遊戯王GX レイヴンズ-鳥使い共   作:トランス・D

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あっ、どもっ、お久しぶりです。

引き続き(以下略

※ミス発覚につき色々修整しました。


33-E 後悔は先に立たずである。

前回のあらすじ

 

ヴァンプ(カミューラ) H6➡3 LP4000

No.(ナンバーズ)24 竜血鬼ドラギュラス》(攻)ORU(オーバーレイユニット)2

《ライトロード セイント ミネルバ》(攻)ORU1

セットカード

 

明日香 LP1550

 

 

兎も角この2枚の手札じゃ手の出しようがない、なんとか戦線を立て直すカードを引き当てなくちゃ・・・・

 

 

「私のターン、ドロー!!やった・・・・!お返しよ《手札抹殺》を発動、私は2枚ドロー!」

 

「チッ、ワタシは3枚ドロー!!」

 

 

≪うちの小説《手札抹殺》使い過ぎじゃありませんか?≫

≪多少デュエル構成にミスが出ても墓地発動で無理やり修正が利くから便利だ、とかいってたね・・・・≫

≪・・・・二人してなんの話だ?≫

 

 

よし、これで膨大なアドバンテージを生み出す制限カードの《生還の宝札》と、問答無用でこちらのモンスターを除去する《多次元壊獣ラディアン》は処理できた・・・・あの《No.》、万丈目君とのデュエルで見た限り《月の書》みたいな効果だったハズ、わざわざ上級モンスターを2体消費してまで出したんだもの相手ターンで使えてもおかしくないわ。だったら・・・

 

「2枚目の《儀式の準備》発動、デッキから《古聖戴サウラヴィス》と墓地から《機械天使の儀式》を回収!」

 

 

≪師匠・・・・じゃなくてロードさん、サウラヴィス撒きすぎですわ≫

≪いやぁ~あのカード気に入ちゃってね、つい薦めたくなっちゃったんだ≫

≪サーチが利く《エフェクト・ヴェーラー》のようなものと考えればかなり有用だしな。微妙に役割は違うが≫

 

 

「フィールド魔法、《祝福の教会-リチュアール・チャーチ》の第2の効果、墓地の魔法カード《手札抹殺》と《儀式の準備》をデッキに戻し、戻した魔法と同数のレベルの光属性・天使族である《朱光の宣告者》を墓地から特殊召喚!そして手札から装備魔法《|D.D.R《ディファレント・ディメンション・リバイバル》》を発動!除外されてた《サイバー・エンジェル-那沙帝弥-》を帰還させる!」

 

『パァー・・・・』

『はあっ!!』

 

 

《朱光の宣告者》星2/光/天使/300/500

 

「帰還用のカードも入っていたか、抜け目ないわね・・・・」

 

「那沙帝弥の効果で自身を対象にし、攻撃力1000の半分・・・・500ポイント回復するわ」

 

サイバー・ブレーダー(明日香) LP1550➡2050

 

 

「レベル5の那沙帝弥にレベル2の《朱光の宣告者》をチューニング!清廉なる花園に芽吹き孤高の薔薇よ 蒼き月の雫を得てここに開花せよ!《月華竜 ブラック・ローズ》!!」

 

 

『クウォォォ・・・・』

 

 

《月華竜 ブラック・ローズ》星7/光/ドラゴン/2400/1800

 

 

 

ももえに以前、「明日香様にきっとお似合いですわ」と言われて渡されたシンクロモンスター、兄さんが「セブンスターズとの戦いに」、と学園に贈ってきた《ブラック・ローズ・ドラゴン》のきっと亜種。どうして二人がそれをとか突っ込みたいし、お似合いかどうかはよくわからないけど・・・・お願い、力を貸して!

 

 

「ブラック・ローズの効果発動、特殊召喚されたモンスター1体を手札に戻す!対象は竜血鬼ドラギュラスよ〈ローズ・バラード〉!!」

 

「エクシーズモンスターは手札に存在出来ずエクストラデッキに戻ってしまう、実質的な完全除去・・・・だがタダではやらせない!ドラギュラスの効果発動ォ!ORUを1つ使い、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター、ブラック・ローズを裏側守備に変更するワ!!」

 

「そうはさせないわよ!手札のサウラヴィスを捨てて効果発動!ブラック・ローズを対象とする効果を無効にする!」

 

 

≪シンクロモンスターの効果により厄介なドラギュラスを突破!流石はマイシスター!!≫

≪もう、この人司会変えません?≫

 

 

「そして墓地の那沙帝弥、第2の能力!このモンスターを墓地から特殊召喚し、貴女の《ライトロード・セイント・ミネルバ》のコントロールを奪う!これで貴女のフィールドはがら空きよ!!」

 

 

「小娘ェェ・・・・」

 

 

「バトル!ブラック・ローズでダイレクトアタック!〈ローズ・レクイエム〉!!」

 

「ギエエエエッ!!」

 

 

ヴァンプ(寮長)LP4000➡1600

 

 

「そしてミネルバのダイレクトアタック!これで終わりよ!!」

 

「詰めが甘いのヨ!永続罠発動《リビングデッドの呼び声》!生還せよ、《カオス・ソーサラー》!!」

 

『クックックッ』

 

「クッ、攻撃力2300じゃミネルバでは届かない・・・・メインフェイズ2でミネルバの効果を使わせて貰うわ、デッキの上から3枚を墓地に送り・・・・那沙帝弥の効果を発動!今度の対象はブラック・ローズ、ライフを1200回復!これでターンエンドよ!」

 

サイバー・ブレーダー(明日香) H0 LP2050➡3250

《祝福の教会-リチュアール・チャーチ》

《月華竜 ブラック・ローズ》(攻)

《サイバー・エンジェル-那沙帝弥-》(守)

《ライトロード・セイント・ミネルバ》(攻)

 

 

「さぁて、終わりにしてやろうか!我のタァーン、ドロー!!墓地の《ヴァンパイア・ソーサラー》をゲームから除外!ヴァンパイア召喚の生贄が不要となる・・・・我が前にひれ伏せ、《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》召喚!!」

 

『ウフフフ・・・・』

 

《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》星7/闇/アンデット/2000/2000

 

 

「召喚時に我の力を発動、貴様の《月華竜 ブラック・ローズ》を支配下に置き、装備カードとする!!」

 

 

ヴァンプ・オブ・ヴァンパイアの目が怪しく光ったと思えばブラック・ローズが相手のフィールドに移ってしまい・・・・乗った!?ドラゴンに乗ってるわあのドラゴン!!

 

 

「そんな、ブラック・ローズッッ?!」

 

「そして装備したモンスターの攻撃力を我の力に加え、攻撃力4400!更に!手札から魔法カード《龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)》を発動ォ!墓地の《ヴァンパイア・ロード》および《ゾンビ・マスター》を除外し融合素材とする!2体の不死者の魂を捧げ、冥界の主を呼び覚まさん!融合召喚!《冥界龍 ドラゴネクロ》!!」

 

『ウゴァァァァァァッ!!』

 

《冥界龍 ドラゴネクロ》星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守 0

 

 

「ゆ、融合モンスター・・・・攻撃力3000?!」

 

 

「《カオス・ソーサラー》の効果で再び那沙帝弥を除外しバトルフェイズ!我自身で裏切りもののミネルバを攻撃!〈ローズ・レクイエム〉!!」

 

 

「きゃああああっ!!」

 

 

「残念だったわね小娘ェ・・・・ドラゴネクロでダイレクトアタック!〈ソウル・クランチ〉!!」

 

 

「いやあああああっ?!!」

 

 

サイバー・ブレーダー(明日香) LP3250➡850➡0

 

WIN ヴァンプ(寮長)

 

 

≪ああっ、明日香!しんでしまうとはなさけない。よろしい、今すぐ僕が仇をうってやろう!≫

≪何故ド○クエ風なんですか私事挟み過ぎでしょうこの司会・・・・ちょっと女性陣には申し訳ないんですがわたくしだけでは扱いきれないんでジュンコさん呼びましょう。ジュンコさん、ジュンコさ~ん!?≫

≪サイバー・ブレーダー選手がやられたのは複雑だがこれで男性チームは2本先取、大手をかけたわけだか≫

 

「流石は俺の!」

「「「俺達の寮長だ!!」」」

 

「まっさか明日香さんから白星をとれるなんて・・・・」

「惚れちまうぜ寮長(代理)!!」

 

「「「寮~長!寮~長!寮~長!寮~長!!」」」

 

 

「もっと、もっと誉め称えなさいボウヤ達!オーホッホッホッホ!!」

 

 

「く、悔しい。ごめんなさい皆・・・・」

 

「「「明日香さ~ん」」」

 

「明日香お姉ちゃん・・・・」

 

「せっかくここで格好いいところ見せつけて十代メロ○ロのセラさんうはうはで夜にアクセラレーションする計画だったのに・・・・」

 

「「「あ、明日香さん・・・・」」」

 

「・・・・そうゆうのは口に出さず脳内でやってください・・・・」

 

 

 

 

 

《ドン☆》

 

 

 

 

 

 

≪さぁ!レッドチームが大手をとった所で第4試合だ!ブルー女子チームからは謎の美少女転校生、藍神セラちゃんこと《エフェクト・ヴェーラー》選手の登場だぁ!!≫

 

「「「「セラ様~!!」」」」

 

≪様付けはやめたれ馬鹿共!セラちゃん先輩が困惑してんだろーがいい加減にしろっ!!≫

≪やっぱジュンコさんいると締りが違いますわね・・・・≫

≪それは喜ばしいコトだけど、ジュンコ!何故チドリ装備を解除しているの!?私達の男前チドリはどこへいったのよ!!≫

 

「「「そーよそーよ!」」

 

≪チドリは実家へ帰りました、またいつか会いましょう≫

 

 

「「「え~?!!」」」

 

 

≪ついでに言うとヴァンプ寮長(代理)も(キッチンに)帰りました、日焼け止めの効力が切れたそうです≫

 

「「「えええ~・・・・」」」

 

 

うん、やっぱジュンコ姐さんがいると安心ですね。わたしの番になっちゃった上に不安の種が全員司会席いるから手後れ感ありますけど・・・・日焼け止め、塗り直せばいいだけじゃないのかなぁカミューラさん。一応薬物だから使用制限でもあるのかな?

 

 

≪そんなわけでレッドチーム!文字数も勿体ないので早々に次の出場者を決めてくれ!!≫

≪見も蓋もない事を言うなっ?!≫

≪けど彼女は見た目に反して明日香様に匹敵する程の実力者、慎重に選ばないと痛い目を見ますわよ?ウフフフ≫

≪そういえばなんでももえはまだ解説席?まぁいっか・・・・≫

 

 

「目の保養にイイから気にしてなかったけど司会席女子チームばかりだコレーッ?!」

「そんな事より誰が行くんだ?俺はこの前、挨拶代りにデュエル挑んだら保健室送りにされたぞ」

「僕も授業で当たった直後気がついたらベットの上だったよ」

「俺は彼女に言い寄った奴等を、蔑んだ目で「クズが。」って言いながら数人まとめて吹き飛ばしたのを目撃した事があるぞ・・・・」

 

 

「セラさん、来て日が短いのに結構やらかしてるっスね・・・・」

「綺麗な花には、刺があるんだなぁ・・・・」

 

 

 

い、いや~・・・・学校なんて通った事無かったんで楽しんではいるんですが妙な男の子達がいっぱいいて困りますねこの学園。わたしのような幼児体系(血涙)にかまけるよりよっぽど美人さん達がごまんといらっしゃるのに、想定外過ぎました・・・・

 

 

「じゃあ最後の詰めは俺だな!いい加減デュエルしたくてしょうがないんだ・・・・セラともデュエルしてみたかったしな!」

 

 

わたしの相手は遊城君ですか・・・・かの武藤遊戯さんと同じ波長を感じる子、時が合えばかつての私達(プラナ)の一人にもなってたかもしれませんね。

なんて考えていた矢先・・・・

 

 

「ちょおっっっと待ったぁ!!」

 

「だぁっ?!・・・・なんだよいったい、今度こそ文句無しに俺の番だろ・・・・」

 

「否、彼女の相手は・・・・この《リトマスの死の剣士》が相手をしよう!!」

 

 

ああ、確か彼はタニヤさんのお婿さん。名前は・・・・えっと・・・・あれっ?まぁいいや剣士さんで

 

 

「・・・・誰だあれ」

「あんなやついたか?」

「くっ、ここまで出かかってはいるんだが・・・・」

「とりあえず言いにくいから剣士とよぼうか」

 

「「「頑張れ剣士~!!」」」

 

「えっと」

「相手の方をよく思い出せないけど・・・・」

 

「「「ヴェーラーちゃん頑張って~!!」」」

 

 

≪おかしいな、女性陣はわりと覚えているとおもったのだが・・・・ほんの数羽前に出たよ彼≫

≪えっ何?彼は認知阻害の呪いでも受けてるの?≫

≪ここまでくるとタニヤさんみたく同情したくなりますわね・・・・≫

「(不味い、誰だったかしら・・・・だなんていいづらいわね)」

 

 

「三沢ぁ!なんだよ邪魔すんなよ!!」

 

 

そ、そうだ三沢君でした!余りに認知されないのでグレてセブンスターズ入りした方でしたね!

 

 

≪セラちゃん脳内でもやめて差し上げて!?≫

 

 

「くっ、十代・・・・まともに名前を呼んでくれるのはお前と枕田君くらいだ・・・・が、しかぁし!このデュエルは俺がいかせてもらおう」

 

「なんだよ、いつになく真剣だな・・・・」

 

「そう、何故なら俺は証明しなければならない・・・・ぽっと出のくせにこんなに人気をかっさらってしまう彼女を倒さねければ、俺の存在は今度こそ消されてしまう!認知的に」

 

「なに言ってんだかさっぱりわかんねぇ・・・・とりあえず1つ貸しだぜ」

 

 

≪れ、レッドチームからは《リトマスの死の剣士》選手が出場だぁ!≫

≪誰が扮したかわからない・・・・ブラマシガール並に謎の存在として語られる事でしょう≫

≪モモこら!あんた解ってて言ってんでしょ!平気なフリしてっけど三沢君辛そうだから、よく見たら涙目なってるから!!≫

≪ジュンコ・・・・むしろフォローで止め刺してないかしら≫

 

 

「えと、よろしくお願いします剣士さん・・・・大丈夫ですか?」

 

「グスッッ・・・・十代がいなければ枕田君に惚れそうだ・・・・」

 

 

やばい、この人末期だ・・・・今度会ったら名前で呼んであげよう・・・・えっとみ、ミ、三・・・・あれれっ?三澤君でしたっけ

 

 

「行くぞ!ヴェーラー君!」

「あ、はい」

 

 

「デュエ

「デュエルッッッ!!!」

 

 

ヴェーラー(セラ)

LP4000

 

リトマスの死の剣士(三沢)

LP4000

 

 

≪やっぱセラちゃんの「デュエル」凄ぇ?!≫

 

 

「女性チームのってことで・・・・わた、ボクのターン、ドロー!」

 

 

おやっ、試しに入れてみたこのカードが来ましたか・・・・どうしましょう。今すぐ使用してもある程度の効力は発揮してくれそうですが、せっかくなんでみ、み、み、三剣士さんが動いてから使ってみたいですね

 

 

「ボクはモンスターをセット、リバースカードを1枚出して終了です」

 

 

≪セラちゃんのボクっ娘・・・・イイわね≫

≪これは静かな立ちあがり、否!嵐の前の静けさかーっ?!≫

≪わたくし達と出会った頃は先行から殺意の塊でしたのに・・・・8800パルス!!みたいな≫

≪あれ見てたのうちらだけだろーが、変にハードル上げすぎんじゃないわよ≫

 

 

「フム・・・・俺のターン、ドロー!どうゆうつもりかはわからないが、動かないならこちらからガンガン行かせてもらう!《天使の施し》を発動、3枚ドローし2枚捨てる。よし!《電磁石の戦士(エレクトロマグネットウォーリアー)γ》を召喚!召喚時にその力で手札から《電磁石の戦士β》を特殊召喚!」

 

『『ガシャンッッ』』

 

《電磁石の戦士γ》星3/地属性/岩石族/攻 800/守2000

 

《電磁石の戦士β》星3/地属性/岩石族/攻1500/守1500

 

 

≪【磁石の戦士】?!クリフォじゃないんだ・・・・≫

 

 

「ペンデュラムは研究段階で・・・・当分一般相手に使えないからと気を使ってもらってな!βの効力でデッキから《電磁石の戦士α》を手札に加える。様子見と行こう、バトルだ!βでセットモンスターを攻撃する!」

 

 

遊戯さんもデッキに入れてたらしいですね、磁石の戦士・・・・とか考えてるうちにわたしのセットモンスターがビリビリやられてました、平気なんですが

 

 

「セットモンスターは《方界胤ヴィジャム》、残念ながら戦闘では破壊されませんよ」

 

『ギョロッ・・・・』

 

 

《方界胤ヴィジャム》星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0

 

 

「ギャー?!」

「きゃあああっ!」

「キモッ?!目の動きがキモッ!!」

「使用者はあんなにかわいいのに・・・・」

 

 

装備効果(アンディメンション化)は必要ありませんね、まだモンスターいますし・・・・可愛いと思うんですけどねぇ、ヴィジャム。

 

 

「け、結構インパクトのあるモンスターを使うんだな・・・・メイン2、レベル3の2体の電磁石の戦士でオーバーレイ、《ゴルゴニック・ガーディアン》をエクシーズ召喚!」

 

『ギヘヘヘヘッ』

 

《ゴルゴニック・ガーディアン》★3/闇属性/岩石族/攻1600/守1200

 

 

≪いやぁ~、こっちもキモいわ≫

≪キモいですわね≫

≪キモいわね≫

 

 

「司会席からの容赦ない罵倒っ?!」

「ついにジュンコさんまで加わったんだな・・・・」

 

 

迷宮さんコンビが愛用してたエクシーズモンスターですね、わたしは結構好きですよ・・・・あ、狡い。

 

 

「(風当たりに)ま、負けん・・・・ゴルゴニックの能力は2つ!攻撃力0のモンスターを破壊する効果を適用する、砕け散れヴィジャム!!」

 

 

ああ、石化させられる迄もなくヴィジャムがバラバラに・・・・

 

 

「そ、そんな恨めしい顔で見ないでくれ・・・・儀式魔法《高等儀式術》を発動!デッキの《磁石の戦士α》と《磁石の戦士γ》を墓地に送り合計レベル8!儀式召喚!《リトマスの死の剣士》!!」

 

「はあああっ!!」

 

 

《リトマスの死の剣士》星8/闇/戦士/攻撃0/守備0

 

 

「お、三沢のエースの登場だ!結構格好いいよな!!」

「なんだ十代、奴と知りあいか?」

「彼とデュエルした事があったのが十代、いつの話だ・・・・?」

 

「えっ、万丈目とカイザーまで何言ってんだ?・・・・ジュンコー!皆がおかしい助けてくれーっ!!」

 

 

≪あたしにどうせいっちゅーねん!もう一種の呪術みたいなもんだから諦めて!!≫

≪ジュンコさんが投げたっ?!≫

 

 

「・・・・2枚カードを伏せてターン終了・・・・」

 

 

リトマス(三) H1

《ゴルゴニック・ガーディアン》(攻)ORU2

《リトマスの死の剣士》(攻)

セットカード

セットカード

 

 

≪本人の心のライフはともかく・・・・いきなり切り札を召喚し場を整えた剣士選手!ヴェーラー君はこれをどう対処するのか!!≫

≪攻撃力0のモンスターが切り札・・・・何言ってるの?兄さん≫

 

 

 

本人だけじゃなくカード効果まで存在が薄らいで行くんですか?!デュエルにおいてある意味有利なんじゃあ・・・・メンタルが持てば。

 

 

「ターン頂きます、ドロー!・・・・さて、試してみますか。手札より魔法カード《隣の芝刈り》を発動!!」

 

「・・・・はっ?」

 

「剣士さん、あなたのデッキ残りデッキ枚数を教えてください。ルール上公開情報です」

 

「む?初期ドローに加え、天使の施しを使い1枚サーチ2枚墓地送りで・・・・残り28枚だが」

 

「そうですか・・・・このカードは相手のデッキ枚数と同じ数になるようにデッキの上からカードを墓地に送るんですよ・・・・わたしのデッキは残り53枚なので、25枚のカードを墓地へ送ります!!」

 

 

「な、なんだそのメチャクチャなカードは!とゆうよりデッキ枚数多いな?!」

 

 

≪デッキ分厚い・・・・とか思ってたら60枚デッキでしたか≫

≪≪何っ?!60枚デッキは普通ではないのか!!≫≫

≪おめーら兄妹は「普通」の意味を辞書で調べて100回音読して来いっ!なんで普段からあんな回んのよ!!≫

 

 

墓地発動が結構多いからこうゆうカード助かるんですよね。ふふっ。落ちた落ちた、たくさん落ちた・・・・

 

 

「墓地の《方界(カルマ)》を2枚除外します、これにより[方界]モンスター《流星方界機デューザ》《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》を手札に加えますね」

 

 

「あ、暗黒・・・・」

 

「方界神・・・・?」

 

 

≪え、ちょまっ・・・・≫

 

 

「手札の[方界]カード《方界波動》《方界獣ブレード・ガルーディア》《流星方界機デューザ》の3種を公開、これによりこのモンスターを特殊召喚します。光を喰らい、世を眩ませ・・・・《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》!!」

 

『ヴァァァアアアァアア!!!』

 

 

《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守 0

 

 

「なんだ・・・・こいつは・・・・」

 

 

≪≪≪やっちまったーっ?!≫≫≫

 

 

「きゃああああっ!?何よあれえええっ!!」

 

「化け物だ・・・・超おっかねぇ化け物が出てきたぞおっっ!!」

 

「なんと禍禍しい・・・・これが藍神の本当の切り札かっ!?」

 

「怖いッスー!?ほとばしる程怖いッスー!!」

 

 

≪こるぁー!ちゃんセラー!!お祭りの場でなんてモンスター呼び出してるんじゃーっっっ!!≫

 

「えっ、お祭りだから盛り上げていこうかなって・・・・」

 

≪別の意味で盛り上がってっから!会場阿鼻叫喚だから大混乱だからお客さん逃げたしちゃったりしてっから!!あたりを観なさいよ!さっきまで晴れてたのに暗くなって雷雲までゴロゴロ言い出したぞどーすんのコレ!!?≫

≪光属性の魔法使いが暗黒神を従える図・・・・シュール過ぎますわね・・・・≫

 

「あ~・・・・えへっ☆」

 

みたいな ?

 

 

≪えへっ☆じゃないわー!頭コツンとかしてかわい・・・・って馬鹿!!≫

 

 

「この状況でツッコミに専念するジュンコ・・・・逞しすぎるぜ」

「アニキ感心してる場合?!」

 

 

普段は自重してるカードなんで使いたかったんですが・・・・不味かったかな?流石兄さんの暴走が生んだカード、闇の力結構残ってるんですね。わたしは何故か平気だけど

 

 

「じゃあ、危ないんでさっさと決着つけちゃいますね?魔法カード《方界波動》発動!《ゴルゴニック・ガーディアン》の攻撃力を半分にし、クリムゾン・ノヴァの攻撃力を倍にする!!」

 

「攻撃力6000だとぉ?!!」

 

≪さらりと殺人宣言したね・・・・≫

≪三沢君超逃げてーっ?!!≫

 

 

「俺、ジュンコにあんなに心配されたことないぜ、三沢の奴・・・・」

「アニキどこ気にしてるの?!」

「この状況で嫉妬とは、貴様も余裕だな・・・・」

 

 

「バトル!クリムゾン・ノヴァでゴルゴニック・ガーディアンを焼殺!灰塵と化せ〈カラミティ・フレア〉×2!!」

 

「も、モンスター効果発動!ORUを1つ使い、相手モンスター効果を無効にし攻撃力を0にする!」

 

 

メデューサ神話の石化光線的なものが飛んできましたが、まぁ・・・・案の定蚊でもいた?って顔してますねノヴァさん

 

 

「は?意にも介さないだと!!」

 

「クリムゾン・ノヴァの元々の攻撃力3000以下のモンスター効果は受け付けません・・・・残念でしたね」

 

「ま、まだだ!永続罠《スピリット・バリア》!モンスター同士の戦闘で発生するダメージは0になる」

 

「手札より速攻魔法《サイクロン》を発動!その手のバリアは御免です!」

「なんの!もう1枚の罠もオープン!永続罠《宮廷のしきたり》だ!このカードがある限り、他の永続罠は破壊出来ない!よってサイクロンは無意味だ!さらに永続罠がある時、《リトマスの死の剣士》の攻守は3000となる!」

 

 

むむっ。このターンじゃ仕留めきれませんか、デューザも召喚しとくべきでしたかね・・・・石化されそうなんでやめたんですが

 

 

『ギャヒイィィィッ!?』

 

「断末魔ひどっ・・・・クリムゾン・ノヴァは相手モンスターを破壊した際、2度目の攻撃が可能です。《リトマスの死の剣士》を攻撃!〈カラミティ・フレア・セカンド〉!!」

 

「うおっ?!・・・・残念だったな、俺自身のカードは戦闘では破壊されないのさ!」

 

 

チッ、仕留め損ないました。墓地に《ギャラクシー・サイクロン》も落ちたので次ターン待ちですね、更に追い込んでおきますか・・・・

 

「永続罠を発動します、《方界曼陀羅》!あなたの《ゴルゴニック・ガーディアン》を場に戻してあげます、その代わり方界カウンターが乗せられますがね」

 

「方界カウンター?いったいどうなるんだ・・・・」

 

「このカウンターが乗せられたモンスターは似て非なる次元の層に移された状態・・・・つまり〈アンディメンション〉化されます!この次元に存在してないわけですから攻撃出来ず、効果も発動出来ません」

 

「ぐっ、なぶり殺しにする気か・・・・」

 

「違いますよ・・・・《方界曼陀羅》で呼び出したモンスターが場にいる限り、あなたが発動したモンスター効果は無効となります!」

 

「何だとぉ?!」

 

「カードを1枚伏せて、ターン終了です!」

 

 

ヴェーラー(セラ) H5➡2

《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》(攻6000)

《方界曼陀羅》

セットカード

 

 

≪これは酷い!攻撃力6000のモンスターを繰り出した上にモンスター効果の発動すら封じられてしまった!剣士選手になすすべはあるのかーっ?!≫

≪えっ、波動の攻撃力倍化って永続なの?鬼ねセラ、じゃなくてヴェーラーさん・・・・≫

 

「あっ、忘れてましたけど・・・・クリムゾン・ノヴァが出現したエンドフェイズ、互いのプレイヤーは3000ダメージを受けます。全て焼き払え、〈エンシェント・ノヴァ〉!!」

 

「「「「はああああああっ?!」」」」

 

「ぎゃあああああっ!!」

 

「ボクは墓地の罠カード《ダメージダイエット》を除外して効果ダメージを半分にしておきますね、あちちっ」

 

ヴェーラー(セラ) LP4000➡2500

 

(三)剣士 LP4000➡1000

 

 

ノヴァさんから発せられる炎が辺を包みこむ、わたしは罠の効果でちょっと熱い程度に感じましたけど・・・・あちらからはヤバ目の悲鳴聞こえましたね。

 

 

「お、おうふ・・・・」

 

 

≪三沢君ー!?じゃなくて剣士選手ダウンしたー!!≫

 

「みさッ、剣士君!!・・・・ッタオルだ!!済まない、僕が軽い気持ちで「せっかくのお祭だし君も参加しない?」とか誘ったばっかりにっっ!!」

 

≪衣装とか用意してたと思ったらやっぱ師匠の仕業ですか・・・・≫

 

「い、いやっ・・・・俺はまだ立てますっ師匠ッッ!!俺はまだ輝ける、諦めたくない!!」

 

「ミサケン君・・・・君って奴はそこまで・・・・わかった!もう僕は止めない、あの《エフェクト・ヴェーラー》の皮を被った魔王に一泡吹かせてやるんだ!!」

 

 

≪なぁにこれぇ≫

≪弟子また増えてるし・・・・≫

 

 

司会放棄して駆け寄ってあげたと思ったら魔王って何?人を悪者扱いして・・・・あっそうか、これも演出なんですね!ジュンコ姐さんみたいに演技しろって事ですか。しかしよりによってわたし《エフェクト・ヴェーラー》コスなのに悪役とは・・・・しょうがないなぁ

 

 

「ククククククッ、ようやく気づいたか愚か者共め・・・・」

 

 

「「えっ?」」

 

 

「そうとも。ボクが魔王、魔王《エフェクト・ヴェーラー》だ!・・・・この姿に油断しているところを一瞬で仕留めてあげようとしてたのに・・・・中途半端に凌ぐから苦しむコトになるんだよ」

 

 

≪せ、セラ神センパ~イ・・・・?≫

≪なんか雲行きが怪しいわね≫

 

 

「(不味い、彼女の変なスイッチを押してしまった!・・・・でも面白そうだから乗っておこうかなっ)おのれ魔王め!剣士よ、勝ってくれ!君が負けたら、世界が暗黒の次元に落とされてしまう!」

 

「えっ?あの・・・・」

 

 

≪師匠も悪ノリし初めましたわね≫

 

 

「ハハハハハッ!まだ勝てるつもりでいるのかい?ボクの使役する闇の化身、《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》の攻撃力は6000ポイント!更には低級モンスターの効果も受け付けない!キミ達に希望なんてないんダヨ!!」

 

「絶対の存在なんてモノは有り得ない!モンスターである以上攻略する手だてはあるんだ・・・・みせてやれ剣士君ッッ!」

 

「あ・・・・は、はいっ!俺のタァーン!!」

 

 

「(え~と・・・・もうヤケだっ!)魔王よ!俺はこの命を捨ててでもお前を倒す!魔法カード《命削りの宝札》(※原作仕様)を発動ッッ!!手札が5枚になるようにドローし、5ターン後全ての手札を捨てる・・・・」

 

 

≪全然命削らない宝札きたーっ!?≫

≪I2社はなにを考えて刷ったのでしょうアレ≫

 

 

「・・・・きたぞおっ!魔法カード《融合》を発動!手札の《磁石の戦士 マグネット・バルキリオン》と《電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン》を融合っ!!磁石の戦士達の究極形態をお見せしよう、《超電導戦機インペリオン・マグナム》ッッッ!!」

 

『ジャッキーン☆』

 

 

《超電導戦機インペリオン・マグナム》星10/地属性/岩石族/攻4000/守4000

 

 

うっわ、とんでもドローカードから超大型融合モンスター繰り出してきた・・・・

 

 

「いいぞぉ剣士君!」

 

「けれどせっかくの融合モンスターも攻撃力4000、モンスター効果も《方界曼陀羅》で発動すら出来ない・・・・クリムゾン・ノヴァには遠く及ばないネ!!」

 

 

≪セラさん案外ノリノリね・・・・≫

 

 

「まだだ!《マジック・プランター》を使う、《宮廷のしきたり》を破棄して2枚ドロー!!」

 

 

≪まだまだドローする剣士選手!このターンで決めると言わんばかりの勢いだっ!≫

≪お、帰ってきた≫

 

 

「よし!デッキトップ1枚とこのターンの召喚権を破棄し《アームズ・ホール》を発動!装備魔法《巨大化》を手札に加え、発動!インペリオンの攻撃力を2倍にする!!」

 

「馬鹿な・・・・攻撃力8000だってぇ?!」

 

 

「「「「行っけー!剣士ーっ!!」」」」

 

 

「バトルフェイズ!インペリオン・マグナムでクリムゾン・ノヴァを攻撃!〈マキシマム・マグネットセイバー〉!!」

 

「キャ、うわあああああっ?!!」

 

ヴェーラー(セラ)LP2500➡500

 

 

クリムゾン・ノヴァが真っ二つにされてしまいました、お蔭で魔界の一部のようになってたあたりの景色も戻ってきましたが・・・・

 

 

「これで終わりだ魔王!俺自身のダイレクトアタックで・・・・」

 

「終わりだヨ剣士。この瞬間墓地の罠カード《方界合神》の効果を発動!レベル4以下の[方界]モンスターを条件無視でデッキから特殊召喚!」

 

「なんだとぉ?!」

 

「来たれ《方界超獣 バスター・ガンダイル》!!」

 

『ゴゴゴゴゴ』

 

《方界超獣 バスター・ガンダイル》星4/光/獣/攻0/守0

 

 

「グッ、仕留め切れなかったか・・・・ならばバスター・ガンダイルを俺自身で攻撃・・・・」

 

「残念ッ。《方界合神》の効果で呼び出したモンスターはこのターン、戦闘・効果では破壊されないヨ?」

 

「(ここまで防がれるとは、あと一押しだとゆうのにっ・・・・)《成り金ゴブリン》を発動、相手ライフを1000回復させ1枚ドロー・・・・《アドバンス・ドロー》を発動!《リトマスの死の剣士》を生贄にカードを2枚ドロー!この2枚をセットしてターンエンドだ!」

 

 

ヴェーラー(セラ)LP500➡1500

 

 

リトマス() H1 LP1000

《超電導戦機インペリオン・マグナム》(攻)

+《巨大化》

《ゴルゴニック・ガーディアン》(守)(方界カウンター1)

《スピリット・バリア》

セットカード

セットカード

 

 

 

「あえてライフを回復させる事で《巨大化》のメリット効果を維持したか、やるな・・・・」

「これであのモンスターの攻撃力は8000のままだ!さっすが三沢だぜ!」

 

 

≪剣士君、なんとか暗黒神は倒したが・・・・魔王のフィールドはモンスターが途絶えない!≫

≪耐えきれるかっ、剣士っ!!≫

 

 

「堪えろ剣士ー!」

「魔王様のライフはたった1500だ、次のターンがくれば勝てるっ!」

「攻撃力8000なんてのがいるんだ、俺達を勝利へ導いてくれぇ!」

 

「「「「剣士!剣士!剣士!剣士!」」」」

 

「皆・・・・こんな俺を応援してくれるのか・・・・」

 

 

「・・・・ボクのターンッッ!」

 

 

感極まってる所を悪いんだけど・・・・そろそろ疲れたから決めますね。

 

 

「墓地の《ギャラクシー・サイクロン》をゲームから除外!《スピリット・バリア》を破壊する!!」

 

「くそっ、俺の守りの要がっ!?」

 

 

「リバース罠オープン、永続罠《シェイプシスター》。発動後チューナーモンスターとしてフィールドに特殊召喚される」

 

 

「チューナー、ってことは・・・・」

「シンクロ召喚かっ?!」

 

「これにチェーンする形で墓地の罠カード・《バージェストマ・ディノミスクス》発動![バージェストマ]はフィールドで罠カードが発動した時、墓地から通常モンスターとして特殊召喚できる!」

 

 

『イヒヒヒヒッ』

 

『・・・・(ウネウネ』

 

《シェイプシスター》星2/地/悪魔/0/0

 

《バージェストマ・ディノミスクス》星2/水/水/1200/0

 

 

≪芝刈った時に仕込まれたのね(誰だあんなの渡した奴≫

≪セラさんのモンスターって全体的に怖いとゆうか・・・・≫

≪キモイ、ですわね≫

 

 

このシリーズくれたのモモ姉様じゃないですか!?まぁ「わたくしの趣味じゃありませんので」って埃被ってた所を強引に頂いたのですが

 

 

「[バージェストマ]、古代生物のバージェス動物群か・・・・興味深いモンスターを使うな」

 

 

「そんな余裕でいいのかな剣士サン!レベル2のディノミスクスにレベル2の《シェイプシスター》をチューニングッ!《古神ハストール》!!」

 

『真のドラゴン使

≪ミザちゃんじゃねーだろオメー!!≫

 

《古神ハストール》星4/風属性/爬虫類族/攻2300/守1000

 

 

「そして手札1枚を1枚デッキの1番上へ戻し、墓地から《ゾンビキャリア》を自身の効果で特殊召喚する!」

 

『ぐへへへっ』

 

《ゾンビキャリア》星2/闇/アンデット/400/200

 

 

「またチューナー、合計レベルは・・・・10か!?」

 

 

「レベル4のバスター・ガンダイルとレベル4の《古神ハストール》にレベル2の《ゾンビキャリア》をチューニング・・・・世にはびこる幾億の症気よ、我が命に従いここに集え。汚れし世界を我がモノにせん!君臨せよ!《魔王超龍 ベエルゼウス》!!」

 

 

『ギャーハハハハハハッ!ゲッヒャッヒャッヒャッ!!』

 

《魔王超龍 ベエルゼウス》星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000

 

 

あっ、これもマズイカードだー・・・・

 

 

≪魔王龍降臨ーッ?!ついに本性を現したかー!!≫

≪ヤベッ、マジで出すとは思わんかった・・・・≫

≪ジュンコさん、もしや・・・・(あげたな)≫

 

「あ、あのシンクロモンスターはっ?!」

「カイザー知ってんのか?」

 

「むぅ・・・・(※13羽参照!を話したら変な嫉妬をされそうだな・・・・)ヤバイ。」

 

「見たら判るッスよ?!」

 

 

「と、と、罠発動《奈良の落とし穴》!!召喚、特殊召喚されたモンスターを破壊して除外する!!」

 

 

「ハハハハハッ!無駄だよ、ベエルゼウスはあらゆる戦闘・効果では破壊されない!そんな罠無意味サ!!」

 

「なんとゆう・・・・だがインペリオン・マグナムの攻撃力は8000!4000のベエルゼウスでは敵わないぞ?!」

 

「フン、今は黙して死を待て剣士よ・・・・ベエルゼウスの能力〈ベエルゼウス・サプラマシー〉発動!!その派手な玩具の攻撃力を0にし、変化した数値分のライフを回復する!!」

 

 

ヴェーラー(セラ) LP1500➡9500

 

 

ベエルゼウスがインペリオン・マグナムのエネルギーを吸いとっていき、錆た鉄屑に変えてしまった。こうなると哀れですね・・・・

 

 

 

「そんな馬鹿な?!(もう1枚は《旋風のバリア-エアー・フォース》、発動さえ出来れば・・・・)」

 

「バトルフェイズ!手札より速効魔法《封魔の矢》!!バトルフェイズ中の魔法・罠の発動を封じる・・・・これでお得意の小細工もできなくなったネェ?」

 

「あ・・・・あ・・・・」

 

「終局だ!インペリオン・マグナムを攻撃!〈ベエルゼウス・ジェノサイダー〉!!!」

 

「ぎゃあああああああっ!!」

 

 

剣士()➡LP1000➡0

 

 

WIN 魔王ヴェーラ-(セラ)

 

 

「「「「「剣士ーッ!!?」」」」」

 

≪剣士選手ぶっ飛んだーっ!!?≫

≪タンカーっ!誰かタンカを持って来ーい!!≫

 

 

「ボクに逆らうから、こうなるのさ・・・・フフフフアハハハハハハハハッッ!!」

 

『ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッッ!!』

 

 

 

 

 

《クリクリッ》

 

 

 

 

 

 

≪はい!とゆうわけで剣士選手vs魔王様≫

≪剣士選手の善戦虚しく、命を落としてしまわれました≫

≪勝手に死んだ事にすんじゃないわよアンタ達!保健室直行しただけだからね?!≫

 

≪そんなわけで、剣士選手を殲滅し見事女子チームを勝利へ導いた魔王様をゲストへ招き、最終戦へ移りたいと思いますわ≫

≪その紹介やめてくれません?!わたしが悪かったですから!あとで三好さんにも謝りに行きますからやめてください!!≫

 

≪フフフッ、いいのよセラさん自分を偽らなくても・・・・みなさい、貴女のファンを気取ってたコ達を・・・・土下座でひれ伏してるわ≫

≪なんでこうなるのぉ?!ジュンコ姐さん助けて~・・・・≫

 

≪・・・・来年の学園祭は、〈魔王セラ様と四天王〉って感じな舞台劇をやるのはどうかな?≫

≪まさかのフォローどころか魔王キャラ押し?!!≫

 

≪それイケそうですわね!わたくし達が魔王様の配下で十代様達に勇者側やってもらって・・・・≫

≪ジュンコがチドリで無口な用心棒キャラ、ももえがダークナイトで王国の裏切り者ね!≫

≪じゃぁ師匠と明日香はコンビ枠でぶっ飛んだキャラを・・・・ロ○ット団みたいな≫

 

 

「キミ達ィ?!来年の計画で盛り上がるのはいいけどあとにしてくれないかな?!!」

 

 

ついに突っ込んだか・・・・あいつらが手を取って暴走したら手がつけられないぜ。

 

 

≪チッ、いいところだったのに・・・・≫

≪それでは長らくお待たせ致しました皆様!≫

≪コスプレデュエル大会レッドvsブルー(女)チーム、最終戦を行いたいと思います!!≫

 

 

「「「「「「わあああああああっ!!」」」」」」

 

 

≪赤ァ~コーナァァァァ~、レッドチーム大将遊城十代こと《E・HERO ブレイズマン》選手~!!≫

 

「や~~~っと出番だぜ!」

 

 

「「「キャー!十代頑張ってー!!!」」」

「頼んだぞ十代ー!」

「レッドの希望の星っ!!」

「ここまできたらなんとしても罰ゲームは回避せねばならん!勝て十代!!」

 

「まぁ、女子に対象にされそうなの吹雪さん以外じゃ精々、アニキと万丈目君くらいッスよね」

「・・・・そうでもなかったりするんだな」

 

 

≪ぜぇ、ぜぇ、続いて青コ~ナ~≫

≪今ジュンコ姐さんと明日香お姉ちゃん向こう側いなかった?!≫

≪気のせいよ気のせい・・・・≫

 

≪ブルー(女)チーム大将~・・・・ってオメー女子じゃねーだろ!!≫

≪今さらですわジュンコさん、レッドチームも部外者たくさん出してますし!≫

≪あ、うんそうね・・・・天上院吹雪こと《ロード・オブ・ザ・レッド》選手ー!!≫

 

「待たせたね!僕がロードだ!!」

 

「「「「きゃあああああああっ!ロード様ー!!」」

」」

 

 

≪ずっと司会してたのにねぇ・・・・≫

 

 

「私、女子チーム勝ったら吹雪様をデートに誘うのっ!」

「え~、わたしも吹雪様がいい~」

「吹雪様は皆のものよ!独り占めなんてさせないわ!!」

 

「・・・・私は翔君にコスプレさせたい、可愛い系の奴・・・・」

「あ、それいい!彼だけコスプレしてないし!」

 

「あたしは隼人君のお腹ぶにぶにしたい!」

「枕にしたいよね~」

 

 

 

「・・・・マジで?アニキィィィ!絶対勝ってよー!!」

「女子といっても千差万別なんだな・・・・(震え」

 

 

 

案外人気あんだな翔の奴も。いや、そんな事今はどうでもいい・・・・やっとコイツを捕まえたんだ!

 

 

「吹雪さん・・・・前からアンタに聞いてみたい事があったんだ」

 

「ん~?なんだい十代君!恋の相談かな?」

 

 

話す度にこんな感じだなこの人・・・・

 

 

「アンタとジュンコ・・・・どうゆう関係なんだ?」

 

「へっ?前から知ってるだろうに、僕がデュエルの師匠で彼女達は弟子だよ」

 

「・・・・とぼけんなっ!!」

 

 

単なる師匠と弟子だと・・・・そんなワケねぇだろ!ほんの少しの間しか観てないけど、確信がある。アイツは吹雪さんの前にいる時が・・・・1番自然体なんだ。俺と一緒にいる時と違って、なにかを遠慮しているような、隠しているような素振りもなく、1番アイツらしい顔をしてるんだ・・・・

 

 

「フム、強いて言うなら・・・・おさなな、グファッッ!!?」

 

「?!!」

 

 

吹雪さんがなにかをいいかけた時、司会陣の方から謎の物体が・・・・か、刀ァ?!!

 

 

≪ちょっとジュンコ何してるの?!下手したら死ぬわよ今のは!!≫

≪チドリの衣装に使ってた刀、持ってきてたと思ったらツッコミ用でしたか≫

≪今ツッコむ要素あったんですか?!≫

 

≪いいから、始めろ馬鹿共・・・・≫

 

「「・・・・は、はい」」

 

 

や、ヤベェ・・・・今まで見た中で1番怒ってる・・・・なんでだ?!

 

 

「痛たたた・・・・鎧来てて助かった。そうだ十代君、君が勝ったら1つイイコトを教えてあげよう」

 

「イイコト?」

 

「その上で明日香かジュンコ君、好きな方を君が自由にするといい!・・・・なんなら両方でもいいよ?」

 

≪ハアァアアァアッ?!テメッ、馬鹿ッ!何言い出してるんだコラー!!≫

 

≪兄さん!それはもしや公認で3(ピーッ)オッケーとゆうことね!?≫

≪アンタもいっぺん黙れ?!!何喜んでんの景品にされてんのよウチラ!!≫

 

≪あらジュンコさん、顔がにやけてますわよ?≫

≪あ、本当ですね。心なしか顔も赤・・・・≫

 

≪うるさあああああい!さっさとデュエルを始めろおおおおおお!!≫

 

 

≪今回で読者様参加スタイルもラスト!私達の運命はあなたたちに委ねられたわ!!≫

≪是非とも協力してくださいませ!≫

≪あ、まだやるんだー・・・・前回アレだったのに≫

 

 

 

「全力でいくよ、十代君!」

「・・・・来いっっ!アンタにだけは負けられないんだ!!」

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 




そんなわけでここまでやっちゃった以上はこのスタイル貫きます、詳しくは活動報告にて。

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