲望)!!
しかし今さら後に引けるかぁ!意地でもやりとおしてやるわ!!!
「だったら・・・・完膚無きまでにテメーを、派手にぶっ飛ばす!俺のターン!魔法カード発動、《アドバンス・ドロー》!レベル8のノヴァマスターを生贄に、2枚ドロー!!更に、2枚目の《融合回収》!墓地のワイルドマンと《融合》のカードを回収する!そして・・・・《精神操作》を発動!対象はハートアース・ドラゴンだ!」
「ほぅ・・・・」
「神龍だかなんだか知らないが、操っちまえば恐かないぜ!《融合》を発動!ネクロイドシャーマンとエアーマンを融合し・・・・来やがれ《E・HERO GreatTORNADO》!」
『ハアアアッ!!』
《E・HERO GreatTORNADO》星8/風/戦士/攻2800
「トルネードの効果発動!相手モンスター全ての攻守を半分にする!〈タウンバースト〉!!」
《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》攻600➡300
「おかしい、アルティメット・ファルコンの攻撃力が変動してないんだな!」
「どうゆう事ッスか!」
「フン。残念ながらアルティメット・ファルコンはあらゆる効果を受け付けない・・・・神のカードにも匹敵する至高の存在なのだ!倒すためならそれこそ、神に挑む腹づもりで来るがいい!!」
「神様だろうが悪魔だろうが・・・・フィールドに出ちまった以上はモンスターだ、倒せない通りはねぇ!!魔法カード《HEROの遺産》発動!俺の墓地のHEROを融合素材とするモンスター、ノヴァマスターとネクロイドシャーマンをエクストラデッキへ戻し、3枚ドローする!!」
えー・・・・3枚ドローって割とぶっ壊れじゃね?しかも使用者が使用者だけになにが起きてもおかしくないわね。
「・・・・来たっ!装備魔法《最強の盾》をトルネードに装着!守備力の数値分、攻撃力を上昇させる!」
《E・HERO GreatTORNADO》攻2800➡5000
「攻撃力5000、アルティメット・ファルコンを容易に倒せる数値にはなりましたが・・・・」
「バトル!トルネードでアルティメット・ファルコンを攻撃!〈スーパーセル〉!!」
「甘い・・・・手札の《虹クリボー》のモンスター効果発動!このカードを相手モンスターに装備し、攻撃を封じる!!」
『クリクリッ』
はじめて使ったけど・・・・なんかくっつき虫みたいについたな、あんま可愛くない。
「に、虹クリボー!?」
「《ミスティックバイパー》の存在から匂ってはいましたが、やはりレベル1のモンスターがデッキの大半を締めているようですね」
セラちゃんの観察眼恐いわね・・・・なるべく敵にまわさないようにしよう。
「倒せねぇか・・・・速攻魔法、《神秘の中華鍋》を発動!ハートアースドラゴンを生贄にして、その攻撃力分ライフを回復!」
十代LP1000➡11000
「ライフが1万を越えた!」
「これならアセンブリー・ナイチンゲールのダイレクトアタックを受けてもしばらくは安全なんだなぁ」
いいもの引くなぁ、あわよくば融合素材にでもするつもりだったのでしょーけど・・・・まさか大量のライフに変換してくるなんてね、流石は十代!常時ディスティニー・ドローと呼ばれるだけはあるわ!
「っ、何にやけてやがんだ・・・・カードを1枚セットしてターンエンド!!」
「ならばエンドフェイズに再びアルティメット・ファルコンの効果を受けるがいい!〈スプレマシー・プレッシャー〉!!」
《E・HERO GreatTORNADO》攻5000➡4000
十代 H2 LP11000
《E・HERO GreatTORNADO》+《最強の盾》
セットカード
「私のターン!ドロー!」
うっわぁ・・・・最高にゲスいカード引いた。あたし今日引き無駄に強くね?ヴェーラーとかは引かないけど。これ使ったら流石に勝っちゃうわよ、あの丸藤先輩を瞬殺だったもんなこれ使って・・・・
「どうした!早くターンを進めろよ!!」
けど逆に考えれば、コイツを使わないとゆう事はあたしの勝手で一旦眠ってもらった皆にも、そして今対戦している十代にも失礼にあたるよね・・・・しょーがない、十代の成長って目的は達成できたか微妙なところだけど手加減なんざするべきじゃないし、勝っちゃったらアム徳寺先生はあたしが責任もって改めてぶっ飛ばすって事にするか!!
「フフフ、たかだかライフ一万ちょっとまで回復ぐらいでおめでたい連中だと思ってな・・・・そろそろ興もさめた、終わりにしよう。手札から魔法カード発動!《融合》!!」
「ええっ!?」
「ジュンコが、融合・・・・!?」
「貴様の大好きなこのカードで、フィールドのアセンブリー・ナイチンゲール及びサファイア・スワローを融合させる!闇夜に響く小夜鳴鳥のさえずりよ、内なる声と一つになりて更に激しく鳴くがいい。融合召喚!舞い降りよ!気高き孤高の夜鳴き鳥。《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》!」
『キュウゥゥゥ!!』
《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》星1/風/鳥獣/攻1000/守 0
「インディペンデント・ナイチンゲールのレベルは融合素材となったアセンブリー・ナイチンゲールのオーバーレイユニットの数だけ上昇し、攻撃力はレベルの数×500ポイントアップする!!アセンブリー・ナイチンゲールのオーバーレイユニットの数は3つ!」
《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》星1➡4 攻1000➡3000
「攻撃力3000の融合モンスター!」
「まだ底をみせていないとは思ってましたがこんな切札が・・・・」
「けっ、けど!アニキのトルネードの攻撃力は5000!攻撃力の差は歴然ッス!!」
「短慮な・・・・インディペンデント・ナイチンゲールの効果を発動!1ターンに1度、このモンスターのレベル×500ポイントのダメージを相手に与える!喰らえぇ!2000のダメージを!!」
「何っ、ぐわあああああっ!?」
十代 LP11000➡9000
効果ダメージの衝撃で、十代の体が吹っとんで倒される。その苦痛に満ちた表情を見るだけでゾクゾクすr・・・・しねーよ!どんなドSだあたしは!!
「こ、こんなもん・・・・なんてことないぜ!」
「あらそ~お?じゃあもっとイイコトしてあ・げ・る♪・・・・インディペンデント・ナイチンゲールとアルティメット・ファルコンを生贄に捧げ、上級モンスターを召喚!!君臨せよ無情なる暴君!《The tyrant NEPTUNE》!!」
『ギャオオオオオオッ!!』
「ま、また化けモンかよ・・・・」
「ネプチューンの効果!生贄に捧げたモンスター達の攻撃力の合計とその名証、そして奪った名のモンスター効果を得る!私が選ぶのはインディペンデント・ナイチンゲール!!」
「ん?ちょっと待ってください。あの鳥人の効果を得るって事は・・・・」
「そう・・・・ナイチンゲールとアルティメット・ファルコンの攻撃力の合計4500に加え、レベルの数×500ポイント攻撃力を上昇させる!このモンスターのレベルは10!よって攻撃力は・・・・」
《The tyrant NEPTUNE》星10/水/爬虫類/攻0➡9500/守2000
「きゅっ、9500だとぉ!!?」
「もうひとつの効果も忘れてもらっては困るぞ?1ターンに1度、レベルの数×500・・・・すなわち5000の効果ダメージを貴様に与える!〈シクル・テンペスト〉!!」
「てっ、手札から《エフェクト・ヴェーラー》を捨てて効果発動!モンスター効果を無効に・・・・」
「無駄だ!インディペンデント・ナイチンゲールはアルティメット・ファルコンと同じく他のカード効果を受け付けない!その能力を得たネプチューンもまた然り!砕け散れェェェ!!」
「うっ、うわああああああっ?!!」
十代 LP9000➡4000
「じゅうだーい!!」
「アニキーー!!」
自分で使っときながらえっげつねぇ・・・・どんな効果も受け付けない上に毎ターン5000ダメージを与えるとかどう防げっちゅーねん。
丸藤先輩、先行簡易ネプチューンとかしてマジですんませんっした。まさかピン刺し同士が初手で揃うとは思わなかったわよ。あの人真正面からじゃ勝てる気しないからね仕方ないね。
ネプチューン召喚時、モンスター効果のコピー前ならヴェーラーも通用すんだけど・・・・もっとも墓地には《死者転生》で捨てておいた、モンスター効果の対象になる事を防ぐ《スキル・プリズナー》がある。どの道無駄だったのだけど。
・・・・十代生きてる?ダメージの衝撃で立てないとかない?大丈夫?
「くっ、まだまだぁ・・・・」
「フッ、その意気や良し・・・・墓地の《RUM-スキップ・フォース》を除外し発動!墓地の[RR]モンスターを復活させる!蘇れ至高の隼!《RR-アルティメット・ファルコン》!!」
『ピュオオオオオッ!!』
《RR-アルティメット・ファルコン》★10 攻3500
「さぁバトルだ!これ以上苦しまぬようその命、一太刀で刈り取ってくれる!グレードトルネードへ攻撃、〈
攻撃力差は4500!もらったぁ!!・・・・あれっ?勝っちゃ駄目じゃね?
「負けてたまっかぁ!リバースカードオープン《ガード・ブロック》!!この戦闘で発生するダメージを0にし1枚ドロー!!」
トルネードの命は刈り取った、けど・・・・
「チッ、ネプチューンに対しての罠ではないから適用されるか・・・・ならばアルティメット・ファルコンでダイレクトアタック!〈ファイナル・グロリアス・ブライト〉!!」
「ぐわあああああっ!?」
十代 LP4000➡500
「首の皮1枚で生き延びたか。カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
レイヴン H2 LP6000
《The Tyrant NEPTUNE》(攻9500)
《RR-アルティメット・ファルコン》(攻)
セットカード
「俺の・・・・ターン、ドローッッ!」
「ライフは残ったけど・・・・」
「次のターンが来たら再び5000の効果ダメージ、絶体絶命なんだなぁ」
「あの最凶最悪の暴君を倒すしかないですね・・・・はたして、その手段が彼にあるのか」
「フン。もはやネプチューンを倒す手立てなどあるまいに・・・・大人しくサレンダーでもするがいい、楽に眠りにつけるぞ」
約.これ以上見てらんないんで今回は大人しく諦めてください。先生はあたしがしばいとくから
「誰がサレンダーなんかするか、黙ってろ!!」
「ッッ!?」
「俺は誓ったんだ・・・・あの場所で必ず想いを伝えるって!吹雪さんも言ってた、ジュンコは素直じゃないからこそ真っ直ぐに正面から言わないと駄目なんだって!俺と想いは同じはすだから頑張れって。だから!あいつが友になってくれたあの場所で・・・・なのに、次から次へと邪魔ばかりしやがってぇ!!」
「あ、あの・・・・想いって・・・・?」
「言ったはずだ、てめーはブッ飛ばす!!完膚なきまで正面から全力で!!魔法カード《強欲な壺》!2枚ドロォー!!バブルマン召喚!場にカードがないので2枚ドロー!!魔法カード《ミラクルフュージョン》!!フィールドのバブルマンと墓地のエアーマンを除外融合!来いよ、無慈悲なる白銀の英雄!《E・HERO アブソルート Zero》!!」
『とおぅっ!!』
《E・HERO アブソルート Zero》星8/水/戦士/攻2500➡3000/2000
「ふ、フン。最強のHEROとされるZeroを呼んだか、だがその無慈悲たる破壊効果さえも我がモンスター達には通用しないとゆうのに」
「・・・・なに勘違いしてやがる。俺がZeroを呼んだのは効果を使うためじゃない、そいつらを真正面から殴るためだ!まずは装備魔法《巨大化》を発動!相手よりライフが下の場合、装備モンスターの攻撃力を倍にする!更に永続魔法《Get Your Game On!》発動!」
えっ?なにそれ聞いたことないんですけど・・・・
「このカードは、相手とのライフ差が4000以上低い時のみ発動出来る!フィールドの俺のHERO達の攻撃力は倍になる!!」
「な、なんだとぉ!!?」
《E・HERO アブソルートZero》攻3000➡11000
《Get Your Game On!》
永続魔法
※自分のライフが相手よりライフが4000以上低い場合のみ発動できる。
自分フィールド上の「E・HERO」と名のついたモンスターと
「???????」と名のついたモンスターの攻撃力は2倍になる。
「馬鹿な・・・・攻撃力12000だと!?」
「今です!アルティメット・ファルコンを攻撃すれば貴方の勝ちに!!」
「させるかぁ!罠カード《立ちはだかる強敵》を発動!!相手モンスターは私の最も攻撃力が高いモンスター、すなわちネプチューンを攻撃しなければならない!!」
これでネプチューンは失うとしてもライフは残る!次のターン、手札の《金華猫》とターコイズ・ワーブラーで展開して2体目のアセンブリーを召喚すれば・・・・
「バトルだぁ!アブソルートZeroでタイラントネプチューンを攻撃!」
「迎え討てネプチューン!〈シクル・オブ・ルーイン〉!!」
「・・・・この瞬間!手札から速効魔法《九十九スラッシュ》を発動!自分のライフが相手より下の場合、その差の数値をモンスターの攻撃力に加える!!」
《E・HERO アブソルートZero》攻11000➡16500
「嘘だ・・・・嘘だぁぁぁぁぁぁ!!」
「終わりだ!無情な暴君を永久の眠りへ!〈瞬間氷結Freezing at moment 〉!!」
「キャアアアアアアアアッ!!?」
レイヴン LP6000➡0
WIN 十代
《クルック~》
「・・・・全治、一週間です」
「えっ?」
「その間は絶対安静、保健室の外から出しません」
「ちょ・・・・ま、MATTE!なんであたしだけ?・・・・あいつはピンピンしてるのに!!」
「おぅ!俺は元気だぜ!!」
あたしと十代との闇のデュエル(!?) で敗北したあたしは、8000ダメージもの衝撃を闇ゲ仕様で一度に受けたためダイナミック気絶。そのまま皆が閉じ込められていたアムナエル先生のエメラルドなんとかの宇宙空間へと一時収容された。
それを目の当たりにした十代はあたしが死んだと思い怒りのままにボッロボロの状態にも関わらずアムナエル戦へと直行、まるで覇王のような闘いぶりで先生瞬殺でしたわ(ももえ談)
その後なんやかんやで保健室のベッドの上でついさっき目を覚ましたのであった。
「まぁ・・・・操られていたとはいえ俺様達を巻き込んだ代償だ、しばらくそこで反省してろ」
「自業自得ですわ」⬅事情知ってる人A
「夜道を一人で出歩くなってことだね!いい経験になったろう」⬅事情を知ってる人B
「その辺は深く反省してますけどね・・・・なんであたし以上にダメージ受けてたはずの十代は平気な顔してるわけ?納得いかない!!」
「ひっで~な~、命懸けで助けたってのに・・・・」
「そうよジュンコ!敵の手に落ちて闇堕ちした上で助けられるなんてなんて羨ましい・・・・私もちょっとセブンスターズ入ってくるわ!」
「もう壊滅してるのにっ?!」
「天上院君、そんなスナック感覚でなるべきものじゃないぞ!」
「それ、三郷さんが言います・・・・?」
「(それ、セラちゃんが言う・・・・?)」
「なら僕もともに行こう明日香!闇堕ちに関しては僕はプロフェッショナルだからね!」
「また行方不明になる気か吹雪っ!?」
「アンタは洒落にならんからヤメロー!あーもー収集がつかんわ全員保健室から出てけー!!次回に続く!!」
続く。
《Get Your Game On!》を使わせたかったけど、そのままじゃ強すぎると思ったので原作ノリで発動条件をつけてみました。